GaN

2012年 1月20日 14時30分~35分
平成24年度 特別研究テーマ説明
(1)Ⅲ族窒化物半導体における光励起ナノ過程の基礎研究 (2名)
(2)Ⅲ族窒化物半導体の湿式デバイス作製プロセスの開発 (1名)
奥村 次德
http://www.comp.tmu.ac.jp/virtue001/
窒化物半導体は多様な可能性をもつ次世代の半導体
→ 高効率化
9 高移動度 → 高速・高周波化
9 InNとの混晶 → 長波長化
9 ピエゾ効果 → 2DEGチャネル
9 ワイドギャップ → 短波長化
9 ワイドギャップ → 高耐圧化
レーザーから太陽電池まで
高周波・大電力デバイス
9 直接遷移型
電子デバイス
UV へ
長波長化 (近赤外領域まで)
AlN-GaN-InN系
GaAs-InP-AlAs系
GaAs
InP AlAs系
オン
ン抵抗 [m
mΩcm2]
フォトニックデバイス
1000
Si MOS
100
10
1
0.1 10
高耐圧
低耐圧
GaN
100
1K
耐電圧 [V]
9 ワイドギャップ → 超高温動作 (600℃以上)
9 堅牢・安定
堅牢 安定
Si BT
→ 耐腐食性
極限環境対応デバイス → 将来の夢がさらに拡がる
10 K
GaN系デバイスは複雑な立体積層構造でできている
GaN
系デバイスは複雑な立体積層構造でできている
フォトニックデバイス
レーザーダイオード
9 発光効率減少
9 信頼性低下
キャリア寿命低下
転位増速運動
耐腐食性が良すぎて化学
薬品による加工が困難
プラズマ励起によ
るドライプロセス
表面から数100 nm の領域に
「点欠陥」が導入される.
電子デバイス
ヘテロ接合FET
9 高周波特性劣化
9 不安定動作
安定動作
キャリア枯渇
移動度低下
Ⅲ族窒化物半導体における光励起ナノ過程の基礎研究
研究室のこれまでの成果の流れ
GaAs n-GaN
デバイス特性
想定される具体的課題
SBDダイオ ド
SBDダイオード
(バイアスアニール)
AlGaN ヘテロ接合FETのゲート
ヘテロ接合FETのゲ ト
・チャネル特性評価
[×1017] Reverse Bias Annealing V=-2[V], T=150 ℃
-3
CARRIER DENS
SITY
n~ND-NA
[cm ]
(sample : H2 plasma RT 60min)
100nm
2
reference
600sec
150sec
1
0
without UV
30sec
0sec
without
applied bias
(V=0)
with UV
0.05
0.1
0.15
0.2
DEPTH [μm]
プラズマ照射
GaAs,InP
イオン種,電子
種 電
の分離照射
H2
n-GaN
GaAs,GaP
点欠陥の検出
Ar
UV光付加照射
光付加照射
波長依存性
N2
光電気的測定法
(PHCAP法)
GaAs
GaN
n-GaN
p-GaN
p
GaN
欠陥導入・拡散・再分布
の理論解析
質量,プラズマ発光波長
(Ne,Xeなどによる実験)
→ 欠陥の導入メカニズム
GaN
法
る解析
PHCAP法による解析
GaN
高感度電気的測定法
(DLTS法)
→ 欠陥のオリジン解明
Ⅲ族窒化物半導体の湿式デバイス作製プロセスの開発
研究室のこれまでの成果の流れ
GaAs
想定される具体的課題
電気化学STMによる
nmエッチング・めっき
ナノ構造作製
GaN
電気化学STMによる
GaNナノ構造の液中評価
GaN
光触媒ナノ粒子を用いた
新湿式エッチング技術開発
新湿式
ッチング技術開発
→ クリーンな低損傷微細加工
Ni 電極形成
電解メッキ
GaN
AlGaN
GaAs
光陽極
エッチング
一貫プロセスによる
理想ダイオード作製
サイクリック
ボルタモグラム
GaN
ヘテロ接合FET用
理想ゲート電極作製
nm オーダでの平坦化