立体・平面骨組計算システムⅣ 表示色設定とカラー印刷機能ガイダンス Ver 1.30 Feb.12,2011 改正 ( for MS-Windows ) 株式会社 テクノオブジェ TECHNO-OBJET 香川県高松市香西北町107-1 〒761-8011 TEL (087)882―8314 FAX (087)882―8265 0.まえがき ■一般 本書では、 「立体、平面骨組計算Ⅳ」の表示色設定機能について説明します。 ■改正履歴 June.15,2004 As Ver1.00 骨組計算Ⅳ用に調整。 Feb.25,2005 As Ver1.10 PDF 版発行にあたり一部調整。 July.15,2006 As Ver1.20 基本色を40色に拡大したことにともない改正。 Feb.12,2011 As Ver1.30 見直した。 (0-1) 1.表示色設定とカラー印刷機能 入力、結果作画、部材作画、パネル作画(立体版のみ)の各プログラムのうち、作画画面では、表示 データ別に表示色を設定できます。そのまま、カラー印刷もできるようになっています。 表示データは、項目別に表示色を選択できるようになっており、その設定機能について説明します。 モニタとかプリンタとかの表示機能によっては、微妙に調整が必要になるかと思われます。 ●表示色設定のからくりと各ソフトの役割 本ソフトでは、40色のRGBデータを用意しておいて、その40色のいずれかを各表示項目に割り 当てて表示色を選択するようになっています。 それらのデータは、下記表示色設定ファイルとして保存しますので、いったん設定すれば他のソフト でも有効です。 ●表示色設定ファイル(GColorB.dat) ・RGBテーブル 表示色のベースとなるRGB表として、40色分(0-39)のデータを保有。 ・カラーテーブル 各表示データ項目( grid とか、elem とか)ごとに、RGB表の何番を使用するかを指定。 なお、バイナリファイルですので注意ください。 [注意] 1)上記のデータがおかしいような現象にでくわしたら、表示色設定ファイルをエクスプローラ などで、削除してから、本システムを再起動してください。 デフォルトの表示色設定ファイルを作りなおします。 2) メニュープログラムの「表示色データメンテ」ボタン(もしくは該当メニュー)で修正しても かまいませんし、デフォルトに戻す機能もあります。 (詳細後述) ●各プログラムの役割と設定機能 ・メニュープログラム RGBデータを変更できます。 ・入力、結果作画、部材作画、パネル作画(立体版のみ) 各表示項目の表示色を指定できます。 [ 背景色のみ例外 ] 各表示項目に割り当てている表示色番号を変更すれば、すぐに作画に反映されますが、背景色のみ 例外的に、変更後いったんクローズください。ソフトの構造上、背景色は各ソフト立ち上げ時に 決定しているためです。 (1-1) ●表示色データメンテ機能 メニュープログラムの、 「表示」->「表示色データメンテ」メニューをクリックすると次のような 表示色データメンテダイアログが表示されます。 図1-1 RGBデータ設定機能 作画画面の背景色を明るい色にする ときは、暗い色を中心に設定ください。 ここで、上端のスクロールバーで、表示色番号を選択すると、その下にその番号のRGBデータ を表示し、同時に左側に、黒地、白地でそのRGBデータを使って直線をテスト表示します。 作画画面は黒地作画、カラー印刷では、白地作画のため、このような表示にしています。 また、下端には、現在のRGBデータを一覧表示しています。 RGBのデータ入力エディットボックスには、それぞれスクロールバーをつけてありますので、 自由に変更してください。ここで変更すると、テスト表示、一覧表示とも連動して変化します。 なお、表示色番号、RGBデータのエディットボックスは、データ入力後リターンキーonでも 例外的に、受け付けられます。 (ダイアログはクローズしません。 ) ボタンクリックは、次の動作をします。 ・ 「ok」ボタン 変更の有無にかかわらず、このときのRGBデータ表(40色分)を表示色設定ファイルに 書き込んでクローズします。 ・ 「キャンセル」ボタン 本ダイアログでの設定をすべて放棄してクローズします。 ・ 「全部デフォルトに戻す」ボタン 本システムが設定しているRGBデフォルトデータを採用します。ただし、まだ本ダイアログ 内変数にセットするだけですので、okボタンクリックまでは、 「仮設定」の状態です。 (1-2) ●表示色設定機能(カラーテーブル設定) 作画機能を有するプログラム(入力、結果作画、部材作画、パネル作画)では、作画画面の 「表示色指定」メニューをクリックすると、次のようなダイアログが表示されます。 (各プログラムで使用する作画項目だけを変更できるようになっていますので、プログラムごと に異なります。 ) 図1-2 表示色設定ダイアログ(結果作画プログラム) このダイアログで、40色分のRGB表のいずれを使用するかを項目別に番号指定(0-39) してから、okボタンをクリックしてください。 表示色設定ファイルを更新した後、作画画面が新しい表示色で更新されます。 キャンセルすると、本ダイアログに入ってからの設定をすべて放棄して、本ダイアログをクローズ します。 (注意) 各プログラムでは、起動時に表示色設定ファイルを読み出して表示色を決定します。 したがって、プログラムを残したまま下流プログラムを起動したときは、下流プログラムで表示色 の設定を変更しても、上流のプログラムの表示色が自動的に変更されることはありません。 次回起動時に反映されます。 ( grid とか elem とかの共通な表示データについてのみですが。 ) 40色分のカラー番号は、0-19 を骨組作画、20-39をパネル作画表示色と想定した 使い方も考えられます。 (1-3) ●カラー印刷機能 作画機能を有するプログラム(入力、結果作画、部材作画、パネル作画)では、作画画面の 「作画印刷・カラー」 「作画印刷プレビュー・カラー」メニューを使ってカラー印刷することができ ます。 もちろん、カラープリンタを使用して、カラー印刷するように設定されていることが前提ですが。 [カラー印刷するときの注意] 本ソフトでは、作画画面の背景色を設定できますが、暗い背景色を選択している場合は、カラー 印刷すると印象がかなり違ってきます。 最初は、プレビュー機能を使って出来上がりを判断ください。 また、白、黄色の系統の色は当然、印刷してもほとんど見えませんのでカラー印刷するときは、 これらの色を使用しないよう設定し直してください。 なお、枠とか、枠の上下の参考データは、黒色フォントを使用しますので、問題ありません。 また、パネル作画プログラムでは、カラー印刷すると、パネルの塗りつぶしを行います。もし、 塗りつぶしをやめるなら、塗りつぶし色に白色を指定してください。 (1-4)
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