所 在 が わ か ら ぬ ま ま 正 体 を つ き と め ず に 時 を 移 し て い た が 、 明 治 十 年 静 遠 没 後 ま も な く に 出 版 さ れ た こ と と 推 測 さ れ る 。 も う 一 人 の 選 者 渡 先 人 書 之 ︵ ﹂ 癸 未 は 西 暦 一 八 八 三 年 ︶ と 記 し て い る の で 、 こ の 書 は 平 賀 平 賀 静 遠 ﹂ と し て 、 平 賀 静 遠 の 七 律 二 首 を 引 き 、 ﹁ 癸 未 五 月 男 卯 之 助 代 二 五 六 ︶ 。 原 本 の 部 竹 園 は 、 伯 耆 の 人 と し て 、 ﹃ 風 月 小 誌 ﹄ 等 に 散 見 す る が 、 未 詳 。 あ る 知 ら れ ぬ テ キ ス ト が 多 数 あ る 。 こ の ﹃ 伊 坂 新 輯 ﹄ の コ ピ ー も 、 原 本 の 図 書 館 蔵 入 谷 文 庫 日 本 漢 詩 文 関 係 資 料 目 録 ﹂ ︶ 。 そ の 中 に は 、 世 に と 東 ア ジ ア ︵ ア ジ ア 所 遊 収 学 ︶ で 1 言 3 及 5 し ︶ た ﹄ こ と 芦 が 田 あ 耕 る 一 。 ・ 本 原 文 豊 末 二 尾 編 近 く 勉 に 誠 ﹁ 出 故 版 二 〇 一 〇 年 七 月 二 〇 〇 六 年 三 月 ﹁ 島 根 県 立 て 、 そ の 日 本 漢 詩 文 関 係 の 資 料 整 理 に 預 か ら せ て 頂 い た こ と が あ る ︵ ﹃ 島 蔵 書 は 、 島 根 県 立 図 書 館 に 入 谷 文 庫 と し て 収 め ら れ て い る 。 私 は か つ 故 入 谷 仙 介 島 根 大 学 法 文 学 部 名 誉 教 授 ︵ 一 九 三 三 ∼ 二 〇 〇 三 ︶ の 旧 て 私 も 、 ﹁ ﹃ 風 月 小 誌 ﹃ ﹄ 風 流 新 誌 ﹄ ・ 篠 田 謙 治 ﹃ 松 江 竹 枝 ﹄ ︵ ﹂ ﹃ 出 雲 文 化 圏 遠 ︵ 半 助 。 一 八 八 三 没 ︶ は 、 明 治 初 期 出 雲 漢 詩 壇 の 中 心 人 物 で 、 か つ 調 査 不 十 分 で 現 在 の 消 息 は わ か ら な い ま ま で あ る 。 選 者 の 一 人 平 賀 静 る の で 、 米 子 の 人 、 渡 邊 忠 男 ︵ 漢 詩 人 ︶ の 蔵 本 で あ っ た と 思 わ れ る が 、 大 言 語 文 化 ﹄ 第 二 〇 巻 九 七 ∼ 一 二 〇 頁 キ ー ワ ー ド 伊 坂 新 輯 、 平 賀 静 遠 、 渡 部 竹 園 、 出 雲 漢 詩 壇 、 明 治 初 期 −1 8 6− 明 治 初 期 の 出 雲 漢 詩 壇 を う か が う 上 で 貴 重 な 資 料 で あ り 、 こ こ に 翻 刻 す る 。 摘 島 根 県 要 立 図 書 館 入 谷 文 庫 所 蔵 の ﹃ 伊 坂 新 輯 ︵ ﹄ コ ピ ー ︶ は 、 明 治 十 六 年 頃 に 、 お そ ら く 松 江 で 発 行 さ れ た 、 漢 詩 同 人 文 芸 誌 で あ る 。 ︻ 資 料 紹 介 ︼ & " ! # % $ " 入 フ ァ イ ル ! 3 ︱ B 代 の 、 山 陰 地 方 の 漢 詩 壇 の 状 況 を 知 る た め に 貴 重 な 資 料 で あ り 、 将 来 ! 三 九 い は 、 竹 園 の 号 で 知 ら れ た 渡 辺 恭 平 ︵ 一 八 四 二 ∼ 一 八 八 六 。 米 子 の 医 コ ピ ー は 全 十 枚 ︵ 整 理 番 号 の 原 本 発 見 を 期 待 し て 、 こ こ に 翻 刻 紹 介 す る 。 : 山 陰 研 究 ︵ 第 六 号 ︶ 二 〇 一 三 年 十 二 月 情 報 に つ い て は 何 も 記 さ れ て い な い 。 ﹁ 渡 邊 忠 男 蔵 本 ﹂ の 所 蔵 印 が 見 え ︵ 島 根 大 学 法 文 学 部 ︶ 要 木 純 一 の 説 明 や 校 訂 を 加 え た 。 ﹁ 芦 ﹂ 等 字 体 が 混 在 し て い る 場 合 は 、 原 文 通 り に し た 。 ︻ ︼ 内 に 要 木 泉 印 ︻ 篆 刻 。 泉 字 不 審 ︼ 袖 浦 夕 照 明 治 癸 未 之 夏 石 碧 印 湖 ︻ 篆 刻 ︼ 誤 解 を 避 け る た め に 、 旧 体 字 の ま ま に し て い る と こ ろ が あ る 。 ﹁ 蘆 ﹂ 、 ︻ 見 開 き ・ 宍 道 湖 の 絵 ︼ ビ ア 数 字 で 振 っ た 。 漢 字 の 表 記 は 常 用 漢 字 体 を 基 本 と し た が 、 一 部 、 が 、 文 脈 に よ り 適 宜 正 字 に 改 め た 。 便 利 の た め に 、 作 品 に 連 番 を ア ラ り な く 補 っ た 。 原 文 で は 、 ﹁ 己 ﹂ 、 ﹁ 已 ﹂ 、 ﹁ 巳 ﹂ 字 の 区 別 等 明 確 で は な い が 、 印 刷 の か す れ 等 で 明 ら か に 欠 け て い る と 判 断 し た も の は 、 特 に 断 施 し た 。 傍 点 は 、 評 の 内 容 に か か わ る の で で き る だ け 原 文 通 り 振 っ た 原 文 は 詩 の 部 分 の み 句 点 が 施 さ れ て い る が 、 凡 例 や 評 の 部 分 も 要 木 が た 。 た と え ば 、 作 者 名 の 下 の 小 字 注 を 本 文 と 同 ポ イ ン ト 、 同 行 に し た 。 廸 吉 甫 ︻ 篆 刻 ︼ 黄 石 題 ︻ 大 字 ︼ 驪 珠 ︻ 一 葉 表 裏 に わ た っ て 題 字 ︼ 渡 邊 忠 男 蔵 本 ︻ 蔵 書 印 ︼ 天 与 閑 ︻ 篆 刻 ︼ ︻ 岡 本 黄 石 題 字 ︼ 黄 石 髯 叟 ︻ 篆 刻 ︼ や 大 き さ な ど の レ イ ア ウ ト は 、 原 典 を 再 現 す る こ と に 意 を 注 が な か っ 翻 刻 に つ い て は 、 内 容 を 正 確 に 伝 え る こ と に 重 き を お き 、 字 の 配 置 後 巻 並 載 山 村 、 渡 部 二 翁 之 所 下 。 −1 8 5− べ き こ と は 沢 山 あ る が 、 準 備 が 不 足 し て い る の で 、 後 日 を 期 し た い 。 一 本 篇 詩 順 次 、 独 以 選 者 胸 臆 定 之 。 如 其 批 点 、 前 巻 唯 係 選 者 之 所 加 。 輯 ﹄ の 命 名 の 由 来 、 詩 人 達 の 出 身 地 ・ 経 歴 等 、 調 査 す べ き こ と 、 論 ず 載 鴨 山 、 風 月 、 風 流 等 誌 者 、 亦 不 収 録 。 不 欲 其 複 出 也 。 が 付 さ れ 、 書 誌 情 報 は 載 っ て い な い 。 裏 表 紙 の コ ピ ー は な い 。 ﹃ 伊 坂 新 一 本 篇 稿 本 一 随 投 寄 而 録 之 。 然 剽 窃 其 古 句 及 他 人 詩 者 、 一 切 削 之 。 且 に 誤 っ て い る ︵ し た が っ て ﹁ 五 ﹂ の 葉 数 が 重 複 す る ︶ 。 末 尾 に 正 誤 二 件 る 。 す べ て で 、 七 葉 表 裏 。 但 し 、 第 六 葉 に つ い て は 、 魚 尾 の 葉 数 が ﹁ 五 ﹂ 湖 か 。 明 治 松 江 の 画 家 ︶ の 宍 道 湖 図 が 収 め ら れ た 後 に 、 本 文 が 開 始 す ︻ 一 表 本 紙 篇 裏 非 ・ 敢 凡 販 例 鬻 凡 ︼ 焉 例 者 。 唯 頒 之 遐 邇 投 寄 諸 君 而 已 。 を 訪 れ た 岡 本 黄 石 ︵ 幕 末 か ら 明 治 の 漢 詩 人 ︶ の 題 字 、 碧 湖 ︵ 小 豆 沢 碧 十 枚 で 完 結 し て い る よ う で あ り 、 全 貌 は よ く わ か ら な い 。 