医療システム部会 全体活動報告 - JAHIS | 医事コンピュータ部会情報

保健医療福祉情報システム工業会
平成22年度 業務報告会
医療システム部会 全体活動報告
目
次
□体 制
□電子カルテ委員会
□検査システム委員会
□部門システム委員会
□セキュリティ委員会
□相互運用性委員会
2010年7月9日
医療システム部会
部会長 谷沢 洋一
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
1
保健医療福祉情報システム工業会
体 制
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
保健医療福祉情報システム工業会
委員会の構成全体概要
電子カルテ
委員会
-地域連携情報コンテンツWG
-患者安全ガイドライン_
個別編WG
・電子カルテコンテンツ専門委員会
・診療記録アーキテクチャ専門委員会
-ISO13606Archetype検討WG
・医療安全専門委員会
・カードシステム専門委員会
-保険証カード化WG
横串機能
セキュリティ
委員会
相互運用性
委員会
診療業務支援
検査システム
委員会
部門システム
委員会
・臨床検査システム専門委員会
・病棟業務支援システム専門委員会
-臨床検査データ交換規約
改定作業WG
・物流システム専門委員会
・医用画像システム専門委員会
-内視鏡部門システムWG
-病理部門システムWG
-電子保存WG
-監査証跡WG
- HPKI電子署名企画作成WG
- JAHIS-JIRA合同リモートサービスセキュリティ作成WG
- HPKI対応ICカードガイドライン作成WG
・メッセージ交換専門委員会
-HIS-薬剤部門メッセージ交換標準化WG
-HIS-RISメッセージ交換標準化WG
-病名情報メッセージ交換標準化WG
・データ互換性専門委員会
-実証実験WG
-注射処置標準化WG
-基本データセット適用ガイドラインWG
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
3
保健医療福祉情報システム工業会
医療システム部会 体制 -1
部会・委員会名
医療システム部会
役職名
氏 名
会 社 名
部会長
谷澤 洋一
東芝メディカルシステムズ㈱
〃
副部会長
青木 順
日本電気㈱
〃
副部会長
橋詰 明英
㈱日立製作所
副部会長
安藤 慶祥
富士通㈱
・電子カルテ委員会
委員長
大月 宏
日本電気㈱
〃
副委員長
岡田 康
東芝住電医療情報システムズ㈱
地域連携情報コンテンツWG
リーダ
川元 秀一
日本電気㈱
〃
サブリーダ 蟻川 典佳
富士通㈱
患者安全ガイドライン_個別編WG
リーダ
富士通㈱
電子カルテコンテンツ専門委員会
専門委員長 大月 宏
日本電気㈱
診療記録アーキテクチャ専門委員会
専門委員長 大林 正晴
㈱管理工学研究所
ISO13606Archetype検討WG
リーダ
㈱管理工学研究所
医療安全専門委員会
専門委員長 山口 一人
富士通㈱
カードシステム専門委員会
専門委員長 谷内田益義
㈱リコー
保険証カード化WG
リーダ
大日本印刷㈱
山口 一人
大林 正晴
酒井 正仁
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
4
保健医療福祉情報システム工業会
医療システム部会 体制 -2
部会・委員会名
役職名
氏 名
会 社 名
・検査システム委員会
委員長
中島 隆
〃
副委員長
福重 二三男 富士通㈱
臨床検査システム専門委員会
専門委員長 岡田 裕善
アイテック阪急阪神㈱
臨床検査データ交換規約改定作業WG
リーダ
㈱エイアンドティー
医用画像システム専門委員会
専門委員長 中島 隆
富士フイルム㈱
〃
副専門委員長 天野敦之
オリンパスメディカルシステムズ㈱
内視鏡部門システムWG
リーダ
河野 努
日本光電工業㈱
病理部門システムWG
リーダ
鈴木 昭俊
㈱ニコン
〃
サブリーダ 金子 泰
オリンパス㈱
・部門システム委員会
委員長
石井 雅通
富士通㈱
〃
副委員長
藤咲 喜丈
日本光電工業㈱
〃
副委員長
大串 英明
富士通㈱
病棟業務支援システム専門委員会
専門委員長 藤咲 喜丈
日本光電工業㈱
〃
副専門委員長 石川 周一
㈱ケアコム
物流システム専門委員会
専門委員長 大串 英明
富士通㈱
〃
副専門委員長 岩嶋 有里
NECソフト㈱
千葉 信行
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
富士フイルム㈱
5
保健医療福祉情報システム工業会
医療システム部会 体制 -3
部会・委員会名
役職名
氏 名
会 社 名
・セキュリティ委員会
委員長
茗原 秀幸
