07 沖盲だより第7号 - 沖縄県立沖縄盲学校

☆鏡のごとく清く明るい気持ちでよく学び、光を世の中に輝かせましょう
学
校
だ
よ
り
第7号
平成 24 年 10 月 26 日
(金)
県立沖縄盲学校
南風原町字兼城 473
電話889-5375
秋晴れの好天気が続く沖縄地方。吹く風も涼しく、すっかり秋の風情が漂っています。校舎建築も順調に
進み、一階の部分の棟上げが終わりました。文化祭に向けての取組も連日、各係から情報交換が行われてい
います。校長室と事務室の間の壁に設置された残歴板の数字が、ひとつずつ少なくなって行くのが早く感じ
られるような今日この頃、幼児児童生徒の練習も一段と熱を帯びてきました。
文化祭は 11 月 11 日(日)です。どうぞご期待下さい。
今回、会場の装飾、設営に保護者の方々が協力
1 役者揃いの寄宿舎の面々
していただきました。本当にありがとうございま
-寄宿舎夕涼み会-
した。また、素敵な余興を披露して頂いた先生方、
10 月 18 日(木)
。迷走する台風 21 号に翻弄される中、会場を
舎内食堂に移し、無事に「平成 24 年度
寄宿舎夕涼み会」を開
催する事が出来ました。当日は、多くの保護者や先生方が会場に
足を運んでいただき、小さな会場は満員に。熱気と興奮に包まれ
会に向けて、美味しい料理を用意して頂いた調理
の方々、ありがとうございました。
そして、キラキラしたたくさんの笑顔と私たち
に見せてくれた舎生に感謝です。
る中、空手サークルのメンバーによる「空手演武」で会は幕を開
けました。
ピアノ演奏や歌、ダンスにものまねなど、個性豊かな余興が
次々と披露されました。緊張で不安そうにしていた生徒、「恥ず
かしい。余興やめようかな。」と言っていた生徒も、いざステー
ジに立つと、見事に余興をやり遂げたくさんの拍手と歓声に「や
って良かった」と嬉しそうに話していました。
会の最後は会場にいる全員で楽しく踊って、あっという間の 2
時間が過ぎていきました。これまで忙しい日課の合間に夕涼み会
に向けての準備を進めてきた舎生たちも、会の成功を喜んでいま
した。
10 月 17 日(水)~19 日(金)に専攻科保健理療科・理療科3
年生は県外就業体験で、あんま気分転館(神戸市)、ウラノマッ
サージ(豊中市)
、株式会社かんでんエルハート(大阪市)
、クイ
ックマッサージ飛び込み調査(天神橋筋商店街)、株式会社エリ
ム(大阪市)に行ってきました。あんま気分転館では、院長が得
意とする脊椎矯正の技術を、ウラノマッサージでは、視覚障害を
有する者でも比較的容易に灸を据えることができる「塩灸」の技
術を直接指導していただきました。株式会社エリムでは、床にあ
ん摩専用の布団を敷いて施術を行ういわゆる大阪あん摩と呼ば
れる卓越した技術を直接指導していただきました。
本就業体験を通して、生徒らは「就労への意欲を高め、進路
選択における自分の希望を明確にする」という当初の目的を達成
することができたとともに、各先生から叱咤激励のお言葉をいた
だき、「本業界における健常者や国家資格をもたない治療師が増
加する中、確かな技術の習得とまごころ込めたサービスの重要
性」について再確認する良い機会となりました。
2さらに腕に磨きをかけるぞ~
♪県外就業体験(専攻科 3 年)♪