第48期 中間事業報告書

株主・投資家の皆様にお届けします。
第48期
中間事業報告書
(2002年4月1日∼2002年9月30日)
証券コード:4694
臨床検査情報企業から
「バイオ&医療情報システム企業」へ
当社は1955年の設立以来、迅速で精度の高い検査を提供してきました。
検査領域は、ルーチン検査だけでなく、食品検査や環境検査
あるいは遺伝子検査といった関連分野にまで広げ、その種類は4,000を超えるまでになっています。
これは、「医療を通じて人々の健康づくりに貢献する」との基本方針のもと、
市場ニーズのキャッチ、先端技術の導入、そして精度管理を積極的に推進してきた結果です。
当社グループは今後も、臨床検査事業をメインに、この分野における「品質と生産性向上へのたゆまぬ挑戦」を
続けると同時に、「ゲノム解析」や「医療の情報産業化」を時代の潮流と捉え、
「バイオ&医療情報システム企業」へ発展していきたいと考えています。
BMLグループ
株主の皆様へ
株主の皆様には、ますますご清栄のこととお慶び申し
また、電子カルテシステムについてですが、厚生労働
上げます。平素は格別のご支援ご高配を賜り、厚く御礼
省は2006年度までに全国の病院・診療所の60%以上に電
申し上げます。ここに、第48期中間期(2002年4月1日∼9
子カルテを普及させるという大方針を発表しています。
月30日)の事業報告書をお届けするにあたり、ご挨拶申
これは、多少の時間的ズレがあっても日本の医療界が電
し上げます。
子カルテの主流時代を迎えるということを意味します。
さて、上期におきましては、4月の診療報酬改定の影響
当社では、これまで販売・サポート体制の基盤を強化し
を受け、受託価格の低下はあったものの、大型新規顧客
てまいりましたが、さらに新たなパートナーとの提携も
の獲得などにより数量が順調に増加したことに加え、電
視野に入れて一層のシェア向上に努めてまいります。
®
子カルテシステム“Medical Station ”の売上が、前年同
さらに、ゲノム科学事業については、大学病院との共
期間比で倍増しました。その結果、連結の売上高は310億
同研究や製薬メーカーとの薬物代謝関連のSNPs(一塩基
65百万円(前年同期比11.2%増)となりました。利益面
多型)解析に加え、社内においては、従来法(PCR法)
では、診療報酬改定の影響を意識した合理化活動を展開
からコストメリットの高いインベーダー法への切り替え
したことにより、営業利益が31億87百万円(0.8%増)と
に着手いたしました。
なりました。なお、経常利益につきましては大塚製薬
(株)
下期につきましても、引き続き厳しい環境が続くもの
に関わる営業権償却があり、26億41百万円となりました。
と考えておりますが、当社では、より一層の合理化・効
当社では、本年9月1日付をもちまして、大塚製薬(株)
率化を図るとともに、顧客重視の営業活動に取り組んで
と臨床検査事業の営業権譲渡契約を締結いたしました。
それと同時に、大塚製薬(株)の子会社で臨床検査事業を
行う(株)大塚東京アッセイ研究所の全株式
まいります。
株主の皆様には、今後も、電子カルテ事業を柱とする
「バイオ&医療情報システム企業」への進
を取得し、当社グループの一員といた
化を目指す当社の取り組みをご理解い
しました。今後は、本契約における理
ただき、当社に対する一層のご指導と
念である「二十一世紀の診断領域にお
ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ
けるサービスの向上」を実現してゆく
ます。
ために、これまで両社がそれぞれの企
業風土で培ってきた長所・強みを活か
して本業である臨床検査事業をますま
す盤石なものにしてゆきたいと考えて
います。
代表取締役社長
荒井 元義(あらい もとよし)
1
事業部門別の経営概況
臨床検査事業
連結
単体
当中間期は、検体検査に係る診療報酬の大幅な (百万円) ◆売上高
29,150
30,000
引き下げが行われたことにより、ユーザーとの受
26,635 26,481
25,734
24,271
託契約単価に厳しい影響がありました。しかし、 25,000 23,441
院内検査室の一括受託といった大型案件の獲得や 20,000
