(外科) 2003 問題

クラークシップ前外科系統一問題
【心臓血管】
1. 肺体血流比(Qp/Qs)とは何を意味するか
2. 肺体血管抵抗比(Rp/Rs)とは何を意味するか
3. PDA とはなにか
4. ASD とはなにか
5. VSD とはなにか
6. チアノーゼとはなにか
7. BTシャント手術とはなにか
8. Glenn 手術とはなにか
9. CAVC(または ECD か AVSD)とはなにか
10.ファロー四徴症とはなにか
11.DORV とはなにか
12.TGA とはなにか
13.TAPVC とはなにか
14.TA とはなにか
15.HLHS とはなにか
16.心臓カテーテル検査の手技で BAS とはなにか
17.Fontan 手術とはどういう疾患に対するどういう手術か
18.Jatene 手術とはどういう疾患に対するどういう手術か
19.Rastelli 手術とはどういう疾患に対するどういう手術か
20.僧房弁狭窄症(MS)に対する手術術式を2つ挙げよ
21.僧房弁閉鎖不全症(MR)に対する手術術式を2つ挙げよ
22.大動脈弁狭窄症(AS)の手術適応は
23.大動脈弁閉鎖不全症(AR)の手術適応は
24.機械弁の長所短所をそれぞれ一つ挙げよ
25.生体弁の長所短所をそれぞれ一つ挙げよ
26.AAE とは何でどういった疾患に合併するか
27.Bentall 手術とはなにか
28.Maze 手術とは何に対する手術か
29.冠動脈バイパス術の適応となる基本的条件を3つ挙げよ
30.冠動脈バイパス術の適応となる頻度の高い冠動脈病変を3つ挙げよ
31.冠動脈バイパス術で使用する血管を4つ挙げよ
32.off pump bypass 手術の利点を挙げよ
33.心筋梗塞合併症で手術適応となる病態を4つあげよ
34.左室瘤の手術適応を4つ挙げよ
35.IABP の作用機序を2つ挙げよ
36.PCPS とはなにか
37.心臓移植の適応疾患を3つあげよ
38.LVAS(または LVAD)とはなにか
39.急性大動脈解離の DeBakey 分類とは
40.急性大動脈解離の Stanford 分類とは
41.急性大動脈解離の手術適応は
42.胸腹部大動脈瘤手術の合併症として頻度の高いものは
43.弓部大動脈瘤手術の補助手段を3つ挙げよ
44.心臓外科において次の薬剤の使用目的を述べよ
1) Heparin (ヘパリン)
2) Frosemide(™ ラシックス)
3) Digoxin(™ ジゴシン)
4) Warfarin(™ ワーファリン)
1
5)
6)
7)
8)
Nitroglycerin(™ ニトロペン)
Dopamine(™ イノバン)
Dobutamine(™ ドブトレックス)
Milrinone(™ ミルリーラ)
【呼吸器外科】
1. 原発性肺癌は病理組織型により小細胞癌と非小細胞癌に大別される。非小細胞癌の
主たる組織型は(
)、(
)、(
)の 3 つである。
2. 小細胞癌の治療の中心は(
)であるのに対して、非小細胞癌の治
療の中心は(
)である。
3. 肺癌の主症状は(
)、(
)、(
)である。
4. 原発性肺癌の胸部レントゲン像の代表的な所見は、(
)、
(
)、(
)である。
5. 原発性肺癌の組織学的確定診断に用いられる主な検査方法は、(
)
と(
)である。
6. 原発性肺癌において陽性となることが多い腫瘍マーカーは(
)、
(
)、(
)、(
)などである。
7. 原発性肺癌の TNM 分類において、肺野型で胸膜浸潤が無く腫瘍最大径が 2.5cm の場
合、T(
)である。
8. 同分類において、肺野型で胸膜浸潤が無く腫瘍最大径が 3.5cm の場合、T(
)
である。
9. 同分類において、胸壁浸潤がある場合、T(
)である。
10.同分類において、上大静脈浸潤がある場合、T(
)である。
11.同分類において、胸膜播種がある場合、T(
)である。
12.同分類において、同側肺門リンパ節転移がある場合、N(
)である。
13.同分類において、気管分岐部リンパ節転移があるが、反対側縦隔リンパ節転移が無
い場合、N(
)である。
14.同分類において、反対側の肺門リンパ節に転移がある場合、N(
)である。
15.同分類において、頚部リンパ節転移がある場合、N(
)である。
16.同分類において、T3N0M0 の病期は(
)である。
17.胸膜播種転移があるが遠隔転移の無い原発性肺癌の病期は(
)である。
18.原発性肺癌患者において画像診断で縦隔リンパ節腫大が認められる場合、
(
)検査によりリンパ節を生検することがある。
19.肺尖部原発の原発性肺癌で第一肋骨、腕神経叢への浸潤を伴う腫瘍を
(
)腫瘍と呼ぶ。
20.原発性肺癌が遠隔転移しやすい臓器は、(
)、(
)、(
)、
(
)、(
)などである。
21.手術治療が初期治療の適応となりうる原発性非小細胞肺癌の病期は(
)
から(
)までである。
22.原発性肺癌に対する標準術式は、(
)である。
23.
