中津市歴史民俗資料館(仮称)設計業務 募 集 要 項 平成26年4月 中 津 市 1 本募集要項の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 2 本事業の目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 3 対象事業の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 (1)事業の名称・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 (2)施設の立地等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 (3)事業者の業務範囲・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 (4)施設の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 (5)事業の方式・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 (6)事業期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (7)事業スケジュール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (8)本事業の実施に要する費用の支払い・・・・・・・・・・・・・・・・・3 4 事業者公募及び選定の手続き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (1)事業者選定の基本的考え方・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (2)公募及び選定スケジュール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 (3)募集要項の配付・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 (4)説明会等の開催・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 (5)募集要項等に関する質問の受付及び回答の公表・・・・・・・・・・・・5 (6)提案書類の提出及び作成要領・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 5 応募者の参加資格要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 (1)応募者の構成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 (2)応募者の基本的な参加資格要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 (3)建築設計団体の参加資格要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10 (4)展示設計団体の参加資格要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 (5)工事監理団体の参加資格要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11 6 応募に関する留意事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 (1)募集要項等の承諾・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 (2)費用負担等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 (3)書面主義・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 (4)応募者の提出書類・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 (5)提出書類の取扱い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12 (6)提示資料の取扱い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 (7)応募者の複数提案の禁止・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 (8)応募の無効・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13 7 事業者の決定方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 (1)事業者選定委員会の設置・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 (2)審査・選定手順・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 (3)審査における評価の基準・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 (4)選定結果の公表・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 8 契約の締結・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 1 本募集要項の概要 大分県中津市は、新中津市歴史民俗資料館(仮称)の設計業務に民間事業者の能力を 積極的に活用し、利用者本位の柔軟なサービスと効率的な経営を目指し、機能的な施設 整備を行うこととしている。 本募集要項は、新中津市歴史民俗資料館(仮称)の建築設計業務、展示設計業務及び 工事監理業務を行う事業者を公募型プロポーザル(エスキス)方式により募集及び選定 するにあたり、本事業に参加しようとする者に交付するものである。 2 本事業の目的 川、海、山の自然のめぐみに恵まれた中津市では、縄文、弥生、古墳時代と多くの遺 跡が発見されている。また、東の宇佐神宮と西の豊前国府を結ぶ官道沿いには古代の遺 跡が濃密に分布し、中世にはさらに多くの居館が築かれるなど、中津が古来交通の要衝 であり文化が栄えた地であったことがうかがえる。 中津市における城下町の歴史は、黒田官兵衛孝高が現在の地に中津城を築城したこと に始まる。その後、明治維新後も「東の中津、西の博多」と言われるようになり、商業 を中心として発展し、その中でも中津城を中心とした旧城下町地区には中津市の中心市 街地として重要な位置を占めてきたが、現在においても中津城跡の石垣や藩政時代から の遺構等が地区内に数多く残されている。 更に、中津市は、慶應義塾の創始者・福澤諭吉の出身地である。幕末から明治時代の 激動の時代に、多くの中津藩出身の藩士・旧藩士が日本の各界で活躍している。 江戸後期の剣術家で勝海舟の剣術の師となった島田虎之助、福澤諭吉の師で儒学者・ 教育者の白石照山、福澤諭吉の片腕となり慶應義塾の塾長を努めた小幡篤次郎、実業家 で三井財閥の基礎を築いた中上川彦次郎、鐘ヶ淵紡績会社支配人・富士紡績の取締役と なった和田豊治、神戸高商(現神戸大学)の初代校長を務めた水島銕也、日本の西洋歯 科医第1号となった小幡英之助、大分県最初の本格的新聞「田舎新聞」を創刊した村上 田長、明治期の民権家で西南の役中津隊隊長となった増田宋太郎、心臓病理学の権威で ある田原淳、更生保護の創始者である川村矯一郎など数多くの偉人が旧中津城下町で生 まれ育っている。 中津城三の丸という立地をいかして、中津城・中津城下町をメインに、古来より栄え、 多くの偉人を輩出した中津市のこれまでの歴史を後世に伝えるため、新中津市歴史民俗 資料館(仮称)を建設することとした。 なお、企画提案は、審査を経て最優秀提案者を選定し、予算の範囲内で契約を締結す る予定。 1 3 対象事業の概要 (1)事業の名称 「新中津市歴史民俗資料館(仮称) 」建設に伴う設計業務 (2)施設の立地等 ・立地場所:中津市三ノ丁 1290 番地、1294 番地 1~3、1295 番地 1 ・敷地面積:3,412.40 ㎡ ※ただし、1295 番地 1 内の建物 783.73 ㎡(鉄筋コンクリート造についてはそのま ま利用すること) (3)事業者の業務範囲 事業者が実施する主な業務は、次のとおりとする。なお、各業務における具体的内 容については、 「添付資料①:業務基準」に示す。 (ア)施設の設計・工事監理に関する業務 ①建築設計に関すること ②展示設計に関すること ③工事監理に関すること (4)施設の概要 本事業の対象となる施設の概要は、以下のとおりである。 部 門 施 設 展示部門 常設展示室、展示準備室 学習・交流支援部門 研修交流室、閲覧室 収蔵整理部門 特別収蔵庫、収蔵前室、搬入荷解室、燻蒸 室 調査研究・管理部門 事務室、給湯室、学芸員室 共用部門 エントランス、機械・電気室、休憩室、 救護室、廊下、便益施設(トイレ・ 駐 車場) 、エレベーター (5)事業の方式 本事業は、建築設計、展示設計及び工事監理事業者で構成されるグループから、設計 公募型プロポーザル(エスキス)方式により選定し、選定された事業者(以下「選定事業者」 という。 )が、施設を設計した後当該工事の工事監理を行うものとする。 また、本事業は、公共が資金調達及び工事業務を行うことにより、民間事業者の技術 的能力を活用し、建設費の縮減を図りながら金利コストを低減し、リスクの軽減も目指 すものである。 2 (6)事業期間 本事業における事業期間は、業務ごとに定め、それぞれ以下のとおりとする。 建築設計業務及び展示設計業務:契約後平成27年 9 月までに実施設計を行うこと。 工事監理業務:平成29年12月までに竣工するよう工事監理を行うこと。 (7)事業スケジュール 平成 26 年 9 月 事業者の選定 平成 26 年 9 月 基本協定の締結 建築設計委託契約及び展示設計委託契約の締結 平成 27 年 9 月 建築設計業務及び展示設計業務完了 平成 28 年 3 月 建築工事事業者及び展示工事事業者との契約の締結 工事監理委託契約の締結 平成 28 年 4 月 本施設の建築着工 平成 29 年 12 月 本施設の竣工 (8)本事業の実施に要する費用の支払い 本施設の建築設計、展示設計、工事監理及び管理運営を行う事業者に対し、当 該業務の実施に要する費用について、以下のとおり、事業者との間で締結する契 約に定めるところに従い支払うものとする。 (ア)建築設計業務、展示設計業務及び工事監理業務 事業者が行う建築設計業務及び展示設計業務に係る委託料について、市の定め る算定方式に基づく金額以内の契約金額を各業務について前金払及び完成払で支 払うものとする。 また、工事監理業務に係る委託料について、市の定める算定方式に基づく金額 以内の契約金額を部分払及び完成払で支払うものとする。 4 事業者公募及び選定の手続き (1)事業者選定の基本的考え方 本事業への参加を希望する事業者(以下「応募者」という。 )を広く募集し、公募 型プロポーザル(エスキス)方式によって、方針、計画及び体制並びに提案価格な どの提案を総合的に評価し、本事業を遂行する資格と能力を有し、かつ最も優れた 提案を行った応募者を選定する。 3 (2)公募及び選定スケジュール 公募及び選定のスケジュールは以下のとおりである。 時 期 項 目 平成 26 年 4 月 11 日 募集要項等の公表 平成 26 年 6 月 30 日 募集要項等の説明会・現地見学会 平成 26 年 7 月 11 日 質問の受付締切 平成 26 年 7 月 18 日 質問の回答(資格審査に係る質問) 平成 26 年 6 月 30 日 質問の回答(資格審査以外の質問) 平成 26 年 7 月 22 日 参加表明書、参加資格審査申請書の提出締切 平成 26 年 8 月 22 日 提案書類の提出締切 平成 26 年 8 月下旬~9 月上旬 プレゼンテーション及び質問 平成 26 年 9 月 12 日 事業者の選定 平成 26 年 9 月中旬 基本協定の締結、設計業務委託契約の締結 (3)募集要項の配付 (ア)配付期間 募集要項等及び参考資料は、平成 26 年 4 月 11 日(金)から平成 26 年 4 月 21 日 (月) (土曜、日曜及び国民の祝日に関す法律(昭和 23 年法律第 178 号)に規定す る休日を除く。 )の午前9時から午後5時まで配付する。 (ただし、正午から午後1時までを除く。 ) (イ)配付場所 〒871-8501 大分県中津市豊田町14番地3 中津市教育委員会 文化財課 (ウ)配付方法 (イ)における配付又は、中津市のホームページからのダウンロード ホームページアドレス http://www.city-nakatsu.jp/docs/2014041100108/ (4)説明会等の開催 (ア)募集要項等に関する説明会 日 時 平成 26 年 6 月 30 日(月) 午前 10時00分から 場 所 中津市立小幡記念図書館 研修室 大分県中津市片端町 1366-1 4 電話:0979-22-0679 (イ)現地見学会 日 時 平成 26 年 6 月 30 日(月) 午後 1 時00分から 場 所 中津市三ノ丁 1290 番地、1294 番地 1~3、1295 番地 1 敷地面積:3,412.40 ㎡ 1295 番地 1 内の建物 783.73 ㎡(既存の建物:平成 3 年 7 月新築) (ウ)参加申込 参加を希望する場合は、募集要項等説明会・現地見学会参加申込書(様式1-1) を電子メール又はFAXにより平成 26 年 4 月 21 日(月)午後 5 時までに下記の連 絡先まで提出すること。ただし、FAXの場合は、着信を確認すること。 ①電子メールの場合 送 付 先:電子メールアドレス:[email protected] ②FAXの場合 送 付 先:0979-22-1492 中津市教育委員会 (5)募集要項等に関する質問の受付及び回答の公表 (ア)質問の受付 本募集要項等に対する質問がある場合は、募集要項等質問書(様式1-2)の 様式により質問書を作成し、提出期間内に下記の連絡先へ持参又は電子メール(添 付ファイル)により提出するものとする。なお、電話での受付は行わない。 質問書の作成に使用するソフトは、Microsoft Excel 又 Microsoft word とする。 質問書を持参する場合は、記入したその様式の他、内容を記録したCD-Rを提 出すること。 提出期間は平成 26 年 7 月 1 日(火)~平成 26 年 7 月 11 日(金)午後5時まで とする。 ①電子メールの場合 送 付 先:電子メールアドレス:[email protected] 表 題: 「新中津市歴史民俗資料館(仮称)建設に伴う設計募集要項等に関す る質問」とすること。 受信確認:確認後、市の担当より提出者の電子メールアドレスへ返信する。 ②持参の場合 提出先:中津市教育委員会文化財課 管理係 所在地:〒871-8501 中津市豊田町14番地3 持参の場合は、土曜、日曜及び休日を除く、午前9時から午後5時までとする。 (ただし、正午から午後1時までを除く。) 5 (イ)回答の公表 提出された質問書に対する回答書は、資格審査に係る質問については、平成 26 年 7 月 18 日(金)から、それ以外の質問については、平成 26 年 6 月 30 日(月)から中津市のホームページで公開する。 回答に当たっては、質問を行った応募者の名称は公表しない。なお、単に 意見の表明と解されるものについては、回答しないことがある。 (ウ)補足資料の配布 質問の受付及び回答の公表に伴い必要があると認めるときは、募集要項等を 補足するための資料(以下「補足資料」という。 )を配布することができる。 補足資料を配布する場合は、その旨及び配布の方法を中津市のホームページ で随時公表する。 (6)提案書類の提出及び作成要領 提出書類は以下のとおりであり、添付資料①様式集に基づく。 (ア)プロポーザル参加表明書及び参加資格審査申請書の提出 応募者は、下記の提出書類を持参又は郵送にて、平成 26 年 7 月 14 日(月)か ら 7 月 22 日(火)午後 5 時までに、下記の事務局まで提出すること。 提出先:中津市教育委員会 文化財課 管理係 所在地:〒871-8501 中津市豊田町14番地3 ①参加表明書及び参加資格審査申請に関する提出書類 様式2-1 プロポーザル参加表明書 様式2-2 応募者構成員書 様式2-3 参加資格審査申請書 様式2-4-1 建築設計団体の事務所概要等に関する調書 様式2-4-2 建築設計団体の業務実績に関する調書 様式2-4-3 建築設計団体の総括責任者及び主任技術者に関する調書 様式2-5-1 展示設計団体の事務所概要等に関する調書 様式2-5-2 展示設計団体の業務実績に関する調書 様式2-5-3 展示設計団体の総括責任者及び主任技術者に関する調書 様式2-6-1 工事監理団体の業務実績に関する調書 様式2-6-2 工事監理団体の総括責任者及び主任技術者に関する調書 様式2-7 入札参加資格申請書(必要な場合のみ) 6 ②登録受付番号の通知 参加を表明した応募者には市から登録受付番号を通知する。 (イ)提案書類の提出を辞退する場合 参加資格の確認を受けた応募者が提案書類の提出を辞退する場合は、提案辞 退届(様式3-1)を持参または郵送にて、平成 26 年 8 月 21 日(木)までに 事務局あてに提出すること。 (ウ)提案書類の提出 参加資格の確認を受けた応募者は、下記の提案書類を持参又は郵送にて、 平成 26 年 8 月 18 日(月)から平成 26 年 8 月 22 日(金)午後5時までに事務 局あてに提出すること。 なお、提案書類の作成については(エ)提出書類作成要領に従うこと。 ①提案審査に関する提出書類 様式4-1 提案書類提出届 様式5-1 業務基準確認書 様式6-1 事業の基本方針 様式6-2 建築設計業務に関する基本方針 様式6-3 施設配置計画 様式6-4 施設計画 様式6-5 設計・デザイン 様式6-6 建築等コスト縮減策 様式6-7 建築設計業務実施体制 様式6-8 展示設計業務に関する基本方針 様式6-9 展示計画 様式6-10 展示等コスト縮減策 様式6-11 展示設計業務実施体制 様式6-12 工事監理計画 エスキス 周辺環境を含むパース2枚(視点任意) 7 (エ)提出書類作成要領 ①作成上の留意 <記載内容全般> ・様式集で提案・提示を求めている全ての事項に関して記述すること。 ・明確、かつ具体的に記述すること。 ・造語、略語は、専門用語一般用語を用いて初出の個所に定義を記述すること。 ・他の様式や補足資料に関連する事項が記載されているなど、参照が必要な場 合には、該当するページを記入すること。 ・枚数の指定があるものは、それに従うこと。 ・様式6-1~6-10については、本文を補足するための写真、イラスト、 イメージ図は用いてよいが、詳細な図面等は用いないこと。 ・使用する言語、通貨及び単位は、日本語、日本国通貨、日本の標準時及び計 量法(平成4年法律第51号)に定める単位に限る。 ・表記記号は、JISの建築製図通則により記入すること。 ・寸法はメートル法を用い、室名等は記号を用いず図面の中に表示すること。 なお、数字はアラビア数字を用い、外国語はカタカナで表示すること。 ・提案書類には、住所、氏名、暗号その他いかなる認識表示も付さないこと。 <書式等> ・使用する用紙は、表紙を含め、各規定様式を使用する。 ・エスキスは、A3版横長で作成すること。 ・各提出書類で使用する文字の大きさは、見やすさに配慮したものとすること。 また、左右に20㎜以上の余白を設定すること。 ・使用ソフトは、Microsoft Word または Microsoft Excel を使用すること。 <編集方法> ・提出書類の 1 項目が複数ページにわたるときは、右肩に番号を振ること。 例)1/2 ・エスキスは、提案審査に関する提出書類の最後に綴じること。 ②提出部数等 ・ 「参加表明書及び参加資格審査申請に関する提出書類(様式2-1~様式2- 7) 」は、正・副各1部、計2部とし、2部を提出すること。 ・封筒の表書には、事業名、書類名をつけること。 ・「提案審査に関する提出書類(様式4-1~様式6-10、エスキス)」は、 A3判横長左綴じとし、正本1部、副本 9 部、合計 10 部を提出すること。 ・それぞれのファイルの表紙に事業名、書類名、登録受付番号及び通し番号(正 8 本分には1/10、副本分には2/10~10/10)をつけること。なお、 各項目ごとにインデックスを付けること。 ・提案書提出時には、提出書類と同じ内容を保存したCD-Rを1枚提出する こと。なお、当該CD-R には、登録受付番号、保存されている書類名称及 び様式番号を明記すること。 ・要求以外の設計図書等は一切受理しない。 5 応募者の参加資格要件 (1)応募者の構成 (ア)応募者は、下記の事業を実施する法人その他の団体(以下「団体」とい う。 )により構成されるチームを構成し、応募すること。 ①建築設計業務 ②展示設計業務 ③工事監理業務 1つの団体が上記の2以上の業務を兼ねることは可能とする。また、上記 いずれかの業務を複数の団体が分担して実施することは差し支えないが、そ の場合は、主たる団体(以下「業務代表者」という。)を定めるものとする。 (イ)個人及び共同企業体(JV)による応募は認めない。 (ウ)チームの適当な名称を設定し、代表となる団体(以下「チーム代表者」 という。 )を定めるとともに、当該チーム代表者が応募手続きを行うこと。 (エ)当該チームを構成する団体(以下「構成員」という。 )のいずれかが、大分 県内及び福岡県内に事務所を置き、現地で緊急時等に迅速な対応がとれる こと。 (オ)構成員の変更は認めない。ただし、やむを得ない事情が生じた場合は、 市の承諾を得て変更することができるものとする。 (カ)新たに法人を設立する場合は、申請時に法人を設立していなくても、 その設立予定法人を申請者とみなすこととする。ただし、各業務に係る 契約等の締結及び当該契約等の締結に係る議会の議決までに、法人登記 事項証明書又は法務局登記官の受領書を提出すること。 (2)応募者の基本的な参加資格要件 構成員は、以下の参加資格要件を満たすこと。 (ア)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に該当 する者でないこと。ただし、被補助人、被保佐人又は未成年者であって、契約 締結のために必要な同意を得ている者はこの限りでない。 (イ)参加表明書の提出期限の日から見積執行日までの間において、指名停止又は 指名除外の措置を県から受けている者又は受けることが明らかである者でない こと。 9 (ウ)参加表明書の提出期限の日以前6ヶ月から見積執行日までの間に、取引銀行 において不渡手形及び不渡小切手を出していない者であること。 (エ)商法(明治32年法律第48号)第381条の規定に基づく整理開始の申立 てもしくは通告、破産法(平成16年法律第75号)第18条もしくは第19 条の規定に基づく破産の申立て、会社更生法(昭和27年法律第172号)第 30条の規定に基づく更生手続き開始の申立て又は民事再生法(平成11年法 律第225号)第21条の規定に基づく再生手続開始の申立てがなされていな い者であること。 (会社更生法の規定に基づく更生手続開始の申立て又は民事再 生法の規定に基づく再生手続開始の申立てがなされた者であって、再生計画の 認可が決定し、又は再生計画の認可の決定が確定した者を除く。 ) (オ)各業務を事業契約期間にわたり確実に遂行する能力を有すること。 (カ)暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号) 第2条第2号に規定する暴力団及びその利益となる活動を行う者でないこと。 (キ)最近2年間において、本店所在地において下記の滞納をしていないこと。 a 国税 : 法人税、消費税 b 都道府県税: 法人都道府県民税、法人事業税 c 市町村税 : 法人市町村民税、固定資産税、都市計画税 (3)建築設計団体の参加資格要件 建築設計業務を実施する業務代表者は、以下の参加資格要件を満たすこと。 (ア) 「中津市測量・建設コンサルタント業務等競争入札参加資格審査に関する施行細 則」 (平成元年1月11日中津市告示第3号)に基づき平成25年度において建築 関係建設コンサルタント業務の建築一般に係る入札参加資格(以下「入札参加資 格」という。 )を有すること。 ただし、入札参加資格を有していない者も、 (イ)により参加表明書を提出する ことができる。 (イ) (ア)に掲げる入札参加資格を有していない者で、参加表明書の提出を行う場合 は、入札参加資格申請書(様式2-7) 、建築士事務所登録証明書の原本、都道府 県税及び市町村税の未納がない証明書の原本(ただし、県内に営業所等を有する 者のみ)並びに消費税及び地方消費税の未納がない証明書の原本を参加表明書と 同時に提出することとする。 (ウ)建築士法(昭和25年法律第202号)第23条の規定に基づく一級建築士事 務所の登録を行っていること。 (エ)過去20年間に竣工した、延べ床面積1,000㎡以上の博物館法上の博物館 又は博物館相当施設の建築設計を元請けとして行った実績(施工中のものを含 む。 )を有すること。 10 ※ 建築設計業務を受注した団体と関連を有する建築工事事業者は、本事業に関する すべての建築工事業務の受注資格を失うものとする。 (4)展示設計団体の参加資格要件 展示設計業務を実施する業務代表者は、以下の参加資格要件を満たすこと。 (ア) 「中津市測量・建設コンサルタント業務等競争入札参加資格審査に関する施行細 則」 (平成元年1月11日中津市告示第3号)に基づき平成25年度において建築 関係建設コンサルタント業務の建築一般に係る入札参加資格(以下「入札参加資 格」という。 )を有すること。 ただし、入札参加資格を有していない者も、 (イ)により参加表明書を提出する ことができる。 (イ) (ア)に掲げる入札参加資格を有していない者で、参加表明書の提出を行う場合 は、入札参加資格申請書(様式2-7) 、建築士事務所登録証明書の原本、都道府 県税及び市町村税の未納がない証明書の原本(ただし、県内に営業所等を有する 者のみ)並びに消費税及び地方消費税の未納がない証明書の原本を参加表明書と 同時に提出することとする。 (ウ)建築士法(昭和25年法律第202号)第23条の規定に基づく一級建築士事 務所の登録を行っていること。 (エ)過去20年間に竣工した、延べ床面積1,000㎡以上の博物館法上の博物館 又は博物館相当施設の展示設計を元請けとして行った実績(施工中のものを含 む。 )を有すること。 (5)工事監理団体の参加資格要件 工事監理業務を実施する業務代表者は、以下の参加資格要件を満たすこと。 (ア) 「中津市測量・建設コンサルタント業務等競争入札参加資格審査に関する施行細則」 (平成元年1月11日中津市告示第3号)に基づき平成25年度において建築関係 建設コンサルタント業務の建築一般に係る入札参加資格を有すること。 ただし、入札参加資格を有していない者も、 (イ)により参加表明書を提出するこ とができる。 (イ) (ア)に掲げる入札参加資格を有していない者で、参加表明書の提出を行う場合は、 入札参加資格申請書(様式2-8) 、建築士事務所登録証明書の原本、都道府県税及 び市町村税の未納がない証明書の原本(ただし、県内に営業所等を有する者のみ) 並びに消費税及び地方消費税の未納がない証明書の原本を参加表明書と同時に提出 することとする。 (ウ)建築士法(昭和25年法律第202号)第23条の規定に基づく一級建築士事務 所の登録を行っていること。 11 (エ)過去20年間に竣工した、延べ床面積1,000㎡以上の博物館法上の博物館又 は博物館相当施設の工事監理を元請けとして行った実績を有すること(施工中のも のを含む。 ) 。 6 応募に関する留意事項 (1)募集要項等の承諾 応募者は、募集要項等に記載の条件を十分に理解し、承諾して応募すること。 応募をした者は、応募後、募集要項等についての不明を理由に異議を申し立てる ことはできない。 (2)費用負担等 本公募期間のすべての手続きのうち、応募者として実施する行為に関しては、 応募者自らの責任と費用負担によりこれを行う。 (3)書面主義 本事業に関するすべての意思疎通は書面によるものとし、使用する言語は日本 語とする。応募者が日本国外の企業から構成される場合、日本語と英語の併記を 認めるが、その内容が異なるときは日本語の解釈が優先される。また、参加資格 に関わる資料の付属資料として応募者から提供される印刷物については外国語の ものも認められるが、その場合、関連部分について日本語による正確な翻訳を添 付するものとし、かかる場合、参加資格の解釈との関係では翻訳が優先されるも のとする。 (4)応募者の提出書類 提出書類は様式集の記載要領に従い作成すること。 (5)提出書類の取扱い 応募者の提出書類の取扱いは以下のとおりとする。 ①著作権 応募者の提出書類の著作権は、当該提出書類を提出した応募者に帰属する。な お、本事業の公表その他市が必要と認めるときは、市は、提出書類の全部又は 一部を無償で使用できるものとする。 なお、提出書類は応募者に返却しない。 ②特許権等 提案内容に含まれる特許権、実用新案権、意匠権、商標権等の日本国の法令 に基づいて保護される第三者の権利の対象となっている工事材料、施工方法、 維持管理方法等を使用した結果生じる責任は、応募者が負う。 12 ③資料の公開について 市は、選定事業者の決定後、審査結果の公表の一環として、必要に応じて、 応募者の提出書類(決定に至らなかった応募者からのものを含む。)の一部を公 開する場合がある。 (6)提示資料の取扱い 市より提供する資料は、応募に係る検討以外の目的で使用することはできない。 (7)応募者の複数提案の禁止 応募者は複数の提案を行うことはできない。 (8)応募の無効 次のいずれかに該当する場合は応募を無効とするものとする。 ①参加資格のない者が応募したとき ②応募者が法令の規定に違反したとき ③応募者が応募に際して不正の行為をしたとき ④応募者が連合して応募を行ったと認められるとき ⑤応募者が2通以上の提出書類を提出したとき ⑥提出書類が不足しているとき ⑦提出書類が様式集の記載要領に従い記載されていないとき ⑧提出書類の提出方法、提出先、提出期限に適合しないとき ⑨提出書類に虚偽の内容が記載されているとき ⑩募集要項等に定める手続以外の方法により、選定委員又は関係者と直接、間 接を問わず連絡を求めたとき ⑪その他、応募者が募集要項等に定める条件に違反したとき 7 事業者の決定方法 (1)事業者選定委員会の設置 提案書類の審査は、 「中津市歴史民俗資料館(仮称)新築に伴う設計事業者選定委員 会」(以下「事業者選定委員会」という。)