第1分科会 郷土を育てる ※報告者名:H25.6.24現在、敬称略 № テーマ NPO等 行政 報 告 者 再生可能エネルギーである温泉 那須温泉地球温暖 県・地球温 那須温泉地球温暖化対策地域 熱利用促進と温暖化対策地域協 化対策地域協議会 暖化対策課 協議会 会長 稲川 裕之 議会創設の薦め 地球規模で温暖化対策が叫ばれる中、那須町で先進的に実施している温泉熱の有効利用(熱利 1 用及び発電)を具体的なスキルとし、栃木県全域への普及拡大と地域協議会の設立を目的とし、 「地球温暖化問題」「温泉熱利用機器の導入プラン」「国の補助金・助成制度の紹介」等を基本 とした、地域性に合わせたセミナーを県内各地で開催した。また、バイナリー発電について、源 泉所有者や民間事業者に対して導入を働きかけた。 <事業に関する問い合わせ先> 県・地球温暖化対策課(大山) ℡028-623-3187 № テーマ NPO等 行政 報 告 者 佐野市環境ネット 佐野市環境ネットワーク会議 自然環境保全推進事業 佐野市 ワーク会議 代表 田口 博一 佐野市では平成21年3月に環境基本計画を策定し、計画の推進中である。目標達成には、行政 だけではなく、市民、民間団体、事業所等の相互の連携や協働による取組が必要であると考え、 2 平成22年6月に多様な主体で構成される佐野市環境ネットワーク会議を設立し、計画の進捗を評 価するとともに具体的に事業の担い手に位置付けた。これまで行政主体であった環境行政にあっ て、市の課題である自然環境の保全、丌法投棄の解決に向けて会議と市が連携し初めて取り組 み、唐沢山県立自然公園の美化活動や環境学習会等を実施した。 <事業に関する問い合わせ先> 佐野市環境政策課(店網) ℡0283-61-1155 № テーマ NPO等 行政 報 告 者 特定非営利活動法 宇都宮大学工学部建設学科建 宇都宮市における新しい環境共 人宇都宮まちづく 宇都宮市 築学コース 生型ライフスタイルの提案 り市民工房 准教授 横尾 昇剛 3 № 東日本大震災を契機として、従来の経済活動優先、効率第一主義に基づく社会から、環境と共 生した持続可能な社会への転換が関心を集めつつある。このような転換期だからこそ、宇都宮市 における新しい環境共生型ライフスタイルを提案することが重要であると考え、本事業におい て、勉強会やワークショップ、シンポジウムを開催した。 <事業に関する問い合わせ先> 宇都宮市みんなでまちづくり課(大川) ℡026-632-2287 テーマ リピーター創出 ~交流人口の増 加に向けて~ NPO等 那珂川町観光協会 行政 那珂川町 報 告 者 那珂川町観光協会 会長 金子 一哉 近年、那珂川町における観光客入込数は減尐している。景気低迷による旅行離れも増えている 中、観光客が求めるニーズは年々多様化し、そういったニーズに的確に応えるためには、さらな 4 る工夫が必要である。那珂川町には、温泉や美術館、清流那珂川に代表される自然など、多くの 地域資源を有する。那珂川町の魅力を再発見し、「花事業」「体験型事業」「那珂川町ぷらっと クーポン事業」を通して発信することで観光客を増やし、さらにリピーターになってもらうこと で交流人口の増加を図った。 <事業に関する問い合わせ先> 那珂川町企画財政課(露久保) ℡0287-92-1114 № テーマ NPO等 行政 報 告 者 「とちぎのふるさと田園風景百 選」を利用した都市農村交流の 活性化について とちぎ協働デザイ ンリーグ 県・農村振興 とちぎ協働デザインリーグ 課 主任研究員 小林 有見子 本事業の目的は、豊かな田園風景と食文化に恵まれた栃木県の特徴を組み合わることにより、 5 新たなルーラルツーリズムの魅力を県内外に発信するための基盤づくりと実践策を提案すること を目的とし、次の3事業を主要事業として実施した。 