当 時 、 松 江 伊 坂 新 輯 巻 之 上 ︻ 大 字 ︼ ﹁ 巻 上 ﹂ が 付 さ れ て お り 、 下 巻 の 存 在 が 推 測 さ れ る が 、 内 容 は こ の コ ピ ー 姓 の 字 が 違 う の が 不 審 。 題 簽 や 見 開 き の 題 名 に は 、 そ れ ぞ れ ﹁ 巻 之 上 ﹂ 、 者 ・ 漢 学 者 。 ﹃ 鳥 取 県 大 百 科 事 典 ﹄ 所 収 ︶ と 同 一 人 物 か と も 考 え る が 、 渡 部 竹 園 先 生 選 平 賀 静 遠 先 生 ︻ 表 紙 ・ 題 簽 ︼ 翻 刻 ﹃ 伊 坂 新 輯 ︵ ﹄ 要 木 純 一 ︶ 四 〇 翻 刻 ﹃ 伊 坂 新 輯 ︵ ﹄ 要 木 純 一 ︶ 四 一 飛! 鳥! 山! 4 頭! 東 花! 都 欲! 雑 燃! 吟 。 狐! 石 王! 上 廟! 松 畔! 園 草! 如! 烟! 。 遊! 人! 已! 去! 斜! 陽! 寂! 。 一! 抹! 紅! 霞! 倒! 映! 天! 。 縹 渺 烟 9 波 西 遙 村 客 某 途 転 。 任 別 之 来 江 誰 州 与 。 共 別 清 後 娯 有 。 此 琶! 寄 湖! 。 金! !! 松 伝! 田 天! 淞 下! 雨 。 孰! 若! 松! 江! 巨! 口! 鱸! 。 趣 。 往 々 在 村 野 間 。 静 遠 云 。 三 四 如 見 。 竹 園 云 。 真 是 有 声 之 画 。 蘭 窓 云 。 詩 家 真 蘭 窓 云 。 写 得 妙 。 苔 洲 云 。 濃 錦 真 景 如 画 。 勉 斎 云 。 実 況 宛 然 。 竹 園 云 。 如 画 。 苔 洲 云 。 全 篇 合 作 。 三 四 流 暢 。 勉 斎 云 。 温 柔 句 調 。 其 人 可 想 。 閑 遊 半 3 日 秋 晩 日 初 散 帰 策 。 沿 三 岸 島 漁 睡 家 雨 半 掩 扉 。 芦○ 白○ 蓼○ 紅○ 斜○ 照○ 澹○ 。 一○ 川○ 秋○ 色○ 映○ 人○ 衣○ 。 雨! 晴! 三! 8 十! 乃 六! 木 湾! 濱 々! 即 。 矚 明! 鏡! 仝 光! 凝! 杳! 渺! 間! 。 隔! 岸! 夕! 陽! 将! 尽! 処! 。 落! 霞! 紅! 襯! 鰐! 淵! 山! 。 誰 無 此 感 。 蘭 窓 云 。 合 作 。 中 村 笠 山 云 。 音 調 軽 麗 。 且 東 山 二 字 湊 合 妙 。 勉 斎 云 。 苟 有 情 者 、 況 笠 者 山 。 云 。 蘭 此 窓 松 云 江 。 夏 一 夜 二 之 天 真 籟 景 、 、 三 而 四 僕 人 楼 籟 命 。 曰 橋 声 舟 語 之 処 、 尤 共 此 涼 苔 洲 云 。 三 四 意 想 絶 佳 。 平 賀 静 遠 云 。 流 麗 温 雅 。 七 絶 能 品 。 枕 水 層 7 々 分 両 郡 岸 橋 楼 即 。 目 々 々 犬 倒 山 影 石 落 榴 清 流 。 今! 霄! 乗! 月! 納! 涼! 客! 。 半! 在! 橋! 頭! 半! 在! 舟! 。 柳! 外! 清! 2 流! 春 花! 夜 外! 感 峯! 懐 。 麗! 自 都! 註 猶! 記! 謝 旧! 安 遊! 蓄 蹤! 清 。 雲 春! 朗 風! 月 一! 二 夜! 妓 吹! 痴! 勝 夢! 田 。 睡 恍! 仙 看! 東! 山! 雲! 月! 容! 。 窓 云 。 能 言 不 経 此 地 者 則 不 解 此 味 。 竹 園 云 。 奇 抜 。 −1 8 4− 山 村 勉 斎 云 。 半 入 画 、 半 入 夢 。 坂 本 蘭 窓 云 。 如 身 在 其 境 。 往 々 見 桜 雲 藤 浪 于 松 杉 雑 樹 之 間 。 今 誦 此 詩 、 恍 如 重 過 其 境 。 苔 洲 云 。 僕 去 年 輿 疾 自 京 師 帰 、 時 方 五 月 初 旬 、 板 井 原 、 根 雨 途 蘭 上 、 河 野 苔 洲 云 。 明 石 実 景 。 渡 部 竹 園 云 。 