次世代育成支援美唄市行動計画「びばいっこ すくすくプラン」 平成19年度 進捗状況報告書 平成20年7月 びばいっこ 1 すくすくプランの概要及び平成19年度の進捗概要 計画策定の趣旨 少子化の進行は、高齢化に拍車をかけ、労働力人口の減少や社会保障負担の増加など、社会全般に大きな影響を与えます。 北海道においては、平成 16 年10月に「北海道子どもの未来づくりのための少子化対策推進条例」が制定されて、国と同調して推進が 図られることになりました。 本市においては、平成13年6月に「美唄市子育て支援計画 ∼びばいっこすくすくプラン∼」を策定し、子育て支援の取り組みを総合 的に進めてきたところでありますが、平成17年の期限終了前に1年早めて見直しを行いました。 このため、新たな「少子化社会対策基本法」 「次世代育成支援対策推進法」並びに「男女共同参画社会基本法」の趣旨を踏まえ、また、 「美唄 21 世紀まちづくりプラン」や「美唄市地域福祉計画」に基づき、地域全体で子どもと子育てを支援していくことを基本に、新たな 計画としてここに策定したものです。 2 プランの位置づけ この計画は、 「美唄 21 世紀まちづくりプラン」や「美唄市地域福祉計画」など、子どもとまちづくりに関する上位計画、関連計画との 整合・連携を図り、子育てに関する施策を総合的に推進します。 3 計画期間 本計画の期間は、平成17年度から平成26年度までの10年間とします。 なお、本計画策定の根拠となる「次世代育成支援対策支援法」に基づき、平成17年度から平成21年度までを前期計画として策 定し、事業の検証、見直し等を行い、平成22年度から平成26年度までの5年間を後期計画とします。 4 計画の対象 本計画は、就学前児童(0∼5 歳児)と小学校低学年児童を中心とした、児童福祉法に定められた18 歳未満のすべての子どもとそ の家庭、地域、企業、行政等すべての個人及び団体が対象となります。 5 平成19年度の進捗状況 本計画の第3年度にあたり、新たな取り組みを開始したものとしましては、家族の健康を守る食に対する関心と理解を深めるため 「もぐもぐ離乳食教室」や新生児のいる家庭を訪問する「おおきくな∼れ より地域の子どもたちを育み、見守る「びばい びばいっ子訪問事業」を実施したほか、地域の皆さんに せわずき・せわやき隊」(通称:すきやき隊)が立ち上げられ、登下校の児童の見 守り活動などが展開されました。 また、昨年度末に設置した宮島沼観察センターを中心に環境美化活動や、全国のラムサール登録湿地の子どもたちの交流を目的と した「こどもラムサール」を開催するなど自然、環境学習の場としてさまざまな体験学習を実施しました。 更に、救急体制の整備では、救急救命士の気管挿管や薬剤投与の資格を取得したことにより、救命活動の充実が図られたことなど が特徴的な取り組みとなっております。 未実施のものとしては、病後児保育、休日保育、国際交流事業などとなっており、今後引き続き検討を進めて参ります。 事業の進捗率は、具体的事業のうち既に実施又は着手している事業は計画事業123事業のうち117事業となっており進捗率は 95.1%となっております。 6 今後の取り組みの方向 既に実施している事業の内容の充実を図るとともに、地域や企業と連携した取り組みを進め、子育て支援の意識啓発と地域活動の 進展を図ることとしています。 次世代育成支援美唄市行動計画「びばいっこ すくすくプラン」進捗状況(平成19年度) 基本施策と主な事業 進 捗 状 況 1 子どもが健やかに育つ環境づくり ∼子どもの視点∼ (1)子どもの人格と多様な考え方の尊重 1 ・ 「子どもの権利に関する条約」啓発事業 学校において、子どもの権利条約についての学習機会の確保を呼びかけた。 2 ・ 子どもの意見の反映 教育相談機能の重要性を各学校に伝えた。 3 ・ 心のケアの推進 多様なニーズに対応するため、学校における教育相談体制の整備に努めた。