November　2012 特集 Run! Run! Run! 最新人気ラッシング早わかりラン・パス均衡のとれた攻撃で王者奪回を狙う鹿島ディアーズ（Ｘ東地区）、成否の鍵を握るエースＲＢ丸田（９月 18 日、対ノジマ相模原ライズ、東京ドーム） No.6　2012 年 10 月 15 日　contents ２Ｐ　ゾーンリード＆オプション　最新人気ラッシング早わかり７ｐ　走って、早大学院都６連覇　ＲＢ田村８ｐ　東西大学のビッグプレーメーカー　中大ＲＢ横田・関大ＲＥＴ木下 10 ｐ　古豪復活を担うＸリーグＲＢ　鹿島ＲＢ丸田・パナソニックＲＢ永冨 12 ｐ　ＴＤ広告 13 Ｐ　ＳＦのＱＢスミス、リーグ１位パッサーへ 14 Ｐ　ＰＲＯ広告 15 ｐ　ＴＤ書籍広告 16 ｐ　試合日程 17 ｐ　日本フットボール全国大会記録発行　ＮＰＯ法人フットボールジャパン　制作　http://firstdown.jp 1 月日、シーズン開始して５週経過、今季への気迫が激突した序盤が過 15 は顕著です。月日のオービック対 22 ります。月日から４大学の対戦が 27 日に、日大対明治、中央対法政 11 ゾーンリード＆オプションム（継ぎ目）が出来たら、そこから縦 50 40 向に押し込んでくるでしょ 40 40 ですが、守備の対応が早くなると、そＬがいない）かを判断します。それで（ポイントオブアタック）は決まらず、アンカバードの場合は、プレーサイド（ランが進む方向）へ足を踏み込の動きを利用した、インサイドゾーンブやスイープでしたが、スプレッドかみ、カバーされている味方ＯＬと共にがすぐに考案されました。いますが、全国大会では、この２校にダブルチームで、ＤＬをブロックしまに走りあがります。が決まります。パッサーがスナップをす（ゾーニングといいます）。役割が決まります。カバードの場合は米国プロＮＦＬは、月９日で第５週を終了、ＡＦＣの全勝チームはテキ受けた後にサイトアジェストメントす２人でＤＬをコントローら展開するラッシングは、ワンステッサンズ（南地区）だけ、優勝候補のペる（守備の対応を見てターゲット（標ル出来たら、ＯＬの１人が今季好調の関学高（兵庫）、関西大倉（大のＮＦＣでも全勝はファルコンズ（南）的）選手を変える）、レシーバーが守イトリオッツ（東）は３勝２敗。一方備の配置をみてルートを変えるのと同抜けだして前方のＬＢをブ正面のＤＬをブロックします。のみ、優勝候補のパッカーズは２勝３じ。ランナーもボールを持った後に走ロックします。５人のＯＬてくるのか楽しみです。敗と負け越し、前年度優勝のジャイアるコースを判断する、そんな対応が当スナップ後の守備の反応で走るべき穴ンツ（東）も３勝２敗と苦戦していまが５人のＤＬにカバーされに、最初のラテラルステッゾーンブロックでは、ＯＬは常に同じブロッキング・スキーム（任務）でう。その場合は、ＯＬは押 40 たり前の時代です。す。ていたら、ゾーニングはあシング戦術の動きを、復習してみます。の外側をめがけて走ります。１、アウトサイドゾーン（図１、アウトサイドゾーン）踏み出すことです。身体を実技のポイントは、ＯＬはＤＬの前方を横切るようＯＬ（攻撃ライン）がゾーンブロッキングの技術を導入してから、ラッシＤＬとサイドラインの間にプ（水平へのステップ）をングは様変わりしました。ゾーンブ押し込み、アウトサイドにす。ＲＢの目標も同じです。何人のＷす方向をスイッチして、Ｄ 50 りません。ＲＢは常にＴＥ今号では、今シーズンを支えるラッシングに焦点をあわせて、「最新人気ラッシング早わかり」と題して、最新技術や注目ランナーを取り上げます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ Run! Run! Run! ロックは日本語では地域ブロックと訳せますし、なにやら複雑そうですが、ＲＢの走路を作ります。今秋日本のフィールドではラッシング攻撃が真っ盛り。スプレッド・オＲを起用しても、変わりません。実技レベルですとシンプルです。フェンス全盛の時代ですが、優秀なす。ＲＢの目標はＴＥの外ゾーンリード＆オプション最新人気ラッシング早わかりバックが多数出てきて、ランとパスの主役はＯＬです。