実 況 宛 然 。 語 亦 流 暢 可 誦 。 松○ 青○ 沙○ 1 白○ 自 看○ 明 将○ 石 尽○ 抵 。 浪 月○ 華 掛○ 舟 須○ 中 磨○ 第○ 倉 幾○ 鋪 湾○ 春 。 山 帆! 影! 依! 微! 掠! 淡! 山! 。 漁! 歌! 断! 続! 島! 雲! 間! 。 千! 尺! 危! 6 崖! 板 勢! 井 欲! 原 崩! 道 。 中 渓! 雲! 繞! 倉 脚! 鋪 路! 春 崚! 山 !! 。 深! 山! 五! 月! 猶! 春! 色! 。 白! 処! 桜! 花! 紫! 処! 藤! 。 伊 坂 新 輯 巻 上 渡 部 竹 園 ︻ 本 文 ︼ 平 賀 静 遠 選 蘭 窓 云 。 真 蝦 夷 人 詩 。 其 情 状 可 想 。 苔 洲 云 。 風 土 之 異 、 宛 在 目 睫 。 竹 園 云 。 風 土 之 詩 、 宜 如 是 。 八! 月! 蝦! 5 夷! 蝦 寒! 夷 刺! 人 肌! 。 仝 家! 々! 早! 已! 授! 綿! 衣! 。 土! 人! 不! 厭! 風! 霜! 緊! 。 赤! 脚! 窺! 魚! 立! 石! 磯! 。 苔 洲 云 。 亦 復 実 景 。 勉 斎 云 。 使 人 喚 起 往 夢 。 竹 園 云 。 似 竹 枝 。 笠 山 云 。 我 猶 不 堪 聴 。 況 深 閨 思 婦 乎 。 詩 人 之 用 意 、 蓋 如 此 。 蘭 虫! 声! 喞!1 3 々! 秋 和! 夜 檐! 聴 鈴! 虫 。 枕! 倉 上! 鋪 残! 春 燈! 山 痩! 似! 蛍! 。 休! 向! 深! 閨! 訴! 愁! 事! 。 佳! 人! 独! 夜! 不! 堪! 聴! 。 苔 洲 云 。 這 般 風 情 、 不 啻 一 刻 千 金 蘭 。 窓 云 竹 。 園 如 云 不 。 経 細 錬 膩 磨 可 而 愛 成 。 者 。 笠 山 云 。 金 衣 公 子 、 豈 欲 学 烏 鵲 耶 。 勉 斎 云 。 熟 字 用 来 有 力 。 蘭 窓 云 。 孔 明 亦 応 首 肯 於 地 下 乎 。 呵 々 。 ︻ 堆 は も と 推 に 作 る 。 今 正 す ︼ 簇 々 塵 1 2 氛 孔 満 明 太 耕 空 隴 。 畝 孫 図 曹 何 小 事 堀 謾 武 争 岳 雄 。 誰! 知! 鼎! 足! 三! 分! 業! 。 已! 熟! 当! 年! 隴! 畝! 中! 。 春! 色! 悩!1 7 人! 春 眠! 夜 不! 成! 高 。 橋 半! 春 簾! 流 花! 影! 月! 三! 更! 。 微! 風! 攪! 破! 栖! 鶯! 夢! 。 梨! 雪! 堆! 中! 乍! 一! 声! 。 山 翁 悪 其 不 為 杜 康 之 忠 臣 乎 。 竹 園 云 。 茶 経 字 下 得 不 苟 。 笠 山 云 。 陸 羽 之 忠 臣 。 蘭 窓 云 。 初 夏 之 景 況 写 得 勉 好 斎 。 云 。 笠 知 則 竹 。 宛 園 然 云 独 。 無 仙 外 境 物 。 引 者 笠 。 山 云 蘭 。 窓 其 云 詩 。 如 佳 此 作 、 。 其 佳 人 調 可 。 想 此 。 詩 佳 勉 味 斎 、 云 亦 。 少 其 人 人 ︻ 櫺 は も と 擂 に 作 る 。 正 誤 に 因 り て 正 す ︼ 満! 山! 新!1 1 緑! 初 滴! 夏 !! 偶 櫺! 成 。 細! 池 雨! 尻 瀟! 含 々! 春 昼! 掩! !! 。 花! 落! 花! 開! 春! 若! 夢! 。 杜! 鵑! 声! 裡! 閲! 茶! 経! 。 深 々 庭 1 6 院 夏 漏 日 声 閑 遅 居 。 緑 宮 樹 脇 陰 栗 中 堂 雨 霽 時 。 枕! 上! "! 書! 和! 夢! 読! 。 此! 間! 幽! 味! 少! 人! 知! 。 蘭 窓 云 。 三 四 妙 甚 。 想 勉 。 斎 云 。 奇 図 。 −1 8 3− 竹 園 云 。 奇 想 。 蘭 窓 云 。 浴 後 観 月 、 其 快 亦 可 実 然 。 余 曽 宿 八 杉 先 鐘 楼 、 独 夜 夢 醒 、 事 在 二 十 年 前 。 