H18スクールカウンセラーを小2校、中2 校に配置した。 保健センターとともに、子育て中の親を対象に心の育ちを考える研修実施。年1回程度 4 5 ・ 子ども相談事業の推進 ・ 子ども虐待防止ネットワークの確立 生涯学習課青少年センターでは専任指導員による「子どもテレホン相談」「悩みごと相談」「メール相談」を実施してい る。 子育て支援センターでは、専任の家庭児童相談員、母子自立支援員による相談の他、子育て広場、こども療育広場の指導 員が活動の中で、子育てに関する相談を受けている。 地域ケア会議「子育て部会」を「要保護児童対策地域協議会」(児童福祉法第25条の2に基づく。)として平成17年9月 に設置し、児童の福祉環境の向上を図る。平成19年度は代表者会議を1回、ケース検討会議を5回開催した。 (平成18年度は、ケース検討議を8回の会議を開催) (2) ゆとりある教育の推進 6 ・ 幼稚園振興計画の推進 幼稚園振興計画に基づき、園児数の減少に伴う公立幼稚園配置見直し計画を策定した。 7 ・ 義務教育の充実 公教育を推進する学校として、学習指導要領の趣旨を踏まえ、適切な教育課程の編成・実施に努めている。 8 ・ 情報教育の推進 市内小・中学校にパソコン教室を設置し、情報教育を進めている。平成20年度で中学校パソコン教室の機器を更新する。 9 ・ 総合的な学習の時間の充実 創意と活力に満ち、夢のある総合的な学習の時間を展開するため、「子どもの夢づくり事業」を実施した。 10 ・ 登校拒否児童生徒指導対策 「美唄地区適応指導教室」を美唄市・奈井江町・浦臼町で運営し、不登校児童生徒への支援を行った。 11 ・ 健康管理の推進 児童生徒の健康診断、結核検診、歯科検診、心臓検診を実施している。年1回。 12 ・ 学校のあり方の調査・検討 児童生徒数が減少となる西美唄中、茶志内中、光珠内中央小にとって、より良い教育環境を確保するため、保護者や地域 との話し合いを実施し、望ましい学校のありかたについて共通理解を深め、H20年4月、西中・茶中・美中の3校統合が 実施された。 13 ・ 学校給食センターの充実 米や無・低農薬野菜等地産地消に努めるなど、新鮮な食材の活用や徹底した施設衛生管理を行い安全で安心できる給食の 提供に努めている 14 ・ 障害児教育の充実 障がい児の幼児期から学童期へのスムーズな引き継ぎ及び、特別支援教育へのスムーズな移行を進めるため関係機関にお いて連携・協力がなされた。 療育広場では、障害児の幼児期から学童期へのスムーズな引継ぎ、連携を図っている。 15 ・ 高等学校教育の充実 奨学金を希望する生徒に対し奨学金(新規5人、継続3人)を貸付した。また、少子化による生徒数の減に対応する市内 高校のあり方について協議を進めた。 1 こども未来課 基本施策と主な事業 進 捗 状 況 16 ・ 幼稚園・学校施設の整備 大規模改修として、東中学校ボイラー改修工事を実施したほか、必要に応じた施設修繕を行った。 17 ・ 生涯学習施設の整備 未実施 18 ・ 芸術・文化の振興 平成17年度に「美唄市文化芸術振興指針」を策定し、これに基づいて振興している。 19 ・ 自主文化活動の推進 ①市民文化祭への実行委員会の取り組みに支援・協力。参加者数1,481名、出品数1,542点 ②市民劇場に対し、事業補助金の支援をとおし演劇等の公演を開催した。 20 ・ 豊かな自然環境の保全と体験学習の推進 沼周辺の環境美化活動(16名)や野鳥観察会(5名)開催のほか、沼でのキャンプ(10名)や全国のラムサール登録 湿地の子供たちとの交流を目的としたこどもラムサール(39名)を湿地センターで開催しました。その他、冬の体験学 習会として沼周辺でのかんじき探検(7名)を実施しました。 21 ・ スポーツ・レクリェーション活動の推進 市内幼・小・中を中心に各種事業への参加を呼びかけ、生涯スポーツ社会の実現に向け推進を図っている。 22 ・ スポーツ・レクリェーション施設の整備 利用者の拡充に向け適切な施設維持管理に努めている。 (3) 元気な子どもが育つ環境づくり ・ 児童館管理運営事業 児童館の老朽化に伴い、勤労青少年ホームの一部に移転し、子どもの居場所、遊び場の確保及び健全育成を推進してい る。 24 ・ 図書館事業の推進 幼児用図書コーナーとして、回転書架3台を設置し、19年度においては、絵本151冊を受け入れ、幼児用図書の充実 を図るとともに、移動図書館車を活用し、子育て支援センター及び9市立保育所に各年間約300冊の絵本・紙芝居を貸 出す。また、毎月第2土曜日に、ボランティアサークル「たんぽぽ」による「おはなしの会」を実施し、幼児・低学年児 童を対象に読み聞かせを行う。 おはなしの会:平成19年度 12回 45名参加 平成18年度 12回 45名参加 25 ・ 都市公園施設再整備事業 再整備事業については検討中だが、修繕可能な遊具などについては修繕を行い、老朽化により修繕できない遊具について は撤去などしている。 26 ・ 児童遊園維持管理事業 日東児童遊園を遊具の老朽化・利用者減少により平成18年度で閉鎖した。空知神社境内内の児童遊園については引き 続き維持管理に努めていく。 27 ・ 地域児童遊園施設整備補助事業 市内児童遊園の遊具の新設・修理などに対する補助の実施。申請なし。(平成18年度 申請なし) 28 ・ 冬期間の遊び場の検討(公園等) スノーフェスタ、かぶら祭りなどに公園が使用されており、幅広い公園の利活用を図った。 29 ・ 地域子ども会活動への支援 市内9地区の青少年育成協議会の運営及び実践活動に対する交付金の交付。 30 ・ 青少年活動地域支援 地域の育成者、指導者を研修会に派遣する。「北海道青少年育成大会」参加者2名 (平成18年度 5名) 31 ・ 青少年自然・生活体験活動 青少年野外体験活動としてラフティング(激流川下り)を体験。参加者 小中学生 25名。(平成18年度 24 名) 32 ・ 青少年広域交流 沖縄県南城市との交流。8月に南城市に派遣し、1月に受け入れる。参加者 小中学生 10名 (H18年度10 名) 23 2 こども未来課 基本施策と主な事業 進 捗 状 況 33 ・ 地域間交流の促進 各種事業に参加することで、地域の交流を図る。 34 ・ 国際交流の促進 大韓民国へのホームスティなど青少年の国際交流事業に対する補助であるがH18・19年度は休止。 35 ・ 公共施設のバリアフリーの推進 若い人から高齢者、障がいのある人々など多くの市民が安心して快適に暮らせるよう、市営住宅のバリアフリー化を進 めている。平成19年度までは、有為団地の建替え事業を進めており、平成12年度に事業着手を行い、平成18年度ま でに全体で118戸の建設を完了し、平成19年度は団地内道路や集会所の整備を行い事業を終えた。 36 ・ 商業施設等の利活用 賑わい創出事業としてコアびばいにおいて、夏まつり(子ども向けイベント)、秋まつり(キッズチャレンジショップ) を開催した。 37 ・ 除排雪事業(通園・通学路の確保) ・降雪や積雪状況を踏まえた除排雪の実施により、通学路等の確保に努めた。 (4) 健やかな子どもを産み育てる意識づくり 38 ・ 子育て学習の推進 総合的な学習の時間などを活用し、保育所・幼稚園との連携を図り、学習機会の確保に努め子育て学習の推進を図った。 39 ・ 健康教育の推進 関係機関と連携し、食に関する指導及び性に関する指導の充実に努めている。 2 安心して子育てができる家庭環境づくり ∼子育て家庭の視点∼ (1)子育て家庭への支援の充実 40 ・ 子育て支援センター事業の推進 平成13年12月子どもと家庭に関する様々な問題を総合的に対応するための各種事業を実施。子育ての広場事業、こ ども療育広場事業を中心に展開している。 (利用者 平成19年度 年間延11,750人 1日約49.3人 平成18年度 年間延11,460人1日約46.6人) 41 ・ 地域子育て支援センター事業 市内4か所の公立保育所を利用し、その地域に居住する子育て親子との交流の場を提供。