191 平成11年9月1日発行 - 石川県

平成11年9月1日発行
第191号
酔って候 鴨居 玲 昭和59年
(3ページ参照)
目 次
加賀藩の美術工芸、加賀の工芸 ……………2
第二十九回文化財現地見学 参加者募集 …6
鴨居 玲 ………………………………………3
各地の展覧会、ミュージアムグッズ紹介 ………6
常設展示室 主な出品作品 …………………4
九月の行事案内、企画展示室 ………………7
音楽講座、企画展TOPIC …………………5
所蔵品紹介、次回の展覧会 …………………8
石川県立美術館だより 第191号
常設展示室(前田育徳会展示室)
特別陳列
加賀藩の美術工芸
9月2日(木)∼20日(月)
ば
幸
い
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。
重
要
文
化
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蒔
絵
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歌
の
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今
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、
四
十
二
点
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ま
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清
水
九
兵
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華
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藩
主
た
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、
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、
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・
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が
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・
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成
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品
を
の
高
さ
は
、
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戸
や
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都
を
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の
ぐ
勢
い
で
し
た
。
こ
の
よ
う
成
さ
れ
ま
し
た
。
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、
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め
て
高
い
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成
度
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も
っ
た
美
術
工
芸
品
が
収
集
・
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茶
の
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釜
を
造
り
、
ま
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都
か
ら
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て
大
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甫
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、
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藩
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て
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を
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、
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・
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乗
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、
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名
道
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当
初
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武
具
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作
・
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行
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て
い
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所
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三 す
郎 。
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︵ ば
初 利
代 常