三菱電機㈱
〃
副委員長
中村 茂之
JAHIS
〃
副委員長
岡田 康
東芝住電医療情報システムズ㈱
〃
副委員長
江崎 智
日本電気㈱
電子保存WG
リーダ
江崎 智
日本電気㈱
監査証跡WG
リーダ
西田真一郎
㈱島津製作所
HPKI電子署名規格作成WG
リーダ
茗原 秀幸
三菱電機㈱
JAHIS-JIRA合同リモートサービス
セキュリティ作成WG
リーダ
松本 義和
サイバートラスト㈱
HPKI対応ICカードガイドライン作成WG
リーダ
谷内田益義
㈱リコー
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
6
保健医療福祉情報システム工業会
医療システム部会 体制 -4
部会・委員会名
役職名
氏 名
会 社 名
・相互運用性委員会
委員長
下邨 雅一
富士通㈱
メッセージ交換専門委員会
専門委員長 下邨 雅一
富士通㈱
〃
副専門委員長 平井 正明
日本光電工業㈱
〃
副専門委員長 高坂 定
㈱メディック総研
HIS-薬剤部門メッセージ交換標準化WG
リーダ
山口 一人
富士通㈱
HIS-RISメッセージ交換標準化WG
リーダ
窪田 寛之 コニカミノルタエムジー㈱
病名情報メッセージ交換標準化WG
リーダ
安田 典弘
日本電気㈱
データ互換性専門委員会
専門委員長 安田 典弘
日本電気㈱
実証実験WG
リーダ
木村 雅彦
日本アイ・ビー・エム㈱
注射処置標準化WG
リーダ
中田 英男
日本電気㈱
藤田 亮
㈱日立製作所
基本データセット適用ガイドラインWG リーダ
部会・委員会名
役職名
氏 名
会 社 名
運営幹事
八木 春行
事務局
癸生川 誠一郎 東芝メディカルシステムズ㈱
事務局
須藤 精
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
東芝メディカルシステムズ㈱
富士通㈱
7
保健医療福祉情報システム工業会
電子カルテ委員会
地域連携情報コンテンツWG
患者安全ガイドライン_個別編WG
電子カルテコンテンツ専門委員会
診療記録アーキテクチャ専門委員会
ISO13606Archetype検討WG
医療安全専門委員会
カードシステム専門委員会
保険証カード化WG
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
保健医療福祉情報システム工業会
昨年度の事業計画
(1)電子カルテコンテンツ専門委員会
・昨年に引き続きPDF/Hの研究、各委員への啓発を進めていく。
・地域医療連携情報コンテンツのJAHIS標準化作業(技術文書化)を実施。
地域医療連携パス標準診療項目(脳卒中)のJAHIS技術文書化を実施予定。
(2)診療記録アーキテクチャ専門委員会
・ISO 13606 Archetype検討継続。
・EHR機能モデルの研究継続。
(3)医療安全専門委員会
・医療情報システムおける患者安全ガイドライン(注射業務編)」のJAHIS技術文書の
版完成及び見直し実施予定。
(4)カードシステム専門委員会
・厚生労働省の社会保障カード対応(社会保障カード・作業班へのメンバー派遣など)
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
9
保健医療福祉情報システム工業会
昨年度の活動状況、成果
(1)電子カルテコンテンツ専門委員会
・地域医療連携情報コンテンツWGを発足。地域医療連携標準化実証事業PJの成果を
基に、地域医療連携パス標準診療項目(脳卒中)のJAHIS技術文書化に着手。
(2)診療記録アーキテクチャ専門委員会
・EHR機能モデルであるLegal EHR-Sのインフラ部分の翻訳完了、委員会内での検討を
実施。
・ISO13606 Archetypeの地域連携システムへの適用着手。
(3)医療安全専門委員会
・「医療情報システムにおける患者安全ガイドライン(注射業務編)」の初版作成に着手。
・病院機能評価機構へのJAHISからの派遣(2名)も昨年同様実施。
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
10
保健医療福祉情報システム工業会
昨年度のトピックス:
H18経産省委託事業
「地域医療情報連携システムの標準化と実証事業」
JAHIS技術文書 「地域医療情報連携システム」
・運用管理システムのサービス機能
・患者情報管理のためのIHE PIX/PDQ 適用ガイド
・診療情報共有化のためのIHE XDS 適用ガイド
継続して、コンテンツの技術文書化を進める
(1)地域医療連携パス標準診療項目(脳卒中)のJAHIS技術文書化
地域医療連携標準化実証事業PJの成果を基にWGを発足し、地域連携における
