王 寺 町 周 辺 地 域 の 交 通 等 の 現 状 と 課 題 1. 対象地域の - 奈良県

資料−2
王 寺 町 周 辺 地 域 の 交 通 等 の 現 状 と 課 題
1. 対象地域の地勢・人口等の状況
1−1 地勢の状況
王寺駅のある王寺町の市街地は、
大和川等の河川に南北と西側の 3 方向を、
そして東側も国道 25 号や JR 線の高架によって囲まれた地域であり、そのた
め市街地内に流入するには橋を利用することとなる。
中心部の外縁部は丘陵地であり、そこには住宅地が広がっており、住宅地
である周辺部から中心部の王寺駅周辺に交通が流れ込み、橋上やその手前で
(2) 年齢階層別の人口構成
1−2 地域の人口
(1) 町丁字別の人口分布(常住人口の分布)
地域の人口は、どの地域も横ばい傾向にある(H9 比)
。
しかしながら、年齢階層別の割合を見ると、65 歳以上の老年人口の占める
地域の人口は、河合町を除く 4 町では 2 万人を超えており、最も多い地域
割合が大きく、今後も高齢化が進むことが予想されるため、高齢者への交通
としては斑鳩町の 2.8 万人である。町丁字別でみると、上牧町の南部地域な
サービス改善が求められる(出典:住民基本台帳)
。
ど、地域の南側に人口が集中している傾向がある。
1−3 地域の乗用車保有台数
混雑が発生する地形構造であると言える。
地域の乗用車保有台数は、どの地域も増加傾向にあり、特に上牧町では
15%の増加が見られる。個別の傾向としては、普通車の保有台数が約 2 倍近
い増加傾向を示している一方、小型車の保有台数は減少傾向にあり、地域の
嗜好としては、小型車から普通車へ移行していると伺える(出典:自動車検
査登録協力会)
。
河合町の乗用車保有台数(
台)
河合町の人口
30000人
9000台
8000台
25000人
7000台
6000台
20000人
5000台
4000台
小型車
4421台
3000台
2000台
1000台
普通車
1249台
0台
三郷町の人口
平成7年度
30000人
小型車
3724台
老年人口
(65∼)
3064人
老年人口
(65∼)
4655人
15000人
10000人
普通車
2631台
生産年齢人口
(
15∼64)
14553人
生産年齢人口
(15∼64)
12818人
5000人
平成17年度
0人
年少人口
(0∼14)
2931人
H9
年少人口
(0∼14)
2305人
H19
25000人
20000人
老年人口
(65∼)
3657人
老年人口
(65∼)
5150人
斑鳩町の人口
30000人
15000人
10000人
25000人
生産年齢人口
(
15∼64)
16832人
生産年齢人口
(15∼64)
15120人
生産年齢人口
(
15∼64)
20777人
15000人
年少人口
(0∼14)
3298人
H9
老年人口
(65∼)
6204人
20000人
5000人
0人
老年人口
(65∼)
4081人
年少人口
(0∼14)
3129人
H19
生産年齢人口
(15∼64)
18484人
10000人
三郷町の乗用車保有台数(台)
5000人
9000台
8000台
0人
年少人口
(0∼14)
4474人
年少人口
(0∼14)
3838人
H9
H19
7000台
斑鳩町の乗用車保有台数(台)
6000台
9000台
5000台
4000台
小型車
4965台
小型車
4140台
8000台
7000台
3000台
1000台
0台
小型車
5623台
6000台
2000台
普通車
1319台
平成7年度
小型車
6340台
5000台
普通車
2579台
4000台
3000台
平成17年度
2000台
普通車
3134台
普通車
1651台
1000台
0台
平成7年度
人口
三郷町
斑鳩町
上牧町
王寺町
河合町
23062
27816
24953
22751
19446
15歳未満
2975
3839
3852
3029
2329
15歳以上
65歳以上
65歳未満
15068
5019
18499
5477
16625
4471
15558
4164
12891
4226
世帯数
9000台
8000台
8341
9638
8309
8482
6695
※出典:国勢調査
上牧町の乗用車保有台数(台)
25000人
20000人
老年人口
(65∼)
3089人
老年人口
(65∼)
4705人
7000台
9000台
6000台
8000台
5000台
15000人
10000人
生産年齢人口
(
15∼64)
17121人
4000台
生産年齢人口
(15∼64)
15266人
小型車
