平成11年9月1日発行 第191号 酔って候 鴨居 玲 昭和59年 (3ページ参照) 目 次 加賀藩の美術工芸、加賀の工芸 ……………2 第二十九回文化財現地見学 参加者募集 …6 鴨居 玲 ………………………………………3 各地の展覧会、ミュージアムグッズ紹介 ………6 常設展示室 主な出品作品 …………………4 九月の行事案内、企画展示室 ………………7 音楽講座、企画展TOPIC …………………5 所蔵品紹介、次回の展覧会 …………………8 石川県立美術館だより 第191号 常設展示室(前田育徳会展示室) 特別陳列 加賀藩の美術工芸 9月2日(木)∼20日(月) ば 幸 い で す 。 重 要 文 化 財 蒔 絵 和 歌 の 浦 図 見 台 今 回 は 、 四 十 二 点 を 公 開 し ま す 。 伝 清 水 九 兵 衛 華 を 創 造 し た 藩 主 た ち の 心 を 、 感 じ 取 っ て い た だ け れ 中 心 に 二 十 六 件 を 公 開 す る こ と で 、 見 事 な 加 賀 文 化 の ら れ 、 加 賀 の 工 芸 の 諸 分 野 が ほ ぼ 出 揃 い ま し た 。 友 樋 禅 焼 染 を な 始 ど め も た 興お こ初 り 代 ま 大 し 樋 た 長 。 左 そ 衛 れ 門 ら な の ど 技 が 術 活 は 躍 今 し 日 、 に 加 伝 え え て 今 回 の 展 示 は 、 利 常 ・ 綱 紀 が 収 集 ・ 育 成 し た 名 品 を の 高 さ は 、 江 戸 や 京 都 を し の ぐ 勢 い で し た 。 こ の よ う 成 さ れ ま し た 。 に 、 極 め て 高 い 完 成 度 を も っ た 美 術 工 芸 品 が 収 集 ・ 育 茶 の 湯 釜 を 造 り 、 ま た 京 都 か ら 仙 叟 に 同 道 し て 来 て 大 崎 既 寒か んに 雉ち 利 が 常 、 時 千 代 宗 に 室 能 仙せ ん登 叟そ う国 の 中 指 居 導 村 に か よ ら り 金 仙 沢 叟 に 好 移 み っ の た 侘わ 初 び 代 た 宮 蒔 絵 春 秋 花 卉 図 硯 箱 五 十 嵐 道 甫 の 育 成 に も 力 を 注 い だ の で 、 加 賀 藩 の 美 術 工 芸 の 水 準 て 、 細 工 所 の 指 導 者 と し て 名 品 を 作 ら せ 、 ま た 後 継 者 乗 ・ 程 乗 と い っ た 名 工 を 招 き 、 高 禄 を も っ て 召 し 抱 え る に 剣 五 も 小 代 多 道 藩 く 具 主 の な 綱つ な名 ど 紀の り工 の ︵ がし 制 作 一 招ょ う に 六 聘へ い 四 さ 当 三 れ た ∼ て ら 一 い せ 七 ま ま 二 す し 四 。 た ︶ 学 。 の 者 ま と 肌 た き で そ に 知 れ は ら 以 、 れ 外 絵 の 五 十 嵐 道 甫 や 清 水 九 兵 衛 、 あ る い は 金 工 の 後 藤 顕 ま し た 。 さ ら に 綱 紀 の 代 に 整 備 ・ 拡 充 さ れ ま し た 。 蒔 を 中 心 と す る 美 術 工 芸 品 を 制 作 す る と こ ろ に 改 め ら れ 戸 で 戸 か は か ら 、 ら 後 京 は 藤か 都 蒔 覚く 絵 じか 乗ょ の うら ︵ 後 清 上 藤 水 後 宗 九 藤 家 兵 ︶ 七 衛 を 代 を 一 目 招 年 の い 交 顕け んて 替 乗じ ょい で ︵う ま 来 下 す 沢 後 。 さ 藤 金 せ ︶ 工 、 、 関 装 江 係 は 、 利 常 の 代 に 前 田 家 の 生 活 調 度 、 い わ ゆ る 大 名 道 具 当 初 、 武 器 や 武 具 の 制 作 ・ 修 理 を 行 っ て い た 細 工 所 家 時 の 世 忠 で 三 す 郎 。 道ど う例 甫ほ え ︵ ば 初 利 代 常 ︶ は や 、 喜 京 三 都 郎 か 道 ら 甫 蒔 ︵ 絵 二 の 代 名 ︶ 門 を 五 、 十 江 嵐 言 っ て も 過 言 で は あ り ま せ ん 。 絵 を 特 徴 と す る 古 九 谷 は 、 そ の 姿 勢 を 反 映 し て い る と 政 策 に よ る 反 体 制 的 姿 勢 の 表 明 で し た 。 豪 放 華 麗 な 色 知 ら れ る 三 代 藩 主 前 田 利 常 ︵ 一 五 九 三 ∼ 一 六 五 八 ︶ の は み ら れ ま す が 、 大 き く 開 花 し た の は 文 化 大 名 と し て 初 代 藩 主 前 田 利 家 や 二 代 藩 主 利 長 の 頃 、 そ の 芽 生 え が 、 天 下 一 大 名 を 誇 示 す る 唯 一 の 方 法 は 、 自 己 の 文 化 外 様 大 名 ゆ え の 幕 府 へ の 政 治 的 屈 従 を 強 い ら れ た 利 常 心 を 寄 せ 、 な か で も 三 代 利 常 は 傑 出 し た 文 化 大 名 で す 。 前 田 家 は 初 代 利 家 か ら 歴 代 藩 主 が 文 化 事 業 に 深 い 関 承 発 展 し た か ら で す 。 