遽 然 回 想 。 如 三 四 所 言 。 故 深 見 此 詩 之 妙 。 詩 之 貴 実 際 可 以 知 已 。 勉 斎 云 。 浴 罷 凭 1 5 欄 浴 一 後 事 作 無 。 田 疎 中 簾 発 半 斎 掲 撚 吟 鬚 。 松! 間! "! 出! 前! 峰! 月! 。 宛! 似! 双! 龍! 争! 玉! 図! 。 却 有 味 。 笠 山 云 。 予 楼 居 隔 水 而 有 花 街 。 毎 深 夜 夢 醒 、 乃 聴 鄭 声 、 苔 洲 云 。 春 夜 諸 作 、 並 皆 佳 。 此 篇 最 流 麗 。 竹 園 云 。 幽 窓 聴 艶 声 、 蘭 窓 云 。 山 民 口 吻 。 桜! 雲! 籠!1 0 月! 春 々! 夜 朧! 即 明! 事 。 夢! 吉 醒! 儀 幽! 秋 窓! 海 夜! 幾! 更! 。 何! 処! 楼! 台! 筵! 未! 散! 。 風! 伝! 嫋! 々! 管! 弦! 声! 。 自 起 艶 情 。 笠 山 云 。 辞 婉 情 深 。 無 窘 苦 之 態 。 真 得 春 詞 之 体 者 。 勉 斎 云 。 視 之 公 子 行 。 可 謂 短 刀 直 入 。 竹 園 云 。 好 春 詞 。 使 読 者 愛 名 山 者 、 果 入 何 処 耶 。 金 # 、 松 江 之 銀 鱸 、 晋 秦 匹 敵 、 詩 人 之 権 衡 、 亦 可 喜 矣 。 苔 洲 云 。 不 免 偽 唐 之 目 。 翻 刻 ﹃ 伊 坂 新 輯 ︵ ﹄ 要 木 純 一 ︶ 静 蘭 遠 窓 云 云 。 。 三 取 四 鱸 軽 乎 妙 。 。 取 # 笠 乎 山 。 云 吾 。 取 鱸 勉 琶 斎 湖 。 云 之 。 佳 人 深 1 4 坐 春 遅 詞 郎 過 村 。 上 奈 小 此 琴 纏 綿 暗 恨 何 。 翡! 翠! 重! 簾! 不! 堪! 捲! 。 梅! 花! 細! 雨! 暮! 寒! 多! 。 窓 云 。 読 之 一 過 、 愁 情 頓 起 。 四 二 翻 刻 ﹃ 伊 坂 新 輯 ︵ ﹄ 要 木 純 一 ︶ 全 竹 璧 園 。 云 。 流 麗 、 晩 唐 口 気 。 勉 斎 云 。 何 春 色 悩 人 乎 。 蘭 窓 云 。 竹 園 云 。 竹 風 警 疎 懶 、 新 奇 。 蘭 窓 云 。 三 四 奇 警 。 四 三 ︻ ! は も と 句 に 作 る 。 正 誤 に 因 り て 正 す ︼ 春! 院! 深!2 2 沈! 春 軟! 昼 午! 風! 勝 。 田 落! 睡 花! 仙 無! 力! 点! 簾! !! 。 夢! 魂! 栩! 々! 追! 胡! 蝶! 。 迷! 在! 艶! 雲! 香! 霧! 中! 。 午 睡 昏 2 7 々 竹 与 窓 枕 午 親 睡 。 囲 平 窓 林 嫩 緑 竹 香 翠 陰 ! 。 愛! 渠! 似! 警! 吾! 疎! 懶! 。 颯! 々! 清! 風! 吹! 夢! 頻! 。 竹 園 云 。 悽 愴 自 有 悲 秋 之 意 。 蘭 窓 云 。 命 意 造 語 極 佳 。 蘭 窓 云 。 三 四 、 無 限 意 思 。 凄 風 冷 2 1 露 咏 欲 胡 消 枝 魂 花 。 午 佐 枕 草 紅 翠 留 石 三 寸 痕 。 最! 是! 多! 情! 悩! 人! 処! 。 柔! 條! #! 娜! 月! 黄! 昏! 。 鳴 鹿 ! 2 6 々 宿 夜 奈 奈 良 何 。 相 満 見 窓 湘 霜 雨 気 客 愁 多 。 秋! 高! 三! 笠! 山! 頭! 月! 。 想! 見! 晁! 卿! 望! 国! 歌! 。 竹 園 云 。 有 趣 。 蘭 窓 云 。 佳 品 。 蘭 窓 云 。 道 得 自 有 風 致 。 " 溂 鱸 2 0 魚 秋 上 江 釣 漁 竿 父 。 図 船 頭 三 吹 島 火 睡 暮 雨 江 寒 。 稚! 児! 沽! 酒! 帰! 来! 晩! 。 月! 白! 芦! 花! 十! 里! 灘! 。 静 遠 云 。 夜 泊 情 景 、 宛 然 如 覩 。 笠 山 云 。 