配置についたＯＬは、自分がカバード（正面にＤＬ＝守側ですが、もし守備にシー E T N E CB LB LB LB CB この動きに対応してＤＬもＯＬをサイドラインの方均衡のとれた効果的な攻撃を展開して備ラインがいる）か、アンカバード（ＤＬをサイドラインに押しまいます。ランといえば世紀ではダイ S ちょっぴり複雑化したラッシングの現在をより楽しむために、最近のラップアップしています。ハドルでＰＯＡ S 阪）、法政二（神奈川）がどこまで競っエースＲＢの座を退き、走るＱＢに徹する関西大の前田（関西学生）、勝負の４強対決が近づいたこの外側へのゾーンブロックを利用したラッシングがアウトサイドゾーン大波乱、早大学院（東京）は安定して前年王者の大産大附高（大高校界は、阪）が大阪大会で箕面自由に完敗するが横浜スタジアムで対戦します。月体、慶応も僅差で無敗を守っています。選手を自粛で欠き、争いから脱落。日関東はＡが日大、明治、Ｂは法政、中央が全勝で中盤へ、早稲田は一部の開始します。 10 復活を期す京大も負けなしで中盤に入東西大学は３週終了時点で予想通り。関西は関学、立命、関大が全勝、戦です。富士通が、今季の行方を握る大事な一 10 した。しかし、リーグのレベルアップて迎え撃ったトップ級を崩せませんで試合を展開しましたが、総合力をあげレコム神戸ファイニーズ（西）は、好強したＩＢＭビッグブルー（中）、エチームは全勝。優秀米国タレントを補ペースで追い上げる展開です。この４ナソニックインパルス（西）がマイり、重厚な鹿島ディアーズ（東）、パ通フロンティアーズ（中）が僅差で迫Ｘリーグは、３連覇を狙うオービックシーガルズ（中地区）が先頭、富士ぎ、レースの形が見えてきました。 10 11 （9 月 29 日、対近畿大、王子スタジアム） Run! Run! Run! 2 3 最新人気ラッシング早わかり図１アウトサイドゾーン 10 20 40 40 50 50 ４２５守備をスプレッド・ショットガン体型で攻撃すがＲＢにタックルに向かっらせます。ゾーンブロック 40 るオプションです。米国のオレゴン大ドのＤＴ（守備タックル）をリードす考案します。ＤＥでなく、バックサイ待できる、新しいオプションプレーをた。そこで、攻撃はそれでも効果が期アを守る技術を考案して、対応しまし 40 案して、普及しています。開するオプションプレーでＭＬＢ（ミドルラインバッる場合、スナップを受けた３、ゾーンリードて自分でキープしてバックスナップを受けたＱＢからに反応して動く、守備の弱点を攻めるスナップと同時にＬＧ（左 40 変わりませんが、ＲＢのエイミングポの外側のヒップです。ただカー）の動きをキーとするＱＢはプレーサイドに走る（図３、ゾーンリード右）し、チームによっては違い、す。チームもあります。バックＲＢにボールをライドさせＤＴの３テクニックまたはサイドへのカットバックでも縦に切り上がる走路を発（腹部に預け）ながら、反対サイドのＤＥ（守備エンド）現在主流となっているスプレッド攻撃でも、アウトサイドに走ります。ＤＥが見できます。サイドゾーンやインサイド動かない場合はＲＢにボーの動きを観察します。ＤＥゾーンは主要プレーの一つルをギブ（与え）、ＲＢに走ボールを受けたＲＢがランのに大きな効果をあげました。たら、ＱＢがボールを抜いとなっています。ショートナーとなります。５、ダッシュリードへプル（走る）します。ショッ 50 イント（狙い地点）であるインサイド第２号で紹介した firstdown ゾーンリードです。 40 40 最近は、メジャー大学でゾーンリードをマスターしトガンでショートスナップ６、セカンドタイトエンド 40 とニュートンはオーバーン 50 大学で、ＱＢとＲＢが同じゾーンランニングゲームは、ＮＦＬ、カレッジそしてＸリーグや日本の 40 方向に走りながら、フロン大学、あらゆるレベルでの、ラッシン 40 ２、インサイドゾーンでのドライブブロックが多くなります。守備の動きが速くなり、ＲＢのカッ（図２、インサイドゾーン）ゾーンリードは、ＯＬが右または左サイドにゾーン 50 40 ブロック、同時にＱＢはそトバックが増えますが、アウトサイドゾーンと基本は同じで、変わるのはテのバックサイドの守備選手守備がサイドラインへＯＬを押し込む動きで対応し始めると、インサイドゾーンが登場します。