︶ は
や 、
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三 都
郎 か
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甫 蒔
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二 の
代 名
︶ 門
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、 十
江 嵐
言
っ
て
も
過
言
で
は
あ
り
ま
せ
ん
。
絵
を
特
徴
と
す
る
古
九
谷
は
、
そ
の
姿
勢
を
反
映
し
て
い
る
と
政
策
に
よ
る
反
体
制
的
姿
勢
の
表
明
で
し
た
。
豪
放
華
麗
な
色
知
ら
れ
る
三
代
藩
主
前
田
利
常
︵
一
五
九
三
∼
一
六
五
八
︶
の
は
み
ら
れ
ま
す
が
、
大
き
く
開
花
し
た
の
は
文
化
大
名
と
し
て
初
代
藩
主
前
田
利
家
や
二
代
藩
主
利
長
の
頃
、
そ
の
芽
生
え
が
、
天
下
一
大
名
を
誇
示
す
る
唯
一
の
方
法
は
、
自
己
の
文
化
外
様
大
名
ゆ
え
の
幕
府
へ
の
政
治
的
屈
従
を
強
い
ら
れ
た
利
常
心
を
寄
せ
、
な
か
で
も
三
代
利
常
は
傑
出
し
た
文
化
大
名
で
す
。
前
田
家
は
初
代
利
家
か
ら
歴
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藩
主
が
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化
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業
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深
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承
発
展
し
た
か
ら
で
す
。
加
賀
藩
歴
代
藩
主
の
保
護
の
も
と
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培
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、
そ
の
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術
が
継
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ら
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ま
す
。
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藩
政
時
代
初
期
以
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、
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川
県
は
、
今
日
で
も
伝
統
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な
美
術
工
芸
の
盛
ん
な
土
地
常設展示室(第2展示室)
特 集
加賀の工芸
9月2日(木)∼20日(月)
― 2 ―
石川県立美術館だより 第191号
常設展示室(第3展示室)
特 集
1
9
8
2
年
鴨居 玲
9月2日(木)∼20日(月)
私
︵
昭鴨
和居
五の
十顔
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五
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年
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止
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四
十
三
年
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五
十
年
― 3 ―
群
が
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昭
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四
十
一
年
石川県立美術館だより 第191号
常設展示室
段
々
釜
初
代
宮
崎
寒
雉
350円
個
大学生 280円 人
高校生以下は
無料
一 般
280円
団
体
大学生 ︵
20
220円 名
以
上
高校生以下は ︶
無料
南
政
善
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観
覧
料
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特
別
陳
列
を
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南
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ま
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。
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第
1
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五
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9月2日(木)∼20(月)
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・
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︵
馬
︶
主な展示作品
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松
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清
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大