1 農村景観と食文化を素材とする「とちぎの里めぐり」の重ね合わせ地図作成 2 モデル事例地区における「とちぎの里めぐり」の実践策の検討 3 フォーラム「田園風景と食文化を育むとちぎの里めぐり」の開催 <事業に関する問い合わせ先> とちぎ協働デザインリーグ(小林) ℡028-623-3455 報 告 者 まんま共和国 「とちぎの食と景観」を活かし 県・農村振興 大統領 坂本 安男 まんま共和国 課 た地域づくり (宮まちづくりネットワーク 代表世話人) 6 これまで栃木県では、元気な地域づくりに向け、「食」や「景観」等をテーマに「とちぎ食の 回廊」づくりや「とちぎの田園風景百選」の選定等の取組を行うなど、地域の魅力発掘や情報発 信に努めてきた。農村地域の魅力の一層の周知を図るため、「とちぎ食の回廊」と「とちぎのふ るさと田園百選」に関するイベントやPRブック・ステッカー作成配布等を行った。 <事業に関する問い合わせ先> 県・農村振興課(篠崎) ℡028-623-2333 № テーマ № テーマ № テーマ NPO等 行政 NPO等 行政 報 告 者 壬生町干瓢生産流 壬生町農政課 干瓢生産振興 壬生町 通推進協議会 副主幹兼係長 堀 靖久 県産の干瓢は作付面積、生産量ともに全国の約95%以上を占めているが、近年、輸入品の増加 や生産者の高齢化、後継者丌足等、干瓢生産を取り巻く情勢は年々厳しくなっている。このよう 7 な中、壬生町の特産品である干瓢の生産を振興することは、町農林業の振興を図る上でも重要な 課題である。壬生町は、「歴史とロマンのかんぴょう街道」として指定され、県・近隣市町と連 携し、干瓢を活かした地域の活性化に向け取り組んでいる。平成24年はかんぴょう伝来300年に 当たる年であることから、これを機として、干瓢のすばらしさを普及し、伝統ある優れた食文化 の継承を図るため、記念祭や関連事業(料理コンテスト、講演会等)を実施した。 <事業に関する問い合わせ先> 壬生町農政課(堀) ℡0282-81-1839 わがまちへの誇りと郷土愛の醸 成 NPO等 姿川地区まちづく り協議会 行政 宇都宮市 報 告 者 姿川地区歴史と文化の会 会長 出井 昌子 姿川地区には、「うつのみや遺跡の広場」にある根古谷台遺跡や塚山古墳群など、歴史文化財 が点在していること、また、版画家である「川上澄生」が当地区にとてもゆかりのある人物であ 8 ることなど、貴重な歴史・文化面の地域資源が存在するが、地域へはあまり浸透していない。地 域住民、特に子どもたちに地区内の歴史や文化財、ゆかりのある人物などを知ってもらい、あら ゆる世代での郷土愛の醸成を図るため、ガイドブック(姿川さんぽ)や小学生向け副読本を作成 した。 <事業に関する問い合わせ先> 姿川地区まちづくり協議会(姿川地区歴史と文化の会) (出井) ℡080-5644-6683 № テーマ NPO等 行政 報 告 者 新市の一体感の醸成 特定非営利活動法 人 ハイジ 栃木市 特定非営利活動法人 ハイジ 理事 中村 絹江 合併後の新市においては、各地域のそれぞれの市民が栃木市に愛着を持ち、合併してよかった と思えるように、人・物・情報の交流の活発化など一体感を共有できる土壌作りが急がれる。こ 9 のような状況下、それぞれの地域の特徴や資源を各地域の市民が知ることが重要であり、新市の 一体感の醸成に向け、各地域の資源を再発見できる事業として、市内の名所旧跡を巡る交流事業 や栃木市子ども観光大使の認定などを実施した。 <事業に関する問い合わせ先> 特定非営利活動法人ハイジ(中村) ℡0282-20-7131(とちぎ市民活動推進センターくらら) № テーマ 下野市の文化保護活用 NPO等 下野薬師寺ボラン ティアの会 行政 下野市 報 告 者 薬師寺ボランティアの会 会長 池田 和之 下野市は、下野薬師寺、下野国分寺・国分尼寺が建立されるなど、古代東国地方の仏教文化の 中心地として栄えた歴史的・文化的な特色がある。 下野薬師寺跡周辺では、平成23年に「道の駅しもつけ」がオープンし、交流人口が増加したこ 10 とから、史跡等の文化財について、地域観光資源としてのより一層の活用が望まれている。 