5054台
年少人口
(0∼14)
3761人
H9
年少人口
(0∼14)
2981人
H19
小型車
4194台
1000台
0台
25000人
7000台
普通車
1498台
4000台
平成17年度
15000人
小型車
4998台
3000台
1000台
0台
老年人口
(65∼)
4785人
小型車
4573台
生産年齢人口
(
15∼64)
17433人
10000人
2000台
平成7年度
老年人口
(65∼)
2737人
20000人
5000台
普通車
2787台
上牧町の人口
30000人
6000台
3000台
2000台
5000人
0人
平成17年度
王寺町の乗用車保有台数(台)
王寺町の人口
30000人
普通車
1439台
平成7年度
普通車
2825台
平成17年度
生産年齢人口
(15∼64)
16486人
5000人
0人
年少人口
(0∼14)
4298人
年少人口
(0∼14)
3661人
H9
H19
1
2. 自動車交通等の実態
2−1 日交通量の状況
地域内の道路ネットワークとしては、王寺駅を中心として道路
が整備されているが、国道 25 号については 2 車線道路であるこ
とや、主要地方道・県道についてもほとんどが 2 車線道路である。
地域内の日交通量については、地域を横断する国道 25 号に交
通が集中しており、2 万台/日以上の利用が見られる。
また、王寺町や上牧町、河合町などの地域も比較的交通量が多
く、国道 25 号と西名阪自動車道といった主要幹線道路周辺の主
要地方道・県道で 1 万台/日以上の利用が見られる。
2−2 混雑度の状況
地域内の混雑度については、ほとんどの道路で混雑度が 1.0 を
超過しており、ピーク時間帯に混雑が発生(混雑度:1.0∼1.24)、
もしくは、慢性的に混雑が発生(混雑度:1.75 以上)している
状況にある。特に、王寺駅周辺の国道 25 号で混雑度が高い傾向
日交通量の状況
混雑度の状況
にある。
2−3 ピーク時間帯旅行速度の状況
550m
D
地域内のピーク時間帯の旅行速度については、混雑度の高い路
A
B
線(国道 25 号など)では 20km/h 未満となっている。また、混
400m
中宮寺東交差点
C
D
雑度の低い王寺駅の北側の地域においても、ピーク時間帯の旅行
B
270m
速度は 20km/h 未満であるため、駅を中心とした通勤ラッシュ・
竜田大橋西詰交差点
D
E
160m
帰宅ラッシュが発生しており、道路のサービスレベル(定時性)
が確保されていないと推測される。
A
280m
C
300m
※出典:平成 17 年道路交通センサス
D
B
2−4 国道 25 号の渋滞状況
A
C
B
180m
法隆寺東交差点
690m
210m
A
170m
C
三宝交差点
580m
王寺本町交差点においては、通勤時間帯及び帰宅時間帯に渋滞
1500m
が発生しており、最大で 350m の渋滞長が発生している。
また、竜田大橋西詰交差点や中宮寺東交差点においては帰宅時
D
王寺町交差点
A
間帯の渋滞が顕著であり、三宝交差点や法隆寺東交差点において
C
は昼間時間帯の渋滞が顕著である。
。
B
※出典:奈良国道事務所調べ
350m
130m
E
:最大渋滞長
ピーク時間帯の旅行速度の状況
平日の国道 25 号交差点最大渋滞長
2
3. 公共交通等の実態
3−1 公共交通ネットワークと勢力圏
3−1−1 鉄道ネットワークの状況
3−1−2 路線バスネットワークの状況
(1) 鉄道ネットワークの整備状況
(1) 地域全体の路線バスネットワークの整備状況
本地域の鉄道網としては、JR 関西本線、JR 和歌山線、近鉄生駒線、近鉄
田原本線が運行されており、いずれも王寺駅・新王寺駅で結節している状況
にある。
本地域においては、奈良交通バスが運行しており、鉄道駅を中心としたバ
スネットワーク網が形成されている。
(2) 王寺駅を起点とした路線バスネットワークの整備状況
主要ターミナルである王寺駅を発着するバスネットワークは以下に示す
とおりである。王寺駅を中心として放射状に伸びており、国道 25 号などを
中心に運行されている。
そのため、王寺駅は地域の主要ターミナルとしての機能充実が求められ、
端末交通となるバス交通などとの乗換利便性向上などについても充実が求
められる。
3
3−1−3 公共交通の利用勢圏
(1) 鉄道駅とバス停の利用勢圏
各駅からの駅勢圏をみると、鉄道空白地域としては、斑鳩町の中部・北部
地域、王寺町の西部地域、上牧町の東部地域などが挙げられる。
(2) 公共交通不便地域
地域の人口(300 人以上を表示)と公共交通の利用勢圏