(
)には Photodinamic therapy が適応となることがある。
24.手術適応となることが多い転移性肺腫瘍は、(
)、(
)、
(
)由来のものが多い。
25.転移性肺腫瘍に対する標準的術式は(
)である。
26.自然気胸の原因となる代表的肺疾患は、
(
)、
(
)であ
る。自然気胸の外科治療には最近、一般的に(
)による手術が行われる。
27.肺気腫に伴う呼吸困難の軽減を目指した手術治療として、最近、(
)
が行われている。
28.肺に発生する真菌症として代表的なものは、
(
)、
(
)である。
29.肺移植の適応となる代表的な肺疾患は、
(
)、
(
)、
(
)、(
)、(
)等である。
2
30.肺移植に行われる術式は現在、(
)、(
)、(
)などである。
31.前縦隔の腫瘍は(
)から発生したものが多く、病理組織学上、
(
)、
(
)、
(
)、
(
)、
(
)などがよく経験される。
32.胸腺腫瘍の内、上皮由来の腫瘍は(
)と(
)に大別される。
33.胸腺腫が、胸膜播種性転移を伴っているがリンパ節転移・遠隔転移の無い場合、正
岡病期分類において(
)期である。
34.胸腺腫にリンパ節転移が伴う場合、正岡病期分類において(
)期である。
35.正岡分類Ⅲ期の浸潤性胸腺腫に対して通常行われる術後補助療法は(
)
である。
36.胸腺悪性胚細胞性腫瘍の主な病理組織型は、
(
)、
(
)、
(
)、(
)である。
37.胸腺悪性胚細胞性腫瘍に対しては、まず(
)を行って腫瘍の
縮小、
(
)の正常化を図った後、
(
)を行う。
38.悪性胚細胞性腫瘍の腫瘍マーカーは、(
)、(
)、(
)
などである。
39.胸腺腫に合併することの多い自己免疫疾患は(
)と(
)である。
40.中縦隔に発生することの多い縦隔腫瘍は(
)と(
)である。
41.後縦隔に発生することの多い縦隔腫瘍は、(
)である。
42.上縦隔に発生することの多い縦隔腫瘍は(
)である。
43.横隔神経麻痺の胸部レントゲン写真の所見は(
)である。
44.重症筋無力症に特徴的な眼症状は、(
)と(
)である。
45.重症筋無力症に特徴的な球麻痺症状は、
(
)と(
)である。
46.重症筋無力症の自己抗体は(
)である。
47.重症筋無力症に対する標準的手術術式は、(
)である。
48.結核性膿胸に対して用いられる外科治療には、(
)、(
)、
(
)などがある。
49.肺葉切除術後に気管支断端の合併症が生じた場合、症状としては(
)
が重要であり、胸部レントゲン写真上は(
)が認められる。
50.難治性の膿胸・気管支瘻に対しては、
(
)
・
(
)の充填術が行われる
ことが多い。
【食道疾患】
1. 本邦における食道癌は、性別では(
)に多く、組織型では(
)がほと
んどをしめる。
2. 食道癌の症状としては、
(
)、
(
)、
(
)、
(
)
等がある。
3. 食道の部位は食道癌取り扱い規約によると、Ce(
)、Te(
)、Ae(
)
、
に分けられ、さらに胸部食道は、Ut(
)、Mt(
)、Lt(
)に分けられる。
4. 胸部食道癌手術の再建経路には(
)、
(
)、
(
)がある。
5. 胸部食道癌手術の再建臓器には(
)、(
)、(
)などが用いら
れる。
6. 食道壁は構造上、
(
)を欠き(
)からなるため、容易に隣接臓
器に浸潤する。
7. 早期食道癌とは、原発巣の壁深達度が(
)にとどまり、
(
)
ものをいう。
8. 食道癌の発生頻度の最も高い占拠部位は(
)次いで(
)である。
9. 食道腺癌は(
)に伴って生じる(
)を母地とし
て発生する。
10.食道癌手術における3領域郭清とは(
)、(
)、(
)の3領
域のリンパ節郭清を行う術式である。
11.食道癌手術後の早期合併症には、(
)、(
)、(
)、
3
(
)がある。
12.食道癌は他の消化器癌に比べ比較的早期より(
)転移を生じる。
(
)に浸潤した食道癌の場合、その頻度は40−50%と言われている。
1 3 . 食 道 癌に対 す る手術療法(内 視 鏡 的粘膜切除を含む ) 以外の治療法とし て 、
(
)、(
)が行われる。
14.食道癌は(
)、(
)等の悪性腫瘍と重複しやすい。
15.食道色素内視鏡で、ルゴールを塗布することで(
)や(
)は
不染帯となる。
16.食道癌の合併頻度が高い疾患として(
)、(
)がある。
17.食道癌の再発形式では(
)が最も多く、次いで(
)である。
18.食道癌は血行性に(
)、(
)、(
)などに転移する。
19.食道アカラシアの病態は(
)、
(
)である。
20.食道アカラシアの症状は(
)、(
)があり、特に
(
)が通りにくい。
2 1 . 食 道 アカラシアの造影におけ る分類には3タイプあり、(
)、
(
)、(
)である。
22.食道アカラシアの内科的治療としては、
(
)、
(
)
がある。
23.食道アカラシアの手術術式としては(
)が一般的である。
24.GERD とは(
)のことである。
25.逆流性食道炎の原因には食道裂孔ヘルニアがあるが、この分類には、
(
)、
(
)、(
)の3種類がある。