住民健診に加えられた肝炎ウィルス検査などの増
15,000
加により、この事業での増収・増益を確保しまし
た。また、平成14年9月には、大塚製薬(株)の臨床 10,000
検査事業を譲り受け、ユーザー数の拡大や検査項 5,000
目の拡充など事業基盤の強化と業界シェアの向上
0
46期
47期
48期
を図りました。
医療情報システム事業
厚生労働省による医療のIT化推進計画から、電 (百万円) ◆売上高
1,400
子カルテに対するドクターの認知度は急速に高
まっています。しかし、景気低迷による消費意欲 1,200
の減退や診療報酬改定による収入減少などから導 1,000
800
入に慎重な動きも見られます。当期は、インスト
ラクターを大幅増員したほか、札幌にサポートデ
600
スク、福岡にショールームを新設するなど設置能
400
244
力の向上、販促サポート体制の強化を図りました。
200
58
当中間期の販売実績は、前年同期比較で倍増以上
0
46期
の成果となりました。
環境・関連事業
2
環境検査は、ダイオキシン類検査の受託が、顧 (百万円)
700
客サービスの向上などにより引き続き堅調に推移
600
したほか、検査コストの低減に努めました。F&S
500
(Food & Sanitation)部門につきましては、食品取
400
扱者の微生物検査の受託が順調に推移した上、大
300
手スーパーや商社からのニーズに応え、中国野菜の
残留農薬検査の受託を開始しました。調剤薬局部
200
門につきましては、期初に薬価改定がありました
100
が、技術料収入の増加や院外処方率のアップによる
0
処方箋枚数の増加により大幅な増収となりました。
◆売上高
単体
連結
1,279
1,002
764
472
47期
単体
48期
連結
636 636
538 538
229 229
46期
47期
48期
トピックス
《医薬産業への支援と貢献
株式会社アレグロ》
“優良で安全な医薬品の迅速な供給”を目指して。
製薬メーカーの治験業務を
CRO/SMOの立場からトータルにサポート
私たちは日常生活において、
大なり小なり医薬品のお世話
になっています。数多く存在
するこれらの薬は、一般に市
販 さ れ る ま で に は 、医 薬 品
メーカーの膨大な時間をかけ
た研究と開発コスト、何段階に
も及ぶ認証手続きなどがあっ
て初めて実現するものです。
成人病をはじめとする習慣病
から環境に起因する難病・奇
代表取締役社長 手代木 秀一
病、ストレスによる体調変化
など、多くの現代病がクローズアップされる今日、優良
で安全な新薬が一日も早く私たちの手元に届けられる環
境づくりは、誰もが望まれるところではないでしょうか。
しかし、日本の臨床開発は先進各国の治験環境と比較
して、相当な遅れが指摘されています。株式会社アレグ
ロは、国際基準に適合した医薬品開発が行われ、優良で
安全な医薬品が迅速に供給される環境づくりを目的とし
◆主要業務の概略◆
臨床開発
施設支援
●前臨床試験
●臨床試験支援
●市販後臨床試験支援
●臨床試験を実施する医療機
関へのコンサルティングと
コーディネート、業務支援
●病院経営支援
て、1998年12月に設立されました。CRO(開発業務受託
機関)として、製薬メーカーから受託した治験について一
連の作業をコーディネートし、医薬の承認申請がスムー
ズに行われるように、また一方では臨床試験が正しく早
く行われるように医療施設をサポートするSMO(臨床試
験実施施設支援機関)
として、トータルな視点からのコン
サルティングとバックアップが主要業務です。
国際基準に適合したノウハウと国内最大のネットワーク
当社が誇れる強みは2つあります。ひとつは国際基準に
適合したノウハウをもっていることです。親会社BMLに
よってプロジェクト化された組織をもとに、欧米各国の
CROと積極的な交流・研さんを続ける中で、独自のノウ
ハウを積み重ねてきました。もうひとつは、そのBMLが
全国の医療機関との間に構築した国内最大級のネット
ワークを利用できることです。これにより治験が一般の
病院、クリニックへと拡大し、被験者となるボランティア
の確保が安定的に行えます。また、種々の関連業務を病