診療項目のJAHIS技術文書化に着手。
(2)医療情報システムにおける患者安全ガイドライン(注射業務編)
医療安全の観点からインシデント、アクシデント発生率抑制を狙い、ガイドライン
作成に着手。 今後、医療安全の重要な活動となるであろう。
国際標準規格を参照して…
医療機器ソフトウェアライフサイクルプロセス JIS62304(原案)等々
ハイリスク機能中心に、提供者側・使用者側のガイドライン
注射オーダに関して、6月目処にドラフト版
2010年度以降、処方オーダ、輸血オーダ、…へ拡大
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
11
保健医療福祉情報システム工業会
今年度の計画
(1)電子カルテコンテンツ専門委員会
・地域連携情報コンテンツのJAHIS技術文書化を継続見直しを実施予定。
JAHIS標準化への検討も行う。
(2)診療記録アーキテクチャ専門委員会
・ISO13606の機能検討を継続、地域連携システムへの適用を拡大していく。
・EHR-S機能モデルの研究を継続、各委員への啓蒙を行っていく。
(3)医療安全専門委員会
・医療情報システムにおける患者安全ガイドラインの適用業務拡大。
処方業務をテ-マに検討予定
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
12
保健医療福祉情報システム工業会
検査システム委員会
臨床検査システム専門委員会
臨床検査データ交換規約改定作業WG
医用画像システム専門委員会
内視鏡部門システムWG
病理部門システムWG
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
保健医療福祉情報システム工業会
昨年度の事業計画
(1) 臨床検査システム専門委員会
①「臨床検査データ交換規約Ver3.0」の普及活動
②臨床検査マスタ(JLAC10)の普及活動
③IHE活動支援
④診療現場での検査(POCT)と遺伝子検査の標準化動向調査の開始。
(2) 医用画像システム専門委員会
①DICOM関連
MPEG-4 AVC/H.264(カラーのハイビジョン動画圧縮規格)DICOM化作業
②内視鏡部門システムWG
内視鏡検査の実施情報を対応した内視鏡データ交換規約Ver.2.0 の作成
③病理部門システムWG
業務フローの分析し病理データ交換規約の作成に着手。
バーチャルスライドのDICOM規格検討。
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
14
保健医療福祉情報システム工業会
昨年度の活動状況、成果
(1) 臨床検査システム専門委員会
①「臨床検査データ交換規約Ver3.0」の普及活動
第41回日本臨床検査自動化学会等での演題発表。
JAHIS臨床検査データ交換規約Ver3.0
HELICSへ登録申請を行った。
⇒HELICS協議会へ標準登録申請し
②臨床検査マスタ(JLAC10)の普及活動
採択された。
システムが利用するIT名称として、
表示用、印字用、データ交換用名称の命名規則の取り決めと命名作業を行った。
③IHE活動支援
IHE臨床検査委員会と連携し、国際会議でのテクニカルフレームワーク作成
コネクタソン支援(電文仕様作成、審査、等)を行った。
④診療現場での検査(POCT)と遺伝子検査の標準化動向調査を開始した。
医療情報システムにおけるPOCTセミナー
2010年2月19日(金)15:00~ JAHIS第1/2会議室
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
15
保健医療福祉情報システム工業会
昨年度の活動状況、成果
(2) 医用画像システム専門委員会
①DICOM関連
MPEG-4 AVC/H.264(カラーのハイビジョン動画圧縮規格)DICOM化作業で、WG13で
の議論を経て、補遺149として提案規格を作成し、DICOMの上位委員会に提出した
②内視鏡部門システムWG
内視鏡検査の実施情報を対応した内視鏡データ交換規約Ver.2.0 を作成した
IHE国際組織に新たに内視鏡ドメインを立ち上げる為の準備を整えた
③病理部門システムWG
業務フローの分析を完了した。標準規格作成の新規作業項目を提案し、承認された
病理データ交換規約の作成に着手した。バーチャルスライドのDICOM規格補遺145の
内容に対し、日本からの意見を提示し、補遺を作成した。
医用画像領域において、日本が主体となって規格化を推進
・カラーのハイビジョン動画圧縮規格の推進
・IHE国際組織に新たに内視鏡ドメインの立上げ
・バーチャルスライドのDICOM規格の推進