2 6 . 食 道 裂孔ヘ ル ニアに対する手 術 に おいて本邦で最も 多 く用いられる術式 は 、
(
)である。
27.食道下端部の粘膜が扁平上皮から(
)に変化した状態を(
)
と呼ぶ。
28.食道における憩室の好発部位は(
)、
(
)、
(
)
である。
29.咽頭食道部の憩室を(
)という。
30.食道静脈瘤は占拠部位、形態、色調、発赤所見により分類されるが、出血の危険を
予測するうえで最も重要な所見は(
)で別名(
)
と呼ばれる。
31.食道静脈瘤は(
)、(
)、(
)、
(
)などによる(
)の上昇の結果で生じた側副血
行路の一つである。
32.食道静脈瘤に対する治療の第1選択は(
)であるが、最近簡
便で安全な方法として注目されているのは(
)である。
【胃疾患】
1. 胃癌は(
)才代の(
)に多く、組織型として(
)が多
い。
2. 胃壁は内から外へ順に(
)、(
)、(
)、
(
)、(
)、(
)の 6 層となる。
3. 早期胃癌は、癌の浸潤が(
)までに留まるもので、リンパ節転移の有無
は問わない。
4. 早期胃癌(0型)の分類は表在隆起型を(
)と表現し、表在平坦型(
)
を3亜型に分類し、軽度隆起型(
), 平坦型(
), 軽度陥凹型 (
)
とする。表在陥凹型を(
)と表現する。
5. 早期胃癌の頻度は(
)型が最も多く、次いで、(
)型が多い。
6. 進行胃癌は癌の浸潤が筋層以深に及ぶものをいい、これを5型に分類している。
1型(
)、2型(
)、3型(
)、4型(
)、
4
5型(
)がある。
7. 分類型腺癌では(
)転移が多く、未分化型の多い浸潤癌では奬膜浸潤
が多く、リンパ節転移や腹膜播種しやすい。
8. Virchow 転移とは(
)に転移することである。
9. (
)転移は男性ではダグラス窩、女性では直腸子宮窩に転移する。
10.(
)腫瘍とは卵巣転移性腫瘍のことである。
11.胃癌の腫瘍マーカーとしては(
)(
)がある。また(
)産生腫瘍では
(
)が上昇する。
12.胃癌治療の原則は(
)であるが、最近、早期胃癌に対して
(
)や(
)や(
)がなされることが
ある。
13.EMR とは(
)のことである。
14.胃癌に対するリンパ節郭清を伴う外科的根治術として(
)、
(
)、(
)がある。
15.縮小手術としては、
(
)、
(
)、
(
)がある。
16.胃癌の根治術後の5年生存率をみると、早期胃癌(
)で(
)%以上、
固有筋層まで浸潤した癌(
)で、
(
)%、奬膜下層まで浸潤した癌(
)
で(
)%、奬膜浸潤した癌(
)で(
)%、他臓器へ浸潤した癌
(
)で(
)%である。
17.胃癌の発生は(
)に最も多く(
)がこれに続き,
(
)
が最も少ない。
18.胃癌取り扱い規約によるステージ分類は(
)の6つの因子
により決められる。
19.胃癌の転移形式には(
)、(
)、(
)がある。
20.胃に発生する悪性腫瘍の大多数は癌であり、胃肉腫は(
)にすぎない。
このうち代表的なものは(
)と(
)である。
21.胃切除後に食物が胃から腸に急速に排出されることによって生じる症状を
(
)と呼び、(
)と(
)に分けられる。
22.胃癌の基本的治療法は外科的切除であるが、他に(
)、
(
)
が行われることがある。
23.胃全摘術後の続発症としては、(
)、(
)、
(
)がある。
24.胃、十二指腸潰瘍について、潰瘍とは(
)を越えた組織欠損である。
25.胃、十二指腸潰瘍の症状としては、(
)がある。
26.胃、十二指腸潰瘍の出血で吐血は(
)様で、下血は
(
)便となる。
27.胃、十二指腸潰瘍で手術適応となる合併症としては(
)、(
)、
(
)がある。
28.胃ポリープは胃粘膜の限局性隆起病変で(
)の分類が用いられる。
29.胃ポリープには(
)ポリープと(
)ポリープがあり、後
者は悪性化する可能性があるとされる。
30.胃潰瘍の病期は治癒過程に関する内視鏡所見より(
)、
(
)、
(
)に分かれる。
31.胃炎、胃潰瘍との関連で近年特に注目されているのは(
)
の感染である。
32.十二指腸潰瘍は胃潰瘍に比し(
)に多く、
(
)や(
)を
合併することも多い、好発部位は(
)である。
【下部消化管】
1. 大腸の区分
2. 直腸の区分
5
3. 大腸癌を疑う臨床症状
4. 小腸および結腸右半部への血流を担当する動脈を(
)動脈という。
5. 結腸左半部および直腸への血流を担当する動脈を(
)動脈という。
6. 結腸動脈には(
)、
(
)、
(
)、
(
)
がある。
7. 盲腸、上行結腸、肝曲部の腫瘍に対しては(
)術が行われる。
8. 脾曲部、下行結腸の腫瘍に対しては(
)術が行われる。
9. 回腸末端から盲腸の腫瘍にたいしては(
)術が行われる。
10.家族性大腸腺腫症は(
)遺伝する。
11.早期大腸癌とは(
)層にとどまる癌を意味する。
12.早期大腸癌の肉眼型で II 型とは(
)型である。
13.内視鏡的切除術(EMR)を行って組織浸達度診断が sm2 の時はリンパ節転移の危険性
は(
)%程度である。
14.大腸癌の肉眼的分類は 0 型(
)、1 型(
)、2 型(
