平成20年度 安城市水道水質検査計画

平成20年度
安城市水道水質検査計画
(平成20年 3 月)
安城市水道工務課
0
目
次
1 基本方針
2
2 水質検査計画の内容
2
3 水道事業の概要
(1)給水状況
(2)水源の状況
(3)浄・配水場の状況
3
3
3
4 水質検査を行う項目、採水地点、検査頻度及びその理由
(1)水質検査を行う項目(表1)
(2)基準項目検査頻度
(3)採水地点(図1・P6)
(4)市が独自に行う水質検査項目
(表2、表3、表4−1、表4−2、表5)
(5)外部委託検査項目数
4
4
4
4
5
5 臨時の水質検査
7
6 水質検査の方法
7
7 水質検査計画及び検査結果の公表
7
8 その他
7
(図1)
・水質検査地点図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
(表1)
・水質基準項目の検査地点及び検査頻度 ・・・・・・・・・・8
(表2)
・独自に行う水質検査項目 ・・・・・・・・・・・・・・・・9
(表3)
・水質管理目標設定項目の検査地点及び検査頻度 ・・・・・10
(表4−1)
・水質管理目標設定項目(農薬)
・・・・・・・・・・・ 11
(表4−2)
の検査地点及び検査頻度・・・・・・・・・・・・12
(表5)
・原水の水質管理項目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・13
1
平成20年度
安城市水道水質検査計画
1 基本方針
水道水質検査の適性化と透明性を確保するため、水質検査計画を策定し、この計画
にしたがって水質検査を実施します。
(1)水質検査項目は、水道法で検査が義務付けられている水質基準項目等とし、特に
留意すべき事項を別紙(P5)に示します。
(2)浄水場系統ごとの検査項目及び採水地点は、水質基準が適用される給水栓及び水
源とします。
(3)検査項目及び検査頻度については、別紙(表1・P8)
「平成20年度の水道水質
検査計画」のとおりです。
2 水質検査計画の内容
飲料水の安全性を確保するため、水道法第20条の規定に基づき、定期及び臨時の
水質検査を行い、水道水の安全性の確認を行っているところです。
平成16年度には、10年ぶりに水道法の水質基準が改正され、新たな水質基準項
目の追加や、水道事業体ごとに地域性・効率性を踏まえた水質基準の柔軟な運用が可
能となりました。
本市では、市民の皆様の生活に欠くことのできない飲料水の安全性を確保するため、
あらかじめ需要者に対して水道水質検査計画を作成し、事前公表という形でその適性
化と透明化を図ってまいります。本水道水質検査計画は、平成16年度から施行され
た水質基準に基づいた水質管理を行うため、検査項目、検査頻度などについて、安全
性・安定性及び効率性・合理性の面から検討をし平成17年度から作成及び公表を行
い、今回はその4回目となります。平成20年4月1日に改正される項目については、
検査計画に基づき適切に検査を実施していきます。
なおこの水道水質検査計画は年度ごとに見直し、安全で安定した水道水の供給に努
めます。
3 水道事業の概要
安城市の上水道は、深井戸を水源とする水を自己によって浄水処理を行った水と、
愛知県水道用水供給事業(以下「県営水道」
)から供給される水からなり、安全な水道
水を供給するため配水区域の末端給水栓において法に基づく水質検査を行っておりま
す。
2
(1)給水状況
区
分
給水人口
普及率
給水戸数
一日最大給水量
一日平均給水量
計画一日最大給水量
単位
人
%
戸
m3
m3
m3
平成18年度実績値
175,550
99.8
63,920
66,159
57,316
90,800
平成17年度実績値
173,048
99.8
62,210
64,127
56,502
90,800
(2)水源の状況
北部浄水場:北部浄水場内外の7本の深井戸から1日約11,750m3の原水を
取水し、浄水処理を行った水及び場内の県水受水池に受水した県
営水道(豊田浄水場より)の浄水に塩素消毒を適正に補正して配
水池を経て給水します。