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
16
保健医療福祉情報システム工業会
昨年度のトピックス:
(1) 臨床検査システム専門委員会
「臨床検査データ交換規約」のHELICSへ登録申請を行った。
内視鏡データ交換規約Ver.2.0の作成
(2) 医用画像システム専門委員会
①内視鏡部門システムWG
内視鏡検査の実施情報を対応した内視鏡データ交換規約Ver.2.0 を作成
②病理部門システムWG
業務フローの分析を完了し、病理データ交換規約の作成に着手した。
病理データ交換規約Ver.1.0着手、今年度作成
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
17
保健医療福祉情報システム工業会
今年度の計画
(1) 臨床検査システム専門委員会
・「臨床検査データ交換規約」の普及活動
・臨床検査マスタ(JLAC10)の普及活動
・診療現場での検査(POCT)と遺伝子検査の標準化動向調査
・IHE活動支援
(2) 医用画像システム専門委員会
・DICOM委員会活動を通し動向収集や意見具申を継続
・他部門への標準化展開を進めるために眼科部門システムを調査
・内視鏡データ交換規約の普及活動を推進
・日本IHE協会の内視鏡委員会と連携し、コネクタソンを実施
・病理データ交換規約V1.0を作成
・病理画像の標準化を継続検討
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
18
保健医療福祉情報システム工業会
部門システム委員会
病棟業務支援システム専門委員会
物流システム専門委員会
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
保健医療福祉情報システム工業会
昨年度の事業計画
(1)病棟業務支援システム専門委員会
①H20年度成果を基に、患者移動や病床管理のための課題、課題解決するための
メッセージ交換の標準化提案を、技術文書としてまとめる。
②引き続き、病棟情報システムに関連した研究会との交流を深め、臨床ニードからの
「安心・安全」「業務効率向上」のための標準化要素策定を行う。
③上記推進に当たり、病棟関連ベンダ・ソリューションベンダの参加を促し、また、
電子カルテ委員会など関連委員会・WGとの連携により、標準化対象の充実を図る。
(2)物流システム専門委員会
①H20年度成果を基に、ソースマーキングを前提とした物流管理の標準パターンを、
技術文書としてまとめる。
②標準化にあたり、継続してニードを調査する。
③上記推進に当たり、物流関連ベンダ・ソリューションベンダの参加を促し、また、
電子カルテ委員会など関連委員会・WGとの連携により、標準化対象の充実を図る。
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
20
保健医療福祉情報システム工業会
昨年度の活動状況、成果
(1)病棟業務支援システム専門委員会
①患者移動・病床管理のための標準化提案作業はIHEで関連したプロファイル作成が
進行中であることがわかり、その内容と各社システムの要望を確認・整理し、来年度
技術文書化を始めた。
②医療情報学会看護部会、病棟情報システム研究会と交流し、看護学術大会(6/5,
6東京)のシンポジウム1「病院とベンダ(開発会社)のパートナーシップ再構築」、医
療情報学連合大会(11/21-24)のワークショップ「患者を起点とした標準的病棟情報
システムのあり方」の演者、座長を担当し、ユーザとの意見交換、臨床ニード把握 ・
確認の場を確立できた。
③委員会メンバの充実、他関連委員会の連携は実現できなかった。引き続き努力して
ゆきたい。
(2)物流システム専門委員会
① ICタグの配布を前提とした、運用パターンの取りまとめを行なった。今後、物流関連
各社と内容を確認・整理し、来年度技術文書化を目指す。
②学会や展示会の場で物流関係者との交流を図り標準マスタの動向を把握できた。
③委員会メンバの充実、他関連委員会の連携は実現できなかった。引き続き努力して
ゆきたい。
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
21
保健医療福祉情報システム工業会
昨年度のトピックス(病棟):2つの学会でシンポジスト・座長に
1.6月5、6日の医療情報学会看護部会学術大会
シンポジウム「病院とベンダ(開発会社)のパートナーシップ再構築」
→ユーザと協力して,相互理解をすすめるとともに、患者そしてスタッフ
の役にたつシステム作りを実現する連携の提案。
2.11月21日~24日の日本医療情報学会学術集会
ワークショップ「患者を起点とした標準的病棟情報システムのあり方」
