HIT教育機構通信 2007年5月1日発行 臨時号 広島工業大学 Center for Development of HIT Education Hiroshima Institute of Technology 平成18年度 全学FD研修会 平成18年度 「本学プロジェクト教育開発センターの結果報告」 プロジェクト部門長 佐藤 立美 HIT教育機構のプロジェクト部門として、第一回目のプロジェク ト教育開発センターの研究成果の発表会を行いました。研究 課題は5題、いずれも教育効果を上げるために、非伝統的教 育方法の開発を目的にした内容でした。これらの研究成果を学 内に公表することで、教員各位の教育方法の改善の一助にな ることを期待するものであります。今後は学外にも公表し、工学 系教育のあり方を考える、特色ある本学教育の発信源としてい きたいと考えています。研究担当者の先生方はもとより、ご参集 頂いた方々に厚くお礼申し上げるとともに、今後ともご支援ご協 力をお願い致します。 本学プロジェクト教育開発センターの結果報告 全学FD研修会 日時: 2007年3月20日 場所: 広島工業大学 1-203号室 テーマ 「工科系の専門基礎科目としての物理教育用教材の開発」 「本学プロジェクト教 育 開 発 セ ン タ ー の P1 結果報告」 「本学プロジェクト教 育開発センターの P2 結果報告」に対する アンケート集計結果 「本学における教育 の新しい取り組みの P3 報告」 「本学における教育 の新しい取り組みの P3 報告」に対するアン ケート集計結果 「特 色 あ る 教 育 内 容・方 法 事 例 集」の P4 取りまとめと雑感 鈴木 貴 本プロジェクトでは、工科系の基礎としての物理の教育を通じて科学的な考え方を習得させ、専門課程に接続す ることを目的として研究を行い、次の成果を得た。①4冊の授業用テキストと補助教材を作成した。②中学と高校の 理科教員による理科教育の現状と問題点に関する講演会を実施し、新入生の理科の基礎力が不足している原因 を調査した。③「基礎物理演習」において、学生の達成度とプレースメントテストの得点との相関を調べた。 「LSI応用機器の教育システムの開発」 HIT教育機構通信 臨時号 目次: 発表者 田中 武 本センターの目的は、カーエレクトロニクスに関連する技術者を養成するために必要な大規模集積回路(LSI)シ ステムの要素技術を一部取り出し、大学入学時から体験できる環境と教育システムを開発することである。一般用 および車載用集積回路(LSI)の小規模で初歩的な「設計・製造・評価」までの総合的な一貫教育システムを開発 し、本学でLSI設計の標準設計言語であるVHDLによる実践的設計講習会を実施した。 「動機付け教育への個別指導の導入方法の開発」 二神 種弘 多様な学習歴を有する学生の潜在能力開発のための個別指導法を見出す目的で研究を始めた。平成18年度 は、特に成績不振の学生について、1)成績の時系列データ整理による問題点把握、2)個別面談による動機付 け、3)出席状況の把握によるきめ細かな勇気付け、4)基幹科目の個別徹底指導を行なった。成果として、平成1 7年度に取得単位30単位以下(半数以上10単位以下)の学生約10名が、平成18年度は40単位以上取得する ようになった。このことにより、「建学の精神『教育は愛なり』と校祖鶴太郎先生の『彼を退学させるなら、いったい誰 が彼を救うのか』」の気持ちを大切にしたキメ細かなケアとしての勇気付けが、成績不振学生に自らの持つ潜在能 力に気付かせ、立ち直らせるための個別指導法の原点になることが改めてわかった。 「力学系科目の体験型学習教材の開発」 石井 義裕 多様な学習歴を有する学生に対し、力学系科目の理解度を向上させる方法の一つとして「体験型学習」の教材 開発を行った。「一人ひとりが力学の現象面を体験する」ことができ、力学の得意な学生も容易に取り組め、グルー プ学習による共助効果も得られる2種類の教材を作成した。1)「基礎構造力学の体験型装置」では3種類の力と 部材の挙動を体験実習できた。