を比較したところ、住民が多いにもかかわらず、公共交通
また、各バス停からのバス停勢圏をみると、鉄道空白地域である上牧町の
を利用するのに不便な地域は、以下の地域が挙げられる。
東部地域や斑鳩町の中部地域を補完して運行されているが、王寺町の西部地
(なお、バス路線については、運行頻度の高い路線(1 日
域や斑鳩町の北部などが空白地域として残っており、公共交通空白地域の解
あたり 10 往復しているバス停)のみを対象とした)
消が課題として挙げられる。
①斑鳩町の国道 25 沿線の北の地域
②斑鳩町の神南(じんなん)地域周辺(三室山周辺)
③西名阪自動車道の法隆寺 IC 周辺の地域
④上牧町と河合町との町境周辺地域(住宅僅少)
①
②
③
④
(人口 300 人以上の地域のみ表示)
(1 日 10 往復しているバス停のみ対象)
4
3−2 鉄道のサービス状況と利用状況
3−2−1 鉄道のサービスレベル(運行状況)
運行本数
平日 休日
JR王寺
関西線
奈良方面
114
107
大阪方面
186
182
和歌山線 高田方面
54
53
近鉄王寺
生駒線
生駒方面
74
74
近鉄新王寺 田原本線 西田原本方面 64
64
駅
路線
方面
3−2−2 鉄道駅利用者数
平日時間帯別発便数
∼9 ∼12 ∼15 ∼18 ∼21 21∼
19
18
18
18
22
19
50
29
27
32
32
16
14
9
9
10
9
7
15
12
12
12
12
11
14
9
9
11
12
9
始終発時刻
始発 終発
5:31
0:42
4:34
0:01
5:07 23:30
5:23 23:42
5:15 23:29
(1) 路線別年間輸送人員の推移
(2) 駅別日乗降客数の推移
路線別の年間輸送人員については、最も輸送量が大きいのは JR 関西本線
当該地域の鉄道駅別・日乗降客数については、最も乗降客数が多いのは JR
王寺駅である(H17:約 5.4 万人/日)
。
である(H17:111.6 万人/年)
。
利用者数の推移としては、JR 和歌山線は増加傾向、JR 関西本線は微減(ほ
ぼ横ばい)、近鉄生駒線・近鉄田原本線は減少傾向にある。
(千人)
200
利用者数の推移としては、増加傾向にあるのが JR 関西本線・JR 和歌山線
の各駅であり、近鉄生駒線や近鉄田原本線の各駅は減少傾向にある。
近 鉄 生 駒 線
(単位:100 人/日)
近鉄 信貴山下
近鉄 勢野北口
60
150
30
177
153
100
(千人)
1,200
近鉄生駒線
50
900
74 本/日
0
600
J R 関 西 本 線
45
20
30
1,129
28
44
1,116
JR 法隆寺
200
0
H7
22
10
34
15
0
H7
H17
H7
H17
150
H17
100
300
170
98
50
0
JR関西本線
H7
0
H17
H7
H17
114 本/日(奈良方面)
186 本/日(大阪方面)
JR 三郷
60
45
30
53
52
H7
H17
15
0
JR 畠田
60
近鉄田原本線
45
30
64 本/日
54
51
近鉄 池部
30
15
0
H7
20
H17
JR和歌山線
54 本/日
(千人)
100
J R 和 歌 山 線
45
80
60
(千人)
60
74
81
40
関係する路線
主な輸送改善ポイント
54
51
JR 王寺
30
800
15
600
H7
H7
和歌山線
和歌山線高田駅からJR難波駅への直通電車の増発による利便性の向上
200
200
10
24
25
H7
H17
540
平成9年度 JR西日本
和歌山線
和歌山線高田駅からJR難波駅への直通電車の増発による利便性の向上
150
150
共通
近鉄とストアードフェアシステム(
Jスルーカード)の共通化
100
H17
近鉄 大輪田
近鉄 王寺
近鉄 新王寺
60
45
30
関西本線
早朝時間帯に区間快速を1本増発
全路線
ICカード(ICOCA)のサービス開始
165
100
139
50
50
和歌山線
和歌山線香芝・高田管にJR五位堂駅を新設
全路線
ICカード(PiTaPa・ICOCA)
のサービス開始
108
107
15
39
32
0
0
平成19年度 近鉄
670
0
平成8年度 JR西日本
平成15年度 JR西日本
20
H7
大和路快速を和歌山線の高田駅まで直通運転化
平成14年度 JR西日本
H17
30
0
和歌山線
JR西日本
近鉄
H7
200
H17
H17
平成7年度 JR西日本
平成13年度
13
近鉄 佐味田川
0
0
15
0
400
20
鉄道会社
10
近 鉄 田 原 本 線
0
H7