院に代わって確実に実施することで、病院本来の業務の
効率化や経営基盤の強化にも貢献しています。その結果、
国内における医薬品認証の迅速化、最新医療の浸透も着
実に進んでいます。私たちの合言葉は、医薬品開発の前臨
床から市販後の調査までを高
度な実践プログラムで提供する
「フルサービス&グローバル」
ー今後も幅広いサポートを通
じて、医療の発展と皆様の健
康に貢献してまいります。
http://www.allegro-inc.co.jp
3
連結財務諸表
連結子会社一覧
資本金(千円)
株式会社 協同医学研究所
株式会社 メリッツ
株式会社 アレグロ
株式会社 ピーシーエルジャパン
株式会社 東京公衆衛生研究所
60,000
30,000
30,000
20,000
20,000
資本金(千円)
株式会社 愛媛メディカルラボラトリー
株式会社 ジャパンクリニカルサービス
株式会社 生物医科学研究所
株式会社 共同検査システム
株式会社 第一臨床検査センター
20,000
20,000
15,000
10,000
10,000
科目
前中間期
中間貸借対照表(9月30日現在)
(単位:百万円)
科目
当中間期
前中間期
資産の部
流動資産
現金及び預金
25,453
9,556
6,994
13,180
12,143
たな卸資産
1,597
1,344
その他
1,180
1,026
受取手形及び売掛金
貸倒引当金
固定資産
有形固定資産
△60
△62
35,885
30,776
23,512
23,458
建物及び構築物
8,376
8,090
工具器具及び備品
4,964
4,744
土地
9,804
10,140
その他
無形固定資産
366
484
7,396
2,742
営業権
4,716
ー
その他
2,679
2,742
投資その他の資産
4,977
4,575
その他
5,111
4,653
貸倒引当金
△133
△78
61,339
52,223
資産合計
4
21,447
1
2
新株式申込証拠金
大塚製薬
(株)
への第三者割当
増資による払込額。発行新株
式数1,000,000株。
売上高
新規ユーザーの増加や大塚
アッセイの営業譲受けなどに
より、11.2%の増収となりま
した。
当中間期
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金
短期借入金
未払金
その他
固定負債
長期借入金
退職給付引当金
役員退職慰労引当金
その他
負債合計
少数株主持分
資本の部
資本金
資本準備金
連結剰余金
その他有価証券評価差額金
自己株式
資本合計
資本金
1 新株式申込証拠金
資本剰余金
利益剰余金
その他有価証券評価差額金
自己株式
資本合計
負債、少数株主持分及び資本合計
3
営業外費用の内訳
支払利息 . . . . . . . . . 56百万円
不動産賃貸原価 . . . . 30百万円
営業権償却 . . . . . . 629百万円
その他 . . . . . . . . . . . 20百万円
25,154
7,081
11,960
4,165
1,947
3,940
100
2,939
876
24
29,095
44
19,963
6,097
7,659
4,411
1,794
3,893
460
2,565
860
7
23,857
12
ー
ー
ー
ー
ー
ー
4,684
2,722
5,285
19,517
△11
△0
32,198
61,339
4,684
5,285
18,382
1
△0
28,354
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
52,223
4
特別損失の内訳
固定資産除却損 . . . . 64百万円
貸倒引当金繰入額 . . 26百万円
その他 . . . . . . . . . . . . 9百万円
中間損益計算書(4月1日から9月30日まで)
中間キャッシュ・フロー計算書(4月1日から9月30日まで)
(単位:百万円)
科目
2
27,937
売上原価
18,686
16,311
12,379
11,626
9,191
8,464
営業利益
3,187
3,161
営業外収益
188
132
営業外費用
735
252