中部配水場:場内の県水受水池に受水した県営水道(尾張東部浄水場より)の
浄水に塩素消毒を適正に補正し配水池を経て給水します。
南部浄水場:南部浄水場内外の4本の深井戸から1日約7,000m3の原水を
取水し、浄水処理を行い、配水池を経て給水します。
(3)浄・配水場の状況
[北部浄水場]
ア 所在地
愛知県安城市浜屋町宮西33番地
イ 供給能力
一日最大 66,150m3
[中部配水場]
ア 所在地
愛知県安城市東新町1番地1
イ 供給能力
一日最大 17,900m3
[南部浄水場]
ア 所在地
愛知県安城市和泉町東山40番地
イ 供給能力
一日最大 6,750m3
3
4 水質検査を行う項目、採水地点、検査頻度及びその理由
(1)水質検査を行う項目
法令に基づく水質検査項目について(表1・P8)のとおり水質検査を行います。
(2)基準項目検査頻度
ア(図1・P6)に示す配水区域の末端給水栓(4ヶ所)において、1日1回消毒
の残留効果(残留塩素)
、色、及び濁りを検査します。
イ 一般細菌を始め、色度、濁度等基本的な「9項目」の検査を北部地区5ヶ所、
中部地区5ヶ所、南部地区5ヶ所の末端給水栓で行います。
ウ 消毒副生成物については、浄、配水場より末端給水栓に至るまでの変化を把握
するため年4回北部浄水場、南部浄水場、中部配水場の系統水(図1・P6)で
実施します。
エ 20年4月1日から新たに水質基準項目となる塩素酸は消毒副生成物であるた
め浄・配水場出口で年1回、各系統水ごとに年4回の検査を実施します。
オ 鉄、マンガン等は、水質管理上必要として毎月1回検査を実施します。
カ 過去の実績が基準値の 10 分の1を超過する値の項目については、年4回の検査
を実施します。
キ 北部、南部浄水場の出口、中部配水場の出口、北部浄水場系統水、南部浄水場
系統水、中部配水場系統水で年1回水質基準項目「51項目」の検査を実施しま
す。
ク 北部浄水場では県営水道からの受水及び配水に対し、色度・濁度・残留塩素の
自動計測を、ろ過機出口では濁度・残留塩素の自動計測をしています。中部配水
場の県営水道からの受水では濁度・残留塩素を、配水に対しては残留塩素の自動
計測をしています。南部浄水場では、ろ過機出口で濁度・残留塩素を、配水に対
しては残留塩素の自動計測をしています。
(3)採水地点(浄・配水場出口及び系統水)
(図1・P6)
北部浄水場、中部配水場、南部浄水場、北部浄水場系統水(三ッ川保育園)
、中部
配水場系統水(安城幼稚園)
、南部浄水場系統水(城ヶ入保育園)
(4)市が独自に行う水質検査項目と検査頻度
ア 水質検査表(表3・P10)の水質管理目標設定項目「28項目のうち10∼
12、15を除く24項目」の検査を水質管理上必要として北部・南部浄水場、
中部配水場の出口、北部、南部、中部の系統水及び北部、南部の水源で年1回水
質検査を行います。亜塩素酸及び二酸化塩素については、安城市の浄水場では消
毒剤として二酸化塩素を使用していないため検査を省略します。11番の塩素酸
は平成20年4月1日より水質基準項目に移行します。28番の従属栄養細菌は
新規項目として全水源・浄水場出口・系統水で年1回の検査を実施します。
イ 水質検査表(表5・P12)「9項目」の原水管理項目は、市が保有する水源の汚
染程度を把握するため及び浄水処理工程における適正な水質管理を目的として、
4
北部浄水場7ヶ所、南部浄水場4ヶ所で年1回水質検査を行います。
ウ 水質検査表(表2・P9)の水源の基準項目「38項目」
(21番に塩素酸を追
加)は、浄水処理工程における適正な水質管理の面から北部浄水場7ヶ所、南
部浄水場4ヶ所で年1回水質検査を行います。
エ 水質管理目標設定項目のうち、農薬(表4−1P11)
(表4−2P12)
(1
02項目)については平成20年度は北部浄水場1ヶ所、南部浄水場1ヶ所の
水源で年1回水質検査を行います。
オ クリプトスポリジウム対策については、北部浄水場の全水源を年4回クリプ
トスポリジウムの指標菌(大腸菌、嫌気性芽胞菌)の検査を行います、また3
年に1回クリプトスポリジウム・ジアルジアの検査を北部浄水場の7ヶ所の水
源で行います。