H17
H7
H7
H17
H17
※出典:都市交通年報
5
3−3 バスのサービス状況と利用状況
3−3−1 路線バスのサービスレベル(運行状況)
80
王寺駅を発着するバス路線の最近の動向
(1)平成 20 年 3 月 17 日ダイヤ改正時に、利用者からの要望に応えて、
60
便数(便)
シャープ前
王寺駅周辺のバス路線
王寺駅∼五位堂駅系統の平日夜 21 時台と 22 時台を 3 便増便、王寺駅から
竜田大橋方面の平日 20 時台を 4 便から 6 便に増便している。
50
40
30
(2)王寺町から藤井地区住民の利便を図るためバス運行の要望があり、
20
平成 19 年 4 月 1 日∼平成 20 年 6 月 30 日まで王寺駅∼藤井∼三郷駅間を
10
国道横田
法隆寺前
0
試験運行したが、利用旅客が1便平均約1人であったため廃止された。
(3)
信貴山下駅
法隆寺
三郷
畠田
上牧
桜ヶ丘
70
5
6
7
8
9
10
11 12
王寺町明神地区の住宅開発計画があり、王寺町と奈良交通は、こ
13
14
15
16
17
18 19
20
21 22
23
発時(
時)
の住宅地開発に対して、バス路線の再編成を含めた新たな運行計画を今後
王寺駅を発着するバス路線の時間帯別運行便数
協議することになっている。
大輪田駅
1400
三郷駅
明神一丁目
方面
片岡台一丁目
明神四丁目
桜ヶ丘
上牧
畠田
三郷
法隆寺
片岡台三丁目
桜 ヶ丘 一 丁 目
桜 ヶ丘 三 丁 目
白鳳台二丁目
上牧出合
服部記念病院
始点
王寺駅
王寺駅
王寺駅
信貴山下駅
王寺駅
経由地
片岡台・
広瀬台など
片岡台
畠田・
天平台など
王寺駅
竜田大橋
終点
桜ヶ丘・
王寺駅など
上牧出合・五位堂駅など
白凰・
明神など
信貴山下駅
法隆寺・
シャープ前など
系統数 運行便数
5
234
3
135
5
209
1
8
3
146
法隆寺
三郷
畠田
上牧
桜ヶ丘
1200
乗降客数(
便)
広瀬台二丁目
1000
800
600
400
200
3−3−2 路線バス利用者数
0
5
146
8
8
68
46
8
398
30
8
46
163
46
46
12
大輪田駅
46
249
163
天平台
163
163
86
86
片岡台三丁目
118
桜ヶ丘三丁目
118
853
535
24
608
片岡台三丁目
服部記念病院
シャープ前
経路乗客数
22
100∼200
50∼100
50∼100
20∼50
20∼50
20未満
20未満
停留所乗降客数
408
上牧出合
46
46
46
46
46
46
五位堂駅
1000以上
500以上
10以上
100∼200
100∼200
5∼10
50∼100
50∼100
3∼5
20∼50
20∼50
1∼3
20未満
20未満
1未満
0
5
6
8
9
10 11
12 13 14 15 16
17 18 19 20 21
22 23
発時(時)
112
王寺駅バス停での時間帯別乗車客数
88
900
76
800
法隆寺
三郷
畠田
上牧
桜ヶ丘
700
600
500
400
300
100
272
26
服部記念病院
7
200
利用率(
人/便)
30
113
22
服部記念病院
195
149
凡例
停留所通過便数
200以上
253
530
135
200以上
74
100
186
72
757
77
200
220
桜ヶ丘一丁目
247
桜ヶ丘三丁目
135
100∼200
279
988
135
経路通過便数(
便)
846
211
77
23
300
222
991
1637
畠
田
駅
620
シャープ前
凡例
20 21 22
400
105
桜ヶ丘三丁目
77
19
500
広瀬台二丁目
2105
868
441
24
77
服部記念病院
18
法隆寺
三郷
畠田
上牧
桜ヶ丘
149
国道横田
2292
965
天平台
桜ヶ丘一丁目
118
4298
395
24
149
135
86
17
600
181
1230
338
353
149
249
畠
田
駅
16
大輪田駅
3683
24
249
4407
1034
593
桜ヶ丘三丁目
24
広瀬台二丁目
46
132
14 15
筒井駅
1134
622
651
68
国道横田
980
652
三郷駅
145
4462
633
27
398
163
46
桜ヶ丘三丁目
5268
197
68
398
633
12
68
398
王寺駅
26
筒井駅
213
903
22
133
46
桜ヶ丘三丁目
870
7
9
68
531
8
132
11
10
68
王寺駅
8
三郷駅
203
11
8
8
信