三
下
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米
沢
弘
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木
彫
加
彩
人
形
﹁
愛
下
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友
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本
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渡
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許
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七
年
、
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度
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る
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ま
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録
画
の
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作
に
従
事
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戦
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で
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が
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自
分
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四
年
の
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の
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欧
で
、
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油
彩
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と
技
法
に
触
れ
こ
の
と
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宮
本
に
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き
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課
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が
あ
り
ま
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た
。
十
三
年
沢
の
自
宅
に
帰
っ
て
か
ら
が
、
本
当
の
戦
後
の
再
出
発
で
し
た
。
熱
叢
夢
昭
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四
十
六
年
︵
二
木
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一
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主
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話
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宮
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ひ
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中
ご
来
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玲
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の
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。
宮
本
三
郎
と
そ
の
弟
子
鴨
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い
ま
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ん
。
そ
の
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頭
が
、
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き
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け
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は
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り
ま
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、
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に
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ル
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小
舞
子
、
小
松
、
金
沢
と
、
昭
和
十
九
年
か
ら
二
十
三
年
に
大
限
に
生
か
し
て
描
き
得
た
最
高
峰
で
あ
る
と
思
い
ま
す
。
が
、
油
絵
と
い
う
外
来
の
絵
画
技
法
を
、
油
絵
具
の
性
質
を
最
個
人
的
に