カバードとアンクニックだと考えて下さい。 50 の動きをリード（読む）しインサイドゾーンのＲＢの目標はＯＧ（攻撃ガード）て、どちらかにプレーを展カバードのブロックに関するルールは 40 ４、オレゴン・ゾーンリードゾーンリードが普及してくると、守備はバックサイドのＤＥが自分のエリさらに進化したトップチームでは、スプレッドの長所を生かした新しいタイプのオプションプレーを考た優秀な走れるＱＢが米国を受けたＱＢは、左に走る 40 50 40 いました。このダッシュリープロフットに進み、ＮＦＬＲＢにボールをライドさせのいなくなったエリアに走ります。Ｄ学が最初に使用したので、仮にオレゴでもゾーンリードプレーがながら、守備の対応をリードにオレゴン大ゾーンリー注目されています。積極的ドします。リードのキーとン・ゾーンリードと名前をつけました。Ｔが動かない場合はギブして、ＲＢがな導入が話題となっているなるのは、プレーサイドのドの要素を加味して展開しのが、走力のあるＱＢキャＤＴです。ＤＴがその場をアウトサイドゾーンを走ります。よりム・ニュートンが指揮する動かない場合は、ギブを受（図４、オレゴン・ゾーンリード）カロライナ・パンサーズ（ＡけたＲＢがＬＧをリードにました。（図５、ダッシュリーＦＣ南）です。第２週にセして、左アウトサイドを走攻撃地点に近いＤＴをフリーズ（動きインツ相手に２１９ヤードります。しかし、ＤＴがＲド）をラッシングで獲得して話Ｂを追えば、ＲＢからボーを止める）して、守備力をダウンさせ題となりました。さらに興ルを抜いたＱＢが、ＤＴがトサイドの守備選手をリーグゲームのベースプレーとなってきまその点に関して、最近とくに重要視さ十分なフリーの時間を与えられます。げれば、ＲＢはオープンを発見するにトロールします。ブロックが効果を上ＤＬをダブルチームして、ＬＢをコンドする、ダッシュリードとした。ゾーンではＯＬは共に協力して、れているのが、２人目のＴＥ（タイトガード）がプレーサイド（左）味深いのは、展開したゾー抜けた穴にまっすぐに走り FS よぶオプションを手掛けて織り込んだ事です。もともンリードプレーの間に、スＱＢがＲＢにボールをライドさせて、ＤＴをリード。ＤＴがプレーサイ 40 ます。る効果的なプレーです。 50 イープからのオプションをドに動けば、ＱＢがキープして、ＤＴ 40 E T T E CB SS LB LB NB 4 5 E T T E SS LB LB NB CB CB E T N E LB LB LB CB プレーの形態は、伝統的なオプションプレーです。 FS 図３ゾーンリード図５ダッシュリード図２インサイドゾーン図４オレゴン・ゾーンリードスキームにインサートプルしてブロッキングまたはプレーサイドにです。（図７、バンチインサフラットへのリリースも有効す。カットブロックとみせた的なブロックを展開出来まＬＢを離れた位置に誘フェルナンデスの２人を主とロンコウスキーと万能型の 40 タイプのＴＥを起用します。たり、オプションのある（選２ＴＥの配置をとる最大の効果は、択権のある）ブロッカーにな次に何が起こるのかと相手守備が混乱り、守備を混乱させます。ブしてＬＢをブロックしイド・レシーバー）導してカットバックのしていますが、第２週序盤に 50 ロッカーとしてバックサイドます。または数歩インレーンを作ります。（図フェルナンデスが負傷退場し 50 40 攻撃を展開しています。２人 40 もっとも効果があるの目ＴＥがパスレシーブだけで ☆ 40 することです。守備はその対応を準備のカットバックレーンを作るエンド）です。すべてのプレーに参加にすることができます。しなければなりません。に、反対サイドのスロットバックの位できますし、攻撃をよりダイナミック複数ＴＥ起用の元祖といわれる、米国アラバマ大では、伝統的なＴＥと共す。２人目のＴＥはレべレッシールオフブロックも重要でバックサイドに位置した２人目のＴＥは、ランプレーではバックサイド置に、もう１人の自由に動ける、万能のＤＥをカットオフし、ジ（角度）を利用して、効果サイドに動きバックサＮＦＬにおける複数タイトエンド起用の先駆である、ペイドＬＢをカットオフ６、セカンドタイトエて、勝負所の決定力が半減しします。