3 歳 児

3歳児
週
の
計
画
平成 26年
幼
児
の
姿
6月
2週( 6月 9日~
6月14日)
同じ学級の幼児の様子をうかがったり、行動の真似をして同じ物を持ちたがる姿
が見えてきた。先生や近くにいる幼児に話しかけることが多くなり、相手の名前を
呼ぶことが増えてきた。自分の名前を呼ばれるとうれしそうな表情をして受け答え
をしようとしている。ままごとコーナーや砂場では、同じ場所にいたことをきっか
けに一緒にいることをうれしく感じている様子もうかがえる。また、使いたい道具
が重なってしまい、取り合いになる姿が見られるようになった。数人で同じ場所で
過ごす時間 が増え、相 手を意識する ことの芽生 えと捉えてい る。
戸外では、素足になって砂や水などの感触を面白がって遊んでいる。砂場で、す
のこなどを使ってお店に見立てて、お客を呼んだり、やり取りしたりして遊ぶ姿が
ある。自然 物を使って 料理に見立て ることも増 えてきた。
内
[幼児が経験 する内容( 指導内容)]
いろ いろ な 素材 に 触れ 、 感触 を楽 しんだ り気 持
ちを解放させた りするため の内容
・砂場 で水や草花を 見立てて使 う
・段ボールや新聞、小麦粉粘土などをいろいろ
に使 う
先生や身近な幼 児同士で身 体を動かした り歌っ
たりすることを 喜ぶための 内容
・先生 やそばにいる 幼児たちと 身体を動かし
たり 歌ったりする
・学級 全体で、リズ ム遊びやわ らべうたをする
・楽器 を使う
備
考
1組(3 歳児20名:男 児10名・女 児10名)
11 日(水 )
振替休業 日
12 日 (木)
1 組体重測定
[幼
ねらい
保健安全
の視点
の
砂場で遊 ぶ
・水を汲ん だり、流した りする
・草や葉、 花などの自然 物で遊
ぶ
・料理に見 立てて、ごっ こ遊び
をする
・掘ったり 、山を作った りする
ごっ こ遊びをする
・ついたて やテーブルを 使って
ままごと をする
・お面、マ ントなどを身 につけ
てなりき る
・段ボール を使って遊ぶ
道 具を入れる・ 運ぶ・入る
先生と 一緒に過ごす
・CD を かけて 体を動かす
・楽器を使 う
・わらべう たをする
『か ごめかごめ』
14 日 (土)
生活科・総 合的学習全 国大会
金子
亜由美
○いろい ろな素材に触れ 、感触を楽 しんだり気持 ちを解放さ せたりする
○先生や 身近な幼児同士 で、一緒に 身体を動かし たり歌った りすることを 喜ぶ
○気候に 合わせて、戸外 で活動する ことが多くな り、素足に なったり手足 が
汚れる ことが多くなっ てくる。遊 びに応じた身 の回りの始 末に慣れ、自 分
でしよ うとする意識に 働きかけて いく。
○雨天時に、室内に留まることが多い時や雨でテラスが滑りやすくなる時は、
幼児の 動きに注意を払 い、けがの ないように配 慮する。
容
児
担任
配慮 事項(具体的な かかわり・ 環境構成の仕 方)
生
活]
いろ いろな素材 を使う
・ 折 り 紙や シ ール で 飾っ て バッ グ
を作る
・室内の飾り を折り紙で 作る
・小麦粉粘土 に触れる
た たく ・ 丸め る ・ち ぎ る・ 踏
む
・新聞紙を使 う
ち ぎ る・ 丸め る ・か け る・ 投
げる
歌を歌う
『ようちえ んのうた』
『あひるの ぎょうれつ 』
『かたつむ り』
絵本
『ぐるんぱ のようちえ ん』
『ねずみく んのチョッ キ』など
評価の 観点
○ 砂場 の 砂は 、水 を 含んだ 場所 や乾い た場 所を作 った り掘
り起 こ し方 にも 変 化をつ けた りして 、様 々な形 状の 砂に
触れ ら れる よう に する。 気候 によっ ては 、素足 にな って
汚れ を気にせずに 遊べるように する。
○ いろ い ろな 素材 に 触れる 経験 として 、新 聞紙、 粘土 など
を準 備 する 。新 聞 紙や段 ボー ルを使 って 気持ち を発 散さ
せて 遊 ぶこ とが で きるよ うに 整えて いく 。新聞 紙を ちぎ
る、丸める、かけるな ど全身を使っ て遊べるよう にする。