貴
山
下
駅
8
8
146
184
8
2
8
687
3
乗降客数(便)
68
68
8
554
7
2
146
236
318
乗降客数(
便)
8
8
12 13
700
182
148
159
勢野北口駅
9
8
信
貴
山
下
駅
法隆寺前
9
146
146
146
8
8
11
900
8
3
146
勢野北口駅
8
4
68
68
8
10
166
68
法隆寺前
8
9
800
8
8
8
王寺駅を発着するバス路線の時間帯別利用者数
王寺町周辺地域のバス路線の利用状況(
一日)
王寺町周辺地域のバス路線のサービス水準(一日)
8
7
発時(
時)
ICカード収集データをもとに集計した結果を示す。
8
6
王寺駅を発着するバス路線について、平成 20 年 5 月 15 日の奈良交通提供
五位堂駅
0
上牧出合
5
224
257
287
293
270
271
五位堂駅
6
7
8
9
10 11
12 13 14 15 16
17 18 19 20 21
22 23
発時(時)
王寺駅バス停での時間帯別降車客数
6
3−3−4 雨天時の路線バスの遅延状況
3−3−3 雨天時の路線バス利用者数
王寺駅を発着するバス路線について、平成 20 年 5 月 15 日(晴れ)と同年
朝通勤時間帯ピーク時(午前 7 時 30 分から午前
5 月 29 日(通勤時間帯に激しい雨)の朝通勤時間帯(午前 9 時までに始点
8 時 30 分の間に王寺駅に到着する便)の晴天時・
を出発したバス便)の利用者数、時間帯別利用者数を比較した結果を示す。
雨天時の遅延状況を比較した結果を示す。
法隆寺方面
1500
1500
畠田方面
大きな遅延が発生している。
王寺駅
張井
王寺本町二丁目
白瓜
王寺本町四丁目
畠田
畠田八丁目
尼寺
白鳳台一丁目
白鳳台中央
0
白鳳台二丁目
遅延時間(秒)
遅延時間(秒)
遅延時間 (秒)
王寺駅
張井
王寺本町二丁目
白瓜
王寺本町四丁目
100
法隆寺方面からの王寺駅到着時刻は、定
刻から 20 分以上遅れることもあり、定時
0.92
116
国道横田
畠田方面からのバスは、雨天時も大きな
0.9
遅延がなく晴天時並の定時性が確保され
0.83
333
ている。
桜ヶ丘一丁目
2.56
25
桜ヶ丘三丁目
1.18
613
信貴山下駅
1.35
714
桜ヶ丘方面
1.2以上
200∼500
1.1∼1.2
100∼200
100∼200
1∼1.1
50∼100
50∼100
0.9∼1
50未満
50未満
0.9未満
800
1.21
212
2
服部記念病院
広瀬台二丁目
1.2
明神一丁目
1.15
217
1.06
666
1.05
785
0.99
130
0.97
391
片岡台一丁目
五位堂駅
明神四丁目
片岡台三丁目
桜 ヶ丘 一 丁 目
500
400
300
200
700
600
王寺駅
王寺町役場前
葛下
薬井口
星和台一丁目
中山台二丁目
広瀬台二丁目
高塚台一丁目
桜 ヶ丘 一 丁 目
王寺駅
王寺町役場前
葛下
薬井口
星和台一丁目
中山台二丁目
星和台二丁目
片岡台一丁目
片岡台三丁目
桜 ヶ丘 三 丁 目
桜 ヶ丘 二 丁 目
0
桜 ヶ丘 一 丁 目
200
100
0
白鳳台二丁目
5月15日(晴)ピーク時平均
5月29日(雨)ピーク時平均
最大遅延(5月29日 7:44発)
500
400
300
100
200
100
服部記念病院
50
上牧出合
上牧方面
1200
-50
-100
400
王寺駅
王寺町役場前
葛下
薬井口
星和台一丁目
中山台二丁目
星和台二丁目
片岡台一丁目
片岡台三丁目
下牧南口
服部
上 牧 町 文 化 セ ンタ ー
上牧町役場前
上牧出合
葛城台
馬見北九丁目
馬見中五丁目
香芝高校前
0
真 美 ヶ丘 一 丁 目
23
600
五位堂駅
発時(時)
21 22
王寺駅
20
王寺町役場前
18 19
葛下
17
薬井口
16
星和台一丁目
15
中山台二丁目
14
星和台二丁目
12 13
片岡台一丁目
10 11
片岡台三丁目
9
下牧南口
8
服部
7
上牧町文化 セ ン
ター
6
5月29日(雨)
ピーク時平均
最大遅延(5月29日 7:41発)
800
200
上牧町役場前
5
五位堂駅
5月15日(晴)
ピーク時平均
1000
5月15日(晴)
ピーク時平均
5月29日(雨)
ピーク時平均
最大遅延(5月29日 7:44発)
上牧出合
-150
800
700
600
500
400
300
200
100
0
遅延時間(秒)
0
遅延時間 (秒)
差異︵雨天︱晴天︶
全乗降客数
王寺駅乗車数
王寺駅降車数