)、
3 型(
)、4 型(
)、5 型(
)に分類される。
15.直腸癌に対する手術術式で、腹腔側より直腸の切除と吻合を行う術式を(
)
術という。
16.直腸切断術の別称で、直腸とともに肛門管を切除して人工肛門を増設する術式のう
ち、腹会陰式直腸切断術を(
)手術と呼ぶ。
17.自然肛門からの排便の温存が不可能、または不都合な場合(クローン病、潰瘍性大
腸炎、大腸癌など)、
(
)を造設して、一時的あるいは永久的に排便を行う。
18.腸閉塞を(
)と呼ぶ。
19.腸閉塞の腹部立位単純レントゲン写真で(
)を認めたら、イレウス
と診断する。
20.大腸の腺腫のうち、
(
)は癌化率が高いので切除の対象となるこ
とが多い。
21.腹膜炎の診察の際、腹膜刺激症状としての(
)sign の有無は重
要である。
22.胃や腸管の手術において、最もやっかいな合併症は(
)
である。
23.大腸癌の stage 分類で Dukes 分類を説明せよ。
24.人工肛門のことを(
)と呼ぶ。
25.直腸癌手術において、腫瘍の肛門側で腫瘍切除を行って断端を閉鎖し、人工肛門を
造設する手術を(
)手術と呼ぶ。
26.大腸手術においては大腸の内容物を除去しておくことが必要で、浣腸、絶食、経腸
栄養剤などで大腸内容を排除しておくための方法を(
)と呼ぶ。
27.薬剤等を肛門から直腸内に注入する方法を(
)と呼ぶ。
28.腹膜炎診断の重要なサインで、腹直筋等の反射性の緊張亢進が認められるが、これ
を(
)と呼ぶ。
29.腹腔内に存在する索状物、有茎臓器などが腸間膜を含んで腸管に巻き付くために腸
管の通過障害と共に血行障害をきたすイレウスを(
)イレウスといい、
緊急手術の対象となることが多い。
30.直腸診のことは digital examination というが、これを略して(
)と言う。
【炎症性腸疾患】
1. 炎症性腸疾患の英語名と略語
2. 潰瘍性大腸炎の英語名と略語
3. 炎症性腸疾患の代表的疾患は潰瘍性大腸炎と(
)である。
4. 潰瘍性大腸炎では、多くの潰瘍の介在部粘膜が隆起し、
(
)
状態となる。
5. 潰瘍性大腸炎を疑う、もっとも重要な臨床症状は、持続するあるいは反復する
6
(
)である。
6. クローン病の primary therapy として重要な位置を占めているのは(
)
である。
7. 炎症性腸疾患の薬物療法において主体をなすのは(
)である。
8. 潰瘍性大腸炎の特徴的粘膜病変が偽ポリポージスであるのに対し、クローン病での
特徴は(
)である。
9. (
)はクローン病の特徴で、これをみたらクローン病と診断する
ほど重要である。
10.潰瘍性大腸炎では病変は連続的であるが、クローン病の病変は連続的ではなく、
(
)を形成するのが特徴。
11.クローン病では腸管相互あるいは腸管皮膚の間に(
)を形成する。
12.潰瘍性大腸炎における緊急手術の絶対的適応は(
)と
(
)である。
13.クローン病などに対して経腸栄養を行う場合、成分栄養剤から開始するが、状態を
みながら(
)に変えていく場合が多い。成分栄養剤がアミノ
酸から構成されているのに対し、これはオリゴペプチドを主成分としている。
14.口腔内潰瘍、外陰部潰瘍などを伴う腸管潰瘍病変をみた場合には(
)
を考えるべきである。
15.成分栄養剤の略称を(
)と呼ぶ。
16.クローン病の難治性痔ろうに対する代表的手術術式で、ペンローズドレーンを用い
たドレナージ術を(
)と呼ぶ。
17.クローン病に対する狭窄部解除術式を(
)とよぶ。
18.潰瘍性大腸炎に対する大腸全摘後の代表的再建術式の一つに(
)
があるが、これは回腸末端と肛門管を吻合する。術後の排便機能は、回腸末端と肛門
を吻合する(
)に比べ良好であるが、直腸粘膜の一部を
残すことになるので癌化の危険性が残されており、定期的フォローが必要である。
【肝】
1. 肝内の腫瘍性病変には、良性疾患として(
)
・
(
)
・
(
)、
悪性腫瘍として、(
)・(
)・(
)がある。
2. 悪性腫瘍の中で最も多いのは(
)である。
3. 原発性肝癌には(
)と(
)がある。
4. 肝細胞癌に関連する病因として(
)が最も多い。
5. そのうち日本人の場合は、75%が(
)、25%が(
)である。
6. 肝細胞癌の治療としては、
(
)
・
(
)
・
(
)が主な治療
法である。
7. 肝は(
)
・
(
)
・
(
)の三葉に分かれ、それぞれ(
)葉は(
)
区域・(
)区域、(
)葉は(
)区域・(
)区域に分かれる。
8. (
)の(
)区域では、
(
)区域は S5((
))
・S8
((
))、
(
)区域は S6((
))
・S7((
))、
(
)区域は S
4、(
)区域は S2((
))・S3((
))、尾状葉は S1、と九つの亜区域
に分かれる。
9. 肝内の静脈系は、
(
)
・
(
)
・
(
)の三本の肝静脈と、肝臓か
ら下大静脈に直接流入する数本の(
)静脈がある。
10.肝切除は先の肝区域により、
(
)切除・
(
)切除・
(
)
切除・(
)切除に分類される。
11.臓器移植は、(
)のため、長期生着が困難であった。
12.