○ まま ご とコ ーナ ー の道具 とし て様々 に見 立てが でき る木
片や フ ェル トな ど を準備 して 、イメ ージ を広げ て遊 べる
よう にする。
○ わら べ うた や鬼 ご っこ、 音に 合わせ て体 を動か すな ど、
体全 体 を使 いな が ら大勢 で一 つの遊 びに 誘って いく 。繰
り返 し 誘っ てい き ながら 、学 級全体 の活 動にも 楽し んで
参加 できるように していく。
○ 学級 の 幼児 の名 前 を少し ずつ 覚えて 、呼 んだり 呼ば れた
りし な がら 、か か わる姿 が見 えてく る時 期であ る。 道具
など の 数に 配慮 し 、一緒 に遊 べる環 境を 整える よう にす
る。 教 師も 同じ 物 を身に 付け たり、 使っ たりし なが ら、
幼児 同士のつなが りも意識して いく。
○いろいろな素材に触れ、感触を楽しんだり気持ちを解放させたりする姿が
見られ たか
○先生や 身近な幼児同士 で身体を動 かしたり歌っ たりするこ とを喜ぶ姿が あ
ったか
日
案
3歳児
平成26年
幼児の姿
14日
1組 (3歳児20名:男児10名 ・女児10名 )
土 曜日
ねら い
指 導内容
○ 身 に 付け た り、 道具 を 見立 て たり し
てごっ こ遊びをす る
8:50~9:00 ○登 園する
○登 園時の活動 をする
・コ ー ト、 帽 子、 鞄を ロ ッカ ー に
かける
・ ハンカチを ポケットにし まう
・ うがい・手 洗いをする
・ トイレを済 ます
着 替え を し よ う と 意 識 す
る と 同時 に 、 手 を き れ い に
保健安全 し て 過ご す 心 地 良 さ と 必 要
の視点 性 に 気付 き 、 石 け ん を 使 っ
て手をきれ いに
しようと働 きかけてい く。
金子
亜由美
・葉や草 花を使って、 料理に見立 てる
遊びの 中で作ってい る料理に使 えるよう、教 師と一緒に園 庭で見つけに 出か
けたり 、飾ったりし ながら、自 然物に親しめ るようにする 。
短縮保育 時間であるが 、登園時の 活
動を手際 よくすすめる ことで遊ぶ 時
間を十分 保障したい。
9:40
天候や気 温によって、 遊び着の下 に
着る衣服 の枚数を個々 に調整する 。
トイレの 近い幼児が多 いので、遊 び
始める前 に排泄を促す 。
○好 きな遊びを する
〈室 内〉・ ごっこ遊びをす る
【 おうちごっ こ・電車ごっ こなど】
や り取りが楽 しくなってき た幼児同士 が、エプロン やマントを身 につけ
て 役になりき ってごっこ遊 びをする姿 が見られる。 なりきった面 白さを
十 分に感じら れるように、 教師も一緒 にやり取りに 加わったり、 同じ物
を 持ったり身 に付けたりし て幼児同士 のつながりの きっかけをつ くって
い く。
・リ ズム遊びを する
【 わらべうた ・
楽器など】
音楽に合わ せて体を動 かすことを楽 しむ幼児が 、
自由に音を 出せるよう にCDデ ッキを準備 する。
教師も見て いることが わかるよう、 手を叩いた り
一緒に歌っ たりする。
・段 ボールや新 聞紙を使う
段 ボー ル を宅 急便 に見立 てて 道具 を運ん だり 、新聞 紙を ちぎ っ
て 中に 入 れお 風呂 のお湯 に見 立て たりし て遊 ぶ幼児 のイ メー ジ
に近い 言葉をかけて、 なりきって 遊べるように していく
担任
<砂場周 辺>
気候が 良ければ、素 足になって 遊べるように 意識して誘い 出していく。 手足
が汚れ てしまうこと に抵抗があ る幼児には、 無理に誘うこ とはせずに、 友達
が楽し く遊んでいる 様子に気付 かせたり、教 師も一緒に素 足になって、 楽しさ
や、や ってみようと する意識に 働きかけてい く。
・水を汲 んだり、砂と 水をまぜた りして山や川 、料理などに 見立てて遊ぶ
砂場で 心地よく遊べ るように、 水の扱い方を 確かめたり、 遊び着の裾や 袖の
始末を 個々に働きか けたりして いく。
一緒に遊びたいという思いが強くなってきて、同じ場所にいる幼児が気に