可能ならば、イトリオッツでは正統派のグンド）ました。しかし、第４週からは、片側に３人のレシーなく、攻撃全体のメカニズムを支えるパスレシーバーとしブロック力のあるフェルズをての役割は当然ですが、起用、ランパス均衡のとれたバーを集めた、バンチ存在であることの証明です。（後藤完 30 Touchdown （花束）配置をとる場合 PRO 月日号特集「なぜＮＦＬではハドルを組インサイドレシーバーです。２人目のＴＥは、夫）まなくなったの 10 ているので、彼らにＲＢのランが信頼リーダーとして攻撃をまとめてきまし優秀バックス賞を受賞しエースＲＢがす」。早稲田大学高等学院ベアーズが対して攻撃権を獲得し続けたＲＢに対しコールされた作戦に対し確実に前進を分の理想のイメージを膨らませて練習輩たちの走りからもらっています。自ヒントは「過去の試合の映像を見て先ル出場を争います。（３）県１位が出場。９校がクリスマスボウ１位は埼玉栄、２位は立教新座、静岡２位は慶應高、埼玉茨城千葉地区からコールしていました」と濱部昇監督。の先輩たちと同じサイズのため走りのて信頼を置いています。中でも攻撃に取り組んでいます。カットを切って ● 早大学院対慶應高　ました。「先輩に誘われ練習場に校進学後、フットボールを始めプレーしてきたが、「どんな時もＴＤ任感、プレッシャーを常に感じながらで迎えます。攻撃リーダーとしての責 ☆ Touchdown 月日発売号『全国大会出場チーム紹介』 11 で駒場学園高に快勝し、史上初の大会リーダーを務めるＲＢ田村誠也守備を抜くのが得意です」。一線を抜した。行ったら、人工芝のフットボーを取ったらとにかく嬉しいし、それが 30 ６連覇を達成し、東京都１位通過で（３年）は、試合の要所でビッグけてＳＦやＬＢと１対１になると、左（ＡＶＦ）張りました。ＴＤの喜びが原動力ル場やきれいなトレーニング場力になります」と田村、「得点をとる 10 日（土）から開始する関東地区予ゲインを獲得し、リターナーと右に小さくフェイクを入れると、足が憧れの先輩からがあって、整備された環境に『すといっても、ＴＤは特別、１年生の頃月４日（日）しても試合開始直後のキックオ止まった守備を鋭い加速で突き放しま受けついだポジションＴＤしたら、大きくガッツポーズし全身で喜びを表し、サイドラインにいごいな』と印象を受け、『初心者から変わらずにフットボールの魅力とるときは戻って来る仲間をハイタッチからでも出来る』と言われまし 20 月選に進出します。 70 ヤードを走り攻撃を引っケ丘、神奈川県から１位は法政第二、ジションを確実に進めたことが得点に月８日（祝）、東京都大会決勝がアミノバイタルフィールドで行われ、繋がりました、特にファーストダウンスボウルまで勝ち進んでいきたいで大学院は２年連続日本一、年に井上、してもらえるように活躍してクリスマＲＢを志願。田村が入学した年から早たＲＢ井上（早大２年）の活躍を見て「ＯＬ、ＷＲたちのブロックは信頼し１年生時の春の大会で当時の先輩だってみたいと思ったのがきっかけです」。関東地区予選では月４日（日）に慶應高（神奈川県２位）と対戦します。か」日発売号特集（外側から３番目）とな ☆ Touchdown 月り、パスにリリースし「最強のアイツ」走って、早大学院が都６連覇憧れの先輩を追うＲＢ田村 Run! Run! Run! ビッグゲインで流れを呼ぶ図７バンチインサイドレシーバー年には藤井（早大１年）が関東の最 10 東京から１位は早大学院、２位は駒学、３位は中央大付属、４位は日大鶴全６ＴＤ中、４ＴＤをパスで獲得しましたがランプレーによってボールポ 30 た。１６６センチキロは当時の憧れ副将ＲＢ田村 10 を獲得するために「ランプレーを多く 11 して感じてきました」。田村は中学時代にサッカーのユースチームに所属。年に高 10 た。こんなところで自分もやっＷＲ鈴木や大角（ともに３年）に 30 ヤードを越えるＴＤパスを決めたＱＢ笹木（３年）（10 月８日、アミノバイタルフィールド） 80 13 10 6 7 タイトエンドはプレーサイドの守備選手をブロックするか、バックサイドに走りパシュートをカットオフする。