(
)の本態は免疫反応であり、非特異的免疫抑制剤(
)
の登場により、移植成績は飛躍的に向上する。
13.移植医療発展のためには、ドナー臓器の搬送期間が必要であるため、
(
)
の開発も重要である。
14.臓器保存液については、(
)の開発により保存時間が延長された。
7
15.肝移植は、(
)に対する唯一の治療法である。
16.肝移植の適応条件は、
(
)
・
(
)の肝疾患、内科
的・外科的に(
)、そして(
)の3点である。
17.肝移植のドナーは(
)患者である事が条件となる。しかし10%程度の
(
)が存在する。
18.一般的手術である同所性肝移植手術においては、
(
)
・
(
)・
(
)・(
)・(
)の全てを吻合する。
19.肝移植後の免疫抑制剤としては、
(
)により飛躍的に向上した。最近
ではモノクローナル抗体である(
)、わが国で開発された(
)に
より更に成績向上している。
20.移植後の合併症としては、(
)・(
)が最も問題となる。
【胆】
1. 胆道癌とは、
(
)
・
(
)
・
(
)よりなる。
2. 閉塞性黄疸の減黄法の胆管到達ルートには、
(
)と(
)がある。
3. 閉塞性黄疸の減黄法には、(
)・(
)・(
)等がある。
4. 多臓器浸潤のない進行胆嚢癌の根治術の切除範囲は、胆嚢摘出以外に(
)
・
(
)である。
5. 胆管切除後の胆道再建は、通常(
)吻合術が行われる。
6. 先天性総胆管膿腫症は、通常(
)が合併する。
7. 膵胆管合流異常症で総胆管拡張が合併しない症例では、
(
)が適応である。
8. 胆石症の手術適応は、(
)・(
)・(
)である。
9. 十二指腸乳頭部癌の血行転移で多いのは(
)である。
10.胆摘術の手術法は、開腹胆摘術のほかに(
)が最近行わ
れている。
1 1 . コ レ ス テ ロ ー ル 系 胆 石 は 、(
)・(
)・
(
)に分類される。
12.色素系結石は、(
)と黒色色素石に分類される。
13.胆石の成因は、(
)・(
)・(
)である。
14.急性化膿性胆管炎の際の Reynoolds5徴とは、
(
)
・
(
)・
(
)・(
)・(
)である。
15.胆嚢の隆起性病変には、胆嚢線種の他に(
)
・
(
)
などがある。
16.胆嚢癌が多臓器浸潤する場合、頻度の多い臓器は(
)・(
)・
(
)である。
17.胆道系疾患の診断に有用な検査は、
(
)
・
(
)
・
(
)・
(
)・(
)・(
)である。
18.閉塞性黄疸の際に上昇する検査項目は、T.Bil・(
)・(
)・
(
)・(
)等である。
19.胆道系腫瘍の診断に有用な腫瘍マーカーは、(
)・(
)である。
20.胆石溶解療法の適応となるのは、(
)系結石である。
【肝胆膵】
1. 左・右肝動脈は殆どの場合、大動脈より(
)、(
)
を経て、分岐する。
2. 肝は(
)葉と(
)葉に分かれ、それぞれ(
)区域、
(
)区
域、及び(
)区域、(
)区域に分かれる。
3. (
)と(
)を結ぶ線を
(
)といい、それを含む面により右葉、左葉が二分される。通
常ここには(
)が走行する。
4. グリソン鞘には(
)・(
)・(
)が存在し、肝内で
は肝静脈に挟まれたように走行する。
8
5. 肝で生成される凝固因子の代表的なものはフィブリノーゲンの他、
(
)依
存性の凝固因子である(
)がある。
6. 肝の画像診断には(
)・(
)・(
)・(
)などがある
が、
(
)は即座に施行でき、非侵襲的であることから、習得すべき検査法である。
7. 胆管と膵管は合流し、十二指腸に存在する(
)から排出される。
これに関与しているのは(
)である。
8. 主膵管は(
