第6刊 20061204

神奈川の
神奈川の文化財の
文化財の未来を
未来を考える会
える会
メールマガジン
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20061204
第6刊
№0006
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メールマガジン第6刊の配信です。この配信で創刊より1ヶ月が経過しました。早いものです。その間、声援等
もいただけました。この1ヶ月間で皆さんの回りはどのような変化があったでしょうか。そんな声もお寄せ頂けたら
嬉しいです。仕事に追われる毎日で、自分の時間が持てない!。そんな声も聞こえてくるようですが、有無を言
わさずカレンダーはめくられます。文化財をより良く未来へ伝えるべく共に頑張りましょう!。
引き続きまして、コンテンツの内容についてのご意見、ご提案、担当してみたい!等も声をお寄せください。
※「神奈川の文化財の未来を考える会」のメールマガジン配信の目的は、これまでお送りしておりました活動報
告・予定について、今後外部に対しての情宣材料の1つとして位置付けていこうとするもの。また、内部には運
動を盛りたてていくための1つの礎として位置付けたいと考えています。
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◆ contents 各種 ◆
cont.Ⅰ
cont.
「埋文行政の行く末」
cont.Ⅱ
「県民へのアピール」
cont.
cont.Ⅲ
cont.
「団体署名提出団体の紹介」
cont.Ⅳ
「署名収集報告と応援メッセージの紹介」
cont.
cont.Ⅴ
cont.
「議会・組合等の動向紹介」
cont.Ⅵ
「関連協の動向紹介」
cont.
cont.Ⅶ
cont.
「考える会会員雑感」
cont.Ⅷ
「行動・参加報告と各種行事予定」
cont
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cont.Ⅰ
cont.Ⅰ 「埋文行政の
埋文行政の行く末」
■11 月 3~5 日に行われました、日本考古学協会愛媛大会の、日本考古学協会埋蔵文化財保護対策委
員会によるポスターセッションにおいて、『行政と文化財保護の現課題』の項目中「行政の組織改革と外郭調
査組織等の動向」で神奈川県内ほかの動向が全国委員の報告として、下記のように紹介されていますのでお
知らせします。
(加藤勝仁)
●行政の組織改革と外郭調査組織等の動向
近年、特に外郭調査組織を行政から切り離す動きが顕在化している。
*2005 年秋に県の外郭組織の見直しを表明。向う 5 年間で外郭組織を統廃合するという。(財)かながわ
考古学財団も県から切り離す対象となっている。(神奈川の委員からの報告)
*(財)千葉県文化財センターは、(財〉千葉県教育振興財団に移行。振興財団は事業を引き継ぐが、
今後は民間調査組織の活用を視野にいれながら事業を縮小していく方向性(千葉の委員からの報告)
*行政機関の担当者の減少、発掘調査機関の縮小や廃止がすすんでいる。(和歌山の委員からの報告)
これらの機関が、埋蔵文化財の調査・維持管理・活用に大きな役割を果たしてきたこ
とはいうまでもない。一連の動きが、文化財保護行政の後退につながることを、私たちは危惧している。行革、
民間活力や競争原理の導入などの動きのなかで、文化財保護にあたって、行政のはたすべき役割はなにか正
面から議論すべきところに来ている。
*以上の文章の他、「県立」の「立」の字が看板からはずされている、神奈川県立埋蔵文化財文化財センタ
ーの写真がキャプションつきで紹介されています。
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cont.Ⅱ
cont.Ⅱ 「県民へのアピール
県民へのアピール」
へのアピール」
■12 月2日、小田原市の遺跡発表会へ出かけてきました。建物の外での活動について小田原市さんから了