翻 用 楓 橋 夜 泊 之 意 亦 好 。 帰 来 釣 2 5 艇 寒 繋 江 崖 夜 松 泊 。 不 佐 識 次 中 春 宵 渓 雪 圧 峯 。 月! 落! 烏! 啼! 天! 欲! 暁! 。 篷! 窓! 和! 夢! 聴! 寒! 鐘! 。 −1 8 2− 如 華 勉 覩 港 斎 。 口 云 矣 。 。 " 然 又 、 云 爽 。 然 作 。 燈 火 笠 光 山 連 云 如 。 何 一 。 読 、 蘭 恍 窓 然 云 如 。 身 一 航 読 明 、 石 光 海 景 而 宛 向 然 浪 三 四 奇 警 。 竹 園 云 。 宋 人 佳 境 。 勉 斎 云 。 余 亦 云 。 蓋 自 三 四 也 。 蘭 窓 云 。 目! 送! 飛!1 9 禽! 到 接! 浪 翅! 華 還! 舟 。 中 遠! 鐘! 平 声! 林 度! 緑 暮! 香 烟! 間! 。 揖! 夫! 遽! 告! 浪! 華! 近! 。 燈! 焔! 遙! 明! 天! 保! 山! 。 寒 雲 散 2 4 尽 冬 夕 日 陽 煎 鮮 茶 。 起 仝 掬 渓 流 手 自 煎 。 軽! 暖! 忽! 生! 紙! 窓! 下! 。 凍! 蠅! 皷! 翼! 破! 茶! 烟! 。 云 。 流 暢 可 愛 。 苔 洲 云 。 質 直 。 笠 山 云 。 事 已 似 白 楽 天 。 詩 又 似 白 楽 天 。 蘭 窓 聞 老 狐 之 声 寥 々 峭 々 。 蘭 窓 云 。 怯 寒 翁 袖 手 状 如 覩 。 竹 園 云 。 袖 手 字 下 得 妙 。 勉 斎 云 。 自 僕 等 山 間 之 客 観 之 、 則 文 外 楓! 葉! 荻!1 8 花! 秋 秋! 江 峭! 夜 然! 泊 。 空! 村 江! 上 月! 小 冷! 琴 不! 堪! 眠! 。 琵! 琶! 一! 曲! 千! 行! 涙! 。 又! 湿! 青! 衫! 憶! 楽! 天! 。 禿 木 枝 2 3 頭 寒 凍 月 月 団 宮 。 脇 満 栗 庭 堂 霜 気 夜 将 闌 。 中 秋 過 去 無 人 賞 。 唯○ 有○ 吟○ 翁○ 袖○ 手○ 看○ 。 勤 王 殉 国 、 視 乎 塚 中 之 人 。 何 等 奇 想 。 恨 不 清 々 読 之 矣 。 竹 園 云 。 第 二 句 、 恐 欠 錬 鍛 。 作 我 来 弔 古 併 傷 春 、 何 如 。 笠 山 云 。 菊! 痩! 蘭!3 8 香! 蘭 清! 菊 又! 合 奇! 図 。 写! 山 来! 本 秋! 習 色! 斎 両! 相! 宜! 。 畢! 生! 不! 肯! 因! 人! 熱! 。 笑! 立! 西! 風! 弄! 逸! 姿! 。 得 春 夜 景 逼 真 。 路 上 桜 3 2 花 正 飛 平 作 塚 塵 。 足 叫 立 禽 盤 也 嶽 似 慨 西 巡 。 残! 碑! 剥! 落! 正! 平! 字! 。 応! 是! 勤! 王! 殉! 国! 人! 。 竹 園 云 。 最 作 好 、 如 何 。 勉 斎 云 。 恐 是 陳 套 。 蘭 窓 云 。 三 四 写 苔 洲 云 。 春 初 夜 興 、 使 人 想 像 不 已 。 静 遠 云 。 似 楊 誠 斎 声 口 。 是 知 也 。 蘭 窓 云 。 一 読 冷 然 。 笠 山 云 。 是 茗 仙 之 佳 境 、 酒 仙 之 所 不 知 。 勉 斎 云 。 不 知 為 不 知 、 衾! 爐! 暖!3 7 処! 春 睡! 夜 将! 成! 勝 。 田 掌○ 睡 上○ 仙 残○ 書○ 墜○ 有○ 声○ 。 最! 是! 梅! 窓! 深! 夜! 月! 。 暗! 香! 疎! 影! 逼! 人! 清! 。 茶 後 不 3 1 眠 渓 心 辺 爽 夜 然 遊 。 半 宮 宵 川 移 朗 杖 斎 歩 渓 辺 。 清 閑 恰 若 遊 仙 境 。 静! 聴! 涓! 々! 月! 下! 泉! 。 蘭 窓 云 。 不 覚 暁 。 宜 矣 、 帯 夢 聞 。 勉 斎 云 。 帯 夢 作 夢 已 、 如 何 。 竹 園 云 。 似 閨 詞 。 勉 斎 云 。 盍 秉 燭 遊 。 暁! 