2)「橋梁基本構造模型」では2次元の図面と3次元の構造物における部材の位置 関係等をイメージすることができるようにした。 「情報教育科目自学自習用教材の開発」 田村 慶信 本開発センターでは、情報系の学科として魅力ある授業環境を実現するために、教員および学生に対して本来 の授業内容とは無関係な作業労力の削減と省資源化を目指し、レポート提出システム、授業評価アンケートシス テム、FLASHを利用したWeb掲示板という3つの授業支援システムの試作版を開発するとともに試験的な運用を行 い、システムの動作に問題のないことを確認した。今後は、実用レベルのシステムとして整備する予定である。 PAGE 2 HIT教育機構通信 臨時号 アンケート集計結果 平成18年度 「本学プロジェクト教育開発センターの結果報告」について ①非常に有意義であった 23% ②有意義であった 67% ③普通 5% ④あまり有意義で なかった 5% 【プロジェクト教育開発センターの結果報告について】 参加者:50名 回答者数:22名 アンケートで①または②と回答した人の理由・意見 ・自発的取組であるにも関わらず、いずれも中身の濃いものであった。 ・普段、他の先生方のやっていることを知ることができないので、おもし ろかった。1番目の発表の現状分析が有益であった。 ・他の方の授業方法を知ることができて良かった。 ・研究の目標は非常に参考になった。3番目の発表は具体性が乏しく 研究成果には程遠い。更に具体的マニュアルの作成が必要であ る。全体に研究成果が各教員に利用できるものであることを意識し て行うことが必要であると思われる。 ・基礎教育科目のあり方が理解できた。 ・4番目の発表、「力学系の体験型学習…」は興味があった。これが 正にFDではないだろうか。 ・広工大として、こういった取り組みに踏み出した点。私大、工学系大 学は「100の議論より1の実行」の時期に来ている。聴講者数が多く ないのが気がかり(特に講義好きの人々が少ない)。 ・教育開発についてのいろいろな試みを知る事ができました。発表時 間が全体として短かったと思いますが、それ以上に質疑応答の時間 が不十分だと感じました。せっかくの機会でしたから、最後に全体的 な討議の場があればもっと充実していたかとも思われます。 ・自分の担当とは違う分野での教育の工夫を知ることができた。自分 の授業にも取り入れたい点が多々あった。特に1番目の物理教育は 大変参考になった。 ・数学力の低い学生への指導が今後の共通課題であることが分かり、 全学的な取り組みの必要性が検討されるべきである。 ・学科として導入したい事例がある。→出欠システム ・学生の基礎学力の実態を知ることができた。 ・情報共有の場として適切であると思います。 ・発表者の各々の取り組みに感銘いたしました。時間制限もあっ たかと思いますが、実例の欲しい内容のものもあったかと思わ れます。 ・参考になるものが多かった。パワーポイントファイルの印刷も頂 ければさらに良いと思う。 ・各先生の教育に対する考え方や具体的な工夫等を聴けたこ と。 ・多様な新入生に対して、一定の学力をつけるためには体験学 習が有効であることはわかっていたが、実際に教育を行うとな かなか思い通りの成果が出ない。今回色々な方法での実施例 を聞いて、もう一度自学科に生かせないか考えるきっかけにな ると思われる。ドロップアウトする学生の問題も、対応の考え方 はあったが、なかなか実行できない現状がある。今回の例をも とに、対応して行きたいと思いました。 ・1番目の発表は有意義であった。学生の側に立った教材作りに 取り組まれており大変参考になった。3番目の発表は普通で あった。学習意欲の低い学生への個別指導の重要性がが認 識できた。4番目の発表は非常に有意義であった。実物に触れ ることにより、座学との対応が容易となり学習意欲向上の役に 立つと思われる。 ・多くの教員が直面している問題点、およびそれに対する様々な 工夫がうかがえて大変有意義でした。また、想いを形にしていく プロセスも垣間見れたように思います。