経常利益
2,641
3,041
特別利益
0
1
特別損失
99
461
税金等調整前中間純利益
2,542
2,580
法人税、住民税及び事業税
1,486
1,793
法人税等調整額
△275
△473
少数株主利益
中間純利益
26
12
1,304
1,248
中間剰余金計算書(4月1日から9月30日まで)
(単位:百万円)
科目
当中間期
前中間期
連結剰余金期首残高
ー
連結剰余金増加高
ー
ー
連結剰余金減少高
ー
190
17,324
中間純利益
ー
1,248
連結剰余金中間期末残高
ー
18,382
資本剰余金の部
資本剰余金期首残高
5,285
ー
資本剰余金増加高
ー
ー
資本剰余金減少高
ー
ー
5,285
ー
資本剰余金中間期末残高
利益剰余金の部
利益剰余金期首残高
利益剰余金増加高
利益剰余金減少高
利益剰余金中間期末残高
(単位:百万円)
科目
31,065
売上総利益
4
前中間期
売上高
販売費及び一般管理費
3
当中間期
18,720
ー
1,304
ー
507
ー
19,517
ー
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前中間純利益
減価償却費
長期前払費用償却額
営業権償却額
貸倒引当金の増減額
退職給付引当金の増加額
受取利息
不動産賃貸収入
支払利息
特許権使用許諾料
固定資産除却損
投資有価証券評価損
売上債権の増加額
たな卸資産の増加額
仕入債務の増加額
役員賞与の支払額
その他
特許権使用許諾料の受取額
不動産賃貸料の受取額
利息の支払額
法人税等の支払額
その他
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出
定期預金の払戻による収入
有形固定資産の取得による支出
有形固定資産の売却による収入
無形固定資産の取得による支出
営業の譲受による支出
投資有価証券の取得による支出
敷金保証金の差入による支出
その他
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金による収入
短期借入金の返済による支出
長期借入金の返済による支出
配当金の支払額
第三者割当増資払込金による収入
その他
現金及び現金同等物の増減額
現金及び現金同等物の期首残高
連結子会社増加に伴う現金増加額
現金及び現金同等物の中間期末残高
当中間期
前中間期
2,588
2,542
1,710
96
629
ー
173
ー
△41
56
△48
64
ー
△1,518
△125
940
△55
△88
48
43
△60
△1,837
57
△8,451
ー
ー
△1,927
11
△511
△5,108
△549
△315
△51
8,176
24,040
△18,143
△180
△262
2,722
△0
2,312
4,863
34
7,210
3,634
2,580
1,648
137
138
48
153
△13
△33
62
ー
133
288
△1,284
△67
478
△33
207
ー
32
△59
△847
63
△2,021
△2,412
2,409
△1,419
7
△601
ー
ー
ー
△4
△304
12,940
△12,907
△180
△157
ー
△0
1,308
3,200
ー
4,508
5
単体情報
中間貸借対照表の要旨(9月30日現在)
臨床検査事業データ
(単位:百万円)
科目
流動資産
固定資産
資産合計
流動負債
固定負債
負債合計
資本金
資本準備金
利益準備金
その他の剰余金
その他有価証券評価差額金
資本合計
資本金
新株式申込証拠金
資本剰余金
利益剰余金
その他有価証券評価差額金
自己株式
資本合計
負債・資本合計
当中間期
21,423
34,404
55,827
22,068
3,615
25,683
ー
ー
ー
ー
ー
ー
4,684
2,722
5,285
17,463
△11
△0
30,144
55,827
前中間期
17,870
28,414
46,284
16,484
3,271
19,756
4,684
5,285
233
16,322
1
26,528
ー
ー
ー
ー
ー
ー
ー
46,284
中間損益計算書の要旨(4月1日から9月30日まで)