(次回の検査は平成21年度の予定)
カ 浄・配水場に入荷する次亜塩素酸ソーダの塩素酸、有効塩素濃度を年3回
(6・8・1月)測定します。
(5)外部委託検査項目数(検査回数は表1∼表5)
ア 基準項目 (浄・配水場出口)
・・・・・・・17項目
(系統水)・・・・・・・・・・・17項目
(原水)・・・・・・・・・・・・10項目
イ 水質管理目標設定項目 (浄・配水場出口)・・17項目
(系統水)・・・・・・・・・・・17項目
(原水)・・・・・・・・・・・・17項目
ウ 水質管理目標設定項目(農薬)
・・・・・ 102項目
エ 原水管理項目 ・ ・・・・・・・・・・・・ 9項目
オ 末端系統水(3ヶ月ごと)
・・・・・・・・ 14項目
カ 次亜塩素酸ソーダ・・・・・・・・・・・・・2項目
5
水質検査地点図
6
(図1)
5 臨時の水質検査
(1)次のような事例が認められるときは臨時の水質検査を行います。
ア 水源付近、給水区域及びその周辺で水系感染症が流行しているとき。
イ 配水管の大規模な工事その他で水道施設が著しく影響を受けたとき、又は、そ
の恐れがあるとき。
ウ その他、特に必要があると認められるとき。
6 水質検査の方法
水質検査は、常時監視が必要な項目(残留塩素、濁度)については北部浄水場、南
部浄水場、中部配水場で機器による連続監視を行い、その他、水質検査項目で自己検
査が出来ない項目については、水道法第20条の規定により厚生労働大臣の登録を受
けた機関等に検査を委託します。なお、水質検査の方法は全て国が定めた水道水の検
査方法(
「水質基準に関する省令の規定に基づき厚生労働大臣が定める方法」
)で実施
します。
7 水道水質検査計画及び水質検査結果の公表の方法
(1)水道水質検査計画の公表
水道水質検査計画は毎年策定し、安城市のホームページ「安城市の水道」に掲載
します。
(2)水道水質検査結果の公表
水道水質検査計画に基づき行われた水質検査結果を、安城市のホームページ「安
城市の水道」及び水道年報に掲載します。
8 その他
(1)関係者との連携
水質管理を万全なものとするためには関係機関との連携が極めて重要です。
ア 国等との連携
厚生労働省及び愛知県等が実施する水質管理に関する調査へ協力をするととも
に、安全管理に関する情報収集を図ってまいります。
イ 県営水道との連携
安城市の上水道は一部県営水道から浄水を受水しています。そのため、県営水
道との連携を図り、県水浄水場での水質状況等の情報収集を行い、安全で安定し
た水道水の供給に努めます。
7
平成20年度 水質基準項目の検査地点及び検査頻度
水質基準項目(51項目)
(表1)
基準値 基本的検査回数 検査計画頻度(回/年)
委託
の1/10 基本的 検査省 浄・配水
検査頻度設定理由等
番
項 目 名
供給点 項目
以上
号
頻度
略頻度 場出口
1 一般細菌
100個/ml
12
12
外部からの汚染の指標で
月1回
月1回
あるため月1回
2 大腸菌
不検出
12
12
3 カドミウム及びその化合物
0.01
1
1
年1回
4 水銀及びその化合物
0.0005
1
1
5 セレン及びその化合物
0.01
1
1
年4回
安全確認等のため
6 鉛及びその化合物
0.01
年4回
4
4
7 ヒ素及びその化合物
0.01
1
1
年1回
8 六価クロム及びその化合物
0.05
1
1
9 シアン化物イオン及び塩化シアン
0.01
年4回
年4回
1
4
○
10 硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素
10
○
1
4
○
年4回
11 フッソ及びその化合物
0.8
○
1
4
○
12 ホウ素及びその化合物
1
1
4
○
安全確認等のため
13 四塩化炭素
0.002
月1回
4
12
14 1,4-ジオキサン
0.05
年4回
1
4
○
年4回
15 1,1-ジクロロエチレン
0.02
4
12
16 シス-1,2-ジクロロエチレン
0.04
4
12
17 ジクロロメタン
0.02
4
12
年4回
安全確認等のため
18 テトラクロロエチレン
0.01
4
12