5月15日(晴)ピーク時平均
5月29日(雨)ピーク時平均
最大遅延(5月29日 7:44発)
600
桜 ヶ丘 三 丁 目
150
800
700
三郷駅
上牧出合
遅延時間(秒)
500以上
200∼500
大輪田駅
2
遅延時間(秒)
雨天時変化率
(雨天時/晴天時)
500以上
差異(29日-15日)
王 寺 駅 ︵北 ︶
笠町
三室山下
竜田大橋
斑鳩交番前
竜田神社前
斑鳩町役場前
法隆寺前
中宮寺前
法起寺口
幸前口
小泉口
椎木
今国府
松下電器
筒井駅
番条
横田町西口
国道横田
王 寺 駅 ︵北 ︶
笠町
三室山下
竜田大橋
斑鳩交番前
竜田神社前
斑鳩町役場前
法隆寺前
王寺 駅
王寺 出 合 橋
神前 橋
200
1.23
076
停留所乗降客数
(人)
「竜田大橋から昭和橋」にかけての地域で
300
シャープ前
凡例
経路乗客数
(人)
400
法隆寺前
0.88
235
1.19
230
1.20
689
畠田
1.34
482
追分
服部記念病院
畠田八丁目
1.14
206
1.14
117
と、
「達磨橋」周辺地域、国道 25 号線の
最大遅延(5月29日 7:28発)
500
性の確保が出来ていない。
0.95
238
0.93
031
1.18
888
1.35
294 1.54
216
片岡台三丁目
1
0.97
014
大田 口
畠
田
駅
畠田南
1.06
363
0.92
372
朝ピーク時の雨天時の遅延状況を見る
5月29日(雨)ピーク時平均
0.92
537
広瀬台二丁目
1.16
078
1.00
531
桜ヶ丘三丁目
国道横田
0.92
602
1.15
136
0.94
444
0.95
833
600
5月15日(晴)ピーク時平均
0.98
765
1.01
天平台
1.02
803
大輪田駅
1.06
890
1.02
690
0.89
714
0.96
491
1.02
777
1.11
978
1.10
519
王寺 霊 園 前
0.90
502
筒井駅
5月29日(雨)ピーク時平均
王寺町文化福祉 セ
ンタ ー 前
0.61
702
1.00
409
桜ヶ丘三丁目
0.91
379
1.05
434
1.09
826
700
最大遅延(5月29日 7:41発)
シャープ前
800
5月15日(晴)ピーク時平均
明神四丁目
三郷駅
800
700
600
500
400
300
200
100
0
明神二丁目
1.05
434
1.09
700
天平 台
1
太子 一 丁 目
1.02
531
王寺駅周辺のバス路線
明神一丁目
0.91
256
200
0.98
666
1.07
042
王寺駅
0.90
109
0.90
555
300
明神 一 丁 目
0.86
440
1.06
896
1.10
130
1.11
167
最大遅延(5月29日 7:09発)
400
明神 二 丁 目
1
1.14
285
1.10
679
1.00
546
5月29日(雨)
ピーク時平均
500
明神 四 丁 目
信
貴
山
下
駅
5月15日(晴)
ピーク時平均
600
0
0.88
059
法隆寺前
1.09
375
300
100
王寺町周辺地域のバス路線の雨天時変化率(朝通勤時)
1.06
976
700
最大遅延(5月29日 7:13発)
600
0
0
5月29日(雨)ピーク時平均
900
300
800
勢野北口駅
最大遅延(5月29日 7:39発)
600
いて、通勤通学での他の交通手段からバスへの転換と私事目的での外出の
差し控えが伺える。
5月29日(雨)ピーク時平均
900
5月15日(晴)ピーク時平均
1200
遅延時間(秒)
る。朝通勤時の利用者が増えている一方、昼間時間帯では利用者が減って
1200
遅延時間 (秒)
雨天時の朝ピーク時に、王寺駅周辺では約 1 割の利用者増となってい
5月15日(晴)ピーク時平均
王寺駅を発着するバス路線の時間帯別乗客数の変化
7
3−4 王寺駅周辺の交通結節機能の実態
3−4−1 王寺駅の利用者数の状況
(1) 王寺駅利用者の目的地分布
(2) 王寺駅利用者の端末交通手段分布
王寺駅を利用した方の目的地分布としては、ほとんどの利用者が大阪市を目的地としており、ついで、大阪府内の
地域が多い傾向にある。
王寺駅を利用した方のアクセス手段としては、上牧町・河合町以外は徒歩・二輪が多い傾向にある。なお、上牧町
については鉄道でのアクセスが最も多く、河合町からはバスでのアクセスが最も多い(上牧町も比較的多い)。
また、近鉄沿線である三郷町や河合町からの利用者は、奈良市大和郡山への利用が多く、JR 線沿線である斑鳩町