→患者周囲にある様々な機器との情報統合化、ユースケースの整理に
よる新たな標準化、支援を求められる
まず
ベンダが既に把握している課題の解決
ユーザが期待している連携課題の把握・対応
学会との連携
・医療情報学会看護部会学術大会
・日本医療情報学会学術集会
並列に
患者移動・病床管理の標準化提案作業
・IHEと連携して推進
・来年度に技術文書作成を目指す
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
22
保健医療福祉情報システム工業会
昨年度のトピックス(物流):運用パターン例
ICタグを前提とした運用パターン
・物流各社と連携して運用パターンを作成
・今年度に技術文書作成を目指す
全体関連図(納品編)
【発注部門】
【倉庫/払出部門】
【請求部門】
外来・病棟・手術部門
・放射線部門・検査部門 など
一括払出スキャン
(倉庫在庫-)
(請求部門在庫+)
搬送
搬送
物流センター ・中央倉庫・材料部
など
用度・会計・購買・管財 など
発注書
納品
納品
物流管理
システム
新
マスタ登録
【メーカ、卸】
一括納品スキャン
(倉庫在庫+)
ICタグ、二次元シンボ
ル等を事前貼付
ソースマーキングを前提に
全件マスタを活用して各病
院マスタの作成・維持運用
の省力化
物流管理
システム
納品
納品
※検収/納品入力
一括納品スキャン
(倉庫在庫+)
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
ICタグ、二次元シンボル
等を事前貼付
23
保健医療福祉情報システム工業会
今年度の事業計画
(1)病棟業務支援システム専門委員会
①ベンダのシステム製品間の相互運用性を高めるための患者移動・病床管理のため
の標準化提案作業(技術文書作成)を今年こそ実現する。
②ここ数年培って来たユーザとの交流基盤を用いて、患者の安全・安心に寄与する標準
化要素を検討するとともに、病棟業務支援システムの理解を助けるための資料整備を
行う。
③部門システムベンダの他、総合病院情報システムベンダの委員会参加を促し、多角的
な検討、及びユーザ、ベンダ相互に役立つ活動を行う。
(2)物流システム専門委員会
① ICタグの配布を前提とした物流運用パターンをまとめ、技術文書を作成する。
②業界からみた、物品標準マスタの要件を取りまとめる。
③物流関連ベンダ・ソリューションベンダの参加を促し、電子カルテ委員会など関連委員
会・WGとの連携により、標準化対象の充実を図る。
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
24
保健医療福祉情報システム工業会
セキュリティ委員会
電子保存WG
監査証跡WG
HPKI電子署名企画作成WG
JAHIS-JIRA合同リモートサービスセキュリティ作成WG
HPKI対応ICカードガイドライン作成WG
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
保健医療福祉情報システム工業会
昨年度の計画
(1)ISO/TC215WG4、HL7対応
ISOについてはベンダーとしての意見集約および国内対策委員会への提案を実施する。
・患者安全関連規格については、電子カルテ委員会、標準化推進部と連携して推進。
・HL7セキュリティTCについてはRBAC、電子署名などの規格について、ISOとの整合
性確保などを目的として積極的に対応する。
・ ISO/TC215WG4、HL7については、標準化推進部の支援を受けながら、対応する。
(2)リモートサービスガイドライン
ISO/TR11633の成立を受けて、JAHIS標準の改定を実施する。HELICSへの提案検討
などの普及に向けた活動を実施する。
(3)HPKI
HPKI認証フレームワークの検討を実施する。認証用ICカードガイドライン、認証用電子
署名カードガイドラインのJAHIS標準化を目指す。
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
26
保健医療福祉情報システム工業会
昨年度の計画
(4)診療録電子保存ガイドライン
「医療情報システムの安全管理のガイドライン」の改訂状況をウォッチし、必要により、
JAHIS標準の改定についての検討を実施する。
(5)情報セキュリティマネジメント
医療分野における情報システムのプロテクションプロファイルを策定するための調査
を継続して実施する。必要があれば、JAHIS標準としての新規作業項目提案を実施
する。
(6)個人情報保護
・技術的対策としてのアクセス制御、監査証跡に関する検討を継続して実施する。