試行錯誤の段階であり、 まだまだ問題点が多い段階での発表という点もよかったと思い ます。かっこいい発表より苦労を共有できる点で現実的にはみ なさんのサポートになるのではないかと思います。また議論に深 みも出るのではないかと思います。 ・今後の教育指導の方法について大変参考になった。 ・色々教育の仕方を考えるきっかけになる。昼休み食事をした4 ~5名でずっとこの続きの話をした。これこそFDだと思う。多少 のアイデアも生まれてきた。学科・系で相談してみようと思った。 アンケートで④と回答した人の理由・意見 ・2番目の発表は今ひとつ目的の明確性が分かりにくかった。 ・プロジェクト教育開発センターとしての中身(内容)だったかどう か疑問に思った。今後のビジョンが感じられない。 ・もっと発表時間を意識すべきである。 ・自己満足的な内容も多いと感じた。 PAGE 3 HIT教育機構通信 臨時号 平成18年度 「本学における教育の新しい取り組みの報告」 本学における教育の新しい取り組みの報告 テーマ 「ゼミ室での共同生活のすすめ」 発表者 古川 輝雄 「機械設計Ⅰ・Ⅱの教育について」 江原 隆一郎 「見る・分析する・語ることを意図したレポート課題について」 福田 由美子 「講義補足用のブログについて」 「『福祉住居計画』『福祉住居計画実習』の教育について」 阿江 前田 忠 真子 発表内容の詳細につきましては、配付済みの冊子をご覧下さい。 アンケート集計結果 平成18年度 「本学における教育の新しい取り組みの報告」について ①非常に有意義であった 26% ②有意義であった 68% ③普通 3% ④あまり有意義で なかった 3% 【本学における教育の新しい取り組みの報告について】 参加者:57名 回答者数:31名 アンケートで①または②と回答した人の理由・意見 ・様々な取組みの具体的内容を知ることができ、参考になった。 ・教育方法の具体的内容がもう少し詳しく発表される事が望ましい。 ・現場の先生方の取り組みに対して、お互いに学び教育力を付けていく ことは重要と思う。他大学との連携にも拡大していって欲しい。 ・授業やゼミ室やブログのことなど授業に関わる環境についてのさまざま な試みがわかりやすく説明されたいへん有益でした。実際にすぐに応 用できそうなものもあり参考になりました。 ・各先生がそれぞれ工夫をされている点が参考になった。それぞれの 工夫はオリジナルで「これが授業だ!!」という定型化されないところがむ しろためになった。自分は教養科目担当なので、専門科目で学生が どういう教育を受けているのかがわかって興味深かった。 ・意欲のない学生への動機づけに工夫されている事例が紹介されて勉 強になった。 ・各先生の工夫(*)等を知り、教育に対する熱意を感じることができたこ と。*特にIT技術の活用について、双方向(ゼミ室の運営も含めて)的 授業については考えるところがあった。 ・他の先生方の取り組みを聞くことで、自分で行ってきた方法に自信が 持てました。今後も継続発展させて行きたいと思います。また、多くの 先生方の手法を勉強して自分の授業への活用を検討してみたい。 ・残念なのは、時期的に前期の授業準備は終えているので後期から 考えたい。今後はできればもう1ヶ月早く研修会があれば良かったと思 います。 ・教育改善の具体的なケースを多少知る事ができた。もっと多様な教 育現場であると思われるので、いろいろな先生のお話を聞く機会があ れば良い。 ・午前の部と同じになりますが、多くの教員が直面している問題点、およ びそれに対する様々な工夫がうかがえて大変有意義でした。また、想 いを形にしていくプロセスも垣間見れたように思います。試行錯誤の段 階であり、まだまだ問題点が多い段階での発表という点もよかったと思 います。かっこいい発表より苦労を共有できる点で現実的にはみなさ んのサポートになるのではないかと思います。また議論に深み も出るのではないかと思います。 ・講義の工夫が知れるのは 一番の成果。その長所・短所を 色々聞いて、我々も次の工夫を考えるネタになったと思う。年 一回でも、こんな機会(WORK SHOP)を持つことは重要。