下野薬師寺跡を中心に、ボランティア団体と連携し、文化財保護の啓発活動を行うとともに、 史跡周辺の自然環境の整備・保全などにより、文化財の観光資源としての活用を促進し、地域の 活性化を図るため、史跡まつりへの支援、下野薬師寺関連講演会の開催、グリーンマップ作成等 を実施した。 <事業に関する問い合わせ先> 下野市文化課(木村) ℡0285-52-1120 № テーマ 「はにしの里」歴史遺産保護 NPO等 はにしの里自然塾 行政 壬生町 報 告 者 はにしの里自然塾 文化財係 君島 利行 「はにしの里」と称される羽生田地区には、国指定史跡茶臼山古墳、県指定史跡富士山古墳・ 長塚古墳を始めとして、古代下毛野国を代表する多くの古墳が築かれている。しかし、地域住民 には意外と知られていないのが現状である。 11 よって、地元住民に「はにしの里」の歴史と自然について理解を深め、その上で史跡等の環境 整備を行い、住民が気軽に地域の文化遺産に触れることができる機会を創出するとともに、羽生 田地域の活性化を図るため、古墳環境整備(下草刈り)、文化財案内板整備、歴史講座を行っ た。 <事業に関する問い合わせ先> 壬生町生涯学習課 歴史民俗資料館 (君島) ℡0282-82-8544 № テーマ NPO等 行政 報 告 者 懐かしい“ふるさと とちぎ”の 回想 下野民俗研究会 県・県民文 化課 県・県民文化課 副主幹 橋本 豊 時代の流れの中で、一般家庭において文化的価値のある品々が、適切に管理されることなく散 12 在してしまったり、更には廃棄されてしまったりするケースが発生しており、本県の文化資源保 護の観点からも大変な損失になっている。 そこで、本県(各地域)における生活文化の歴史を発掘・保存する観点から、家庭などに眠る往 時を回想できる品々や映像等を収集するとともに、これらを活用した展示イベントを開催した。 <事業に関する問い合わせ先> 県・県民文化課(橋本) ℡028-623-3422 第2分科会 地域で支える ※報告者名:H25.6.24現在、敬称略 № テーマ NPO等 行政 報 告 者 一般社団法人 県・くらし 一般社団法人栃木県若年者支 栃木県若年者支援 安全安心課 援機構しごとや 山崎 宏 機構 車社会やコミュニティの崩壊などにより、住宅街に人が少なく、犯罪も多様化してきている。 犯罪を防ごうと、県内各地で数多くの自主防犯活動団体が見回りなどの活動を展開している。し かしながら、活動するメンバーの高齢化や後継者丌足、また資金丌足により活動の継続が難しく 1 なっている団体もある。そこで、活動者のモチべーションの向上と新たな地域防犯活動者の発掘 を目的として、事業モデル校である上高根沢小学校で地域の方々と子どもたちのつながり事業を 実施し、その様子や県内の防犯活動をしている団体の様子を「地域安心イイこと新聞」・「自主 防犯団体活動事例集」にまとめ関係機関に配布した。 <事業に関する問い合わせ先> 県・くらし安全安心課 (奥山) ℡028-623-2154 地域の安全を守る魅力的な自主 防犯活動の取組について NPO等 行政 報 告 者 財団法人栃木県老 県・くらし 県・くらし安全安心課 高齢者の交通事故防止 人クラブ連合会 安全安心課 副主幹 家島 昌広 交通死者数の約半数を占める高齢者の交通事故防止を図るため、県内初の高齢者を対象とする 交通事故仮想体験を取り入れた交通安全教育を足利市老人クラブ連合会と協力して実施し、その 2 様子を撮影したDVDを地区老人クラブ等へ配布した。また、ドライブレコーダーを利用した安 全運転教室、反射材の普及促進事業、自転車ヘルメット着用推進事業も行った。 <事業に関する問い合わせ先> 県・くらし安全安心課 (家島) ℡028-623-2185 № テーマ № テーマ NPO等 行政 報 告 者 一般社団法人 一般社団法人栃木県若年者支 県・県民文 独居高齢者等の生活弱者支援 栃木県若年者支援 援機構 副理事長 塚 本 竜 化課 機構 也 栃木県でも高齢化社会が進行し、独居高齢者等の生活に丌便さを感じている高齢者が増加して きている。