(単位:百万円)
科目
売上高
売上原価
売上総利益
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
営業外費用
経常利益
特別利益
特別損失
税引前中間純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額(△は税額に対して減算)
中間純利益
前期繰越利益
中間未処分利益
6
当中間期
28,120
17,473
10,646
8,421
2,225
322
707
1,840
0
87
1,753
1,056
△172
870
483
1,353
前中間期
25,282
15,288
9,993
7,798
2,194
280
209
2,266
1
461
1,806
1,357
△414
864
567
1,431
● 患者数
上半期
下半期
(千人)
35,000
28,000
21,000
14,000
7,000
0
45期
46期
47期
48期
● 検査主体別売上高構成
生化学的検査
12,530百万円 44.5%
血液学的検査
2,126百万円
免疫学的検査
5,448百万円 19.4%
7.6%
微生物学的検査 1,860百万円
6.6%
病理学的検査
1,594百万円
5.7%
その他
4,559百万円 16.2%
財務ハイライト
単体
連結
● 売上高
上半期
下半期
上半期
下半期
● 修正後1株当たり純利益
(円)
(百万円)
64,000
100
48,000
75
32,000
50
16,000
25
0
43期
44期
45期
46期
47期
0
48期
(予想)
5,000
1,500
3,750
1,125
2,500
750
1,250
375
43期
44期
45期
46期
47期
0
48期
(予想)
● 当期純利益
46期
47期
48期
(予想)
(%)
2,100
12
1,400
9
700
6
0
3
43期
44期
45期
46期
47期
48期
(予想)
44期
45期
46期
47期
48期
(予想)
0
43期
44期
45期
46期
47期
48期
(予想)
45期
46期
47期
48期
(予想)
● 売上高経常利益率
● 自己資本比率
(%)
(%)
60
12
45
9
30
6
15
3
43期
43期
● ROE
(百万円)
0
45期
(円)
(百万円)
-700
44期
● 修正後1株当たり純資産
● 経常利益
0
43期
44期
45期
46期
47期
48期
(予想)
0
43期
44期
7
本社ビル概要
BML 本 社 の あ る 街
∼渋谷区千駄ヶ谷∼
敷地面積:577.80m2
延床面積:3,913.58m2
地上10階建
BML本社はJR「代々木」駅を最寄り駅としています。本社ビル内には
総務部や経理部といった管理部門のほか、営業本部や医療情報システム
部などの販売部門も入っています。1階には電子カルテシステムのショー
ルームがあり、多くのドクターに足を運んでいただいています。また、
トピックスでご紹介しました(株)アレグロも本社ビル内にあります。
明治通りに面した最良の立地環境で、ファッション・歴史・文化、先
端情報が融合する街「渋谷区千駄ヶ谷」の優位さを存分に活かした活発
なビジネス展開を行っています。
渋谷区千駄ヶ谷って?
昭和7年10月1日に、渋谷町、千駄ヶ谷町、代々
木八幡町が合併し、「東京市渋谷区」として現在
の前身となる街が誕生しました。その後、昭和30
年頃を境にして高層ビルが続々と建設されるよう
になり、本格的な高度経済成長の中核都市として
重要な役割を果たしてきました。昭和39年の東京
オリンピック開催にともなって、都立代々木公園
や代々木オリンピック競技場などが相次いで開設
され、幹線道路の整備、渋谷区総合庁舎、渋谷公
会堂など、公共・福祉のための建築物も完備され
ていきました。
トレンドと歴史・文化の共栄
渋谷駅の周辺や代々木、原宿界隈は、ファッ
ション関係の店舗や新しいデパートなどが次々に
つくられ、新しいファッショントレンドの発信拠
点として賑わっています。しかしその一方で、歴
史や文化が色濃く残された街として独特の趣を
放っていることも、このエリアの大きな特色とい