プレーアクションパスの場合は、ランブロックアクションのフェイクをして、フラットルートにレシーバーとしてリリースする 11 タイトエンドがバックサイドに位置した場合は、バックサイドＬＢのパシュートを止めるシールブロック、またはプレーサイドにプルしてブロックに加わり、守備を人数で上回るフでフィールド内外で声を張り上げ、気迫漲るプレーで攻撃を鼓舞した早大学院副将ＲＢ田村（３年）（10 月８日、アミノバイタルフィールド） 40 10 27 大学のビッグプレーメーカー中大ＲＢ横田と関大Ｒ木下 Run! Run! Run! 下統之（２年）１７０センチ、キロと小さいサイズながら、ヤードを４した。１７０センチ、キロのサイズラウンドで仲間とフットボールで遊んでいるくらいフットボール好きなのが印象的でした、今のようなパワフルな半からだったと思いますが、ここまで史上最高のラッシングＴＤＲＢ横田惇、関東学生リーグ月７日（日）Ｂブロック第４節がアミノバイタル成長するとは思いませんでした」。対０で快勝し４勝０敗で法政試合でＴＴＤを記録。今季は４ＴＤを上げる活躍でチームをＤ、３年目で年に中大に進学すると２年目で走りを見せ始めたのは高校２年生の後フィールドで行われ、中央大ラクーンズが大、慶応大と首位を争っています。中大のＲＢ横田惇（４年）は１ＴＤをあげ、３年と４ヶ月で通算ＴＤとなり、引っ張ります。トップスピードに乗るクルを受けて、サイズも大きくしないチームに選出。Ｕ — 米国代表と戦い、「日本にはないサイズの選手にタッ横田は昨年２月の第１回ＩＦＡＦジュニア世界選手権大会の世界選抜合で記録を更新し続けます。Ｄ数歴代１位となりました。残り３試関東学生リーグ個人ラッシング通算Ｔフィジカル、技術を兼備しています。がすことで守備をはがしています」と、でもらった瞬間にタックラーに体重をいません」と横田。２、３人の守備にちながら「自分はパワー派とは思ってとタックラーを弾き飛ばす力強さを持ンドエフォートでいかに前に進める全て預けて、はじかれた方向に体を逃掴まれても「タックルは見えているのと戦えないことを実感しました」ト「今季のＲＢは『１ヤードの追求』がスローガン。止められてからのセカレーニングに励み、キロ越えの分厚い体躯になりましたが、「キレがなくヤートボール部に入部。部の顧問であり横で行われ、関西大カイザースが、関西学生リーグ第９月日（土）３節がエキスポフラッシュフィールド期待のリトルスピードスターＲ／ＷＲ木下統之たいです」。なった」と今季は体重をしぼり込み、か、意志と行動をもって追求していき現在の１７６センチ、キロでド走４秒５の体躯を作り上げました。フットボール大好き少年田の１年生時のクラスの担任だった松で近畿大を下し３勝０敗としました。横田は中学時代では野球部に所属していましたが、年に高校入学しフッ永幸信先生は、「自分で買ったボール今季のチームを盛り上げるのがＷＲ木勝利しました。関西大も、「今季はバッ像を見てフットボールに興味を持ちま（典明、オービック）のリターンの映特に腹筋が重要だと感じたので意識し岸村（１年）や木下ら下え、Ｕー日本代表ＱＢ決めた時間内に追い込み続けること、撃では前田、高崎らに加みました。「特別なメニューは行わず、応えを感じています。「攻ヤード走は５秒１でした。全国からに憧れて入部しましたが、１年生時ののを強烈に覚えています」。リターナーリターンの映像を見てかっこよかったせてもらった部のＤＶＤで藤森さんのＷＲ高崎（４年）ら先輩のプレーを常す」と反省しきりです。また、前田やドに繋がっています。これではダメでた。「基本の一つ一つがプレースピーで走路が無くなりタックルされまし球し走り出すタイミングが遅れたことす」。パントリターンで落球気味に捕プレーに活かせるようにすることでてきた経緯があります。「入学後に見「次の課題はつけたスピードを実際のいます。優勝に絡むチー大は３年ぶりの出場を狙大が１回。中大は初、関回、立命館大が２回、関西から関西学院大が２回、早稲田大が１回、関関東から日大、法大が２過去５年の甲子園ボウルに出場したチームは、しい」と期待しています。 ☆ Touchdown 月のアイツ』対３をいつも持っていて、朝６時前からグ中大は、横田とともにラン攻撃を盛り上げるＲＢ近藤（４年）ら充実したンチョウ）リーグ盛り上げる東西の実力校か有るのではと思いました」。長友がバックス陣の得点力が武器。初戦の学ながら、「世界の選手を相手に走力やパナソニック戦ではリターナーとして出演しているテレビや本からヒントを ●中大対早大月 ●中大対慶大月 ●中大対法大月 ●関大対立命大２ＴＤをあげる活躍でキッキングシーパフォーマンスが向上したことを知クス陣、ライン陣共に戦力は充実してした」。関大は強豪ながら、世界選抜て取り組んでいました」。体幹が固定級生もいます」。木下にフットボール経験者が集まってくる強に見続けイメージし、捕球後に守備やムが増えてくることは、り組みます。ンチョウ） ● 関大対関学大　部に入部した。「野球の引退後は大学りました」。木下は１年生時から毎日に選出されたＲＢ前田（４年）や年されたことで、脚力がスピードに結びは「ビッグプレーを狙え豪校、「サイズがない分、スピードがブロッカーの位置から走路を素早く判順位の動向に緊迫感を与日（土）（ＡＶＦ） 23 29 探した結果、『体幹』に着目しました。習院大戦では１１５対、過去５年でに入ったら新しいことを始めたいと考います」と板井征人ヘッドコーチは手ぶりに関大を日本一に導いたＲＢ藤森つき、１年間で記録を０秒６縮めるこ（ないと試合にも出られない」と危機感断し動き出しに繋げていくことにも取え、さらにリーグを盛りるような選手になってほを覚えた木下は、スピードアップに取り組み、スピードを生かす取り組みを上げてくれるのではない長友から得たヒントの『体幹』とができました。年卒、鹿島）など、大学からフッえていました。受験勉強中に木下選手分間でトレーニングで腹筋を追い込に所属、昨年から関大でフットボール「長友選手は体幹を鍛え続けたことで、はリーグ初となる１００点差をつけてフィジカルで戦っている長友選手に何 40 ンを盛り上げました。高校では野球部秒で走る加速力を武器に、今春の 41 19 90 しています。月日（日）（キ日（日）（横浜）日（日）（ＡＶＦ） 11 28 20 06 でしょうか。（３） 10 日（日）（キ日発売号『最強月 28 秒 10 11 10 10 力強い走りに加え、「カットの動きを素早く」と臀部を中心にトレーニングに取り組む中央大ＲＢ横田惇（４年）（10 月７日、アミノバイタルフィールド）木下がレベルアップのヒントにしたのは、サッカー日本代表の長友佑都でトボールを始めた野球経験者が活躍し 19 11 68 8 9 16 10 54 09 15 ターゲットとして１回１捕球、キックオフで２リターンした関大Ｒ／ＷＲ木下統之（２年）（９月 29 日、王子） 30 10 74 62 11 30 40 88 14 53 09 40 古豪復活を担うＸリーグＲＢに『インサイドゾーン』があります。あらかじ時に、うちが負けるときはランで４か定するのではな相手や走路を決めブロックするら５ヤード出されている試合は負けてく、自分が担当東の丸田、西の永冨 Run! Run! Run! 王者阻止に燃える東西の雄いる経験があり、勝利をあげるためにが走路を見極めランを出すことは常に考えています」。する地域に入っＲＢ自身のデイ月８日（祝）時点でＸリーグは第４節が終了し、３年連続日本一を狙う止しようとイーストの鹿島ディアー日本代表スターターＲＢ丸田泰裕ました。今季、オービックの連覇を阻森ヘッドコーチが「攻撃が手詰まライト能力などりになった時もプレーで流れを呼び、も必要ですが、た守備をブロッズ、ウエストのパナソニックインパル集団を止まるこ両チームが展開するラン攻撃には２人ス（ともに４勝０敗）がチーム作りにチームを勢いづける大黒柱」と評価すとなく走り抜けオービックはセントラルディビジョン取り組んでいます。るのが日本代表スターターの主将ＲＢるためには、Ｏクし、ＲＢ自身鹿島は昨年の第４回世界選手権で大会ファーストチームに選ばれたＷＲ前丸田泰裕（鹿島）です。「昨季は世界Ｌとの入念な意のＲＢがかかせません。田やＤＢ加藤ら９名の日本代表選手が選手権で海外の大きい選手と戦うため思疎通が行われで全勝、セカンドステージ進出を決め所属。