加 賀 藩 歴 代 藩 主 の 保 護 の も と に 培 わ れ 、 そ の 技 術 が 継 柄 と し て 知 ら れ て い ま す 。 そ れ は 藩 政 時 代 初 期 以 来 、 石 川 県 は 、 今 日 で も 伝 統 的 な 美 術 工 芸 の 盛 ん な 土 地 常設展示室(第2展示室) 特 集 加賀の工芸 9月2日(木)∼20日(月) ― 2 ― 石川県立美術館だより 第191号 常設展示室(第3展示室) 特 集 1 9 8 2 年 鴨居 玲 9月2日(木)∼20日(月) 私 ︵ 昭鴨 和居 五の 十顔 七部 年分 ︶ 主 をい美 ぶ多 もいまし当 持う術出催忌長のたりて館鴨 た、館来し﹂野とし、まが居 せ常に得をと県自ま今い所の て設ごれ開し上負す回り蔵命 展展来ばきて田い。はます日 開示館、、、市た一三しる九 しのい当多デのし美十た鴨月 て一た館くッ信ま術五。居七 いつだののサ濃す館点展作日 きのけ鴨フンデ。がの示品を た在れ居ァ館ッ 開鴨のを含 いりば特ンのサ き居内中む と方、集を主ン 得玲容心こ 考と鴨も魅力館 るのはにの えし居、了画で 鴨油回、期 てて玲毎し家は 居絵を特間 い、の年て、、 展と重集、 ま継作九い村毎 とデねを第 す続品月ま山年 しッる継 3 。性ににす槐二 てサに続展 と会石。多月 はン連的示 発え川 をに 出をれに室 展る県 し﹁ 色展て開で 立 槐 性と の の示広催は 、 油 デな 出蜘肖自首酔二 1 望石´ E 教 待 蛾 街 タ お ナ 蛾 静 群 裸 月 自 ッ展 を蛛像画吊っ人 9 郷の T 会つ のカばザと止が 婦に画サ 待の 像りて 8 を花 U 楽ラあレ老しる絵 叫 像 ン示 作 つ糸 候 2 歌 士くさの人た ぶ D 品 年う じ ん お 刻 E ︵ 売 ば A 私 り あ ︶ さ ん 昭 和 六 十 年 昭昭昭昭昭昭昭昭昭昭昭昭昭昭昭昭昭昭昭 和和和和和和和和和和和和和和和和和和和 五五五五五五五五五五 四四四四四四 六五 十十十十十十十十十十十五十十十十十十 十九九九七七六四三三一一十八八六三三一 年年年年年年年年年年年年年年年年年年年 昭昭昭 和和和 五四二 十十十 四八四 年年年 1 9 8 2 年 私 昭 和 五 十 七 年 教 会 昭 和 五 十 三 年 静 止 し た 刻 昭 和 四 十 三 年 街 の 楽 士 昭 和 五 十 年 ― 3 ― 群 が る 昭 和 四 十 一 年 石川県立美術館だより 第191号 常設展示室 段 々 釜 初 代 宮 崎 寒 雉 350円 個 大学生 280円 人 高校生以下は 無料 一 般 280円 団 体 大学生 ︵ 20 220円 名 以 上 高校生以下は ︶ 無料 南 政 善 ◆ 観 覧 料 ︵ 特 別 陳 列 を 含 む ︶ 南 政 善 い ま す 。 ︵ 第 1 展 示 室 は 雉 香 炉 二 点 の み ︶ 。 田 辺 栄 次 郎 各 室 で は こ れ ら の ほ か に も 多 数 の 作 品 が 展 示 さ れ て 竹 沢 基 ※ こ の ペ ー ジ で は 主 な 展 示 作 品 を 掲 載 し て い ま す 。 高 光 一 也 高 光 一 也 第 友 禅 梅 竹 文 室夜 ︵ 着 油 彩 画 ・ 彫 塑 ・ 造 形 ︶ 毛 皮 油3 の 彩展 椅 画示 子 円 地 信 二 △ □あ □ □ 銀 蒔蒔特 胡こ飴め ぐ 象ぞ 蘆ろ釉す う絵 絵 集 り ら 様 烏 嵌が ん螺 歌 で 釜 香 水 鈿ん書 加 炉 車 秋 文あ月 笥 賀 の 鐙ぶ み野 景 工 図 芸 硯 箱 初 代 宮 崎 寒 雉 / 天 徳 院 蔵 初 代 大 伝 五 樋 十 長 嵐 左 衛 勝 道 門 国 甫 □ 青 手 樹 木 図 平 鉢 □ 第 色 青あ お 絵 手で古 2 鳳ほ う菊 九 展 凰お うに 谷 図 土ど 示 平 坡は 室 鉢 図 平 鉢 第 黄 樹 の あ る 風 景 下 村 正 一 山 本 知 克 曲 子 光 男 羽 根 万 象 畠 山 錦 成 下 村 正 一 板 根 克 介 上 田 珪 草 第 ◎ 色 絵 雌 雉 香 炉 色 絵1 雉展 香 炉示 ◎ 秋 冬 山 水 図 屏 風 野 々 村 仁 清 野 々 村 仁 清 狩 伝 野 周 探 文 幽 室 龍 青 色 達だ る 磨ま詰 磁 絵 渡 文 八 市 江 様 葉 松 れ 図 金き ん蓮ん文 げ平 華 襴ら ん 鉢 鉢 古 九 谷 真ま 蕨わ ら特 と 鳥り手び で別 羽ば文 陳 入 陣 列 羽 笥 笥 織 加 五 賀 代 藩 前 の 田 美 綱つ な 術 紀の り 所 工 用 芸 青 貝 敬 字 前 田 育 徳 会 展 示 室 伝 五 十 嵐 道 甫 木 木 桐き 沼 街 秋 舳 梨 黄 占 チ り金 づ ー 6 彫 彫 造く 樹 韻 倉 銀金 り よ象ぞ 寄 タ展 截き 加 の 島 う工 り せ が ー示 金か あ 夕 ね彩 木ぎ嵌ん・ こ ぞ 香う人 象う鴛お る 礁 し 室 盒ごう形 嵌がん鴦どり木 風 工 ︵ ﹁ ﹁ 之の香こ 景 う は あ ろ 日 残 愛た筥こ炉 ・ 人 本 月 宕ご じ 形 画 ﹂ 浄ょ う ・ ︶ 晨し ん 截 ﹂ 金 由 里 本 出 '=国宝 ◎=重要文化財 □=石川県指定文化財 △=金沢市指定文化財 ˜ ˜ 一 般 森 本 仁 平 黒 霜そ う砂 K ア フ い 鬢び ん漠 子 ラ ー タ の 坐 ブ ド イ 町 像 の の ツ 旅 女 ヒ Ⅰ ワ 9月2日(木)∼20(月) ' 吉 田 冨 士 夫 一 本 橋 と 外 燈 ˜ 彫 塑 ・ 造 形 催 眠 術 ︵ 馬 ︶ 主な展示作品 老 松 蒔 絵 硯 箱 清 水 九 兵 衛 西 出 大 三 下 口 宗 美 氷 見 晃 堂 米 沢 弘 安 木 彫 加 彩 人 形 ﹁ 愛 下 宕 口 浄 宗 晨 美 ﹂ ― 4 ― 友 禅 訪 問 着 ﹁ 佳 秋 ﹂ 毎 田 仁 郎 漆 平ひ 春 ょ う 秋 染 の 文も 漆 ん の色 花 輪工 生 彩 譜 堤て い 盤ば ん 木 村 雨 山 松 田 権 六 大 場 松 魚 鉄 絵 草 花 文 絵 唐 津 写 中 皿 北 大 路 魯 山 人 清 水 九 兵 衛 第 彩さ い 5 釉ゆ う陶 チ 磁展 ョ 示 ー ク 室 ︵ 描が き 工 鳥 芸 文 ︶ 平 茶 碗 石 黒 宗 麿 第 3 ペ特4 ー 集展 ジ 示 を鴨 ご 室 覧居︵ 下 油 さ玲彩 画 い ︶ 。 か た ら い 松 田 尚 之 白 夏 銅 浮 彫 ﹁ 豊 穣 な る ラ イ ン ﹂ 蓮 田 修 吾 郎 得 能 節 朗 白 銅 浮 彫 ﹁ 豊 穣 な 蓮 る 田 ラ 修 イ 吾 ン 郎 ﹂ 石川県立美術館だより 第191号 オ ッ ト リ ー ノ ・ レ ス ピ ー ギ 1879 オ ッ ト リ ー ︵ノ ・ レ ︱ス ピ ー ギ ︶ 1936 い と こ ろ で 、 こ の 時 期 日 本 に は ヨ ー ロ ッ パ の 抽 象 主 義 、 ス ト と 自 分 を 定 義 し ま し た 。 し か し 、 こ こ か ら が 面 白 ヨ ー ロ ッ パ の 現 状 を 確 認 し 、 宮 本 は 改 め て 、 リ ア リ 海 外 渡 航 が 許 さ れ た 二 十 七 年 、 再 度 渡 欧 す る の で し た 。 後 に な っ た の で す 。 そ れ を 確 認 す る た め に 、 日 本 人 の 姿 が つ か め ぬ ま ま 、 記 録 画 の 制 作 に 従 事 し 、 そ し て 戦 た の で す が 、 で は 自 分 は ど う あ る べ き か と い う 、 そ の か ら 十 四 年 の 初 の 渡 欧 で 、 本 当 の 油 彩 画 と 技 法 に 触 れ こ の と き 宮 本 に は 大 き な 課 題 が あ り ま し た 。 十 三 年 沢 の 自 宅 に 帰 っ て か ら が 、 本 当 の 戦 後 の 再 出 発 で し た 。 熱 叢 夢 昭 和 四 十 六 年 ︵ 二 木 伸 一 郎 学 芸 主 査 ︶ た い と 思 い ま す 。 傑 作 と 対 話 し て い た だ き い た い き 、 会 場 で 宮 本 の ぜ ひ と も 会 期 中 ご 来 館 玲 な の で す 。 宮 本 三 郎 と そ の 弟 子 鴨 居 い ま せ ん 。 そ の 筆 頭 が 、 描 き 続 け た 画 家 は そ う は で 艶 の あ る 粘 っ こ い 絵 を り ま す 。 で す が 、 最 後 ま う し た 名 作 は た く さ ん あ 十 世 紀 の 新 し い 世 代 で す 。 パ レ ス ト リ ー ナ 、 モ ン テ ィ さ せ つ つ 、 新 た な 技 法 と 創 意 に よ っ て 、 イ タ リ ア の 伝 金 沢 美 専 の 開 設 等 に 関 わ る の で す が 、 宮 本 に と っ て は 再 上 京 す る ま で 石 川 で 過 ご し 、 白 雲 楼 ホ テ ル の 壁 画 や 小 舞 子 、 小 松 、 金 沢 と 、 昭 和 十 九 年 か ら 二 十 三 年 に 大 限 に 生 か し て 描 き 得 た 最 高 峰 で あ る と 思 い ま す 。 が 、 油 絵 と い う 外 来 の 絵 画 技 法 を 、 油 絵 具 の 性 質 を 最 個 人 的 に は ﹁ 假 眠 ﹂ は 明 治 以 後 の 日 本 の 洋 画 家 た ち 故 郷 は 仮 の 宿 と い う べ き で 、 二 十 三 年 五 月 に 東 京 ・ 奥 油 絵 具 を 和 様 化 し 、 艶 消 し で 描 く 画 家 は 多 い し 、 そ こ う し た 状 況 を 打 破 し よ う と 立 ち 上 が っ た の が 、 二 う の は ち ょ っ と き つ い の で す が 、 ご 容 赦 下 さ い 。 が 息 づ い て 横 た わ っ て い た の で し た 。 に な っ て し ま い ま し た 。 に は 、 逆 に オ ー ス ト リ ア や ド イ ツ の 後 塵 を 拝 す る こ と 初 頭 、 モ ー ツ ァ ル ト や ベ ー ト ー ヴ ェ ン の 古 典 派 の 時 代 時 中 を 二 回 書 い て し ま い ま し た の で 、 戦 後 が 一 回 と い 回 は 戦 後 の 宮 本 に つ い て 述 べ さ せ て い た だ き ま す 。 