・特に、監査証跡についてはJAHIS標準の拡張についての検討を実施する。
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
27
保健医療福祉情報システム工業会
昨年度の活動状況、成果
1)ISO/TC215WG4、HL7対応
ISOについてはベンダーとしての意見の集約および国内対策委員会への提案を実施した。患者安全関連規格
(TS29321、TR29322)については電子カルテ委員会、標準化推進部と連携して対応し、事実上の廃案に持ち込
んだ。HL7セキュリティWGについては日本の「医療情報の安全管理に関するガイドライン第四版」等の状況を紹
介し、電子署名規格の検討において日本のアウトプットを参考にするよう誘導した。
2)リモートサービスガイドライン
ISOのTR成立を受け、ISOとの整合性を確保するためのJAHIS標準の改正を実施した。また、HELICSへの提案
は検査システム委員会の申請状況をみて調整することとした。
3)HPKI
HPKI認証フレームワークの検討を実施した。認証用ICカードガイドライン、認証用電子署名ガイドラインのJAHIS
標準化を実施した。
4)診療録電子保存ガイドライン
「医療情報システムの安全管理のガイドライン」の改訂を受け、JAHIS標準の改訂作業に着手した。
5)情報セキュリティマネジメント
医療分野における情報システムのプロテクションプロファイルについてISOにおいて規格化の動きが出てきたた
め、ISO対応として検討を実施した。
6)個人情報保護
技術的対策としてのアクセス制御、監査証跡に関する検討を継続して実施した。特に監査証跡についてはJAHIS
標準の改定を実施した。
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
28
保健医療福祉情報システム工業会
昨年度のトピックス:
(1)リモートサービスセキュリティWG
ISO TR 11633 Health informatics ― Information security management for
remote maintenance of medical devices and medical information systems が制定
されたことを受けJAHIS標準もISOの体裁に合わせて「リモートサービスセキュリティ
ガイドラインV2.0」として改定した。
(2)HPKI対応ICカードガイドライン検討WG
HPKI認証フレームワークを検討し、認証用ICカードガイドライン、認証用電子署名
ガイドラインのJAHIS標準化を行った。
(3)電子保存WG
JAHIS標準 「保存が義務付けられた診療録の電子保存ガイドライン」の第二版を
出版した。
(4)監査証跡WG
JAHIS標準「ヘルスケア分野における監査証跡のメッセージ標準規約Ver.1.1」を出
版した。
各WGで取り組んできた成果が各々JAHIS標準としてまとまった!
・リモートサービスセキュリティガイドラインV2.0
・HPKI電子認証ガイドライン V1.0
・HPKI対応ICカードガイドラインVer2.0
・ヘルスケア分野における監査証跡のメッセージ標準規約Ver.1.1
・保存が義務付けられた診療録の電子保存ガイドラインV2.0
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
29
保健医療福祉情報システム工業会
今年度の事業計画
1)ISO/TC215WG4、HL7対応
ISOについてはベンダーとしての意見の集約および国内対策委員会への提案を実施する。患者安全関
連規格については電子カルテ委員会、標準化推進部と連携して対応する。HL7セキュリティWGについ
てはRBAC、電子署名などの規格についてISOとの整合性の確保などを目的として積極的に対応を実
施する。また、ISO/TC215WG4、HL7については、標準化推進部の支援を受けながらこれに対応する。
2)リモートサービスガイドライン
当面必要となる標準化作業が昨年度に完了したことを受け、HELICSへの提案検討などの普及に向け
た活動を実施する。
3)HPKI
当面必要となる標準化作業が昨年度に完了したことを受け、HELICSへの提案検討などの普及に向け
た活動を実施する。
4)診療録電子保存ガイドライン
「医療情報システムの安全管理のガイドライン」の改定の状況をウオッチし、JAHIS標準の改定を実施
する。
5)情報セキュリティマネジメント
ISOにおける検討に対応し、医療分野における情報システムのプロテクションプロファイル策定に関す
る検討を実施する。必要があればJAHIS標準として新規作業項目提案を実施する。
6)個人情報保護