なお、アクセスとイグレスの傾向はほぼ同じ傾向を示している。
からは大阪方面が特に多い傾向にある。
大阪府
南河内泉北
4%
【三郷町 計4081人】
斑鳩町
2%
大阪府
南河内泉北
1%
山辺
桜井等
2%
その他
8%
三郷町
1%
その他
11%
王寺町
1%
斑鳩町
1%
奈良市
大和郡山
10%
大阪府
北河内
5%
大阪府
中河内
5%
山辺
桜井等
3%
32.5%
2.7%
46.7%
58.6%
23.5%
28.0%
河合町
上牧町
17.9%
85.7%
その他
63.3%
35.7%
0.5%
2.6%
48.9%
40.9%
香芝市
6.3% 16.3%
6.2%
12.6%2.9%
24.5%
23.2%
4.2%
7.6% 1.5%
36.0%
86.7%
20%
徒歩・二輪
40%
60%
自動車
バス
80%
100%
0%
20%
徒歩・
二輪
鉄道
40%
60%
自動車
80%
バス
100%
鉄道
※出典:パーソントリップ調査
(3) 王寺駅の駅間利用者数
1,918 人/日
近鉄新王寺駅
【上牧町 計5191人】
三郷町
1%
大阪府
北河内
6%
大阪府
中河内
4%
大阪府
南河内泉北
6%
その他
10%
葛城
1%
奈良市
大和郡山
8%
山辺
桜井等
1%
大阪府
北河内
6%
2,509 人/日
※出典:都市交通年報
JR 王寺駅
2,331 人/日
(4) タクシーの利用状況
大阪市
60%
斑鳩町
3% 葛城
4%
地域のタクシー利用の状況としては、1 回あたりの利用距離は約 3km、1 日当たりの利用者数は約 1 万人という状
況である。
奈良市
大和郡山
9%
山辺
桜井等
2%
大阪府
北河内
7%
大阪市
54%
58.9%
近鉄王寺駅
【
合計 計26292人】
その他
9%
18.1% 2.7%
0%
葛城
2%
大阪府
中河内
7%
大阪府
南河内泉北
5%
上牧町
11.0%
大阪市
61%
葛城
7%
奈良県
南部
0%
三郷町
1%
27.4%
76.9%
王寺町
32.7%
13.3%
62.2%
斑鳩町
13.3% 0.5%
14.3% 4.1%
斑鳩町
3%
奈良市
大和郡山
15%
大阪市
46%
河合町
18.0%
6.5%
48.9%
三郷町
【河合町 計3929人】
【王寺町 計6393人】
大阪府
南河内泉北
6%
26.6%
その他 6.4%7.1% 0.8%
大阪府
中河内
5%
37.8%
79.6%
香芝市
大阪府
南河内泉北
4%
三郷町
1%
9.8% 2.1%
王寺町
大阪市
64%
【イグレス】
55.5%
斑鳩町
大阪府
北河内
10%
大阪市
55%
50.3%
三郷町
葛城
3%
奈良市
大和郡山
9%
その他
13%
【
アクセス】
【斑鳩町 計2461人】
奈良市
葛城
大和郡山
2%
4%
山辺
桜井等
その他
1%
8%
大阪府
北河内
大阪府
12%
中河内
5%
大阪府
中河内
6%
※出典:パーソントリップ調査
1 回あたりの利用距離
(km/回)
1 日あたりの利用者数
(人/日)
王寺町計
3.35
985
斑鳩町計
3.31
2791
上牧町計
3.32
6578
合計
3.32
10355
※出典:奈良県タクシー協会
8
3−4−2 鉄道との乗換に関する状況
(1) 駅前広場・バスターミナルの状況
(2) 北側の駅前広場の状況
王寺駅の駅前広場は、北側と南側の 2 面で整備されており、両駅前広場と
も、タクシーとバスが乗り入れることが可能な状況である。
北側の駅前広場は、平成 16 年 3 月に中央街区再開発事業と王寺停車場東
線を供用開始し、平成 18 年 4 月には王寺停車場西線が供用開始している。
南側の駅前広場は、駅前幹線築造工事に合わせ、南駅前広場の再整備を行
■バスのりば
・バスの乗降スペースは 4 箇所
・JR 王寺駅の改札からは、自由通路(2 階)を使ってアクセス可能
・近鉄王寺駅・新王寺駅に近接
■タクシーのりば
い、平成 20 年 3 月に供用開始し、王寺駅へのアクセスの利便性向上が図ら
・タクシーの乗降スペースは 2 箇所
れた。
・待機場は 14 台程度のスペースが確保
■一般送迎スペース
・一般車両の送迎スペースはない
バスのりば
王寺駅北駅前広場
タクシーのりば(待機場)
(3) 南側の駅前広場の状況
■バスのりば
駐車場
駐輪場
王寺駅南駅前広場
・バスの乗降スペースは 4 箇所
・JR 王寺駅の改札からは、自由通路(2 階)を使ってアクセス可能
・近鉄からは、自由通路を使ってアクセス可能(距離がある)
■タクシーのりば
・タクシーの乗降スペースは 2 箇所
■一般送迎スペース