解を頂いたので渡辺外くんと2人チラシ配りをしたりチラシをもらってくれた方とちょっとお話をさせて頂きました。で、
わかったこと。結構チラシをまいたつもりでいるけれど、こういったイベントにいらしている方の中には我々の活動に
ついてご存じない方がいらっしゃるということ。「へえー」と言われてこちらも「ええっ!」と感じた次第。この現実を真
摯に受け止めさらなる活動を積極的に行なっていきたいものです。
■12 月3日、江ノ島の女性センターで行なわれた「古都・歴史都市 奈良・京都・鎌倉の歴史的遺産と景観
を守る三都市民共同フォーラム」に参加してきました。世界遺産を目指す鎌倉や世界遺産の範囲を広げようと
する奈良・京都の活動、世界遺産の直下に高速道路をつくる計画に疑義を唱える市民運動など各地域でそ
れぞれに問題を抱えている沢山の例を聞いてきました。また、フォーラムのご厚意で「神奈川の文化財の未来を
考える会」の活動についてお話しさせて頂きました。参加者の皆さんからは閉会後沢山声を掛けて頂き団体署
名や応援メッセージなどを頂きました。お互い協力しあいながら頑張っていきましょうと励ましていただいた1日で
した。
ちょっとしたことでもかまいません。報告を兼ねて皆さんに紹介してあげて下さい。また、いいアイデアなどありまし
たら事務局までお寄せ下さい。
3週にわたりお願いしておりますが、現在ホームページではリンクを貼れる相手を探しています。
お近くにHPを開設している方いらっしゃいましたら相互リンクが貼れるのか?こちらからのリンクだけでも許して
貰えるかなど(応援してくれるかどうかなどを含め)、声を掛けてみて頂けませんか?OK頂けるようでしたらアドレ
ス等教えて頂ければ嬉しいです。
連絡先はいつも通り [email protected] まで
(三瓶)
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cont.Ⅲ
cont.Ⅲ 「団体署名提出団体の
団体署名提出団体の紹介」
紹介」
■団体署名は 11 月 29 日(水)現在で 169 団体から頂いています。
新たに大手前大学史学研究所から署名を頂きました。
■団体署名提出団体の紹介(vol.6)
横浜市立よこはま動物園労働組合、横浜市立高等学校教職員組合、横浜市立高等学校教職員組合
(横浜商業高分会・戸塚高校分会・横浜総合高校分会・みなと総合高校分会・盲学校分会)、横浜市従
業員労働組合福祉支部施設分会、横浜市従戸塚支部、南区ソフトボール協会
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cont.Ⅳ
cont.Ⅳ 「署名収集報告と
署名収集報告と応援メッセージの
応援メッセージの紹介
メッセージの紹介」
紹介」
■個人署名は 11 月 29 日(水)現在で 11,645 筆が集まりました。
先週から 367 筆増えました。成果発表会等の行事があり、やや増加に転じました。
今年も残すところあと1ヶ月となりました。年末までに 15,000 筆が集まるよう引き続き署名活動にご協力をお
願い致します。
■応援メッセージ(vol.6)
●かながわ考古学財団が廃止されるかも知れないと聞き、大変なショックを受けています。全国の埋蔵文化財
行政および考古学研究をリードしてきた神奈川県の考古学の力が、危機にさらされている事態だと思います。
考古学にとってということだけではなく、これから未来をはぐくむかながわの子供たちや、郷土を愛し守ってきた県
民の皆さんの思いを無視した望郷になってしまうのではないかと心配です。
個人的にも、かながわの考古学によって、現在の私の考古学があるのだと思っています。かながわ考古学財
団以前の、文化課だったころから高校生だった私は浦舟町へと通い、考古学の勉強をしてきました。大学受験
のころも細田遺跡、新羽大竹遺跡と調査に加えて貰い、大学に入ってからは向原遺跡、早川天神森遺跡と、
まさにかながわ考古学とともに大学生活を送りました。神奈川県埋蔵文化財センターとなった最初の報告書は、