技術的対策としてのアクセス制御、監査証跡に関する検討を継続して実施する。特にアクセス制御に
ついてはJAHIS標準もしくは技術文書として新規作業項目提案を実施する。
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
30
保健医療福祉情報システム工業会
相互運用性委員会
メッセージ交換専門委員会
HIS-薬剤部門メッセージ交換標準化WG
HIS-RISメッセージ交換標準化WG
病名情報メッセージ交換標準化WG
データ互換性専門委員会
実証実験WG
注射処置標準化WG
基本データセット適用ガイドラインWG
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
保健医療福祉情報システム工業会
昨年度の活動報告
(1) JAHIS標準類の策定
・ 内視鏡データ交換規約 Ver.2.0
・ 注射データ交換規約 Ver.1.0
(2) 標準化プロジェクトの推進、HL7普及活動
・ 経産省「相互運用性実証事業」の成果を活用し、2009年10月26~30日に、
東京都立産業貿易センター台東館(IHE-J コネクタソン会場)にて、5社が参加
した実証実験を行った。
・ 放射線データ交換規約 Ver.2.1 はIHE-Jコネクタソン2009(放射線分野のHL7
部分)の基本仕様に採用されている。コネクタソンでの課題整理やHL7バリデー
ションツール(日本IHE協会で開発)についても協議した。
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
32
保健医療福祉情報システム工業会
昨年度のトピックス:JAHIS標準類の策定
■
注射データ交換規約 Ver.1.0
経産省「相互運用性実証事業」の成果を活用し、施用単位でのデータ授受
に対応した「注射データ交換規約Ver.1.0」の標準原案を作成。2010年6月
にJAHIS標準として制定された。
注射データ交換規約Ver.1.0
・施用単位でのデータ交換
・30回のWGにて取り纏め
内視鏡データ交換規約 Ver.2.0
■
内視鏡データ交換規約 Ver.2.0
医用画像システム専門委員会の内視鏡部門システムWGと合同で検討し、
内視鏡検査の実施情報に対応した「内視鏡データ交換規約Ver.2.0」の
標準原案を作成。2010年5月にJAHIS標準として制定された。
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
33
保健医療福祉情報システム工業会
昨年度のトピックス:実証実験
■
実施期間
2009年10月26日(月)~ 10月30日(金)
■
実施場所
東京都立産業貿易センター台東館(IHE-J コネクタソン会場)
■
実施テーマ
データ互換性の患者基本情報、病名情報、オーダ情報(処方)の 3テーマ
(経産省「相互運用性実証事業」の成果を活用)
■
参加会社
(株)ソフトウェアサービス、日本アイ・ビー・エム(株)、日本電気(株)、
(株)日立製作所、富士通(株) の 5社
■
実施結果
全社合格
日本IHE協会「コネクタソン2009」
今年度のIHE-Jコネクタソンは
10月18日(月)~10月22日(金)
に開催予定
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
34
保健医療福祉情報システム工業会
今年度の活動計画
(1) 各分野でのデータ交換規約及び実装ガイドラインの策定
・既存の標準類(放射線データ交換規約や処方データ交換規約、基本データセット
適用ガイドラインなど)については、関連する標準類との整合性確保を図りながら、
より実践的なものにすべく機能拡張を図っていく。
・これまで十分な検討がされていないテーマ(病理データ交換規約や院外処方せん
データ交換規約など)については、部会や委員会を超えて合同で検討を行う。
(2) 実証実験
・経産省「相互運用性実証事業」の成果を活用し、過去5年間(実証事業の3年間を
含む)行ってきた実証実験の実績をもとに、日本HL7協会や日本IHE協会などとの
連携を強化する。
・各種ツールの整備やテーマの拡大も検討する。
(3) HL7普及活動
・各プロジェクトの成果をJAHIS標準に反映すべく、関連委員会/WGと密接に連携
しながらHL7の普及推進活動を行う。また、JAHIS標準類のHELICS申請も行う。
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
35
保健医療福祉情報システム工業会
ご清聴ありがとうございました。
All Rights Reserved ,Copyright ©JAHIS
36