平成16年度より保育所開放 事業として実施し、地域における子育てを支援している。 ( 平成19年度 年間延83回約124人 平成18年度 年間延101回約238人) 42 ・ 移動子育て支援 子育て支援センターより遠隔地の子育て中の親子を対象に、センターより指導員が出向き、へき地保育所等を利用し て、交流の場を設けることにより、地域における子育てを支援している。 ( 平成19年度 年間延5回 約190人 平成18年度 年間延5回 約248人) 43 ・ 子育てコーディネート事業の推進 (子育て情報の提供) 平成18年度から子育て地域ささえあい事業や子育ての広場等に統合組み替えする。情報収集、発信については、各事業 を推進する中で啓発に努めた。 44 ・ 子育てガイドブックの内容修正発行 平成15年作成後、随時修正を行っているが、平成18年に初版の内容を基に変更、見直しを行い手作り改定版を発行し た。 平成19年度から実施している「おおきくな∼れ びばいっこ訪問事業」においても情報パンフレットとして配布してい る。 45 ・ 子育て相談事業 家庭児童相談員を中心に、子育て指導員、療育指導員、母子自立支援員が連携しながら相談に対応 (相談件数 平成19年度 年間延700件1日約3.1件、平成18年度 年間延747件1日約3.3件) 3 こども未来課 基本施策と主な事業 46 ・ 乳幼児医療費助成事業 進 捗 状 況 美唄市医療費助成条例に基づき実施 ・対 象…小学校就学前の乳幼児 ・助成内容…入院・通院・訪問看護 ・自己負担…3歳未満・住民税非課税世帯∼初診時一部負担金 3歳以上で住民税課税世帯∼1割負担(1ヶ月の自己負担限度額あり) ・平均対象者数…平成19年度 948人 平成18年度 978人、 (2) 親子の健康・福祉の増進 47 ・ 妊婦の健康増進事業 妊娠届け出に基づき、母子健康手帳を交付し、保健師と栄養士が妊娠初期の過ごし方や食生活についての支援を行ってい る。 48 ・ 妊婦一般健康診査 妊娠初期と後期に受診できる「妊婦一般健康診査受診票」を交付し、受診を推進する。また、35歳以上の妊婦には「超 音波健康診査受診票を交付。H18ー妊婦一般∼285件、超音波∼16件 H19ー妊婦一般∼282件、超音波∼3 2件 49 ・ 母親教室・ペア教室 妊娠中期から後期の妊婦とその夫を対象に、出産・子育てについての講話や実技および参加者同士の懇談会等を実施。ま た、夫婦で子育てを考えられるようペア教室を年4回土曜日に実施。 H18ー年16回、62名 H19ー年13回 64名 50 ・ 妊産婦訪問 疾病や生活基盤の不安定等により支援が必要な妊産婦や初めてこどもを出産した母とその子ども、育児不安のある親や養 育支援の必要な親に対し、保健師・栄養士が訪問支援を実施。 H17訪問支援数∼214名 H18訪問支援数∼195 人 H19訪問支援数∼174名 51 ・ すくすく相談 (もぐもぐ離乳食教室) 52 ・ のびのび教室 53 ・ 学童クッキング 54 ・ 乳幼児健康診査 55 56 ・ 1歳6か月児健康診査 ・ 3歳児健康診査 生後1ヶ月から1歳までの乳児と保護者を対象に、毎月1回参加者どおしの懇談会・親子遊び離乳食調理実習等を実施。 H17からは目的を同じとする子育て広場事業と統合させ実施。H18∼年間12回、112組。 H19年度からは、子育て支援事センターと連携した相談体制を確保することとし、すくすく相談は廃止した。 新たに保護者が家族の健康を守る食に対する関心と理解を深め、離乳食を特別なものと考えず、家庭の食生活の一環とし て実践できることを目指し、調理実習や講話を実施する「もぐもぐ離乳食教室」を開催し、乳児期の親子支援の充実を 図った。 H19ー年4回 20名 子育てのしづらさを感じたり、育児不安等を抱えている親や発達支援の必要な幼児と親を対象に親子遊びを中心とした小 集団支援を実施。