戦 五 回 シ リ ー ズ の こ の 連 載 も い よ い よ 最 後 に な り 、 今 こ と は で き ま せ ん 。 花 と 人 形 た ち の 中 に 、 ま さ に 裸 婦 っ た ﹁ 假 眠 ﹂ の 前 に 立 っ た と き の 感 動 は 今 で も 忘 れ る 多 い と 思 い ま す 。 い い 展 覧 会 で し た 。 こ と に 遺 作 と な ― 5 ― 国 イ タ リ ア だ っ た の で す が 、 十 八 世 紀 末 か ら 十 九 世 紀 ヨ ー ロ ッ パ 各 国 の 宮 廷 に 音 楽 家 達 を 送 り 込 ん だ 先 進 ご と 消 し 去 ら れ る ま で に な っ て し ま っ た の で す 。 戦 後 の 宮 本 三 郎 の 純 音 学 の 栄 光 は ﹁ オ ペ ラ ﹂ の 隆 盛 に よ っ て ジ ャ ン ル り が も て は や さ れ ま し た 。 ル ネ ッ サ ン ス 期 や バ ロ ッ ク 企 画 展 T O P I C 実 器 楽 曲 は 十 八 世 紀 以 降 忘 れ 去 ら れ 、 長 く 声 楽 曲 ば か 楽 曲 が 真 っ 先 に 思 い 浮 か ぶ の で は な い で し ょ う か 。 事 ア ル フ レ ド ・ カ ゼ ッ ラ ︵ 第 四 回 三 月 五 日 ︵ 日 ︶ ︱ ︶ イ タ リ ア と 言 え ば オ ペ ラ や カ ン ツ ォ ー ネ と い っ た 声 ジ ャ ン ・ フ ラ ン チ ェ ス コ ・ マ リ ピ エ ロ ︵ シ リ ー ズ で お 聞 き い た だ き ま す 。 第 三 回 一 月 二 十 三 日 ︵ 日 ︶ 今 回 は イ タ リ ア 二 十 世 紀 の 作 曲 家 を 取 り 上 げ 、 四 回 イ ル デ ブ ラ ン ド ・ ピ ツ ェ ッ テ ィ ︵ い た し ま す 。 第 二 回 十 二 月 十 九 日 ︵ 日 ︶ 中 村お 攝さ む 氏 イ の タ ピ リ ア ノ ア 演 音 奏 と 楽 解 の 説 に 復 よ 興 る 音 者 楽 た 講 座 ち を 再 開 グ レ ゴ リ ア 旋 律 に よ る 3 つ の 前 奏 曲 リ ュ ー ト の た め の 古 代 舞 曲 と ア リ ア や 動 物 、 仏 像 、 流 水 等 色 ん な モ テ ィ ー フ を 絵 肌 の 研 究 終 わ ら な く な っ て し ま い ま す 。 と も か く も 、 黒 い 裸 婦 ︱ 1968 的 管 弦 楽 法 を 取 り 混 ぜ た 叙 ヴ ェ ル デ ィ 、 フ レ ス コ バ ル デ ィ 等 、 先 人 の 偉 業 を 復 活 統 精 神 を 見 事 に 開 花 さ せ た 四 大 家 の 手 法 を 、 今 回 の 音 1880 情 的 な も の で 、 器 楽 の 復 興 楽 講 座 で は 追 う こ と と し ま す 。 ︱ 1973 と イ タ リ ア 音 楽 再 認 識 を 押 初 回 の レ ス ピ ー ギ は こ の 四 人 の 中 で は 最 も ポ ピ ュ ラ 1882 し 進 め 、 次 の 世 代 の 作 曲 家 ー な 存 在 で 、 ロ ー マ の 噴 水 、 松 、 祭 の 交 響 詩 三 部 作 が 1947 九秋 月の 二企 十画 五展 日 ︵﹁ 土没 後 ︶ か 25 ら年 十 月写 二実 十と 四幻 日 ︵想 日の 巨 ︶ ま匠 で 開宮 催本 の三 予郎 定展 で﹂ すは 。 ﹃ ア ン フ ォ ル メ ル ﹄ が 猛 威 を 振 る い 、 多 く の 画 家 が 抽 に 大 き な 影 響 を 与 え ま し た 。 よ く 知 ら れ ま す 。 作 風 は フ ラ ン ス の 印 象 派 音 楽 や ド イ 1883 象 画 へ と 転 ず る の で す が 、 宮 本 は 自 分 の 資 質 を リ ア リ 第 一 回 九 月 十 二 日 ︵ 日 ︶ ツ 的 構 成 、 あ る い は リ ム ス キ ー = コ ル サ コ フ 等 の 色 彩 ︶ ︶ す 。 こ の 連 載 を お 読 み の 方 の 中 に も ご 覧 に な っ た 方 は 月 に M R O ホ ー ル で 宮 本 三 郎 回 顧 展 が 開 か れ て い ま す 。 絶 頂 期 に お い て の 死 で し た 。 半 年 を 経 た 五 十 年 六 宮 本 が 亡 く な っ た の は 昭 和 四 十 九 年 十 月 十 三 日 で え た 大 輪 の 花 と い う べ き も の で し た 。 の 輝 か し い 画 面 こ そ が 、 長 い 画 業 の 終 わ り に 開 花 さ せ ら で し た 。 ギ リ シ ャ 神 話 と 聖 書 に も と づ く 〝 花 と 裸 婦 〟 宮 本 が 真 に ピ ー ク を 迎 え た の は 四 十 年 代 に 入 っ て か り つ つ 、 研 究 者 、 評 論 家 で あ っ た 時 期 で す 。 