早川天神森遺跡ですが、卒業論文を書きながら、その整理に参加し、報告書にも執筆させて貰いました。私
の縄紋集落研究の原点の一つがここのあることは隠すべくもありません。
こうしたことは、私個人の思いに過ぎないと一笑されるかもしれませんが、神奈川に生まれ育って本当に良か
った、私のような中途半端な人間が人並みになれたのは、かながわの考古学が若者を育ててくれる度量があっ
たからだと思えるのです。個人的な事情を晒したのは、私のような人間は極端だとしても、多くの神奈川育ちの
人たちに、かながわの埋蔵文化財行政が大きな影響を与えている、そしてこれからも与えてくれるだろうことを思
うからなのです。過去を大事にせずに実りある未来は描けないと思います。
(小林謙一)
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cont.Ⅴ
cont.Ⅴ 「議会・
議会・組合等の
組合等の動向紹介」
動向紹介」
■11/29 の夜に、磯子の南部労連事務所にて「ナンブ・ザ・フォー・ユニオン」の学習会に参加しました。「埋蔵
文化財と組合活動」をテーマに1時間程度の話をして欲しい、との要請が事前にあり、下記の2点について話し
てきました。
(1)かながわ考古学財団の仕事-発掘から報告書刊行までの流れと、出土品等の保管・活用
(2)これまでの神奈川県の埋文行政の経緯と現状、及び「考える会」の活動について
元々依頼されていたテーマとは話がずれてしまいましたが、私たちの仕事は国民の共有財産である埋蔵文化
財を如何に守っていくかというものであり、日々の業務の中で少しでも多くのデータを効率的に記録し公開して
いく為の工夫が必要である事、また今では個々の職員が、自分の行動や仕事の成果をもって提示していこうと
している事についても紹介してきました。
更に今後、県の方針通りに公共事業に伴う発掘調査へ民間調査組織が導入された時、必ずしも競争原理
が良い方向へと働かず、入札における調査経費ダンピング合戦の結果、調査精度の低下に繋がっていく危険
があることも指摘しました。
(渡辺 外)
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cont.Ⅵ
cont.Ⅵ 「関連協の
関連協の動向紹介」
動向紹介」
■関連協の活動から
“関連”の仲間たち
ここでは、神奈川及び財団問題に関わらず、全国各地の
労働運動などについて、関連協の活動内容を主体に紹介
などをしています。
前回は、自治体リストラにおける解雇=雇い止め反対の闘いについて見て見ました。
なかでも指定管理者制度導入や業務の民営化・委託化などが進むにつれ、自治体関連職場においても
解雇=雇い止め攻撃などの雇用不安や賃金破壊攻撃などが激化しつつあります。
低賃金・無権利状態の非正規労働者は労働者全体の 1/3 を越える状態となってきており、労働組合の運
動のみならず、日本社会構造の将来にとっても重大な問題となって来ています。
こうした状況のなかで、「全労連」や「連合」といったナショナルセンターの違いを越えて、「賃金の底上げ」・
「正規と非正規の均等待遇」などの実現という課題が労働組合の最重点課題として近年位置づけられ、特
徴となっています。(つづく)
(天野賢一)
天野賢一
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cont.Ⅶ
cont.Ⅶ 「考える会会員雑感
える会会員雑感」
会会員雑感」
■11 月 26 日に、かながわ考古学財団の発掘調査成果発表会ならびに公開セミナー「低地遺跡の考古学」
が開催されました。今年度からの新たな試みとして、23 日~26 日にかけて4日間ではありましたが、同時に遺
物の展示会も開催することができました。
開催場所の性格上、会場内の他の展示会や催し物などに参加される方たちが、立ち寄ってくださるケースも
多くみられました。「土の中にこんなものが埋まっているの!?」などといって入場され、ひととおり見てくださった後に、