は
﹁
假
眠
﹂
は
明
治
以
後
の
日
本
の
洋
画
家
た
ち
故
郷
は
仮
の
宿
と
い
う
べ
き
で
、
二
十
三
年
五
月
に
東
京
・
奥
油
絵
具
を
和
様
化
し
、
艶
消
し
で
描
く
画
家
は
多
い
し
、
そ
こ
う
し
た
状
況
を
打
破
し
よ
う
と
立
ち
上
が
っ
た
の
が
、
二
う
の
は
ち
ょ
っ
と
き
つ
い
の
で
す
が
、
ご
容
赦
下
さ
い
。
が
息
づ
い
て
横
た
わ
っ
て
い
た
の
で
し
た
。
に
な
っ
て
し
ま
い
ま
し
た
。
に
は
、
逆
に
オ
ー
ス
ト
リ
ア
や
ド
イ
ツ
の
後
塵
を
拝
す
る
こ
と
初
頭
、
モ
ー
ツ
ァ
ル
ト
や
ベ
ー
ト
ー
ヴ
ェ
ン
の
古
典
派
の
時
代
時
中
を
二
回
書
い
て
し
ま
い
ま
し
た
の
で
、
戦
後
が
一
回
と
い
回
は
戦
後
の
宮
本
に
つ
い
て
述
べ
さ
せ
て
い
た
だ
き
ま
す
。
戦
五
回
シ
リ
ー
ズ
の
こ
の
連
載
も
い
よ
い
よ
最
後
に
な
り
、
今
こ
と
は
で
き
ま
せ
ん
。
花
と
人
形
た
ち
の
中
に
、
ま
さ
に
裸
婦
っ
た
﹁
假
眠
﹂
の
前
に
立
っ
た
と
き
の
感
動
は
今
で
も
忘
れ
る
多
い
と
思
い
ま
す
。
い
い
展
覧
会
で
し
た
。
こ
と
に
遺
作
と
な
― 5 ―
国
イ
タ
リ
ア
だ
っ
た
の
で
す
が
、
十
八
世
紀
末
か
ら
十
九
世
紀
ヨ
ー
ロ
ッ
パ
各
国
の
宮
廷
に
音
楽
家
達
を
送
り
込
ん
だ
先
進
ご
と
消
し
去
ら
れ
る
ま
で
に
な
っ
て
し
ま
っ
た
の
で
す
。
戦
後
の
宮
本
三
郎
の
純
音
学
の
栄
光
は
﹁
オ
ペ
ラ
﹂
の
隆
盛
に
よ
っ
て
ジ
ャ
ン
ル
り
が
も
て
は
や
さ
れ
ま
し
た
。
ル
ネ
ッ
サ
ン
ス
期
や
バ
ロ
ッ
ク
企
画
展
T
O
P
I
C
実
器
楽
曲
は
十
八
世
紀
以
降
忘
れ
去
ら
れ
、
長
く
声
楽
曲
ば
か
楽
曲
が
真
っ
先
に
思
い
浮
か
ぶ
の
で
は
な
い
で
し
ょ
う
か
。
事
ア
ル
フ
レ
ド
・
カ
ゼ
ッ
ラ
︵
第
四
回
三
月
五
日
︵
日
︶
︱
︶
イ
タ
リ
ア
と
言
え
ば
オ
ペ
ラ
や
カ
ン
ツ
ォ
ー
ネ
と
い
っ
た
声
ジ
ャ
ン
・
フ
ラ
ン
チ
ェ
ス
コ
・
マ
リ
ピ
エ
ロ
︵
シ
リ
ー
ズ
で
お
聞
き
い
た
だ
き
ま
す
。
第
三
回
一
月
二
十
三
日
︵
日
︶
今
回
は
イ
タ
リ
ア
二
十
世
紀
の
作
曲
家
を
取
り
上
げ
、
四
回
イ
ル
デ
ブ
ラ
ン
ド
・
ピ
ツ
ェ
ッ
テ
ィ
︵
い
た
し
ま
す
。
第
二
回
十
二
月
十
九
日
︵
日
︶
中
村お
攝さ
む
氏 イ
の タ
ピ リ
ア
ノ ア
演 音
奏
と 楽
解 の
説
に 復
よ 興
る
音 者
楽 た
講
座 ち
を
再
開
グ
レ
ゴ
リ
ア
旋
律
に
よ
る
3
つ
の
前
奏
曲
リ
ュ
ー
ト
の
た
め
の
古
代
舞
曲
と
ア
リ
ア
や
動
物
、
仏
像
、
流
水
等
色
ん
な
モ
テ
ィ
ー
フ
を
絵
肌
の
研
究
終
わ
ら
な
く
な
っ
て
し
ま
い
ま
す
。
と
も
か
く
も
、
黒
い
裸
婦
︱
1968
的
管
弦
楽
法
を
取
り
混
ぜ
た
叙
ヴ
ェ
ル
デ
ィ
、
フ
レ
ス
コ
バ
ル
デ
ィ
等
、
先
人
の
偉
業
を
復
活
統
精
神
を
見
事
に
開
花
さ
せ
た
四
大
家
の
手
法
を
、
今
回
の
音
1880
情
的
な
も
の
で
、
器
楽
の
復
興
楽
講
座
で
は
追
う
こ
と
と
し
ま
す
。
︱
1973
と
イ
タ
リ
ア
音
楽
再
認
識
を
押
初
回
の
レ
ス
ピ
ー
ギ
は
こ
の
四
人
の
中
で
は
最
も
ポ
ピ
ュ
ラ
1882
し
進
め
、
次
の
世
代
の
作
曲
家
ー
な
存
在
で
、
ロ
ー
マ
の
噴
水
、
松
、
祭
の
交
響
詩
三
部
作
が
1947
九秋
月の
二企
十画
五展
日
︵﹁
土没
後
︶
か 25
ら年
十 月写
二実
十と
四幻
日
︵想
日の
巨
︶
ま匠
で 開宮
催本
の三
予郎
定展
で﹂
すは
。
﹃
ア
ン
フ
ォ
ル
メ
ル
﹄
が
猛
威
を
振
る
い
、
多
く
の
画
家
が
抽
に
大
き
な
影
響
を
与
え
ま
し
た
。
よ
く
知
ら
れ
ま
す
。
作
風
は
フ
ラ
ン
ス
の
印
象
派
音
楽
や
ド
イ
1883
象
画
へ
と
転
ず
る
の
で
す
が
、
宮
本
は
自
分
の
資
質
を
リ
ア
リ
第
一
回
九
月
十
二
日
︵
日
︶
ツ
的
構
成
、
あ
る
い
は
リ
ム
ス
キ
ー
=
コ
ル
サ
コ
フ
等
の
色
彩
︶
︶
す
。
こ
の
連
載
を
お
読
み
の
方
の
中
に
も
ご
覧
に
な
っ
た
方
は
月
に
M
R
O
ホ
ー
ル
で
宮
本
三
郎
回
顧
展
が
開
か
れ
て
い
ま
す
。
絶
頂
期
に
お
い
て
の
死
で
し
た
。
半
年
を
経
た
五
十
年
六
宮
本
が
亡
く
な
っ
た
の
は
昭
和
四
十
九
年
十
月
十
三
日
で
え
た
大
輪
の
花
と
い
う
べ
き
も
の
で
し
た
。
の
輝
か
し
い
画
面
こ
そ
が
、
長
い
画
業
の
終
わ
り
に
開
花
さ
せ
ら
で
し
た
。
ギ
リ
シ
ャ
神
話
と
聖
書
に
も
と
づ
く
〝
花
と
裸
婦
〟
宮
本
が
真
に
ピ
ー
ク
を
迎
え
た
の
は
四
十
年
代
に
入
っ
て
か
り
つ
つ
、
研
究
者
、
評
論
家
で
あ
っ
た
時
期
で
す
。
論
考
や
エ
ッ
セ
イ
、
対
談
を
頻
繁
に
掲
載
し
ま
す
。
画
家
で
あ
を
含
め
て
様
々
に
描
い
て
行
く
の
で
す
。
同
時
に
美
術
雑
誌
に
音
ホ
楽ー
︵講 ル
入
場座
無
料
・
整
理
券
不
要
午
後
一
時
三
十
分
∼
︶
︵
フ
レ
ス
コ
バ
ル
デ
ィ
︱
レ
ス
ピ
ー
ギ
︶
な
画
風
に
つ
い
て
語
り
だ
し
ま
す
と
、
こ
の
連
載
は
ま
だ
ま
だ
ト夜
ッ曲
カ
ー
タ
と
フ
ー
ガ
イ
短
調
二
十
年
代
末
か
ら
三
十
年
代
末
ま
で
に
宮
本
が
試
み
た
様
々
た
宮
本
の
多