論 考 や エ ッ セ イ 、 対 談 を 頻 繁 に 掲 載 し ま す 。 画 家 で あ を 含 め て 様 々 に 描 い て 行 く の で す 。 同 時 に 美 術 雑 誌 に 音 ホ 楽ー ︵講 ル 入 場座 無 料 ・ 整 理 券 不 要 午 後 一 時 三 十 分 ∼ ︶ ︵ フ レ ス コ バ ル デ ィ ︱ レ ス ピ ー ギ ︶ な 画 風 に つ い て 語 り だ し ま す と 、 こ の 連 載 は ま だ ま だ ト夜 ッ曲 カ ー タ と フ ー ガ イ 短 調 二 十 年 代 末 か ら 三 十 年 代 末 ま で に 宮 本 が 試 み た 様 々 た 宮 本 の 多 面 性 が 、 こ の 時 期 大 い に 発 揮 さ れ ま す 。 っ と し て い る こ と が で き な い の で す 。 第 一 回 目 に 述 べ ス ト と 確 認 し た に も か か わ ら ず 、 こ の 新 し い 動 き に じ 石川県立美術館だより 第191号 特 別 展 ﹁ 信 楽 壺 中 の 天 ﹂ ︵ ◎ ︵ ◎ 音 ◎ ◎ 甲 大 み 開 津 滋 霊 真 石 特 滋 延 賀 館 市 賀 場 言 山 別 賀 暦 郡 ほ 15 ・ 県 第 宗 寺 展 県 寺 信 周 昭 立 十 。 ︵ ﹁ 立 の 楽 ﹁ み ゅ 日 年 和 近 三 西 大 仏 琵 総 町 ー 本 記 ・ 五 代 番 国 津 像 琶 里 じ 念 十 美 札 三 市 湖 坊 平 の あ 成 絵 ・ 九 術 所 十 ︶ ︱ 文 。 む 胎 化 庭 九 画 所 年 館 。 三 年 内 館 園 と 蔵 開 ケ 開 の ︵ は 工 名 館 所 館 世 大 国 ︶ 芸 品 展 観 ︶ 界 津 指 ﹂ ︱ 市 定 ﹂ ・ 名 昭 勝 和 。 三 十 六 年 開 館 ︶ MIHO MUSEUM 例 年 参 加 ご 希 望 の 方 が 大 変 お 申 し 込 み の 方 法 昨 年 度 見 学 地 ︵ 上 ・ 法 隆 寺 下 ・ 慈 光 院 ︶ れ て い ま す 。 総 合 保 険 料 が 含 ま 二 日 間 の 国 内 旅 行 朝 食 、 昼 食 代 及 び の 昼 食 、 十 七 日 の ☆ 参 加 費 に は 十 六 日 加 を ご 遠 慮 下 さ い 。 信 の な い 方 は 、 参 合 、 特 に 足 腰 に 自 ま す 。 お 身 体 の 具 を 歩 く こ と と な り ☆ 二 日 間 に わ た り 長 時 間 の バ ス 移 動 が あ り 、 相 当 の 距 離 返 し い た し ま す 。 ミュージアムグッズ ミュージアムグッズ ご 利 用 い た だ け ま す 。 お り 、 銘 々 皿 と し て も 現 在 七 種 と り そ ろ え て 本 格 的 な 色 絵 磁 器 で す 。 同 様 の 釉 薬 を 使 用 し た た も の で す 。 古 九 谷 と 合 連 合 会 に 製 作 委 託 し 谷 陶 磁 器 商 工 業 協 同 組 チ ュ ア で す 。 石 川 県 九 凰 図 平 鉢 ︵ 左 ︶ ﹂ の ミ ニ ︵ 右 ︶ ﹂ 、 ﹁ 古 九 谷 色 絵 鳳 ﹁ 古 九 谷 青 手 椿 図 平 鉢 上 の 飾 皿 は 、 当 館 蔵 飾 皿 方 へ 順 番 に 参 加 権 を お 譲 り し て 行 き ま す 。 な お 十 五 京 都 市 美 術 館 ︵ 京 都 市 左 京 区 ・ ○ 七 五 ︱ 七 七 一 ︱ 四 一 ○ 七 ︶ 当 館 へ ご 連 絡 下 さ い 。 当 館 よ り 、 キ ャ ン セ ル 待 ち の パ リ 、 プ テ ィ ・ パ レ 美 術 館 展 9 / 26 6 ま で ― 6 ― ◎ 佐 川 美 術 館 ︵ 守 山 市 ・ 平 成 十 年 開 館 ︶ 見 学 予 定 地 ☆ 当 選 後 、 参 加 の 権 利 を キ ャ ン セ ル さ れ る 場 合 は 必 ず ☆ 友 の 会 会 員 の 方 は 会 員 証 を 必 ず ご 持 参 下 さ い 。 没 後 50 年 記 ︵念 京 都美 市の 中 京精 区華 ・ ○上 七 五村 ︱松 二園 二 二展 京 都 府 京 都 文 化 博 物 館 ︱ ○ 八 八 八 ︶ 9 / 15 ま で 募 集 定 員 四 十 五 名 ︵ 対 象 は 原 則 と し て 成 人 ︶ 二 名 ご 来 場 下 さ い 。 で 、 た と え ば 二 名 で の お 申 し 込 み ご 希 望 の 場 合 は 、 開 滋館 賀 15 県周 立年 近記 代念 美 術所 館蔵 ︵名 大品 展 津 市日 ・本 ○の 七絵 七画 ︱と 五工 芸 四 三 9 ︱ / 二 7 一 ∼ 一 11 一 / ︶ 14 砺 波 市 美 術 館 ︵ 砺 波 市 ・ ○ 七 六 三 ︱ 三 二 ︱ 一 ○ ○ 一 ︶ 前 衛 書 の 軌 跡 表 立 雲 展 9 / 9 ∼ 10 / 10 参 加 ︵ 友 の 会 会 員 以 外 の 方 は 二 八 、 ○ ○ ○ 円 ︶ 費 二 七 、 ○ ○ ○ 一 円 泊 二 日 、 宿 泊 は 大 津 市 瀬 田 。 