)管、副膵管は(
)管ともいう。
9. 肝硬変患者の身体所見としては、(
)・(
)・
(
)・(
)などがある。
10.胆管炎の起炎菌の多くは(
)細菌であり、E.coli・Klebsiella・Streptococcus
faecalis・Bacteroides などが多い。
【HCC、肝良性疾患、肝移植】
1. 肝臓の左葉と右葉の境を形成するのは、
(
)と(
)を
結ぶ(
)線である。
2. 原発性肝癌は(
)と(
)が大多数を占めるが、
中でも前者の頻度が圧倒的に高い。
3. 肝細胞癌の腫瘍マーカーとしては(
)と(
)とがあるが、
前者は慢性肝炎や肝硬変などの慢性肝疾患でも上昇する事があり、一方後者はビタミ
ン(
)欠乏や、ある種の薬剤の服用で上昇する事がある。
4. 肝臓に発生する良性腫瘍で最も頻度が高いのは(
)である。
5. 胆汁鬱滞性肝疾患は肝移植の良い適応であり、その中で最も症例数が多い疾患は、
小児では(
)、成人では(
)である。
6. 全肝移植で吻合する脈管は、上下の(
)、
(
)・
(
)・(
)である。
7. 肝細胞癌に対する肝移植後の癌の再発臓器として頻度が高いのは、
(
)、
次いで(
)である。
8. B 型肝炎は肝移植後に高率に再発するので、
(
)および(
)
を予防的に投与する。
9. 移植のためにドナーから摘出された臓器は、虚血傷害を抑える為に低温で保存する
が、肝臓・腎臓・心臓を保存可能時間が長い順に並べると、
(
)
・
(
)
・
(
)である。
10.移植後の急性拒絶反応の多くは(
)の大量投与に反応して改善す
るが、一部は反応が悪く、また繰り返して(
)に至り、多く
は(
)の対象となる。
【肝胆・キーワード問題集】
◎ 『肝臓解剖編』
肝臓は右横隔膜下に存在し、外科的には(
)で左葉と右葉に分けられ
る。区域・亜区域分類は、Glisson系脈管である、
(
)
により分類されるが、例えば、Quinaudの肝区域分類では、内側区域はカントリー
線 と 肝 鎌 状 靭 帯 及 び 肝 円 索 の 間 に 存 在 す る 。 肝 静 脈 は 、(
)、
(
)、(
)の三本があり、一般に(
)と
(
)が共通管を形成し、下大静脈に流入する様式が多い。
◎ 『肝臓生理編』
肝臓の機能は多彩にわたり、糖代謝、アンモニア代謝、タンパク質の合成、胆汁分泌等々
がある。肝硬変で肝不全になると、アルブミン合成低下、二次性高アルドステロン症のた
めに(
)が貯留し、血中アンモニアの上昇、Fisher比の低下に伴い
(
)や肝性昏睡が発症する。また同時に(
)に伴い、
食道静脈瘤や脾機能亢進が生じる。
9
◎ 『肝臓疾患治療編』
肝細胞癌は日本では殆どが(
)の感染を伴っており。血管造影では主
に肝動脈より血流を受けて(
)で、時に門脈主要塞栓を形成し、娘結節
を伴う事がある。腫瘍マーカーとしては一般的に(
)、PIVKA-Ⅱの上昇があ
る。治療法としては外科的切除のほか、肝動脈塞栓術及び動注化学療法、経皮経肝アルコ
ール注入療法、マイクロ波凝固術等が行われている。一方、肝内胆管癌は血管造影では
hypovascular で、胆道系酵素(例えばアルカリホスファターゼ)の上昇を伴い、腫瘍マー
カーとしては(
)やCA19-9が上昇する事が多い。
◎ 『胆道編』
胆石症は胆道疾患の中で最も頻度が高く、近年ではその殆どの手術は腹腔鏡下に行われ
るが、この際、胆嚢管の同定に(
)の認識が重要である。胆石はその主
成分から、コレステロール結石、ビリルビン結石、黒色石に分けられ、近年では
(
)が大多数を占める。胆石症の症状としては、胆嚢炎や胆管炎に伴
うものが多く、古典的にCharcot三徴(
)