H17参加親子数∼年間24回、167組 H18∼年間24回、165組 H19∼年24回 17 6組 食べること、調理をすることの楽しさや必要性についての理解を深めてもらうため、放課後児童対策事業を利用している 学童を対象に簡単な料理やおやつの調理実習を行う。 H18∼年間24回、706名 H19∼年24回 644名 生後4ヶ月、7ヶ月、12ヶ月の乳幼児とその保護者を対象に問診・離乳食と歯の健康についての集団講話・小児科医師 による診察・保健師、栄養士による育児相談を行い、子どもの心身の発達支援と育児不安等の解消など親支援を実施。 H 18∼年間24回、489人 H19∼年間24回 460名 満1歳6ヶ月になった翌月に、問診・絵本の読み聞かせ、言葉の発達についての集団講話・身体計測・小児科、歯科医師 による診察・保健師による育児相談と、必要に応じ栄養・歯磨き・言葉の相談を行い、子どもの心身の発達や生活習慣の 自立への支援、育児不安等の解消など親支援を実施。 H17受診数∼年間12回、161名 H18∼年間11回、14 3名 H19∼年間8回 148名 満3歳になった翌月に、問診・絵本の読み聞かせ、言葉の発達についての集団講話・身体計測・小児科、歯科医師による 診察・保健師による育児相談と、必要に応じ栄養・歯磨き・言葉の相談を行い、子どもの心身の発達や生活習慣の自立へ の支援、育児不安等の解消など親支援を実施。 H18∼年間12回、166名 H19∼年回9回 127名 4 こども未来課 基本施策と主な事業 57 58 59 60 ・ 乳幼児・学童家庭への訪問 ・ 定期予防接種 ・ 歯科保健の推進 ・ 読み聞かせの開催 進 捗 状 況 育児不安のある親や養育支援の必要な親、発達支援の必要な乳幼児や学童等に対して保健師等が訪問支援を実施。 H18∼134名 H19∼108名 感染症にかからないようにするため、ポリオ・三種混合(破傷風・百日咳・ジフテリア)・麻疹・風疹・二種混合(破傷 風・ジフテリア)の予防接種を実施。 H18ーポリオ∼307人 三種混合∼615人 麻疹・風疹混合∼353人 二種混合∼190人 BCG∼159人 H19ーポリオ∼257人 三種混合∼597人 麻疹・風疹混合∼342人 二種混合∼203人 BCG∼160人 3歳児検診を受けた翌年、虫歯のなかった子どもを対象に歯科医師による「きれいな歯の選出と表彰、歯科衛生士による 虫歯予防の講話を実施。H17ー1回、34名参加 H18ー1回、36名参加 H19ー1回 56名参加 毎月第2木曜日に、子育て支援センターにおいて、ボランティアサークル「たんぽぽ」による「幼児向けおはなし会」、 また、19年度より、毎月第1・3木曜日に、幼児を対象に図書館職員による読み聞かせを実施している。 子育て支援センター「子育て広場」において、月1回絵本の読み聞かせボランティア「たんぽぽ」、月2回よみきかせ サークル「言の葉」が読み聞かせをしている。 17年度より、保健センターで行われる乳幼児健診に来られた7ヶ月児の親子を対象に、ブックスタートを実施 (平成19年度配布数:157組 平成18年度配布数:158組) また、フォローアップ事業として、「金ようおはなし会」と称し、幼児を対象とした読み聞かせを実施 (平成19年度 開催回数:37回 幼児57名 父母54名 計111名参加) (平成18年度 開催回数:38回 幼児38名 父母27名 計65名参加) 61 ・ ブックスタート事業 62 ・ 医療体制の充実(産婦人科・小児科) 63 ・ 在宅当番医制の運営 64 ・ 休日当番病院の周知 65 ・ 救急体制の整備 特定行為実施可能救急救命士、気管挿管1名、薬剤投与2名。 