また、震災時における避難支援や安否確認を行うためには、日頃からの関係性が重要 3 であり、若者たちが潤滑油になってコミュニティづくりを行えるようにすることが必要である。 そこで、若者たちの力をいかしながら、宇都宮市昭和地区自治会連合会等との連携により高齢 者の生活を支える御用聞き事業(庭の草取り・剪定、荷物の片付け等)、高齢者と若者の交流の場 づくり事業を行い、地域内で支え合いを構築するモデルとした。 <事業に関する問い合わせ先> 一般社団法人栃木県若年者支援機構 (塚本) ℡028-678-4745 № テーマ NPO等 行政 報 告 者 特定非営利活動法人那須フロ 未治療及び治療中断となった在 特定非営利活動法 ンティア 県・障害福 宅精神障害者の困りごと訪問相 人那須フロンティ 地域生活支援センターゆずり 祉課 談支援 ア 葉 相談支援専門員 遠藤真史 現状では継続的な対応ができていない未治療者若しくは治療中断となった在宅の精神障害者が 4 安定した生活を送るために、必要な支援やサービスにつながることを目的とし、定期的な訪問支 援を行いながら、関係機関や様々な職種による継続的な支援体制を構築した。 <事業に関する問い合わせ先> 特定非営利活動法人那須フロンティア 地域生活支援センターゆずり葉(遠藤) ℡0287-63-7777 № テーマ NPO等 行政 報 告 者 特定非営利活動法 特定非営利活動法人とちぎ 高等学校中退者・大学中退者の 人とちぎユースサ 県・県民文 ユースサポーターズネット 支援 ポーターズネット 化課 ワーク ワーク 代表理事 岩井 俊宗 高等学校の中途退学者及び大学の中途退学者は、義務教育ではないために、その後のフォロー は基本的にされておらず、就労していない中途退学者実態は把握できていない。中途退学者は、 5 学校から離れると家庭以外に所属のない社会的孤立化の状況に陥りがちで、長期化すれば問題の 解決が難しい。 そこで、中途退学に起因する社会的孤立や引きこもりを防ぐため、中途退学者の実情をアン ケート調査により把握し、支援チャート表の作成を行った。 <事業に関する問い合わせ先> 特定非営利活動法人とちぎユースサポーターズネットワーク (岩井) ℡028-612-3341 № テーマ 地域力を活かした子育て支援 NPO等 特定非営利活動法 人野うさぎくらぶ 行政 那須烏山市 報 告 者 特定非営利活動法人野うさぎ くらぶ 理事長 矢口 和美 那須烏山市では、少子化の進行、子育ての孤立化、地域とのつながりの希薄化などにより地域 の教育力は低下する傾向にあり、地域全体で子育て支援を考えていく必要がある。また、親子同 6 士が交流できる施設や遊び場が少ないことや、子育てを支援するボランティア団体のネットワー クがないことも課題となっている。 そこで、地域住民やNPO・ボランティア団体等と連携し、安心して子育てが出来る子どもの 居場所づくり、母親の居場所づくりのため、親子対象のイベントや子育て応援冊子の作成、講演 会を実施した。 <事業に関する問い合わせ先> 那須烏山市こども館 (渡辺) ℡0287-80-0281 № テーマ NPO等 行政 報 告 者 公益財団法人 多文化共生のための「人とネッ 公益財団法人栃木県国際交流 栃木県国際交流協 県・国際課 トワークづくり」について 協会 主任 田島 亮子 会 「やさしい日本語」は、災害時に必要な情報をわかりやすく伝えるために研究が始められたも のであるが、平常時においても外国人住民と個人的、日常的なコミュニケーションに有効活用で きるツールでもある。外国語が丌自由な日本人と、日本語が丌自由な外国人との間で「やさしい 7 日本語」で話すことは、多文化共生の推進に有効な方法である。 当事業は、窓口等における外国人利用者への対応実態調査、セミナー、普及啓発小冊子作成配 布等を通して、日本人と外国人とのコミュニケーション能力を高めると共に、緊急時の外国人へ の対応を容易にし、併せて、外国人対応の行政、関係機関・団体等にその必要性の理解と普及を 図った。 <事業に関する問い合わせ先> 公益財団法人栃木県国際交流協会 (田島) ℡028-621-0777 № テーマ 多文化共生コミュニティセン ター設置事業 NPO等 鹿沼市国際交流協 会 行政 鹿沼市 報 告 者 鹿沼市国際交流協会 主査 柿沼 紀子 鹿沼市には、33ヶ国、約1,000人、人口の約1%の外国籍市民が生活をしているが、行政や市 民との関わりが十分でないことなどから、行政や地域は外国籍市民の状況を正確に把握すること が困難な状況にある。また、外国籍市民の支援を行う行政やボランティア、各種団体等の役割分 8 担や連携が丌十分な状態にある。 鹿沼市で推進している「多文化共生の地域づくり」の拠点となる「多文化共生コミュニティセ ンター」の設置について、具体的な設置場所や設置の準備・運営方法等について、協議検討した とともに、設置後のセンターの支援に関っていく団体の育成、組織づくりを行った。 <事業に関する問い合わせ先> 鹿沼市国際交流協会 (柿沼) ℡0289-63-2264 № テーマ 東日本大震災による被災地から 栃木県内への避難者支援 NPO等 とちぎ協働デザイ ンリーグ 行政 報 告 者 とちぎ暮らし応援会(とちぎ 県・県民文 協働デザインリーグ) 化課 運営委員 君嶋 福芳 東日本大震災による福島県からの避難者の県内での生活を支援するため、県内の中間支援セン 9 ター、社会福祉協議会、NPO・ボランティア団体、行政、地縁団体等による支援ネットワーク 「とちぎ暮らし応援会」を構築し、県域での交流会を開催するとともに、居住地域での交流サロ ンづくりを行った。また、ニュースレターの発行、避難者電話帳作成・配布を実施した。 <事業に関する問い合わせ先> とちぎ協働デザインリーグ (小針)028-623-3455 № テーマ みんなで守る地域防災力活性化 事業 NPO等 落合地区自治会長 会 行政 日光市 報 告 者 日光市市民課 副主幹 斎藤 雅人 東日本大震災の教訓により、自主防災の重要性が再認識された。日光市には、自治会単位での 自主防災組織が組織されているが、災害が広範囲に及んだ際など、十分な活動ができるか懸念さ れている。 10 そのため、落合地区をモデル地区として設定し、自主防災組織や関係団体による新たな防災組 織(ネットワーク)を構築し、地域をあげた災害への備えを推進するため、地区防災マップ作 成、災害時要援護者リストの作成、避難場所やルートの調査設定、避難所受け入れ訓練等を実施 した。 <事業に関する問い合わせ先> 日光市市民課(斎藤) ℡0288-27-0002 テーマ NPO等 行政 報 告 者 市民討議会を活用しての地域災 社会福祉法人栃木市社会福祉 社会福祉法人栃木 害時市民協働ネットワークの構 栃木市 協議会 総務課 市社会福祉協議会 築 副主幹係長 中島 正浩 東日本大震災では栃木市は甚大な被害は免れたものの、行政からの情報が行き渡らないなど、 課題が浮き彫りとなった。そのため、災害が起きた場合の市民活動の情報収集、域内での支援活 11 動、ボランティア活動の受入れ等、民間レベルでの災害時の支援体制を構築するとともに、東日 本大震災被災地の物品を販売し支援を行った。 <事業に関する問い合わせ先> 社会福祉法人栃木市社会福祉協議会 (中島) ℡0282-22-4457 № 報 告 者 町ごと疎開蔵の街栃木プロ 栃木市に於ける市民協働被災者 蔵の街コミュニ 栃木市 ジェクト 支援 ティケア研究会 事務局 齋藤 浩章 東日本大震災により、栃木市では、福島県等からの被災者を受け入れたが、今まで経験のない 12 規模の受け入れであったため、被災者ニーズの把握、支援内容の調整等の課題が明確になった。 これらの経験を活かし、栃木市への避難移住ガイドブック作成、避難者同士の交流、相談及び生 活支援を行った。また、栃木市固有の“コミュニティ力”を活かした避難者自助共助コミュニ ティの構築と、市民協働の被災者支援を行った。 <事業に関する問い合わせ先> 特定非営利活動法人ハイジ (中村) ℡0282-20-7131 № テーマ NPO等 行政 第3分科会 人のつながりを創る ※報告者名:H25.6.24現在、敬称略 № テーマ NPO等 行政 報 告 者 特定非営利活動法 特定非営利活動法人宇都宮ま 人宇都宮まちづく 宇都宮市 ちづくり市民工房 り市民工房 理事 安藤正知 地域社会の縮退化が進む中、市民主体のまちづくりの重要性がますます増大しているが、現状 は担い手の高齢化や後継者丌足とともに、まちづくりへの関心の希薄化が大きな課題となってい 1 る。このため、地域社会の課題を見出し、その解決方法を模索する活動を通して、まちづくりに 関心を持ち、持続可能な地域社会を創りだす活動に取り組む市民を育てるため、市民研究員を公 募し、今回は「これからの近所づきあいを考える」をテーマに調査研究・提言を行った。 <事業に関する問い合わせ先> 宇都宮市みんなでまちづくり課 (三代) ℡028-632-2287 新しい公共を担う市民研究員育 成 № テーマ NPO等 行政 報 告 者 特定非営利活動法 特定非営利活動法人かぬま市 まち変“ふらっと”フォーム事 人かぬま市民活動 鹿沼市 民活動サポーターズ 業 サポーターズ 理事長 青田 賢之 平成24年4月に施行された鹿沼市自治基本条例の理念である市民自治と協働によるまちづくり 2 を推進するために、市民・企業・行政の協働によるアイデア会議を行いながら、事業の協力者を募 り、全国の事例を研究する「全国まち変サミット」を開催した。また、「まち変(まちを変える 人懇談会)」や「まちアイ(まちづくりアイデア会議)」を開催し、「まちを変える」新たなし くみづくりと人材育成を行った。 <事業に関する問い合わせ先> 特定非営利活動法人かぬま市民活動サポーターズ (青田) ℡0289-60-2212 № テーマ 地域リーダー育成事業 NPO等 特定非営利活動法 人おおきな木 行政 日光市 報 告 者 日光市地域振興課 副主幹 渡辺 一亮 日光市においては、厳しい経済雇用情勢などにより、若者の市外への流出が増加するなど、生 産年齢人口が減少し、少子高齢化が進行している。人材丌足による地域コミュニティ活動の縮小 や停滞が懸念されており、コミュニティ活動の担い手となる地域のリーダーの育成が求められて 3 いる。 地域に「居場所と出番」を創出し、低コストでありながら満足度の高い、活気ある地域を実現 できる人材の育成を目指すとともに、産業、福祉、環境等、様々な分野においても、地域振興を 担う人材の育成につなげていくため、「日光創新塾」を開催した。 <事業に関する問い合わせ先> 日光市地域振興課 (渡辺) ℡0288-21-5147 NPO等 行政 報 告 者 野木町未来プロ 野木町未来プロジェクト実行 もうひとつの楽校づくり ジェクト実行委員 野木町 委員会 会 委員長 柳下 素毅 団塊世代が、大量退職後の地域の文化活動、市民活動の担い手として期待されたが、地域への 愛着や人間関係も薄く、そのきっかけも丌十分であり、そのキャリアや経験が生かされていな 4 い。「表現力・創造力」をキーワードに文化・芸術によるまちづくりを進め、野木町の文化や地 域に誇りと愛着をもてる交流の場作りと人材育成を図るため、「キラリ子ども未来塾」で子ども の創作による演劇ワークショップ及び講演会を開催した。 <事業に関する問い合わせ先> 野木町生活環境課 (大島) ℡0280-57-4132 № テーマ 10 № テーマ 高校生アイディア会議 NPO等 特定非営利活動法 人かぬま市民活動 サポーターズ 行政 鹿沼市 報 告 者 特定非営利活動法人かぬま市 民活動サポーターズ 理事長 青田 賢之 「鹿沼市自治基本条例」では将来の担い手としてまちづくりへの「子どもの参加」を推進して 5 いくこととしている。市内4高校の協力により、まちづくりへのアイディア会議として、交流イ ベントの開催、フリーペーパー作成、地元食材の新メニューづくり、キャラクター活用について 高校生が企画立案から事業活動の実施までを行った。 <事業に関する問い合わせ先> 特定非営利活動法人かぬま市民活動サポーターズ (青田) ℡0289-60-2212 № テーマ 男女の出会いの場創設 NPO等 やいた未来クラブ 行政 矢板市 報 告 者 矢板市総合政策課秘書政策班 副主幹 手塚 宏子 少子化現象に歯止めをかけ、男女の良好なパートナーシップを築くために、独身男女の出会い の場の創設、結婚しやすい環境づくり等への支援活動などを行うため、イベントの実施、会員登 6 録やイベント情報発信のための情報発信システムの構築、結婚サポーターによる情報交換会等を 実施した。 <事業に関する問い合わせ先> 矢板市総合政策課秘書政策班 (手塚) ℡0287-43-1112 № テーマ e(い~) 出会いづくり in SAK URA 7 № NPO等 特定非営利活動法 人氏家まちづくり Active 行政 さくら市 報 告 者 さくら市商工観光課 主査 長嶋 正浩 郊外大型店舗の進出等により、市内JR氏家駅前を中心とする昔からの中心街への客足は遠の くばかりである。JR氏家駅前にある商業集積施設eプラザを活用して、中心街のにぎわい創出 につなげるため、世代交代した経営者たちが開催する氏家雛めぐりを見学してもらいつつ、若者 同士が交流できるイベントを開催した。 <事業に関する問い合わせ先> さくら市商工観光課 (長嶋) ℡028-686-6627 テーマ 壬力UP協働のまちづくり推進 事業 NPO等 夢壬隊 行政 壬生町 報 告 者 夢壬隊 代表 篠原 弘樹 岩手県陸前高田市における東日本大震災の被災者支援のボランティア活動を通じ、住民のボラ ンティアへの意識が高まり、ボランティア団体夢壬隊(ゆめみたい)が組織された。夢壬隊と町が中 8 心となり、新たなご当地グルメ開発・普及事業、ブランド確立に関する講演会を通して、壬生の壬 力(=魅力)を発信した。また、フィルムコミッションの立ち上げに向けた研究事業を実施し た。 <事業に関する問い合わせ先> 壬生町生活環境課 (出井) ℡0282-81-1888 № テーマ 協働のまちづくり普及啓発事業 NPO等 那須塩原市協働の まちづくり推進協 議会 行政 報 告 者 那須塩原市協働のまちづくり 那須塩原市 推進協議会 会長 大石 剛 史 平成23年度に那須塩原市において「協働のまちづくり指針」が策定され、協働のまちづくりの 推進に向けて新たな一歩が踏みだされたが、協働のまちづくりについての市民への浸透度はまだ 9 まだ十分とは言えない状況にある。そのため、協働のまちづくりに対する市民への意識を高めて いく普及啓発の取組を実施し、市民自らが多くの市民に向けて協働理念の発信・周知、そして浸 透へと繋げ、市民との協働によるまちづくりの推進に寄不することを目的として、協働に関する 講演会、全世帯回覧の会報誌の発行、リーフレット作成等を行った。 <事業に関する問い合わせ先> 那須塩原市市民協働推進課 (佐藤) ℡0287-62-7151 11 № テーマ ボランティア活動促進 NPO等 野木町ボランティ ア支援センター利 用者協議会 行政 野木町 報 告 者 野木町ボランティア支援セン ター利用者協議会 会長 松澤 孝三 町におけるボランティア活動・市民活動を行う団体等は、それぞれ独自の活動を展開している 状況にある。また、個人や地域活動・自治会活動の一環として地道に活動している町民も大勢い 10 る。そこで、いつでもだれもが情報を入手したり参加しやすくするために、IT機能を充実し、 人・もの・自然・情報をつなげる環境整備を図るとともに、情報の一元化とネットワーク化を図 るため、ホームページのリニューアル、団体や個人の資質向上のためのパソコン教室を実施し た。 <事業に関する問い合わせ先> 野木町ボランティア支援センター利用者協議会 (野本) ℡0280-23-1231 12 全体会 第 2 分科会 第1分科会 第 3 分科会
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