平成 27 年度 事業計画

平成 27 年度 事業計画
平成2 7 年 4月 1日から
平成28年 3月31日まで
1
杉本美術館の展示
杉本美術館の運営を担当する名古屋鉄道と協議し、年間を通じて実施される常設
展示、特別企画展示に対して美術作品や関連資料の賃貸と、これらの展示などに関
する助言をおこなう。
具体的な事業の実施については、杉本美術館を運営する事業者側と協議のうえ、
計画・実施する。
(1)
春・夏の展示
ア
4月23日∼9月15日
常設展示室Ⅰ
『ほとけ』展
何かと殺伐な事件の多くなったこのごろ,静謐な作品もあり、ユーモ
アあふれる作品もある杉本健の「ほとけ」の作品を「散華」やそれを
撒く「飛天
」などもあわせ展示することにとって、来館者に心休まるひとときを
提供する。
イ
企画展示室
常設展示室Ⅰ『ほとけ』展と一体となった展示を行う
ウ
廊下展示ケース
常設展示室Ⅰ『ほとけ』展と関連した折本の作品や色紙などを展示
エ
常設展示室Ⅵ
「散華屏風」(六曲一双)や「聖徳太子絵伝画稿」(軸装)などを展示
1
(2)
秋の展示
9月17日∼12月28日
『秋景・雪景』(仮称)
杉本健が愛した秋冬の風景を展示する。
(3)
冬の展示
1月2日∼ 4月19日
『花・静物』(仮称)
寒い冬、屋内で過ごすことの多い時期にふさわしい『静物』の作品を展示
(4)
他の常設展示
ア
常設展示室Ⅱ
『追想・杉本健の部屋』:故杉本健が長年使用したイーゼルなどの
関連資料の他、美術作品
イ
常設展示室Ⅲ
『「曼陀羅」展示室』:「両界曼荼羅」、「華精文双盤」、空海像など
ウ
常設展示室Ⅳ
『「おもちゃ箱」展示室』:「美浜の庭」(油彩)など
(5)杉本美術館以外の展示会場への貸出
杉本美術館以外においても、美術館・博物館などの施設からの依頼に応じて作品
を貸し出すとともに、催事企画に関るアドバイスを行う。
2
資料収集・整備
杉本健画伯の作品資料の調査を進めるとともに、作品や関連資料の分類整理を
進める。
3
普及活動
(1)展示解説など
作家や作品を身近に感じてもらうような活動を通じ、社会教育の振興に寄与する
プログラムとして実施する。
2
(2)広報活動
事業を告知するためにホームページで様々な情報を提供するとともに展示や催
事などの情報を報道機関、出版社などに提供する。
(3)学校教育への協力
① 職場体験学習、職場訪問など
② 小中学生を対象としたコンテスト事業の実施
(4)博物館学芸員実習生の受入れ
(5)友の会活動
(6)出 版
① 杉本美術館だより(季刊)
② その他
以
3
上