19 トリクロロエチレン
0.03
4
12
20 ベンゼン
0.01
4
12
21 塩素酸
0.6
年4回
年4回
1
4
○ 新規項目
22 クロロ酢酸
0.02
1
4
○
23 クロロホルム
0.06
○
4
12
24 ジクロロ酢酸
0.04
○
1
4
○
25 ジブロモクロロメタン
0.1
4
12
26 臭素酸
0.01
○
1
4
○ 消毒副生成物は送配水過
年4回
年4回
程で値が変化する可能性
27 総トリハロメタン
0.1
○
4
12
があるため4回/年実施する
28 トリクロロ酢酸
0.2
1
4
○
29 ブロモジクロロメタン
0.03
4
12
30 ブロモホルム
0.09
4
12
31 ホルムアルデヒド
0.08
1
4
○
32 亜鉛及びその化合物
1
年1回
1
1
33 アルミニウム及びその化合物
0.2
○
年4回
1
4
○
34 鉄及びその化合物
0.3
○
月1回
13
13
年4回
35 銅及びその化合物
1
1
1
年1回
性状確認等のため
36 ナトリウム及びその化合物
200
1
1
37 マンガン及びその化合物
0.05
月1回
13
13
38 塩化物イオン
200
月1回
月1回
13
13
300
○
月1回
13
4
39 カルシウム・マグネシウム等(硬度)
年4回
40 蒸発残留物
500
○
1
4
年1回
41 陰イオン界面活性剤
0.2
1
1
○
42 ジェオスミン
0.00001
1
1
○
発生時期
年1回
に月1回
43 2-メチルイソボルネオール
0.00001
1
1
○
44 非イオン界面活性剤
0.02
年4回
1
4
○
年4回
45 フェノール類
0.005
年4回
1
4
○ 性状確認等のため
46 有機物(全有機炭素の量)
5
○
13
13
47 PH値
5.8∼8.6
13
13
異常でないこと
13
13
48 味
基本的項目であるため月1
月1回
月1回
回実施
異常でないこと
13
13
49 臭気
50 色度
5度 13
13
51 濁度
2度 13
13
委託検査項目数
17
備考
① 浄水場出口から末端給水栓までの間に濃度の上昇がない項目は浄水場出口で検査できるが、平成20年度までは現状の
ままで濃度の上昇の有無を確認しながら検査します。
は水道法に基づき、水質検査を省略できない項目。
② 検査省略頻度の項目で次の項目
検 査 項 目
基準値
(mg/l)
③ 21番:塩素酸は新たに水質基準項目となるため、浄・配水場出口で年1回、供給点で年4回の検査を行います。
8
独自に行う水質検査項目
(表2)
(水質基準項目)
検 査 項 目
番
号
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
項 目 名
基準値
(mg/l)
一般細菌
100個/ml
大腸菌
不検出
カドミウム及びその化合物
0.01
水銀及びその化合物
0.0005
セレン及びその化合物
0.01
鉛及びその化合物
0.01
ヒ素及びその化合物
0.01
六価クロム及びその化合物
0.05
シアン化物イオン及び塩化シアン
0.01
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素
10
フッソ及びその化合物
0.8
ホウ素及びその化合物
1
四塩化炭素
0.002
1,4-ジオキサン
0.05
1,1-ジクロロエチレン
0.02
シス-1,2-ジクロロエチレン
0.04
ジクロロメタン
0.02
テトラクロロエチレン
0.01
トリクロロエチレン
0.03
ベンゼン
0.01
塩素酸
0.6
クロロ酢酸
0.02
クロロホルム
0.06
ジクロロ酢酸
0.04
ジブロモクロロメタン
0.1
臭素酸
0.01
総トリハロメタン
0.1
トリクロロ酢酸
0.2
ブロモジクロロメタン
0.03
ブロモホルム
0.09
ホルムアルデヒド
0.08
亜鉛及びその化合物
1
アルミニウム及びその化合物
0.2
鉄及びその化合物
0.3
銅及びその化合物
1
ナトリウム及びその化合物
200
マンガン及びその化合物
0.05