日本代表を世界３位に導いた森に増量しました」と１７７センチキるプレーです。清之ヘッドコーチは、昨季はパス中心キロまで落としました。ていました。撃で優勝を狙います」。てられるランを中心としたバランス攻け、ヤード走４秒７の快足で独走しプし、鋭い加速とカットで集団を抜ずっていた力強い走りからレベルアッ体躯とトルクを生かして守備を引きンプレー意思疎通のゾーロの体躯をパナソニックは日本代表スターターのＱＢ高田や昨季のチームリーディンだった攻撃を「試合を安定して組み立 86 鹿島の主力ＯＬで日本代表の 78 をＯＬに伝え続け、共通認識を作ってが、守備コーディネーターをしていたよってランパスを使い分けています木延祥監督、「攻撃では相手の出方にがチームにとっていい材料です」と荒験を積んで成長して、活躍しているの主力を負傷で欠く中でも、「控えが経グレシーバーだったＷＲ本多ら攻撃のできるように取り組んでいきたいでいます。セカンドステージ以降、雪辱とはできません。ランの作戦の一つ性だけでブロックの間隙を抜けるこ取り組みました」と話しますが、俊敏するために、スピード重視の体作りに「今季はランユニットとしてスクリメージを抜けるスピードの速さを追求ます。したセカンドエフォートでさらに前進けるＲＢ」と評価し、「サイズを生かクができず攻撃が成立しません。守備といって好き勝手に走っては、ブロッについて「ＲＢ自身が空いているからきます。試合でベストなコンディショまってくる一方で重要な試合が続いて置やタイミングが異なってきます」。たい走路やスクリメージを上がる瞬間の体型や作戦によってブロックする位ニングを保つために必要なことです」。手の守備を想定して、ＲＢが走り抜け変化します。毎回の練習で対戦する相ため、ブロックの方向や位置が複雑に守備も体型や作戦を複雑に変えてくるが好きです」という一方で、「タックます。永冨自身も「オープンを走る方のルーティンを崩さないこと』でした。で取り組みますが、重要なのが『日々もちろん、練習やトレーニングは全力倉持は、ゾーンきました。その中でも「丸田はスピーする力強さを見せて欲しい」と期待しルされても粘って走り続けることが課た。圧倒し利しまし西宮に勝対０でソニックがルドでパナシュフィー股関節の筋肉を鍛えていきました。仕のトレーニングです。横になり両足首行っているのが体幹、特に股関節周りを保つことができます」。そのために走ることでタックルされてもバランス返して、プレーで貢献していきたいでた状態で仰向きで開いたり、うつ伏せ現時点でのスターターは若手ＲＢ橋で後方に足を挙上したりすることで、本だが、「もう一度スターターを奪いにゴムなどを引っかけ、両足を伸ばしす」と虎視眈々と狙っています。（３）いくことができました」。で、ストレスを分散し、調子を整えて一定のリズムで取り組んでいくこといかなければいけません。どんな時も日々の生活の中でベストの体を作って題です。そのためには、足幅を保って「フットボールだけでなく、仕事するた攻撃の中事前の朝５分、就業後の夕方５分にト日（土）、エキスポフラッで、１６８レーニング場で毎日必ず行っているトていません」と言いながらも、５人に（川崎）大きな体躯で力強いプレーを見せる永冨ですが、「社会人の１から２年目コーチは荒木ヘッドレスをかけすぎないようにすること」の生活の中で「身体的、精神的にストうように出場できなかった永冨、日々 30 10 21 いように上手く走ってくれます」と信オープンランナーＲＢ永冨政樹９月 29 頼を寄せています。「近年、オービックには３戦負けてキセンチ月日（土） ●パナソニック対アサヒ飲料　月 ●鹿島対アサヒビール　のトップスタックルされてもバランスを崩さずス日（日）（長居陸上）レーニングの効果に「正直まだ実感しピードに瞬ピンして前進していました。ロ、４秒８時に加速す政樹が持ち生かし守備は、負傷で出場できなかったことが多前の体躯をを弾き飛ば「サイズがを心がけることで負傷が軽減していきしました。かったです」。肉離れや捻挫などで思ありながらました。「シーズンが進めば疲労が溜 10 るＲＢ永冨ストレスを溜めないために 20 ☆ Touchdown 月日発売号『オービックを止めろ！』 