知らなかった、おもしろいね、すごいねなどと感想の声を聞き、開催して良かったと感じたことも何度となくありまし
た。
会場の一角に、会場サイドの許可をもらい、考える会のちらしを置かせてもらいました。内容について質問を
受けることもあり、そのやりとりの中で、「県は何考えているのだろうね」という声も聞かれ、力強く感じました。今ま
では、埋蔵文化財関係の方々・団体を中心として署名活動などを展開してきましたが、県内外の一般の
方々により一層働きかける必要性を今回の期間中改めて感じました。
先日、財団の野庭出土品整理室の調査補助員・整理作業員の方たちに対して行われた会の説明・報告
会で、より対象を広げての資料の送付や、駅頭での署名活動など、もっと広報宣伝方法を考えたらという意見
が出ました。具体的にできることから始められたらと改めて思いました。
(飯塚)
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cont.Ⅷ
cont.Ⅷ 「行動・
行動・参加報告と
参加報告と各種行事予定
各種行事予定」
予定」
■櫻井さんからの報告です。
日本共産党町田市議会議員に反対ビラを渡し、状況説明を行ったところ、議員団で署名を行ってくれると
のことです。
■依田さんからの報告です。
11/5(土)博物館問題研究会に参加。女たちの戦争と平和資料館(東京都豊島区)を見学し、同館職員・
見学者等8名分の署名を頂きました。
■行動・参加報告随時募集中です!。
どんなことでも構いません。積極的にお寄せ下さい。
■今後の行事予定
■平成 18 年度公開講座「黄金がもたらした日本文化-黄金の国ジパングの深層を探る2」
日 時:12月9日(土)14:00~16:00
テーマ:「蘇れ仏像・黄金の輝き~ラオス・ルマンプラバン(世界遺産)仏像の修復の記録~」
講 師:柳本伊佐雄(身延山大学仏教学部教授)
場 所:湯之奥金山博物館多目的ホール
問い合わせ:甲斐黄金村・湯之奥金山博物館
(山梨県南巨摩郡身延町上之平 1787 番地先 電話:0556-36-0015)
■やさしい信濃の歴史講座 第2回
「信仰や祭りの歴史」に関する内容をやさしくかつ具体的に学びます。
日 時:12月9日(土)13:30~15:00
テーマ:「古代 国分寺の建立と古代の仏教」
資料代:200円
問い合わせ:長野県立歴史館・科野の里歴史公園内
(長野県千曲市大字屋代字清水 260-6 電話:026-274-2000)
■歴史公開講座「常陸国風土記の世界」第7回
平成18年度は『図説鹿嶋の歴史』
・
『常陸国風土記』の2冊のテキストを用いて一般向けにやさしく
「常陸国風土記の世界」の概説をします。初心者向けの講座ですので、気軽に参加して下さい。
日 時:12月9日(土)13:30~15:30
場 所:鹿嶋市どきどきセンター 2 階 会議室
参加費:無料(テキスト代 実費)
問い合わせ:鹿嶋市どきどきセンター
(茨城県鹿嶋市粟生字十二神 2242-1 電話:0299-84-0778)
■中国出土資料学会
2006 年度第2回例会
日 時:12月9日(土)13:00~17:00(開場 12:30)
報 告:
・「東京大学大学院経済学研究科所蔵の古貨幣・古札について」
小島浩之(東京大学大学院経済学研究科)
・「長沙走馬楼呉簡における穀物簿と穀倉業務」
谷口建速(早稲田大学大学院生)
・「馬王堆医帛の形態復元に関する新知見」
小曽戸洋(北里研究所)
会 場:流通経済大学新松戸キャンパス 202 教室
(千葉県松戸市新松戸 3-2-1)
参加費:500円
問い合わせ:中国出土資料学会(東京大学文学部 池澤研究室)
(電話:03-5841-3767(直通) e-mail:[email protected])
■富田後(とみたうしろ)遺跡 現地見学会
川島町三保谷で発掘調査中の富田後遺跡では、4世紀を中心とするくらしの跡や、ムラの統率者のお墓