及び教育委員会プロポーザル方式有識者会 議(以下「有識者会議」という。)において審査を行う。 なお、事業者選定委員会及び有識者会議の開催は非公開とする。 (2)審査・選定手順 事業者の選定にあたっては、あらかじめ定めた「事業者選定基準」に基づいて、事 業者選定委員会において審査を行い、その結果を受け、優先交渉権者及び次点交渉権 者を決定する。 13 (ア)基礎審査 応募者が参加資格要件を備え、業務の遂行のために必要な能力を有しているか どうかについて審査する。全ての要件を満たしていることが確認された場合のみ、 提案審査の対象とする。 (イ)提案審査 提案内容(事業の基本的な考え方、設計及び管理運営に係る計画など)につい て、提案書類及びプレゼンテーションにより、有識者会議で総合評価を行う。 なお、円滑な審査に資するため事前に事務局においてヒアリングを実施するこ とがある。 (3)審査における評価の基準 提案審査における評価は、あらかじめ定めた「事業者選定基準」に基づいて得点 化する。各項目の得点の合計が最も高い提案を優秀提案とする。ただし、次の提案 審査Ⅰ~Ⅳに掲げる分類の得点合計又は総合計得点が市の定める水準に到達してい ない場合は、選定しないものとする。 基礎及び提案審査の評価項目と主な観点は次のとおりとする。 1.基礎審査 項 目 評 点 の 観 点 参加資格要件に関 応募者が、本募集要項の「応募者の参加資格要件」に定める する事項 要件を充足していること。 事業遂行能力に関 応募者が、本事業を実施する上で必要な経営基盤及び専門的 する事項 能力を有していること。 14 2.提案審査 分 類 Ⅰ 事業の 項 目 基本的な考え方 評 点 の 観 点 本事業の目的等を十分に理解し、設計について、 基本方針に 利用者の立場に立った意欲的な提案が示されてい 関する事項 ること。 事業実施体制 効率的な事業スケジュールに基づき、事業全体を 通して一体的かつ確実に業務を実施するために必 要な構成員間及び行政との連携、組織体制に関す る明確な方針が示されていること。 Ⅱ 建築設 基本的な考え方 事業全体の目的及び基本方針を踏まえ、利用者の 計業務に関 利便性に配慮した独創的で魅力ある提案が示され する事項 ていること。 建築設計業務計 景観や環境等に配慮し、適切な諸室構成に基づき、 画 建築コストを抑え効率的な管理運営に配慮した機 能的で安全な施設計画が示されていること。 業務実施体制 提案された業務を効率的かつ確実に遂行する実施 体制、工程計画等が明確であること。 Ⅲ 展示設 基本的な考え方 事業全体の目的及び基本方針を踏まえ、利用者の 計業務に関 ニーズに対応した独創的で新しさのある提案が示 する事項 されていること。 展示設計業務計 良好な展示環境を保持するとともに、展示コスト 画 を抑える効率的な管理運営に配慮した設計となっ ているか 業務実施体制 提案された業務を効率的かつ確実に遂行する実施 体制、工程計画等が明確であること。 Ⅳ 工事監 理業務に関 工期・品質・安全を確保する工事監理計画が示さ れていること。 する事項 (4)選定結果の公表 (ア)選定結果の通知 基礎審査及び提案審査の結果は、提案書類を提出した団体に対して速やかに郵 送にて通知する。 前述の通知を受けた者は、通知を受けた日の翌日から起算して5日(休日等の 日数は算入しない。 )以内に書面により、説明を求めることができる。なお、その 回答については、説明を求めることができる最終日の翌日から起算して5日以内 に書面により回答する。 15 8 契約の締結 市は、契約に関する議会への報告を経た後に本契約を締結する。ただし、この間、 基本協定を締結した事業者が地方自治法第 167 条の 4 の規定に基づく入札参加資格 の制限、または指名停止処分等を受けた場合には、契約を締結しないものとする。 この場合、次点を獲得した応募者に優先交渉権を付与し、速やかに契約交渉及び契 約締結の手続きを行うこととする。 16
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