面
性
が
、
こ
の
時
期
大
い
に
発
揮
さ
れ
ま
す
。
っ
と
し
て
い
る
こ
と
が
で
き
な
い
の
で
す
。
第
一
回
目
に
述
べ
ス
ト
と
確
認
し
た
に
も
か
か
わ
ら
ず
、
こ
の
新
し
い
動
き
に
じ
石川県立美術館だより 第191号
特
別
展
﹁
信
楽
壺
中
の
天
﹂
︵ ◎
︵ ◎ 音
◎
◎
甲
大
み
開 津 滋 霊 真 石 特 滋 延
賀
館 市 賀 場 言 山 別 賀 暦
郡
ほ
15 ・ 県 第 宗 寺 展 県 寺
信
周 昭 立 十 。 ︵ ﹁ 立 の
楽
﹁
み
ゅ 日 年 和 近 三 西 大 仏 琵 総
町
ー 本 記
・
五 代 番 国 津 像 琶 里
じ
念 十 美 札 三 市 湖 坊
平
の
あ
成
絵 ・ 九 術 所 十 ︶ ︱ 文 。
む
胎 化 庭
九
画 所 年 館 。 三
年
内 館 園
と 蔵 開
ケ
開
の ︵ は
工 名 館
所
館
世 大 国
︶
芸 品
展
観
︶
界 津 指
﹂
︱ 市 定
﹂ ・ 名
昭 勝
和 。
三
十
六
年
開
館
︶
MIHO MUSEUM
例
年
参
加
ご
希
望
の
方
が
大
変
お
申
し
込
み
の
方
法
昨
年
度
見
学
地
︵
上
・
法
隆
寺
下
・
慈
光
院
︶
れ
て
い
ま
す
。
総
合
保
険
料
が
含
ま
二
日
間
の
国
内
旅
行
朝
食
、
昼
食
代
及
び
の
昼
食
、
十
七
日
の
☆
参
加
費
に
は
十
六
日
加
を
ご
遠
慮
下
さ
い
。
信
の
な
い
方
は
、
参
合
、
特
に
足
腰
に
自
ま
す
。
お
身
体
の
具
を
歩
く
こ
と
と
な
り
☆
二
日
間
に
わ
た
り
長
時
間
の
バ
ス
移
動
が
あ
り
、
相
当
の
距
離
返
し
い
た
し
ま
す
。
ミュージアムグッズ
ミュージアムグッズ
ご
利
用
い
た
だ
け
ま
す
。
お
り
、
銘
々
皿
と
し
て
も
現
在
七
種
と
り
そ
ろ
え
て
本
格
的
な
色
絵
磁
器
で
す
。
同
様
の
釉
薬
を
使
用
し
た
た
も
の
で
す
。
古
九
谷
と
合
連
合
会
に
製
作
委
託
し
谷
陶
磁
器
商
工
業
協
同
組
チ
ュ
ア
で
す
。
石
川
県
九
凰
図
平
鉢
︵
左
︶
﹂
の
ミ
ニ
︵
右
︶
﹂
、
﹁
古
九
谷
色
絵
鳳
﹁
古
九
谷
青
手
椿
図
平
鉢
上
の
飾
皿
は
、
当
館
蔵
飾
皿
方
へ
順
番
に
参
加
権
を
お
譲
り
し
て
行
き
ま
す
。
な
お
十
五
京
都
市
美
術
館
︵
京
都
市
左
京
区
・
○
七
五
︱
七
七
一
︱
四
一
○
七
︶
当
館
へ
ご
連
絡
下
さ
い
。
当
館
よ
り
、
キ
ャ
ン
セ
ル
待
ち
の
パ
リ
、
プ
テ
ィ
・
パ
レ
美
術
館
展
9
/
26
6
ま
で
― 6 ―
◎
佐
川
美
術
館
︵
守
山
市
・
平
成
十
年
開
館
︶
見
学
予
定
地
☆
当
選
後
、
参
加
の
権
利
を
キ
ャ
ン
セ
ル
さ
れ
る
場
合
は
必
ず
☆
友
の
会
会
員
の
方
は
会
員
証
を
必
ず
ご
持
参
下
さ
い
。
没
後
50
年
記
︵念
京 都美
市の
中
京精
区華
・ ○上
七
五村
︱松
二園
二
二展
京
都
府
京
都
文
化
博
物
館
︱
○
八
八
八
︶
9
/
15
ま
で
募
集
定
員
四
十
五
名
︵
対
象
は
原
則
と
し
て
成
人
︶
二
名
ご
来
場
下
さ
い
。
で
、
た
と
え
ば
二
名
で
の
お
申
し
込
み
ご
希
望
の
場
合
は
、
開
滋館
賀 15
県周
立年
近記
代念
美
術所
館蔵
︵名
大品
展
津
市日
・本
○の
七絵
七画
︱と
五工
芸
四
三 9
︱ /
二 7
一 ∼
一 11
一 /
︶ 14
砺
波
市
美
術
館
︵
砺
波
市
・
○
七
六
三
︱
三
二
︱
一
○
○
一
︶
前
衛
書
の
軌
跡
表
立
雲
展
9
/
9
∼
10
/
10
参
加
︵
友
の
会
会
員
以
外
の
方
は
二
八
、
○
○
○
円
︶
費
二
七
、
○
○
○ 一
円 泊
二
日
、
宿
泊
は
大
津
市
瀬
田
。
期
日
十
月
十
六
日
︵
土
︶
∼
十
七
日
︵
日
︶
☆ お
☆
お せ 抽 申
申 ん 選 し
し 。 会 込
終 み
込
了 に
み
以 あ
は
前 た
、
の
一
お っ
人
申 て
一
し の
口
込 ご
と
み 注
し
は 意
ま
一
す
切
。
お
ご
受
家
け
族
い
ご
た
友
し
人
ま
等
福
井
県
立
美
術
館
︵
福
井
市
・
○
七
七
六
︱
二
五
︱
○
四
五
一
︶
近
代
日
本
画
に
見
る
美
人
画
名
作
展
9
/
10
∼
10
/
3
愛
知
県
美
術
館
︵
名
古
屋
市
東
区
・
○
五
二
︱
九
七
一
︱
五
五
一
一
︶
に
当
館
ホ
ー
ル
へ
直
接
ご
来
場
下
さ
い
。
危 川
ホ
機 崎
イ
︱
市
の 市
版ッ
民
時 ミ画ス
ュ
代 ーにラ
と ジ
ア 見 ー
絵 ムるか
︵
画 川アら
崎
市 メ ウ
中
原 リ ォ
区 カ ー
・
○美 ホ
四術 ー
四の ル
︱ 100 ま
七
五年 で
9 四︱
/
3
∼
10
/
17
︱
四
五
〇
〇
︶
湖
南
の
古
寺
と
美
術
館
散
策
参
加
者
募
集
1930-1945
紹 介
日
︵
金
︶
午
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一
日
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、
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現
代
部
門
の
第
3
庫
の
中
か
ら
和
歌
文
学
と
前
田
育
徳
会
所
蔵
の
優
品
。
第
2
展
ま
す
。
古
美
術
部
門
の
前
田
育
徳
会
展
示
室
で
は
、
尊
經
閣
文
れ
た
美
術
品
を
鑑
賞
し
た
い
と
い
う
欲
求
や
期
待
が
寄
せ
ら
れ
の
季
節
は
各
地
で
各
種
の
美
術
展
が
活
発
に
行
わ
れ
、
ま
た
優
﹁
芸
術
の
秋
﹂
と
い
う
言
葉
が
あ
り
ま
す
よ
う
に
、
こ
の
秋
特
別
陳
列
九秋
月の
二優
十
︵三品
前日展
田︵
木
育・
徳祝
会︶
・∼
十
第月
2二
∼
6十
四
展日
示︵
室日
︶︶
次
回
の
展
覧
会