が数多く見つかっています。 また、6世紀の古墳跡と中世の屋敷堀も折り重なって発見され、当時のこ
の地の繁栄をしのばせます。私ども財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団が、圏央道の工事に先だって
行ってきた町内遺跡の調査も、本年度をもって終了の予定です。 そこで、この遺跡見学会を機に、これ
までの調査成果のすべてをご紹介したいと思います。
新たな川島町の歴史をいろどる成果の数々をぜひご覧ください。
日 時:12月9日(土)10:30~、13:30~
場 所:埼玉県比企郡川島町大字三保谷 77-2 番地他)
問い合わせ:(財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団
(電話:0493-39-5345)
富田後遺跡発掘調査事務所
(電話:049-297-0514)
■講演会「敷石住居と配石遺構」
日 時:12月10日(日)13:30~15:30
講 師:石井寛(横浜市ふるさと歴史財団)
会 場:市民ギャラリー
問い合わせ:安中市ふるさと学習館
(群馬県安中市上間仁田 951
電話:027-382-7622)
■考古学入門講座 第2回
今回は日本という枠にとらわれず申、井の中の蛙にならないためにも外国に目を向けてみました。世界
四大文明のうち、三つの文明について、それぞれのご専門の先生から日本のどの時代にあたり、どのよ
うな文明であったか、最新の情報でお話していただきます。
日 時:12月10日(日)13:30~
テーマ:「中国文明」小柳美樹(駒澤大学講師)
定 員:80名(要申込)
問い合わせ:平塚市博物館
(神奈川県平塚市浅間町 12-41
電話:0463-33-5111)
■歴史館講座 あなたのまちの東村山学
日 時:12月10日(日)13:30~16:25
内 容:考古学1「考古学講座」小川直裕
考古学2「下宅部遺跡の生活技術」 千葉敏朗
場 所:歴史館視聴覚室(東京都東村山市諏訪町 1-6-3)
定 員:50名(要申込)
参加費:100円(資料代)
問い合わせ:東村山ふるさと歴史館
(電話:042-396-3800 e-mail:[email protected])
※申込みは、 直接または電話で歴史館へ。各回の前日締め切り。
■かみつけの里博物館・連続講座
日 時:12月10日(日)13:30~
テーマ:「榛名山噴火がもたらした影響-古墳の様相を通して考える」
講 師:右島和夫(群馬県教育委員会文化課)
問い合わせ:かみつけの里博物館
(群馬県高崎市井出町 1514
電話:027-373-8880)
■地域史フォーラム「戦国時代の葛西地域と葛西城~葛西築城とその終焉」
葛西城から出土した食器類 当館では来年度、区内にあった戦国時代の城『葛西城』をテーマにした特
別展を企画しています。そのプレ企画として、葛西地域の海と内陸部を結ぶ要衝であった葛西城につい
てさまざまな視点から考えます。
日 時:12月10日(日)10:00~16:30
会 場:葛飾区郷土と天文の博物館・講堂
定 員:80名(要申込)
費 用:500円
問い合わせ:葛飾区郷土と天文の博物館
(東京都葛飾区白鳥 3-25-1 電話:03-3838-1101)
●内容
報告 1 「鎌倉府古河公方」 木下 聡氏(戦国史研究会)
報告 2 「古河公方と葛西」 長塚 孝氏(馬の博物館)
報告 3 「足利義氏と小田原北条氏」 黒田基樹氏(駒澤大学)
報告 4 「小田原合戦と葛西」 戸谷穂高氏(戦国史研究会)
【申込方法】
往復ハガキに、『葛西城』、参加者全員の氏名、年齢、住所、電話番号を書いて、11月30日(必着)
まで。多数抽選。電子申請でもお申し込みいただけます。
<申込先>
〒125-0063 葛飾区白鳥 3-25-1
郷土と天文の博物館
電子申請 →https://www.e-tokyo.lg.jp/eap/soudan/actNvRenkei.do
■池ノ下遺跡現地説明会
現在、印西市別所で実施している池ノ下遺跡の発掘調査では、奈良・平安時代(約 1200 年前)の竪穴住