塩化物イオン
200
カルシウム・マグネシウム等(硬度
300
蒸発残留物
500
陰イオン界面活性剤
0.2
ジェオスミン
0.00001
2-メチルイソボルネオール
0.00001
非イオン界面活性剤
0.02
フェノール類
0.005
有機物(全有機炭素の量)
5
PH値
5.8∼8.6
異常でないこと
味
異常でないこと
臭気
色度
5度 濁度
2度 委託検査項目
水質検査計画頻度(回/年)
委託
北部浄水場・水源 南部浄水場・水源 項目
4
4
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
4
1
4
4
4
4
4
4
1
4
4
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
4
1
4
4
4
4
4
4
1
検査頻度設定理由等
適正な処理を行うため
水質基準項目
○
○
○
○
適正な処理を行うため
○
適正な処理を行うため
○
新規項目
消毒副生成物のため検査省略
1
1
4
1
1
4
4
1
1
1
1
1
4
1
1
4
4
1
1
1
1
1
12
12
1
1
12
12
12
12
12
12
12
12
○
水質基準項目
適正な処理を行うため
水質基準項目
適正な処理を行うため
水質基準項目
○
給水栓水で検査
○
○
適正な処理を行うため
適正な処理を行うため
10
備考
① は検査を行いません。
② 21番:塩素酸は新たに水質基準項目となり安全確認のため年1回の検査を行います。
9
水質基準項目
水質管理目標設定項目の検査地点及び検査頻度
(表3)
検 査 項 目
番
号
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
検査地点・頻度(検査回数)
委託
目標値 北部浄水 北部系統 南部浄水 南部系統 中部配水 中部系統 原水11ヶ 検査
場出口
水
場出口
水
場出口
水
所
(mg/l)
アンチモン及びその化合物
0.015 以下
1
1
1
1
1
1
1
○
ウラン及びその化合物
0.002P以下
1
1
1
1
1
1
1
○
ニッケル及びその化合物
0.01P 以下
1
1
1
1
1
1
1
○
亜硝酸態窒素
0.05P 以下
1
1
1
1
1
1
1
○
1,2-ジクロロエタン
0.004 以下
1
1
1
1
1
1
1
○
トランス-1,2-ジクロロエチレン
0.04 以下
1
1
1
1
1
1
1
○
1,1,2-トリクロロエタン
0.006 以下
1
1
1
1
1
1
1
○
トルエン
0.2 以下
1
1
1
1
1
1
1
○
フタル酸ジ(2-エチルヘキシル)
0.1 以下
1
1
1
1
1
1
1
○
亜塩素酸
0.6 以下
削除
削除
二酸化塩素
0.6 以下
ジクロロアセトニトリル
0.04P 以下
1
1
1
1
1
1
1
○
抱水クロラール
0.03P 以下
1
1
1
1
1
1
1
○
農薬類 * 1
以下
残留塩素
1
以下
1
1
1
1
1
1
カルシウム、マグネシウム等
10以上
1
1
1
1
1
1
1
(硬度)
100以下
マンガン及びその化合物
0.01 以下
1
1
1
1
1
1
1
遊離炭酸
20 以下
1
1
1
1
1
1
1
○
1,1,1-トリクロロエタン
0.3 以下
1
1
1
1
1
1
1
○
メチル-t-ブチルエーテル(MTBE)
0.02 以下
1
1
1
1
1
1
1
○
有機物等
3 以下
1
1
1
1
1
1
1
項 目 名
(過マンガン酸カリウム消費量)
23 臭気強度(TON)
24 蒸発残留物
25 濁度
26 PH値
3TON以下
30以上
200以下
1度 以下
7.5 程度
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
○
27 腐食性(ランゲリア指数)
-1程度以上極
力0に近づける
1
1
1
1
1
1
1
○
28 従属栄養細菌
1mlの検水で形
成される集落数
が2,000以下
1
1
1
1
1
1
1
○
委託検査項目