期 日 十 月 十 六 日 ︵ 土 ︶ ∼ 十 七 日 ︵ 日 ︶ ☆ お ☆ お せ 抽 申 申 ん 選 し し 。 会 込 終 み 込 了 に み 以 あ は 前 た 、 の 一 お っ 人 申 て 一 し の 口 込 ご と み 注 し は 意 ま 一 す 切 。 お ご 受 家 け 族 い ご た 友 し 人 ま 等 福 井 県 立 美 術 館 ︵ 福 井 市 ・ ○ 七 七 六 ︱ 二 五 ︱ ○ 四 五 一 ︶ 近 代 日 本 画 に 見 る 美 人 画 名 作 展 9 / 10 ∼ 10 / 3 愛 知 県 美 術 館 ︵ 名 古 屋 市 東 区 ・ ○ 五 二 ︱ 九 七 一 ︱ 五 五 一 一 ︶ に 当 館 ホ ー ル へ 直 接 ご 来 場 下 さ い 。 危 川 ホ 機 崎 イ ︱ 市 の 市 版ッ 民 時 ミ画ス ュ 代 ーにラ と ジ ア 見 ー 絵 ムるか ︵ 画 川アら 崎 市 メ ウ 中 原 リ ォ 区 カ ー ・ ○美 ホ 四術 ー 四の ル ︱ 100 ま 七 五年 で 9 四︱ / 3 ∼ 10 / 17 ︱ 四 五 〇 〇 ︶ 湖 南 の 古 寺 と 美 術 館 散 策 参 加 者 募 集 1930-1945 紹 介 日 ︵ 金 ︶ 午 前 中 ま で の お 申 し 出 に 限 り 、 参 加 費 を お ◎ 滋 開 賀 館 院 一 周 門も ん ぜ 年 跡き 特 ︵ 別 大 展 津 ﹁ 市 比 ︶ 叡 山 延 暦 寺 の 名 宝 と 国 宝 ・ 梵 鐘 ﹂ 9 / 19 ま で を 予 定 し て い ま す 。 ご 希 望 の 方 は 当 日 午 前 十 時 ま で い た だ い て お り ま す 。 今 回 の 抽 選 会 は 十 月 九 日 ︵ 土 ︶ 江 戸 小 紋 と 型 紙 極 小 の 美 の 世 界 ※ 開 催 期 間 、 休 館 日 、 ︵ 内 東 京 容 都 等 渋 は 谷 直 区 接 ・ 各 ○ 館 三 へ ︱ お 三 問 四 い 六 合 五 わ せ ︱ 九 9 下 四 / さ 二 26 い 一 ま 。 ︶ で 渋 谷 区 立 松 濤 美 術 館 第 二 十 九 回 文 化 財 現 地 見 学 の も と で 厳 正 な 抽 選 を 行 い 、 申 し 込 み 者 を 決 定 さ せ て 多 い た め 、 実 施 一 週 間 前 に 参 加 希 望 者 全 員 の 立 ち 会 い 各 地 の 展 覧 会 九 月 石川県立美術館だより 第191号 ︿ 連 絡入 先場 ﹀無 料 金 沢 市 窪 一 ︱ 1二 ○二 七二 六 ︱ 二 四 四 ︱ 五丹 九羽 一俊 六夫 第 石 十 川 独 回 立 記 の 前 念 身 石 は 、 川 昭 九 独 和 月立 五 十 十 四D 四 日O 年︵ に第 ︵ 県 8 ∼ 火展 内 在 住 の 独 立 ・ 9 展 示 室 ︶ ※※※ 展九 九 示月 月 替二 二 等十 日 に六 ︵ よ日 木 と る︵ ︶ 今日 十 月︶ の五 の 当日 ︵ 全 館水 館 主・ 休 催祝 館 講︶ の 日演他 は会団 九 と体 月 、主 一 そ催 日 ︵ の講 演 水他 の ︶ 行会 、 は 二 事、 十 の午 一 開後 催 日 ︵ 時二 火 間時 ︶ はよ 、 り 二 通開 十 常催 さ 二通 り 日 ︵午 れ ま 水後 す ︶ で一 。 す時 。三 十 分 か ら で す 。 二 十 日 ︵ 月 ︶ ・ 正 午 よ り ︶ 9 9 9 9 / / / / 26 25 19 18 ︵ ︵ ︵ ︵ 日 土 日 土 ︶ ︶ ︶ ︶ 講 土 月 土 曜 例 曜 演 映 講 画 講 会 座 会 座 岡 鹿 之 助 ︱ 人 と 芸 術 ︱ 文 化 財 を 守 る 人 た ち ︵ 44 分 ︶ 桃 山 の 工 芸 2 ︵ ︵ 織 高 田 嶋 春 清 樹 栄 学 学 芸 芸 主 主 任 査 ︶ ︶ ホ 講 ホ 講 ー 義 ー 義 ル 室 ル 室 保 科 誠 丹 羽 俊 夫 三 宅 厚 史 今 村 文 男 北 出 朝 之 真 浄 光 葉 岡 秀 峯 山 村 恵 光 桟 勝 正 石 井 宝 山 河 合 祐 吾 選 抜 し 、 10 号 に 統 一 し て 展 示 さ れ ま す 。 十 二 月 一 日 、 東 京 都 美 術 館 で 開 催 ︶ の 作 家 を 約 四 十 名 運 営 委 員 長 を 担 当 し て い る 新 院 展 ︵ 十 一 月 二 十 五 日 ∼ 家 の 出 品 が 多 く な っ て い ま す 。 