66 ・ 助産施設事業 利用件数 平成19年度 6件(申請7件うち1件は却下) 平成18年度 7件(申請8件うち 1件は却下) 67 ・ 母子相談の充実 相談件数 平成19年度 509件 平成18年度 484件 68 ・ 親子施設見学会の実施 参加人員 平成19年度 6世帯14名(旭山動物園) 平成18年度 12世帯19名(砂川子どもの国) 69 ・ 母子福祉資金の貸付 貸付件数 平成19年度 18件 平成18年度 19件 70 ・ 母子家庭自立支援給付金事業 母子家庭の母親の就業を促進するため、教育訓練を受講した場合、受講料の一部を負担する。 H19年度 申請1件うち1件該当 H18年度 申請1件うち1件が該当 71 ・ 児童扶養手当 父親と生計を同じくしていない児童を監護、養育している母親等に支給 砂川市立病院のサテライトとなり、産婦人科は出産は取り扱わず、週2回の診療を実施。小児科については2つの病院で診 療を行っている。 休日や夜間に安心して医療にかかれるよう、市内のすべての病院・診療所が当番制で救急医療を実施 救急医療の委託先である医師会が、休日・夜間の当番医を広報・新聞等で市民へ周知 5 こども未来課 基本施策と主な事業 72 ・ ひとり親家庭等医療費助成事業 進 捗 状 況 美唄市医療費助成条例に基づき実施 ・対 象…20歳未満の児童を扶養等しているひとり親である母または父及び扶養等されている児童 ・助成内容…児童∼入院・通院・訪問看護 母または父∼入院・訪問看護 ・自己負担…3歳未満・住民税非課税世帯∼初診時一部負担金 3歳以上で住民税課税世帯∼1割負担(1ヶ月の自己負担限度額あり) ・平均対象者数…平成19年度 母又は父 293人 児童 454 平成18年度 母又は父 293人 児童 463人 (3)障がい児施策の充実 73 ・ 子ども療育事業 平成17年度より発達支援センター事業を実施。各保育所、幼稚園の定期的な訪問相談を実施。各種相談、医療機関等と の連携を図っている。平成19年度 契約児童数51名。延べ利用回数1,478名 延べ相談件数39件 平成18年度 契約児童数45名。延べ利用回数1,491名 延べ相談件数78件 74 ・ 言語治療教室運営事業 中央小学校内に「ことばの教室」を設置し、児童生徒への支援を行っている。平成19年度29名。平成18年度受け入れ 39名 75 ・ 障がい児保育事業 各保育所で実施(概ね2歳以上で保育に欠け集団生活が可能な児童)予算の関係上障害児3人に1人の保育士の確保が難 しいが、保育所の努力により対応している。 76 ・ 障がい児の放課後児童施設の受け入れ 障がい児について、優先的な受け入れを行っている。 77 ・ 障がい児学級設置事業 必要に応じて、障がい児への教育環境整備を図った。(中央小に病弱児、峰延小に肢体不自由児学級を2学級設置) 78 ・ 障がい児教育振興事業 児童生徒が合同で社会施設を見学したり、宿泊訓練を行うことで知識や見聞を広め、生活習慣を身につけた。 79 ・ 特別児童扶養手当 障がいのある児童(満20歳未満)の親に対し手当を支給(進達事務) (4)多様で利用しやすい保育サービスの充実 80 ・ 市立保育所運営事業(通常保育) 平成19年度も当初から定員を超える入所があり、年度途中においては入所待機の状態があった。 81 ・ へき地保育所運営事業(通常保育) 平成13年度より全てのへき地保育所が通年保育となっている。平成18年度からは指定管理者制度を導入(入所児童数 は減少している。) 82 ・ 保育所開放事業 現在まで中央、西、三井美唄保育所で工夫を凝らし実施。平成18年度から東保育所でも実施。 83 ・ 延長保育事業 平成13年度より認可4保育所で実施。延長時間18:30∼19:30(保育士2名配置) 延べ利用者数は年々増加傾向にあ る。平成19年度1,047名(平成18年度1,175名) 84 ・ 一時保育事業 平成3年度より東保育所で実施。平成11年度より受け入れ要件に私的利用が加わったことにより、利用者も増加傾向に ある。平成19年度は延べ943名 平成18年度は延べ572名 85 ・ 休日保育事業 保育士の勤務対応が難しい状況にあり、実施していない。 