居跡や掘立柱建物跡が数多く発見され、当時の人々が使用していた食器類(土器や陶器)や瓦などが出
土しています。その成果につきまして、現地の見学会とともに出土遺物の説明を下記の日程で行います。
日 時: 12月10日(日)10:00~、13:00~※小雨決行
場 所:千葉県印西市別所 1170-4 他
交 通:現地までの公共交通機関はありませんので、遺跡周辺に20台程度の駐車場を用意しています。
電車でいらっしゃる方は、JR 木下駅からタクシー等でお願いします。
問い合わせ:財団法人印旛郡市文化財センター(電話:043-484-0126)
→ http://www.inba.or.jp/news/newsindex.html
■第 17 回 茅ヶ崎市遺跡調査発表会
日 時:12月10日(日)10:00~16:15(開場 10:00)
場 所:茅ヶ崎市役所分庁舎 6 階 コミュニティホール
(神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎一丁目 1 番 1 号)
問い合わせ:茅ヶ崎市教委・生涯学習課文化財保護担当
(電話:0467-82-1111(内線 3343)e-mail:[email protected])
●発表内容
・「芹沢 下場 A 遺跡第 3 次調査」
・「矢畑 金山遺跡第 12 次調査」
・「円蔵 御屋敷 B 遺跡第 5 次調査」
・「円蔵地区遺跡群の調査」
(御屋敷 B 遺跡第 6 次、下ヶ町遺跡第 12 次、小井戸遺跡第 7 次浜之郷 宮ノ腰第 12、13 次調査)
・「国指定史跡 旧相模川橋脚第 3 次確認調査」
・「下寺尾遺跡群詳細確認調査」
(高座郡衙関連遺構及び弥生環濠集落の確認試掘調査)
・「小出川河川改修関連遺跡調査」
・「下寺尾 七堂伽藍跡第 9 次調確認査」
【誌上発表】
・「公共下水道敷設工事関連調査(一般)
」
・「公共下水道敷設工事関連調査(鶴嶺八幡宮参道)
」
■2006 年度山梨県考古学協会 研究集会「縄文集落を分析する」
今日、各地で数多くの集落遺跡が調査され、報告書が蓄積されつつあり、もはやすべてに目を通すこと
は難しいといわれる。こうした中、これまでの縄文集落研究では、どのような分析方法によって、何が
明らかにされてきたか。縄文集落を明らかにするためには、どういう分析が必要だろうか。分析から解
釈への過程を再検討するとともに、現場調査での記録化、報告書のあり方を再考し、集落分析に耐える
報告とは何か、考えてみたい。
日 時:12月10日(日)9:00~
会 場:帝京大学山梨文化財研究所 大ホール
(山梨県笛吹市石和町四日市場 1566
会 費:2000円程度(資料代)
問い合わせ:山梨県考古学協会事務局(山梨文化財研究所内)
(電話:055-263-6441(担当櫛原・平野)
)
※参加自由・申し込み不要
●日程
9:00~9:10
開会 趣旨説明ほか
9:10~10:10
基調講演「(仮)縄文時代集落研究の課題」泉 拓良(京都大学大学院)
10:10~11:00
報告1「(仮)縄文時代生活痕跡の諸相-東京都多摩地域の調査事例-」
黒尾和久(あきる野市遺跡調査会)
11:10~12:00
報告2 「AMSC14 年代測定を利用した縄紋セツルメントのライフサイクルの研究」
小林謙一(国立歴史民俗博物館)
1:00~1:50
報告3 「(仮)住居型式研究の課題」 櫛原功一(山梨文化財研究所)
1:50~2:40
報告4 「遺跡の季節的利用に関する再検討」 山本典幸(国学院大学)
2:40~3:30
報告5 「遺構論、そして考古時間論」 五十嵐 彰(東京都埋蔵文化財センター)
3:40~4:30
討論 (司会 末木 健 ・ 新津 健)
4:30
閉会
紙上発表 集落の分析
甲ツ原遺跡(今福利恵)
酒飲場遺跡(村松佳幸)
古林第 3 遺跡(伊藤公明)
原町農業高校遺跡(正木季洋)
石之坪遺跡(閏間俊明)
鋳物師屋遺跡(保坂太一)
天神堂遺跡(佐野隆)
釈迦堂遺跡(野崎進)ほか
Edit 柏木