は有名である。画像診断としては、一般的に腹部エコー(acoustic shadow、strong echo と
して胆石を描出)、DIC(排泄性胆道造影)が行われ、場合によっては、内視鏡的逆行性
胆道造影(ERC(P))や、経皮経肝胆道造影(PTC)が行われることも多い。最近は、
より低侵襲のDIC-CTやMRI(MRCP)が行われることも多い。胆石症の治療に
は大きく分けて、経口溶解剤の投与、体外衝撃結石破砕装置(ESWL)の使用、胆嚢摘
出術(腹腔鏡下あるいは開腹下)がある。
胆嚢癌はしばしば(
)を伴い、筋層を超えた胆嚢癌の予後は不良である。
一方、胆管癌は黄疸で発症するとこが多く、神経周囲浸潤を伴い、胆管壁に沿って進展す
る事が特徴である。(
)では、先天性胆道拡張症を伴う事が多いが、
放置すると胆嚢癌・胆嚢癌の発生頻度は高い。
【その他】
1. 以下の用語の略称をアルファベット3~4文字で示せ。
1)汎発性血管内凝固症候群
2)成人呼吸窮迫症候群
3)多臓器不全
4)全身性炎症反応症候群
5)急性胃粘膜病変
6)メチシリン耐性黄色ブドウ球菌
7)経口糖負荷試験
8)経皮経肝胆道ドレナージ
9)内視鏡的逆行性胆管膵管造影
10)超音波内視鏡
2. BT-PABA を用いる膵外分泌機能検査法は?
3. 膵癌の代表的な腫瘍マーカーを二つあげよ。
4. 胆管と膵管が十二指腸の壁外で合流している先天的な発生異常は?
5. 低血糖を伴う膵内分泌腫瘍は?
6. 高血糖を伴う膵内分泌腫瘍は?
7. 難治性の消化性潰瘍を伴う膵内分泌腫瘍は?(症候群と過剰分泌されるホルモン)
8. 水溶性下痢・低カリウム血症・胃無酸症を伴う膵内分泌腫瘍は?(同上)
9. 膵頭部癌に対する切除術式は?(胃切除術を伴うもの)
10.膵頭部癌に対する切除術式は?(胃切除術を伴わないもの)
11.膵体尾部癌に対する切除術式は?
12.膵癌に対する姑息術式は?(黄疸に対するバイパス術)
13.膵癌に対する姑息術式は?(消化管通過障害に対するバイパス術)
14.慢性膵炎に対して行われる膵管減圧術は?
15.腹部の罹患部をゆっくり圧迫し、急に離した時に感じる疼痛の事で、腹膜炎を示唆
する徴候は?
16.腹膜腔の最も低いところで、女性の直腸子宮窩・男性の直腸膀胱窩にあたる部分は?
17.同部への悪性腫瘍の播種転移の事を?
18.消化器悪性腫瘍の左鎖骨上リンパ節転移の事を?
10
19.胃癌の卵巣への転移は?
20.遊離腹膜腔と盲嚢とを交通する肝十二指腸間膜下縁と後腹膜とで囲まれた孔は?
21.手術や放射線治療に先立って初回治療として行われる化学療法は?
22.腹腔鏡下手術の利点(3つ)
23.腹腔鏡下手術の合併症(3つ)
【乳腺・内分泌外科】
1. 乳腺の良性腫瘍性疾患を3つ以上あげよ。
2. 乳腺の炎症性疾患を3つ以上あげよ。
3. 乳腺症 Mastopathy(MP)を構成する病理学的変化を3つ以上あげよ。
4. 乳腺原発の悪性疾患を3つ以上あげよ。
5. 男性の乳腺疾患を3つ以上あげよ。
6. 甲状腺の結節性腫瘤性疾患を3つ以上あげよ。
7. 手術適応のあるびまん性甲状腺腫を2つあげよ。
8. 甲状腺癌の組織学的分類を記載せよ。
9. 甲状腺癌の組織学的分類別頻度を示せ。
10 甲状腺癌の発生母地となる細胞を2つあげよ。
11 原発性副甲状腺機能亢進症(Hyper-para)と二次性副甲状腺機能亢進症の発生原因
の違いをのべよ。
12.原発性副甲状腺機能亢進症を起こしうる家族性疾患名とそれに発生する副甲状腺疾
患をそれぞれのべよ。
13.副腎の腫瘤性疾患を3つ以上あげよ。
14.副腎特有のホルモン症状を呈する腫瘤性疾患を3つあげよ。
15.日本とアメリカにおける年間乳癌罹患者数は?
16.日本の乳癌におけるおおよその5年生存率を Stage I、II、IIIa、IIIb、IV につい
てのべよ。
17.日本における乳癌の好発年齢は?
18.乳癌発症のリスクファクターを3つ以上あげよ。
19.乳癌集析家系の一般臨床的定義を2つのべよ。
20.遺伝性乳癌として配列が決定された遺伝子を2つあげよ。
21.MEN1 と MEN2 の原因遺伝子と遺伝型式を述べよ。
22.乳癌患者の主訴を3つ以上のべよ。
23.乳癌と乳腺良性腫瘤とを鑑別できる視触診所見を3つ以上あげよ。
24.乳腺腫瘤の診断のために必須の検査を3つだけのべよ。
25.乳腺腫瘤の生検方法(日本語名と英語名)を3つあげ、それぞれの特徴をのべよ。
26.結節性甲状腺腫の必須の診断方法をのべよ。
27.甲状腺腫の良悪の鑑別が穿刺吸引細胞診で不可能な腫瘤はなにとなにか。
28.乳腺エコー検査における悪性所見を3つ以上のべよ。
29.マンモグラフィーの撮影の3方向とは?