ま た 今 回 は 丹 羽 俊 夫 が 始 め 50 ∼ 100 号 の パ ネ ル 作 品 等 で 、 毎 年 二 十 代 の 若 い 作 月 日 9 / 15 9 9 / / 12 11 ︵ ︵ 日 土 ︶ ︶ 9 / 5 ︵ 日 ︶ 9 / 4 ︵ 土 ︶ 9 / 2 ︵ 木 ︶ 講 音 土 月 楽 曜 例 映 講 講 画 座 座 会 土 講 曜 行 演 事 座 会 イ タ リ ア 音 楽 の 復 興 者 た ち 1 保 存 の は な し ︱ 虫 干 し ︱ ﹁ 私 の 臨 書 論 ﹂ ︵ 午 後 二 時 よ り 開 催 ︶ ︵ 水 ・ 祝 ︶ 演 会 ﹁ 私 の 絵 画 論 ﹂ ︵ 午 後 二 時 よ り 講 開 師 催 ︶ 林 紀 一 郎 氏 ︵ 池 田 二 十 世 紀 美 術 館 館 長 ︶ ホ ー ル 仏 像 32 手 漉 和 紙 ︵ 教 30 王 分 護 ︶ 国 寺 ︵ 東 寺 ︶ の オ ほ ッ と ト け リ ー ニ ・ レ ス ピ ︵ ー 谷 講 ギ 口 師 出 中 学 村 お 芸 主 攝さ む 査 氏 ︶ ホ 講 ホ ー 義 ー ル 室 ル 講 ︵ 宮 衛 学 芸 専 門 員 ︶ 講 義 室 講 師 尾 崎 邑 鵬 氏 ︵ 書 家 ・ 日 展 常 務 理 事 ︶ 内 容 画 約 六 十 点 を 展 示 し ま す 。 出 品 作 品 は 屏 風 絵 、 襖 絵 を ︿ 連 絡 先 ﹀ 第 同 二 展 は 十 石 三 川 回 県 を 日 中 創 心 に 展 、 九& 北 月 陸 ︵ 九新 地 第 日院 方 7 ︵ か ・ 木展 ら 8 ︶選 選 ・ ∼抜 ば 9 十 れ 展 二金 た示日 ︵沢 日 室 日展 本 1 ○ 七 六 ︱ 二 六 ○ ︱ 三 五 八 一 ︶︶ 九 月 の 行 事 案 内 ︽ 入 場 無 料 ・ 開 催 時 間 に ご 注 意 下 さ い ︾ 1 ○ 七 六 ︱ 二 三 二 ︱ 九 ○ 九 一 ︿ 連 絡入 先場 ﹀無 料 金 沢 市 城 南 二 ︱ 八 ︱ 十 七 堀 一 浩 1 ○ 七 六 ︱ 二 六 二 ︱ 三 五 三 一 ホ 会 ー ル 場 ― 7 ― 山 田 裕 之 吉 武 研 司 金 沢 美 術 工 芸 大 学 前 田 さ な み 三 浦 賢 治 水 野 雅 己 金 沢 市 香 林 坊 二 ︱ 五 ︱ 一 北 國 新 聞 社 事 業 局 西 又 浩 二 堀 一 浩 本 庄 一 広 ※ 当 館 友 の 会 会 員 は 、 会 員 証 提 示 に よ り 一 般 四 ○ ○ 円 澤 秀 和 芝 田 米 三 田 井 淳 入 場 料 一 般 五 ○ ○ 円 高 大 生 三 ○ ○ 円 小 中 生 一 ○ ○ 円 京 岡 英 樹 桑 野 幾 子 指 江 昌 克 ︿ 覧 連 い昨 入 絡 た年 先場だ度 ﹀無けの 料 れ﹁ 金 ば絵 沢 幸画 市 い・ 小 で彫 立 す刻 野 。部 五 門 ︱ ﹂ 十 に 一 続 ︱ き 一 、 広 く 皆 様 に ご 予 定 し て い ま す 。 絹 谷 幸 二 喜 多 村 徹 雄 倉 拓 也 は 講 演 会 ︵ 入 場 無 料 ・ ﹁ 九 月 の 行 事 案 内 ﹂ 参 照 ︶ も 、 片 口 直 樹 金 子 顕 司 川 崎 輝 あ ん お よ そ 二 百 八 十 点 の 作 品 を 展 示 し ま す 。 ま た 会 期 中 に し 、 あ わ せ て 石 川 県 書 美 術 振 興 会 会 員 約 二 百 人 も 含 め 、 氏 な ど 、 現 代 書 壇 代 表 約 八 十 人 の 作 品 を 一 堂 に 展 示 日 本 芸 術 院 会 員 の 村 上 三 島 氏︵ 、第 杉 7 岡・ 華 8 邨・ 氏 9 、展 小 林示 斗と室 ︶ 出 品 作 家 無 料 ・ ﹁ 九 月 の 行 事 案 内 ﹂ 参 照 ︶ を 開 催 い た し ま す 。 十 世 紀 美 術 館 館 長 ・ 林 紀 一 郎 先 生 に よ る 講 演 会 ︵ 入 場 め て い ま す 。 本 展 で は 十 回 記 念 展 企 画 と し て 、 池 田 二 上 田 英 子 大 泉 佳 広 金 井 訓 志 出 染金漆陶陶品 ・工・磁磁予 ・定 木 織 金者 工 工︵ 本 関関向原清学 井田水専 里源武 六任 繪司志実兵教 子 衛員 米山久︵︶ 川田村世九十 本豊慎建兵三 敦也哉二衛名 久 ︶ 中田米 城川中山 信 英衛行央 明 h 講 師 山 本 貞 氏 ︵ 洋 画 家 ・ 二 紀 会 理 事 長 ︶ ﹁ 故 里 の 夕 映 え ︱ 宮 本 先 生 の 思 い 出 ︱ ﹂ 主 な 出 品 者 で 個 性 強 烈 な 作 風 の 作 家 を 輩 出 し て い る 事 で 注 目 を 集 第 二 十 七 回 日 本 の 九書 月展 二 日 ︵ 木 ︶ ∼ 六 日 ︵ 月 ︶ フ ォ ー ビ ズ ム ︵ 野 獣 派 ︶ の 流 れ を 汲 む 独 立 展 は 、 自 由 展 出 品 者 を 中 心 にデ Dィー Oオー 展 と し て 発 足 し ま し た 。 日 本 的 金 沢 美 術 工 芸 大 九 月学 十教 五員 日作 ︵ 水品 ・ 祝展 ︵︶ ∼ 第 工 二 7 十芸 展 日 示 ︵部 室 月門 ︶︶ 企 画 展 示 室 一 般 に 彫 刻 で は 女 性 の も つ 優 美 さ 、 優 雅 さ を 追 求 す 制 作 主 張 が そ こ に 表 れ て い る の で す 。 彫 る 。 人 体 そ の も の を 彫 る ﹂ と い う 作 者 の こ だ わ り と 、 し た 作 品 を 残 し 続 け ま し た 。 ﹁ 自 分 は 、 裸 婦 そ の も の を あ く ま で も 人 体 を 制 作 し 、 た だ 単 に ﹁ 裸 婦 ﹂ と だ け 題 彫 刻 家 と し て 人 体 を 彫 る こ と を 究 め 続 け た 作 者 は 、 の で は な い か ら で す 。 い る で あ ろ う 未 来 に お い て も 、 彫 刻 の 本 質 は 変 わ る も さ る 題 材 は な く 、 機 械 化 が 進 み 、 空 間 構 成 が 発 達 し て り 、 飾 り で あ る と も 言 え る も の で す 。 そ れ は 人 体 に ま ま す 。 彫 刻 の 歴 史 の 中 で 、 他 の 題 材 は 付 属 の 発 展 で あ て き て お り 、 そ れ は 未 来 永 劫 続 い て い く こ と と 思 わ れ 彫 刻 は 、 古 典 か ら 現 代 に い た る ま で 人 体 を 題 材 と し 88 朴 さ が か く さ れ て い る と い え ま し ょ う 。 〒 九 二 〇 ︱ FT〇 AE九 XL六 三 〇〇 七七金 六六沢 ︵︵市 二二 出 二三 羽 四一 町 ︶︶ 九七二 五五番 五八一 〇〇号 の で す 。 作 者 の 裸 婦 に は 、 肉 体 の 自 然 さ と 、 精 神 の 素 石 川 第県 一立 九美 一術 号館 だ 平 成 よ 十 り 一 年 九 月 一 日 発 行 と は 別 に 、 よ り 自 然 で 、 人 間 的 な 作 品 が 生 ま れ て く る 九 月 一 日 ︵ 水 ︶ ・ 二 十 一 日 ︵ 火 ︶ ・ 二 十 二 日 ︵ 水 ︶ 肉 体 と し て 写 す と き 、 た だ 単 に 美 し さ を 追 求 し た 彫 刻 休 館 日 て い ま す 。 生 き 抜 く 強 い 意 志 を 示 す 人 間 の 、 充 満 す る え る こ の 像 に は 、 肉 体 の よ り 強 い 実 感 や 把 握 が な さ れ 者 の 考 え 方 が 示 さ れ ま す 。 見 た 目 に は 、 醜 い と さ え 言 表 現 さ れ て こ そ 、 人 体 の 美 し さ と い え る の だ と い う 作 の 美 し い と き で は な く 、 ま さ に 生 き て い る と い う 姿 が が と み お い ら か え れ れ ば る て 、 よ い そ う ま の に す 生 女 。 命 性 綺き 力 の 麗れ いと 美 に 溌は つし 彫 刺ら つさ ら さ ば れ を か た 表 り と 現 で き す な だ る く け こ 、 が と ど 、 に ち 人 重 ら 体 き か る こ と を 常 と し ま す が 、 作 者 の 裸 婦 は 、 こ の 作 品 に も 筆 の ﹃ 假 眠 ﹄ に 至 る 油 絵 、 素 描 、 版 画 、 挿 絵 等 百 四 十 後 二 十 五 年 に ち な み 開 催 す る 展 覧 会 で す 。 初 期 か ら 絶 会 日 講 演 場 時 師 題 当 館 ホ ー ル 九 月 二 十 六 日 ︵ 日 ︶ 午 後 一 時 三 十 分 ∼ 山 本 貞 氏 ︵ 洋 画 家 ・ 二 紀 会 理 事 長 ︶ ﹁ 故講 里 の演 夕 映 え会 ︿ ︱聴 宮講 本無 先料 生﹀ の 思 い 出 ︱ ﹂ 余 点 を ご 覧 い た だ き ま す 。 裸婦 木下 繁 明治41年(1980)∼昭和63年(1988) 昭和39年 1964 高188.0 幅46.5 奥行60.0(cm) 画 家 、 宮 本 三 郎 ︵ 明 治 三 十 八 年 ∼ 昭 和 四 十 九 年 ︶ の 没 石 川 県 小 松 市 松 崎 町 生 ま れ で 、 昭 和 洋 画 壇 の 代 表 的 特 別 展 写没 実後 九 と 25 月幻 年 二想 十 五の 日巨 ︵ 土匠 ︶ ︵∼宮 十 第月本 7二 ∼ 三 9十郎 四 展日展 示︵ 室日 ︶︶ ― 8 ― が 公 開 さ れ ま す 。 ∼ 6 展 示 室 で は 、 石 川 県 ゆ か り の 諸 分 野 の 作 家 の 優 品 示 室 で は 、 書 跡 の 名 品 と 茶 道 具 。 近 ・ 現 代 部 門 の 第 3 庫 の 中 か ら 和 歌 文 学 と 前 田 育 徳 会 所 蔵 の 優 品 。 第 2 展 ま す 。 古 美 術 部 門 の 前 田 育 徳 会 展 示 室 で は 、 尊 經 閣 文 れ た 美 術 品 を 鑑 賞 し た い と い う 欲 求 や 期 待 が 寄 せ ら れ の 季 節 は 各 地 で 各 種 の 美 術 展 が 活 発 に 行 わ れ 、 ま た 優 ﹁ 芸 術 の 秋 ﹂ と い う 言 葉 が あ り ま す よ う に 、 こ の 秋 特 別 陳 列 九秋 月の 二優 十 ︵三品 前日展 田︵ 木 育・ 徳祝 会︶ ・∼ 十 第月 2二 ∼ 6十 四 展日 示︵ 室日 ︶︶ 次 回 の 展 覧 会
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