17
備考
① *:農薬類は102項目を北部浄水場、南部浄水場の水源で年1回(7月)の検査を行います。
② 11番:塩素酸は水質基準項目になるため水質管理目標設定項目から削除します。
③ 28番:従属栄養細菌は平成20年4月1日に新たに追加になります。
10
水質管理目標設定項目{農薬}の検査地点及び検査頻度
(表4-1)
検 査 項 目
検査地点・頻度(検査回数)
番
北部浄水場 南部浄水場
号
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
37
38
39
40
41
42
43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
農 薬 名
チウラム
シマジン(CAT)
チオベンカルブ
1.3-ジクロロプロペン(D−D)
イソキサチオン
ダイアジノン
フェニトロチオン(MEP)
イソプロチオラン(IPT)
クロロタロニル(TPN)
プロピザミド
ジクロルボス(DDVP)
フェノブカルブ(BPMC)
クロルニトロフェン(CNP)
CNP−アミノ体
イプロベンホス
EPN
ベンタゾン
カルボフラン(カルボスルファン代謝物)
2.4-ジクロロフェノキシ酢酸(2,4-D)
トリクロピル
アセフェート
イソフェンホス
クロルピリホス
トリクロルホン(DEP)
ピリダフェンチオン
イプロジオン
エトリジアゾール(エクロメゾール)
オキシン銅
キャプタン
クロロネブ
トリクロホスメチル
フルトラニル
ペンシクロン
メタラキシル
メプロニル
アシュラム
ジチオピル
テルブカルブ(MBPMC)
ナプロパミド
ピリブチカルブ
ブタミホス
ベンスリド(SAP)
ベンフルラリン(ベスロジン)
ペンディメタリン
メコプロップ(MCPP)
メチルダイムロン
アラクロール
カルバリル(NAC)
エディフェンホス(エジフェンホス,EDDP)
ピロキロン
フサライド
メフェナセット
プレチラクロール
イソプロカルブ(MIPC)
委託検査項目
目標値
(mg/l)
0.02
0.003
0.02
0.002
0.008
0.005
0.003
0.04
0.05
0.05
0.008
0.03
0.0001
第7水源
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
0.008
0.006
0.2
0.005
0.03
0.006
0.08
0.001
0.03
0.03
0.002
0.3
0.004
0.04
0.3
0.05
0.2
0.2
0.04
0.05
0.1
0.2
0.008
0.02
0.03
0.02
0.01
0.1
0.08
0.1
0.005
0.03
0.01
0.05
0.006
0.04
0.1
0.009
0.04
0.01
11
第14水源
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
委託
項目
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
54
用 途
殺菌剤
除草剤
除草剤
土壌薫蒸
殺虫剤
殺虫剤
殺虫剤
殺虫・殺菌剤
殺菌剤
除草剤
殺虫剤
殺虫剤
除草剤
殺菌剤
殺虫剤
除草剤
殺虫剤
除草剤
除草剤
殺虫剤
殺虫剤
殺虫剤
殺虫剤
殺虫剤
殺菌剤
殺菌剤
殺菌剤
殺菌剤
殺菌剤
殺菌剤
殺菌剤
殺菌剤
殺菌剤
殺菌剤
除草剤
除草剤
除草剤
除草剤
除草剤
除草剤
除草剤
除草剤
除草剤
除草剤
除草剤
除草剤
殺虫剤
殺菌剤
殺菌剤
殺菌剤
除草剤
除草剤
殺虫剤
水質管理目標設定項目{農薬}の検査地点及び検査頻度
(表4-2)
検 査 項 目
検査地点・頻度(検査回数)
番
号
北部浄水場 南部浄水場
農 薬 名
55 チオファネートメチル
56 テニルクロール
57 メチダチオン(DMTP)
58 カルプロパミド
59 ブロモブチド
60 モリネート
61 プロシミドン
62 アニロホス
63 アトラジン
64 ダラポン
65 ジクロベニル(DBN)
66 ジメトエート
67 ジクワット