なったり同じ道具を使いたがったりする姿が見えてきた。興味の同じ幼児同
士が、同じ動きをして喜んだり、うれしそうに言葉でやり取りしたりできる
幼児 が増えてき た。
○ 興 味 の近 い 幼児 と同 じ 場所 で 安心 し
て 過ごす。
(9:15)
6月
10:00
10:20
備考
それぞ れの幼児が遊 んでいる場 所で、幼児同 士のやり取り する姿を捉え 、言
葉の不 足を補ったり 、幼児の思 いが相手に伝 わるように仲 介したりして いき
ながら 、やり取りす る楽しさを 感じて遊べる ように働きか けていく。
○後片付 けをする
きれいにな る心地良さを感 じながら遊 具の片付けや 汚れの始末 をすすめて
いけるよう 働きかける。戸 外で裸足に なっている幼 児には、少 し早めに声を
かけていく 。短い時間で片 付けに気持 ちが切り替わ れない幼児 もいることが
予想される 。教師が手を貸 して手早く 済ませられる ようにする 。
○降園準 備をする
・トイ レを済ます
本日は 保育時間が変 更されて、 準備等の手順
・うが い、手洗いを する
がかわ っているが、 幼児が混乱 しないよう
・コッ プとハンカチ をしまう
早めに 声をかけたり 、手を貸し たりして、
スムー スにいくよう 配慮してい く。
○降園時 の活動をする
・帽子 、鞄を身に付 ける
・絵本 を読む
・絵本 『ぐるんぱの ようちえん 』
を聞 く
クラス全 員で楽しく過 ごす時間をも ち、
・歌を 歌う『かたつ むり』
短い保育 時間でも満足 した気持ちで 降園
・挨拶 をする
できるよ うにする。
○降園す る
生 活 科 ・ 総 合 的 評 価の観点 ○興 味 の近 い 幼児 と同 じ場 所で安 心し て過ご して いる 姿が
学習全国 大会
見られ たか
環 境 構 成 図
3歳児
【3歳児保 育室】
【3 歳児保育室 周辺】
① てぬ ぐいの飾り
布製 ままごと道具
季節を感じられる室内
飾りとして掲示してい
る
男子
便所
【 保育室】
(右ページ 参照)
いろ いろに 見立 てて 遊べる よう に、白 木綿の生地 を俵型、丸、 縦長の
形に綿を詰め て作ってあ る
女子
便所
布団 類
ベッド
ピ
ア
ノ
流し台
手洗い場
①
食器類
テラス
マ ント・帽子
☆戸外遊 具置き場
身に 付 けて、 そのも のに なり
き ってごっこ遊 びをしている
ロ ッ カー
個人持ち のクレヨン
赤 白帽 子 ・ は さ み の
②個人 用
他、作っ た物など、
引き出 し
大事にし たい物を
しまって いる
③季節の飾りや生花
を飾り、四季を
感じられるよう ③
に して い る
じ ゅうたん
ソフ ァ・ぬいぐる み
流し台
製
作
棚
水道場
たらい
【3 歳児専用砂場】
使ったものを洗ったり、手の汚れ
を取っ たりして使っ ている。
絵本棚
季 節や時期を 考慮して
入 れ替えをし ている
ついたて
ごっ こ遊 び の部 屋 の仕 切 りな ど にし て いる
三輪 車
使ってい る幼児の様子 を見ながら 、
台数 の調節をし ている
ロッ カ ー
段ボール
段ボールを車に見立てたり、道具を運んだりしている
楽器( タ ンバ リ ン・ す ず・ カ スタ ネッ ト )
スチロール
CD 幼児が自由 に音楽を
スチ ロ ール
積み 木 を組
んだ り 、運
んだ り して 、
見立 て なが ら
遊ん で いる
聴ける ようにしてあ る
☆【遊具置き場 】
ござ
ござを敷いて部屋に見立てて使っている
暖飯器・空気 清浄機
椅子 ・ボール
丸太 ・ザル
すの こ
主にままごとに使っ
てい る
木片
食べ 物やお皿に
見立 てて使ってい る
牛 乳パックバ ケツ
砂や水を汲 んだり
型に し たり して
いる
積み木
【保護者の 手作り品】 卒園 記念 品 とし て 、年 長 児の 保 護者 に 手作 り して も らっ てい る もの
鉢植えト ールペイント
紙芝居台 カバー
遊び着
扇風機 カバー
ピ アノカバー
ままごとエ プロン
暖飯器カバ ー
まま ごと道具
テーブル クロス
ままごと用布 団類
②