86 ・ 特定保育事業 一定の日時に保育に欠ける場合の保育については、一時保育事業で対応できていると考えている。 87 ・ 夜間保育事業 未実施 88 ・ 保育所施設の整備 平成19年度は東保育所の水洗化を実施した。 平成18年度は改修等無し 89 ・ 保育所職員研修の充実 毎年計画をたて所長研修、主任研修、新任研修に参加している。また、4保育所での担当者研修や職場研修も行ってい る。 6 こども未来課 基本施策と主な事業 進 捗 状 況 90 ・ 乳幼児健康支援デイサービス事業 病後児保育については未実施 91 ・ 幼稚園の預かり保育 子育て支援に資するため、私立幼稚園2園に対して補助金(560千円。)を交付した。公立3園においても預り保育を実 施している。 92 ・ 乳幼児医療費助成事業 美唄市医療助成条例に基づき実施 ・対 象…小学校就学前の乳幼児 ・助成内容…入院・通院・訪問看護 ・自己負担…3歳未満・住民税非課税世帯∼初診時一部負担金 3歳以上で住民税課税世帯∼1割負担(1ヶ月の自己負担限度額あり) ・平均対象者数…平成19年度 948人、平成18年度 978人 93 ・ 児童手当 小学校修了前の児童(12歳到達後最初の年度末まで)を養育している方に支給 (5)子育てと就労の両立支援 94 ・ 育児休業制度等の普及・促進 HPによる広報活動の実施を行った。 H19も同様 95 ・ 職場での母性健康管理対策の普及・促進 HPによる広報活動の実施を行った。 H19も同様 96 ・ ショートステイ 児童相談所と連携した一時的預かりを実施している。その他の方法について今後検討 97 ・ トワイライトステイ 未実施。民間等での実施も含め今後検討 98 ・ 保育料の軽減 同一世帯で2人以上の子どもが保育所に入所している場合は、2人目は5割の3人目以降は1割の保育料としている。 99 ・ 幼稚園就園奨励費補助事業 入園料・保育料について、幼児の属する世帯の課税額に応じた減免を行っている。 ・ 就学援助事業 経済的理由により学用品費、学校給食費等の支払いが困難な世帯に対して援助費を支給した。36,807千円 100 3 社会全体で子育てを支援する環境づくり ∼社会全体で支援する視点∼ (1)子どもを大切にする社会づくり 101 ・ 青少年育成の啓発活動の推進 各種事業を実施することで健全育成を図る。(子ども会対抗球技大会、異世代交流パークゴルフ大会など) 102 ・ 青少年センター運営事業 青少年の事故・非行の未然防止を図るため、街頭指導・列車添乗・祭典指導などを実施。青少年センター運営委員によ る会議の実施(年2回)。専任指導員による「子どもテレホン相談」「悩みごと相談」「メール相談」。 103 ・ 青少年有害環境浄化モニター 青少年に有害な図書類や煙草・酒類の販売をしないように市内のコンビニ・スーパーに要請する巡回活動を実施。ビデ オなどの自動販売機は管理者に撤去するよう要請する。(年2回) ・ ジュニアリーダー研修会の実施 地域でのリーダー育成のためジュニアリーダースクールを実施。平成19年度は「キンボール」を体験。参加者 小学 生 12名 (平成18年度 旭川市科学館・サイパルでの天文学習。参加者 小中学生19名) 空知地区子ども会育成連絡協議会主催の管内初級リーダー養成研修会に派遣する。参加者 1名(平成18年度は参加 者なし) ・ 交通安全教室の開催 美唄市交通安全3ゼロ運動推進協議会として、子どもに対する交通安全指導を行っている。 1 交通安全教室 新入学児童(園児)や幼児・小学校低学年児童に対し、交通ルールを指導する青空教室の開催。 平成19年度 27回 1,087人、平成18年度 25回 1,049人参加 2 自転車教室 交通公園において、小学校3、4年生を対象に自転車の交通ルールの習得と操作向上を図る。 平成19年度 11回 279人、平成18年度 10回 257人参加 104 105 7 こども未来課 基本施策と主な事業 106 ・ チャイルドシートの普及啓発 進 捗 状 況 チャイルドシートの普及啓発を図るため、チラシやパンフレットの配布を行っている。 (2)子育てネットワークづくりの推進 家庭環境等に問題のある児童生徒について、関係機関と連携した対応を進めている。 107 ・ 地域ケア会議子育て部会の推進 子育て部会の構成機関で必要に応じてケア会議を開催している。平成19年度は年5回開催 平成18年度は年8回開催 108 ・ 民生・児童委員、主任児童委員との連携 促進 地域ケア会議では状況に応じて民生・児童委員、主任児童委員とも連携を図っている。 家庭児童相談員と主任児童委員、保育所長との情報交換など、連携に努めている。 109 ・ 子育て支援委員会事業の推進 平成18年度から子育て地域ささえあい事業及び子育て広場事業に統合組み替えした。 110 ・ 子育てボランティアの養成 ファミリーサポート講習会を開催し、養成に努めている。 111 ・ 子育てサークルの支援 地域住民による子育て支援活動を推進するため、地域の方々も参加する「みんなの広場」を地域福祉会館等で開催するな ど、地域における子育て支援グループの養成支援に努めている。 ・ ファミリーサポートシステムの設置 ファミリーサポート講習会の受講者が中心となって、ファミリーサポート「ゆりかご」が平成18年3月に設立され活動 を開始した。 利用件数 平成19年 122件 平成18年度 155件 平成19年3月には、地域において子どもの見守りや支援をおこなう「びばいせわずき・せわやき隊」が結成され活動を開 始した。 ・ 子育て地域ささえあい事業の推進 ファミリーサポート講習会の開催によるリーダー等の養成を図るとともに、地域における子育て世帯との交流を進める 「みんなの広場」などを開催するなど、地域と連携した子育て支援を推進している。 また、平成19年8月から乳児全戸訪問である「おおきんな∼れ びばいっこ訪問事業」を開始し、主任児童委員との協 働により育児の相談や情報提供をおこなっている。 112 113 (3)放課後児童対策の充実 114 ・ 放課後児童対策の事業の充実 市内3カ所で放課後児童施設を開設 115 ・ 学校施設等を活用した放課後児童対策の推進 学校の空き教室や放課後使用していない特別教室の活用を検討 116 ・ 障がい児の受け入れ態勢の充実 障がい児の優先的入所。 中央小区2名、東地区2名(平成18年度 中央小区1名、東地区2名) 4 子育てに喜びや楽しみを見いだす環境づくり ∼ともに育つ視点∼ (1)世代間交流とふれあいの場づくり 8 こども未来課 基本施策と主な事業 進 捗 状 況 117 ・ 地域ふれあい事業 認可保育所で地域の老人会などを招いて、畑の種まきや収穫祭などを行って地域との交流を図っている。 118 ・ 地区ふれあい事業 小学校、保健推進員、食生活改善員など地域と連携した「東地区めだかの学校」を実行委員会により開催し、遊びの体験 や世代間の交流を図っている。 119 ・ びばいっ子フェスティバルの開催 毎年実行委員会を組織し、冬期間における親子、子育てグループの交流を図っている。 120 ・ 子育て体験学習の推進 総合的な学習を活用し、保育所等の福祉施設において実習を行い、体験学習の推進を図った。 (2)男女共同参画社会づくり 121 ・ 父親教室の開催 子育て中の父親に子育ての理解を深めてもらう 前期計画期間に検討 122 ・ 子育て講演会の開催 育児に限定せず子育て支援に繋がるものを他の関係機関の協力を得ながら開催している。 平成19年度は6月「こどもの心 育ちを考える」10月「いのち輝く性教育」を開催。 平成18年度は10月、2月に開催 123 ・ 男女共同参画計画の推進 平成19年度 予定78事業中68事業実施 事業実施率 87.2% …… 新規着手 …… 未実施、休止 9 こども未来課
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