68 ジウロン(DCMU)
69 エンドスルファン(ベンゾエピン
70 エトフェンプロックス
71 フェンチオン(MPP)
72 グリホサート
73 マラソン(マラチオン)
74 メソミル
75 ベノミル
76 ベンフラカルブ
77 シメトリン
78 ジメピペレート
79 フェントエート(PAP)
80 ブプロフェジン
81 エチルチオメトン
82 プロベナゾール
83 エスプロカルブ
84 ダイムロン
85 ビフェノックス
86 ベンスルフロンメチル
87 トリシクラゾール
88 ピペロホス
89 ジメタメトリン
90 アゾキシストロビン
91 イミノクタジン酢酸塩
92 ホセチル
93 ポリカーバメート
94 ハロスルフロンメチル
95 フラザスルフロン
96 チオジカルブ
97 プロピコナゾール
98 シデュロン
99 ピリプロキシフェン
100 トリフルラリン
101 カフェンストロール
102 フィプロニル
委託検査項目
目標値
(mg/l)
0.3
0.2
0.004
0.04
0.04
0.005
0.09
0.003
0.01
0.08
0.01
0.05
0.005
0.02
0.01
0.08
0.001
2
0.05
0.03
0.02
0.04
0.03
0.003
0.004
0.02
0.004
0.05
0.01
0.8
0.2
0.4
0.08
0.0009
0.02
0.5
0.006
2
0.03
0.3
0.03
0.08
0.05
0.3
0.2
0.06
0.008
0.0005
第7水源
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
第14水源
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
委託
項目
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
48
用 途
殺菌剤
殺虫剤
殺虫剤
殺菌剤
除草剤
除草剤
殺菌剤
除草剤
除草剤
除草剤
除草剤
殺虫剤
除草剤
除草剤
殺虫剤
殺虫剤
殺虫剤
除草剤
殺虫剤
殺虫剤
殺菌剤
殺虫剤
除草剤
除草剤
殺虫剤
殺虫剤
殺虫剤
殺菌剤
除草剤
除草剤
除草剤
除草剤
殺菌剤
除草剤
除草剤
殺菌剤
殺菌剤
殺菌剤
殺菌剤
除草剤
除草剤
殺虫剤
殺菌剤
除草剤
殺虫剤
除草剤
除草剤
殺虫剤
備考
① 水質管理目標設定項目(農薬)は平成20年4月1日より102番のフィプロニルが追加され102項目
となります。
12
原水の水質監理項目
(表5)
検 査 項 目
番
号
1
2
3
4
5
6
7
8
9
検査頻度・検査箇所
項 目 名
検査頻度
検査箇所
アンモニア態窒素
生物化学的酸素要求量(BOD)
化学的酸素要求量(COD)
紫外線(UV)吸光度
浮遊物質量(SS)
侵食性遊離炭酸
全窒素
全りん
トリハロメタン(THM)生成能
委託検査項目
1回/年
1回/年
1回/年
1回/年
1回/年
1回/年
1回/年
1回/年
1回/年
全水源(11ヶ所)
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
〃
委託
項目
○
○
○
○
○
○
○
○
○
9
原水の水質監理項目の採水場所
北部浄水場 ・・・・ 第7.8.9.10.11.15.16水源
南部浄水場 ・・・・ 第12.13.14.17水源
クリプトスポリジウム指標菌(大腸菌、嫌気性芽胞菌)の採水場所及び検査回数
北部浄水場 ・・・・ 第7.8.9.10.11.15.16水源 (各水源年4回採水検査する)
「愛知県内の水道事業等におけるクリプトスポリジウム等対策方針」により水道原水の
検査項目及び検査頻度が見直されました、当市(北部浄水場、原水)ではレベル2の区
分に該当するため、3ヶ月に1回以上の頻度で指標菌の検査を実施します。
次亜塩素酸ソーダの検査(塩素酸・有効塩素濃度)
検査月
北部浄水場・・・・・・・ 6月、8月、1月
中部配水場・・・・・・・ 6月、8月、1月
南部浄水場・・・・・・・ 6月、8月、1月
13