・身体障害者用の駐車スペースは 1 箇所
※参考:王寺町新総合計画
⇒王寺駅周辺は「にぎわいと交流ゾーン」や「美しいまちづくり重点地区」
として位置づけられている
バスのりば
タクシーのりば(待機場)
身体障害者用
駐車スペース
9
(4) 王寺駅周辺の交通結節機能としての課題
・自家用車の送迎用駐車スペースがないため、バス
ターミナル内への乗り入れがあり、バスの運行に
支障を来している
王寺駅北駅前広場
・近鉄の王寺駅と新王寺駅が離れている
・上屋が連続していないため、雨天時に濡れる
・生駒線と田原本線の乗換時は、改札を通る必要がある
・自由通路の移動距離(近鉄∼駅前南)が長い
駐輪場
・バスのりばが狭い⇒利用者が島から溢れる
駐車場
・上屋が連続していないため、雨天時に濡れる
駐輪場
王寺駅南駅前広場
■案内などの情報に関して
・鉄道駅の改札前に、バスに関する詳細な運行情報がない
・のりば案内など、他社線に関する(ex:近鉄なら JR)情報
・周辺道路の交通量が多いことや、バスターミナル内に自家用車が入り
込むことにより、バスの運行に支障を来している
・帰宅時間帯の送迎一般車両の違法駐車(停車)が後を絶たない
が少ない
・駅前広場も含めた、駅周辺地区の案内地図がない
10
4. 王寺町周辺地域の交通等の現状と課題のまとめ
現
在
の
状
況
今
後
の
課
題
等
対象地域の
地勢・人口等
・王寺駅の回りは河川等で囲まれた空間。橋上がボトルネックとなりやすい都市構造。
・地域の地勢状況を踏まえた交通体系の検討が必要。
・周辺部は大規模な住宅地であるが、場所によっては坂が多い。
・将来の老年人口増加を鑑み、お年寄りのニーズ(移動範囲や移動しやすさ等)に即し
・地域の人口は減少傾向にある。ただ、65 歳以上の老年人口は増加傾向にある。
た公共交通中心の地域づくりやきめ細かな交通体系整備が必要。
・地域の乗用車保有台数は増加傾向にある。
地域間流動や
交通手段分担の状況
・地域住民の移動回数は、三郷町・河合町・上牧町では増加傾向、斑鳩町・王寺町では
減少傾向にある。
・移動目的では、自由目的が増加しているが、登校目的は減少している。
・自動車に依存している地域構造となっているため、公共交通の利用促進などを図り、
混雑などによる社会経済損失を解消する取り組みが必要となる。
・大阪方面へは利便性の高い鉄道利用が多いが、それ以外の奈良市等への移動は自動車
利用が多い。自動車と公共交通の適正な分担について検討が必要。
・また、利用手段としては、自動車利用が大きく増加している。
・バスを利用する方は減少傾向にあり、また、全体に占める割合が非常に小さい。
・地域住民の方の行き先(目的地)としては、大阪方面がほとんどを占める。
自動車交通等の
実態
・主に、王寺駅周辺で、混雑度が高く、かつ、ピーク時間帯旅行速度が 20km/h を低下
している。特に、国道25号で渋滞が顕著。
・駅周辺での混雑が顕著であるため、通勤・帰宅時間帯における公共交通利用促進など
を図る必要がある。
・雨天時において、バスの定時性確保や道路交通の円滑化のため、自動車交通を分散さ
・雨天時には、通勤時間帯において王寺駅周辺で交通量が増加し、バスの定時性などに
大きな影響を及ぼしている。
せる必要がある。
・渋滞対策もバス遅れの改善には必要であるが,道路改良等の道路事業(施策)につい
ては本業務での検討範囲外とする。ただし,こうした事業との連携等については積極
的に検討を行うものとする。
・公共交通(鉄道・バス)不便地域が存在する。
・鉄道の利用者数は、JR 線は増加・横ばい傾向にあり、近鉄線は減少傾向にある。
公共交通等の
実態
・また、駅の乗降客数についても、同様の傾向が見られる。
・バスは、王寺駅を中心とした利用状況にある。駅周辺では、道路混雑により定時性が
確保できず、特に雨天時には大幅な遅れが見られる。
・王寺駅周辺の交通結節機能としては、一定の機能・施設を有しているが、線路により
駅前広場が分断されているため、移動に関する不便さが残る。
・人口が集中している地域の一部で、公共交通の利用が不便な地域が残っている。その
ため、バス路線の見直し等を行い、地域住民の公共交通サービス受益格差の是正につ
いて取り組む必要がある。
・王寺駅へ向かうバス路線の定時性については自動車交通の分散化が必要である。併せ
て、バスの遅れに対しては何らかの情報提供を行うなど利用者の不満を軽減する方策
も必要である。
・地域の主要ターミナルとなっている王寺駅・新王寺駅では、交通結節としての機能が
十分に発揮されていないため、ハード整備だけでなく、ソフト整備(情報提供の充実
など)も含めた総合的な改善が必要である。
11