30.マンモグラフィーフイルムを読影するとき重視する所見を3つ以上のべよ。
31.乳腺の造影 MRI において乳癌を強く疑う所見を1つあげよ。
32.乳腺・甲状腺の穿刺吸引細胞診の染色方法を2種類のべよ。
33.甲状腺乳頭癌に特徴的な細胞診の所見を3つあげよ。
34.副甲状腺腺腫の局在診断に有効な検査を3つあげよ。
35.頚部 X 線撮影が甲状腺腫瘤の鑑別診断に利用されない理由を2つあげよ。
36.副腎皮質腫瘍と副腎髄質腫瘍の局在診断に使用するシンチグラフィーをのべよ。
37.褐色細胞腫の MRI 所見の特徴を2つのべよ。
38.乳癌の腫瘍マーカー(TM)を2つのべよ。
39.甲状腺癌の腫瘍マーカーとして使用されるものを、上昇する甲状腺疾患名をあげて
3つのべよ。
40.乳房温存手術の種類を3つのべよ。
11
41.乳房温存療法の治療手順についてのべよ。
42.乳房切除術の4種類をそれぞれの切除部位とともに答えよ。
43.乳癌の術後補助療法を決定するための臨床病理学的所見を5つのべよ。
44.乳癌に有効な化学療法剤を5つ以上のべよ。
45.乳癌の術前化学療法(neo-adjuvant therapy)として用いる療法を2つのべよ。
46.乳癌の術後化学療法(adjuvant therapy)として用いる療法を2つのべよ。
47.乳癌術後内分泌(ホルモン)療法を2つのべよ。
48.乳癌内分泌(ホルモン)療法の適応についてのべよ。
49.バセドー病の手術適応を3つ以上のべよ。
50.結節性甲状腺腫の術式を3つのべよ。
51.甲状腺全摘術の適応を3つのべよ。
52.甲状腺未分化癌の治療法を2つのべよ。
53.甲状腺原発悪性リンパ腫の治療手順をのべよ。
54.乳癌センチネルリンパ節生検による腋窩郭清省略の適応を2つのべよ。
55.副甲状腺腺腫術後(広範な甲状腺切除の時も)早期からよくみられる他覚症状を2
つのべよ。
56.抗癌剤治療にともなう副作用(adverse effect, side-effect)を3つ以上のべよ。
57.抗癌剤治療の支持療法に用いる薬剤を3つ以上のべよ。
58.転移再発乳癌の治療目的を述べよ。
59.転移再発乳癌の治療方針(ガイドライン)を述べよ。
60.乳癌骨転移患者の治療法を最低2つ述べよ。
【小児外科】
1. 腸重積の発生原因を 2 つ挙げよ。
2. 腸重積の三主徴を挙げよ。
3. NEC(壊死性腸炎)とは何の略か。
4. Hirschsprung 病の原因は(
)の先天的欠如である。
5. Hirschsprung 病の診断法 3 つ挙げよ。
6. Hirschsprung 病で典型的な注腸所見は。
7. メッケル憩室は(
)の遺残である。
8. 先天性十二指腸閉鎖症の腹部単純 X 線所見は。
9. 乳児肥厚性幽門狭窄症では胃酸喪失に起因する(
)が代謝上の特
徴である。
10.胸腹裂孔ヘルニアは(
)とも呼ばれる。
11.Bochodalek 孔ヘルニアでの合併症で PFC とは何の略か。
12.Bochodalek 孔ヘルニアでの呼吸・循環障害の原因を 2 つ挙げよ。
13.先天性嚢胞性肺疾患で CCAM とは何の略か。
14.GER(胃食道逆流現象)とは何の略か。
15.胃食道逆流現象(GER)の診断法 3 つ挙げよ。
16.胃食道逆流現象(GER)で LES とは何の略か。
17.先天性食道閉鎖症の代表的な病型分類は。
18.先天性食道閉鎖症で最も頻度の高い病型は。
19.正常の腸管は、胎生期に上腸間膜動脈を中心に時計針と反対方向に(
)度
回転して後腹膜に固定される。
20.腸回転異常症では上行結腸と右側腹壁との間の(
)により十二指腸
が圧迫され、新生児期に胆汁性嘔吐で発症する。
21.胎便性腹膜炎の病因を 2 つ挙げよ。
22.CBA(胆道閉鎖症)とは何の略か。
23.胆道閉鎖症では閉塞性黄疸を呈する内科的疾患である(
)との鑑別
が重要である。
24.胆道閉鎖症での代表的な手術法は。
12
25.胆道閉鎖症術後、特に注意すべき合併症は。
26.先天性胆道拡張症の病因は。
27.先天性胆道拡張症の総胆管の拡張形態を 2 つ述べよ。
28.新生児期に緊急手術を要する先天性腹壁異常を 2 つ述べよ。
29.小児腫瘍の特徴を 2 つ挙げよ。
30.小児の腎悪性腫瘍のほとんどは(
)である。
31.小児の肝悪性腫瘍のほとんどは(
)である。
32.神経芽腫の腫瘍マーカーを 3 つ挙げよ。
33.IVH(静脈栄養)とは何の略か。
34.TPN(静脈栄養)とは何の略か。
35.静脈栄養ではカテーテル先端は(
)に留置する。
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