色! 依!3 6 微! 春 猶! 暁 未! 分! 佐 。 藤 梨! 静 花! 江 残! 月! 護! 香! 雲! 。 幽 人 未 肯 収 衾 枕 。 一 囀 流 鶯 帯 夢 聞 。 軽 寒 脈 3 0 々 春 襲 夜 吟 即 身 事 。 孤 花 座 井 幽 復 窓 軒 有 影 親 。 淡 月 悩 人 眠 不 得 。 桜! 雲! 梨! 雪! 一! 簾! 春! 。 号 哭 之 声 動 四 辺 。 秋 霽 之 勉 曳 3 5 語 斎 ! 秋 。 云 吟 日 。 且 吟 路 行 行 上 。 、 郊 白 枕 村 谷 上 十 楓 、 里 江 真 夕 詩 陽 府 明 。 。 也! 竹 知! 園 僻! 云 邑! 。 文! 方 華!! 今 洽 日 。! 向 隔! 開 水! 明 家! 、 々! 是 誦! 実 読! 際 声 。 −1 8 1− 笠 山 云 。 感 慨 溢 于 字 句 之 外 。 勉 斎 云 。 設 使 高 山 彦 九 郎 遇 此 況 、 瓦 坏 埋 2 9 処 過 惨 多 雲 賀 垂 城 。 墟 多 賀 仝 城 墟 鳥 語 悲 。 満! 野! 茫! 々! 秋! 草! 外! 。 夕! 陽! 影! 裡! 読! 残! 碑! 。 笠 山 云 。 流 麗 可 誦 。 蘭 窓 云 。 同 感 。 風 襲 衣 3 4 襟 春 夜 月 不 寒 小 。 原 幽 犀 庭 香 帯 酔 独 蹣 跚 。 可! 憐! 一! 片! 朦! 朧! 月! 。 人! 在! 海! 棠! 花! 下! 看! 。 海 笠 。 山 云 蘭 。 窓 予 云 亦 。 曾 一 為 気 此 呵 遊 成 。 也 屈 。 指 有 已 味 二 。 十 年 矣 。 今 読 此 詩 、 神 孤 飛 乎 錦 勉 斎 云 。 一 二 是 画 、 三 四 是 夢 。 蘭 窓 云 。 流 麗 可 誦 。 烟! 波! 影!2 8 冷! 錦 荻! 海 蘆! 釣 秋! 遊 。 聞 石 説 上 此 松 間 園 鯊 上 釣 。 香 餌 携 来 趁 晴 日 。 一! 竿! 夕! 照! 座! 軽! 舟! 。 春 天 ! 3 3 々 春 雨 雨 糢 糊 山 。 本 煙 習 裡 斎 峰 巒 澹 欲 無 。 一! 枕! 眠! 回! 日! 過! 午! 。 隣! 翁! 有! 約! 隔! 花! 呼! 。 翻 刻 ﹃ 伊 坂 新 輯 ︵ ﹄ 要 木 純 一 ︶ 四 四 静 遠 云 。 合 作 。 翻 刻 ﹃ 伊 坂 新 輯 ︵ ﹄ 要 木 純 一 ︶ 蘭 窓 云 。 琴 棋 消 日 、 高 人 幽 趣 、 可 羨 。 苔 洲 云 。 恨 乏 蘭 奇 窓 趣 云 。 。 僕 竹 亦 園 太 云 喜 。 中 在 元 中 月 元 。 児 女 喧 ! 之 際 、 孤 " 遣 情 。 幽 懐 可 想 。 四 五 茅 屋 三 4 3 間 山 倚 亭 緑 鎖 陰 夏 。 潺 島 湲 流 苔 水 園 洗 ︻ 塵 鎖 心 は 。 当 莫! に 言! 銷 夏! に 日! 作 難! る 消! べ 得! し 。 ︼ 已! 対! 棋! !! 又! 弄! 琴! 。 雪 尽 長 4 9 天 中 夜 元 色 清 小 。 原 満! 犀 庭! 香 涼! 露! 草! 虫! 鳴! 。 孤! 斟! 憐! 此! 中! 元! 月! 。 影! 在! 胡! 枝! 花! 上! 明! 。 云 。 今 古 同 感 。 静 遠 云 。 一 読 惨 然 。 勉 斎 云 。 故 悪 夫 四 十 五 十 而 無 聞 者 。 蘭 窓 竹 園 云 。 凄 " 可 誦 。 往 事 茫 4 2 々 懐 水 古 上 " 新 。 見 消 袖 魂 湖 今 日 涙 空 流 。 望 中 無 復 繁 華 跡 。 狐! 火! 吹! 青! 枯! 草! 秋! 。 半 夜 江 4 8 天 冬 雪 夜 未 泊 収 舟 。 篷 河 窓 津 月 厚 暗 斎 一 燈 幽 。 愁! 眠! 枕! 上! 疎! 鐘! 響! 。 宛! 似! 楓! 橋! 夜! 泊! 舟! 。 謂 真 佳 作 矣 。 竹 園 云 。 