10 87 80 も素早く動「ＮＦＬのＲＢを見て走りのイメージを膨らませています」とパナソニックＲＢ永冨政樹（９月 29 日、長居）りなどで仲間が守備をブロックしやすす」と丸田は表情を引き締めました。明治安田戦ではチームトップの８回 70 ヤード１ＴＤを記録した鹿島の主将ＲＢ丸田泰裕（10 月６日、アミノバイタルフィールド）ドに緩急をつけたり、微細なコース取 40 10 11 10 ＳＦＱＢスミス、パス１位へされています。考案され、実戦の有効情報として利用れた、マキシマムプロテクションを受け、これで奮起しました。第５週にと、スミスのロングパス能力を酷評をヤーセプト、投げ捨て、投球時のヒット、ド以上のターゲットに投げたディープは２人ＴＥを起用、さらにＦＢまで入一つはＰＵＰ（パス・アンダー・プレシャー）係数です。ドロップバックジョン・ハーボーＨＣが導入、個人評価としては、それなりに完成した係数でしょうが、これを複雑に発レシーバーの落球を加減した結果で、パス精確率ランキングでは。ディープパス精確率急上昇パスを試みた場合の、サック、インターパッサーを評価する数字でもっとも一般的なのは成功率です。パス成功数達した実践に活用するには、物足りま投で８・５％まで急せん。さらに、その結果何点得点できしかし、成功率が高くても、前進距離が短いとボールは少ししか前進しまがファルコンズのマッアン・タネヒル、２位ルフィンズのＱＢライＵＰ精確率の第１位は、ド価しています。第５週終了時点でのＰスの状況別のレーティングで、スミスプロ入り７年目にしての変身です。パ１０８・７とリーグトップに急上昇。果、ＮＦＬパッサーレーティングでものロジャーズが並んでいます。この結上昇しました。同率１位にパッカーズ成功とリーグトップのたかの貢献度や、相手にボールを奪わト・ライアン、３位にがプレッシャーに過度に敏感であるこ成功率を出して、パッサーの能力を評れる失策も極力ゼロに近づけねばなりレッドスキンズのＲグとを発見したハーバーＨＣ。それを補せん。そこで最近では、チームや専門を投げたパス数で割った数字で、通常は３回で２成功、つまり％が及第点ません。といった理由で、現在最もリフィン三世が入って分析機関により、さまざまな評価数がパッサーの成績を正確に反映できる係功率、平均獲得距離、ＴＤ率、インターセプト率を係数化して総合評価した数フォティナイナーズのアレックス・スミスは位です。彼の場合は、合にラッシュを受けるはなぜフィー日発売号　特集「ＮＦＬ ☆ Touchdown 月と、サックされる割合ルド上のハド PRO が多く、これがこの低ルを組まなくドロップバックした場い評価につながっていなったのか」スを投げたのはわずかしかも第３週終了時点で、今季ディープパます。 10 18 26 字です。１９７３年にＮＦＬは、成功率％、平均距離７ヤード、ＴＤ率５％、インターセプト率５・５％を平均値とし・７を平均レーティングとするて想定、これらを総合して係数化した計算方式を発表しています。その後・１％。パッシングの環境や技術が発達して、２０１１年時点では成功率率２・９％が平均で、レーティングに 18 年振りの優勝を狙う 49 ナーズＱＢアレックス・スミスが、８年目の大変身３回で成功は１回だけ 30 50 年ぶりのスーパールに発揮させた、ＱＢ出身のハーボーボウル優勝を目指す、ならではの慧眼でした。（１）う戦術を開発して、スミスが能力をフとされています。 20 13 います。 61 数が、パッサーレーティングです。成 67 ７・２ヤード、ＴＤ率４・５％、インター 60 直すと・４となっています。 84 12 13 http://www.touchdown.co.jp/ 66 http://www.touchdown.co.jp/ 好評発売中！ 15 14 日本フットボール全国大会記録アメフットのすべて NAVI NOVEMBER Calender ＡＶＦ→アミノバイタルフィールド　川崎→川崎球場　駒２→駒沢第２競技場王子→王子スタジアム宝→宝が池球技場　キンチョウ→キンチョウスタジアム西京極→西京極陸上競技場兼球技場ＮＦＬは現地時間 17 16 19 18 21 20