私も 提供しよう。 ・研究室に出てきたがらない学生に対して、いかに大学に来て 仲間とコミュニケーションをとってもらうかの一手法を実例を通 して学ばせて頂けた。blogを通しての学生との連絡手法の実 例を通して、ネットを用いての授業の補足などの手法を学ばせ て頂けた。先生方の授業の仕方など、自分と違う手法を学べ 参考になった。 ・他の先生方がどのような取り組みをされているのか知ることが できた。自分の授業にも取り入れられそうな内容があって参 考になった。 ・授業での取り組みが中心であったが、学生が授業に何を求め ているのかがつかめた。また、授業に出席することにより「社会 人としてのリズムを習慣付けされる」「社会人としての規律と見 識を身に付けさせる」以上2点については、来年度の授業の 冒頭に学生に伝えたいと思う。 ・教育の難しさの問題に対する様々な取り組みを知り、参考に なった。課題の共有は意義のあることと思われる。 ・以前に比べ、学生の理解力低下が著しく、講義のやり方につ いて何らかの工夫が必要であると感じている。今回、様々な 事例を見ると、今後に利用できそうなヒントが多々あった。講 義の目的を明確にし、学生の興味を引くようなやり方を効果 的なツールや手法(Web,eラーニング等)によって実現してい きたい。 ・largeSD, bimodalなど日頃感じていることを確認できた。明快 な解答が得られたという印象はないが、多くの人が同様の問 題意識を持っていることが判った。 アンケートで④と回答した人の理由・意見 ・高校生になったつもりで聴かせて頂きましたが、“新しい取り組 み”の内容が少なかったように思う。是非、広工大に入学して 授業を受けてみたいという強い興味がわかなかった(勿論、 楽しい発表もありました)。 ・事例集を事前に配付して頂きたかった。参加者が少ないよう に思う。日程調整に配慮した方がよい(主要学会の大会スケ ジュールをはずす等)。 ・事例集も参考になり、大変有益だと思います。一点、目次は 学部別よりは、方法論や狙いごとにまとめていただけると分か りやすく使いやすいのではないかと思い、ご提案します。 PAGE 4 HIT教育機構通信 臨時号 「特色ある教育内容・方法事例集」の取りまとめと雑感 【はじめに】 教育内容・方法研究開発部門では、この1年間の活動として、本 学で長年培ってこられた特色ある優れた教育内容・方法を調査し 「特色ある教育内容・方法事例集」と題してまとめ、その活動状況 について報告することになりました。この事例集には38件の教育事 例が紹介されてありますが、本学で開講されている全ての科目を 考えますと、ここに集めた教育事例はほんの一部に過ぎないことも 是非ご理解いただきたいと思います。 【大学教育の三重苦-外的・内的・人的要因から】 大学教育における3つの悩みについて、外的・内的・人的の3つの 要因から見てみます。 まず、第1の外的要因として過去20年間で大学の数は266校も 増えました。18才人口の減少と相まって、2007年度からは全入 時代と言われる時代に突入しました。そして先生方もご存知のよう に、今年4月1日から学校教育法が一部改正され、「教育」を教員 の職務規定として明記するとともに、教育の重要性を示唆する内容 になっています。そして、教育を大切にするのは日本だけではありま せん。アメリカの研究中心大学200校を対象とした教員アンケート 調査によると、平均で研究に32%、教育に40%の時間をあてると いう調査結果もあります。 第2の内的要因として、学生の質的変化があります。学習歴の多 様化を前提とし、やってみせる教育や実験・討論・体験を通して問 題意識を持たせ、教育を施していく教育が重要になってきました。 最後に人的な要因として、教育は大事だ、なんとかしなければな らないんだとしながらも、いざ「よい教育とは何か」を明示的に認める 手段がないことも、議論を難しくする一因であると考えられます。 【学部教育の新しい展開】 このような大学教育の3つの悩みを、効果的に解決・対処するた めに、本学では平成17年度から『教育改革18』が実施されまし た。