えます。象徴的ないくつかのスポットをご紹介し
ましょう。
8
明治神宮
大正9年に創建。明治天皇と昭憲
皇太后がまつられています。菖蒲
田には1,500株のハナショウブが。
いど
大鳥居、清正の井 、 社殿、宝物殿
があります。
明治神宮
都立代々木公園
旧海軍練兵場が、第2次世界大戦
後には米軍の宿舎となり、昭和39
年には東京オリンピックの選手村に
変身。昭和45年に現在の都立公園
となりました。
代々木公園
新宿御苑
渋谷区と新宿区にまたがる58万
m 2 の大庭園です。園内の千駄ヶ谷
に近い「もみじ山」は、12月が紅葉の
真っ盛り。鮮やかな色彩のハーモ
ニーに魅了されます。
新宿御苑
ホームページのご案内
広告特集
当期に各マスメディアを通じて皆様にお届けした当社広告です。
http://www.bml.co.jp/
(左から)
2002年5月27日
日本経済新聞朝刊
2002年7月17日
朝日新聞朝刊
当社ホームページでは、事業
紹介やIR情報、採用情報など幅
広く当社に関する情報をご提供
しております。IR情報では、IR関
連のニュースやスケジュール、また
決算短信、アニュアルレポートなど
の各種IRツールを掲載しており
ます。さらに、決算説明会の音声
配信もご提供しておりますので、
ぜひ一度ご覧ください。
「BMLグループ環境報告書2002」を発行
環境問題への関心が高まり、企業活動
にも環境保全への取り組みが求められる
中、当社グループの従来からの環境保全
活動や新たな活動の内容、取り組み姿勢
を知っていただくことを目的に「BMLグ
ループ環境報告書2002」として、初版を
発行しました。今後とも、環境問題への
意識を向上させ、環境負荷低減活動によ
り社会へ貢献していきます。
「BMLグループ環境報告書2002」のご
請求、ご質問などは当社ホームページ
またはお電話(049-232-0451)にて受け
付けております。
9
株式の状況及び会社概要
株式の状況(2002年9月30日現在)
発行済株式数
1単元の株式数
株 主 数
役員(2002年9月30日現在)
21,007,363株
100株
5,446名
代表取締役会長
代表取締役社長
専 務 取 締 役
常 務 取 締 役
常 務 取 締 役
常 務 取 締 役
常 務 取 締 役
常 務 取 締 役
取 締 役
取 締 役
取 締 役
取 締 役
常 勤 監 査 役
監 査 役
監 査 役
会社概要
株式会社ビー・エム・エル
〒151ー 0051
本 社
東京都渋谷区千駄ヶ谷5ー21ー3
TEL: 03ー3350ー0111(代表)
URL: http://www.bml.co.jp/
BML総合研究所
〒350 ー1101
埼玉県川越市的場1361ー1
TEL: 049ー232ー3131(代表)
設 立
1955年7月
資 本 金
46億84百万円
従 業 員 数
2,116名
(連結) 1,290名
(単体)
事 業 内 容
臨床検査の受託業務等
近藤 健次
荒井 元義
熊澤 健雄
越智 瀞
福田 和太
是安 俊之
広瀬 正明
荒井 裕
瀬戸 勇
田中 実
渡辺 憲雄
近藤 健介
川田 久夫
村井 満政
北村 年弘
株価チャート
株価(円)
5,000
4,000
3,000
2,000
1,000
2001
11
2001
12
2002
1
2002
2
2002
3
2002
4
2002
5
2002
6
2002
7
2002
8
2002
9
2002
10
2002
11
株主メモ
決 算 期
3月31日
定時株主総会
6月
基 準 日 定時株主総会権利行使株主確定
3月31日
株主配当金受領株主確定
3月31日
中間配当金受領株主確定
9月30日
名義書換代理人 日本証券代行株式会社
東京都中央区日本橋茅場町一丁目2番4号(〒103-8202)
株式お手続き用紙のご請求をインターネットでもお受け
付けいたしております。
URL http://www.jsa-hp.co.jp/name/index.html
(電話お問合せ・ 日本証券代行株式会社
郵便物送付先) 東京都中央区日本橋茅場町一丁目2番4号(〒103-8202)
電話03(3668)9211(大代表)
同 取 次 所 日本証券代行株式会社 本店・全国各支店