その中で、いわゆる10の教育特色が提案されており、これに は、何をするか、なぜするかがはっきり提示されています。これから は、学科と教員一人ひとりが、それをどのように展開するかにかかっ ています。 【組織として体系的な取り組み】 教育における多様化と複雑化は想像以上に進んでいます。教員 一人ひとりが、試行錯誤しながら教育改善に取り組んでいくというの は、時間的・能力的、そして効率的な面から見て、限界があるよう に思います。これからは大学組織を挙げて、体系的に教育改善に 取り組んでいくことが重要視される時代になってきました。幸いにも 本学では昨年度、数年前から念願であった「HIT教育機構」が発足 しました。これは技術系の大学の中では非常に稀なものだと思いま す。 【部門活動の基本方針】 新しい教育内容方法を研究開発する我々の部門におきまして は、①本学にあってよその大学にないものは何か、よその大学に あって本学にないものは何なのか、②教育方法は環境と実態に大 きく影響されることから、本学の教育環境に馴染みやすい教育方 法を学内から発掘する、③発掘した教育内容・方法は、学内で共 教育内容・方法研究開発部門 部門長 宋 相戴 有化し教育改善に活かすようにする、といった考え方を軸にして活 動してまいりました。 【特色ある教育内容の調査報告】 教育事例を集めるに当たり、まず学内で特色ある教育内容の調 査を行いました。その調査の際、カテゴリーを「教育方法」「授業の 活性化」「授業運営と評価」「教育メディア利用」と大きく4つに分け ました。48人の教員から科目数では355科目にのぼる回答があ り、なんらかの教育改善・工夫がなされていることが、調査結果か ら知ることができました。これらをカテゴリー別割合で見ますと、「授 業運営と評価」が36%と最も高く、「授業の活性化」が29%、「教 育方法」が24%、「教育メディア利用」が11%の順になっていま す。また、学年別に見ますとH18カリの1年次生科目の「授業改 善」がもっとも多く、次に3年次生科目の「教育への工夫」が多くな されている結果となりました。 【最後に‐雑感】 最後に、学生中心の良い教育には、まず教える側の「専門知識 (Know-What, Know-Why)」と「授業スキル(Know-How)」、そして 「教員の熱意(Willingness)」が必須の要件であり、さらに専門知識 と授業スキルが一つになれば「専門教育の高度化」が期待できま す。また、授業スキルと教員の熱意により、学生の心に火を点ける 「興味誘発」にもなり、教員の熱意と専門知識が一つになればより 「よい授業の準備」ができます。このように6つの要件がさらにうまく 機能すれば、真に学生配慮の教育へつながり、ひいては『教育は 愛なり』の具現化につながる道ではないかと思います(図1参照)。 図1 良い授業のための6つの要件 そして、世界的なロングセラーになったコヴィーの「7つの習慣」の 本で、最後の7番目の習慣として『刃を研ぐ習慣』があります。多少 の余裕を持って刃先を研ぎなおして仕事に当たることがよい問題 解決につながることを、我々に教示する一例だと思います。ドイツの 科学者で思想家でもあるゲーテの、『現在の姿を見て接すれば、 人は現在のままだろう。人のあるべき姿を見て接すれば、あるべき 姿に成長していくだろう』という教えは教育者にとって響きのある言 葉です。『教育の質は、教える側の質を超えることはできない』とい う言葉をもって私の話は終わりにさせていただきたいと思います。 「社会」「環境」「倫理」を踏まえ、社会に貢献する人材の育成 広島工業大学 教育機構支援室 〒731-5193 広島市佐伯区三宅2丁目1-1 TEL:(082)921-9435(直通) FAX:(082)921-9436 E-mail : [email protected] http://hirokoudai.jp/15hit_ed/index.html
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