多 少 低 回 、 以 平 穏 之 語 述 之 妙 。 蘭 窓 云 。 無 限 感 慨 。 可 笠 山 云 。 巧 者 却 失 。 蘭 窓 云 。 何 等 好 風 景 。 日 冷 山 4 7 間 観 霜 楓 後 風 石 。 上 停 松 車 園 好 座 夕 陽 中 。 渓! 泉! 一! 帯! 鮮! 娟! 底! 。 雲! 錦! 紅! 涵! 両! 岸! 楓! 。 禁 園 深 4 1 鎖 紫 鳥 宸 声 殿 頻 。 足 四 立 顧 盤 寥 嶽 々 不 見 人 。 鳳! 輦! 不! 回! 環! 珮! 絶! 。 玉! 階! 桜! 樹! 為! 誰! 春! 。 勉 斎 云 。 唐 詩 換 骨 。 竹 園 云 。 多 少 感 傷 。 蘭 窓 云 。 杏 桃 何 無 情 。 −1 8 0− 勉 斎 云 。 可 吟 。 蘭 窓 云 。 歳 月 不 待 人 、 可 嘆 矣 。 園 荒 臺 4 6 損 廃 歴 邸 年 看 来 花 。 満 宇 逕 山 蕭 麗 々 水 没 緑 苔 。 独! 有! 杏! 桃! 存! 旧! 様! 。 春! 風! 無! 恙! 逐! 番! 開! 。 黄 梅 時 4 0 節 初 昼 夏 蕭 偶 然 成 。 疎! 村 懶! 上 最! 小 宜! 琴 貪! 午! 眠! 。 芳! 事! 茫! 々! 去! 無! 跡! 。 杜! 鵑! 声! 裡! 雨! 如! 烟! 。 竹 園 云 。 平 淡 有 味 。 勉 斎 云 。 愛 作 痩 、 何 如 。 竹 園 云 。 松 江 実 況 。 夜 市 声 4 5 収 壬 已 午 暁 新 天 年 。 日 佐 旗 藤 影 静 閃 江 入 新 年 。 寒! 厳! 梅! 柳! 無! 春! 色! 。 瓶! 裏! 閑! 花! 愛! 水! 仙! 。 舟 下 寒 3 9 流 冬 暁 日 売 松 鱸 江 。 雑 時 詩 看 宿 勝 雁 部 出 碧 枯 峰 芦 。 江! 雲! 散! 尽! 天! 如! 水! 。 漁! 笛! 一! 声! 残! 月! 孤! 。 果 有 此 心 。 可 謂 英 傑 矣 。 蘭 窓 云 。 真 是 良 友 。 静 遠 云 。 淡 々 下 筆 、 却 有 味 。 勉 斎 云 。 西 風 冷 字 。 換 頭 下 得 妙 。 竹 園 云 。 閑 中 富 貴 如 此 、 何 復 他 求 。 笠 山 云 。 同 感 。 蘭 窓 云 。 人 生 在 4 4 世 偶 似 成 蜉 蝣 野 。 津 富 温 貴 斎 功 名 何 用 求 。 幽 事 従 容 須 送 老 。 餘! 年! 日! 入! 酔! 郷! 遊! 。 四 葉 表 末 行 ︵ 句 ︶ は 、 ! 之 誤 。 二 葉 裏 正 四 誤 行 目 ︵ 擂 ︶ は 、 櫺 之 誤 。 竹 園 生 録 近 製 封 建 規 模 尽 削 除 。 壮 図 千 古 有 誰 知 。 于 今 郡 県 伝 遺 制 。 莫 是 当 年 経 略 餘 。 5 4 秦 始 皇 湘 波 簾 外 湿 香 塵 。 紫 態 紅 容 次 第 新 。 富 貴 花 開 応 在 近 。 一 園 雨 暖 玉 棠 春 。 5 3 春 日 雨 中 癸 未 五 月 男 卯 之 助 代 先 人 書 之 故 平 賀 静 遠 5 2 書 窓 雪 五 首 之 一 上 に げ 入 よ る 谷 る 。 仙 研 介 究 先 成 生 果 、 の ご 一 遺 部 族 で 、 あ 島 る 根 。 県 立 図 書 館 関 係 者 の ご 学 恩 に 感 謝 申 し 静 遠 云 。 流 暢 可 愛 。 笠 山 云 。 其 意 在 魚 、 而 不 在 鴎 。 故 可 以 伍 矣 。 期 山 山 間 陰 陰 地 研 域 究 文 セ 学 ン 関 タ 係 ー 年 資 ・ 度 料 山 の 陰 代 公 研 表 開 究 に プ 野 関 ロ 本 す ジ る ェ 瑠 プ ク 美 ロ ト ジ ェ ク ト こ の 翻 刻 は 、 翻 刻 ﹃ 伊 坂 新 輯 ︵ ﹄ 要 木 純 一 ︶ ︻ 終 ・ 裏 表 紙 コ ピ ー 無 し ︼ 1 3 0 2 −1 7 9− 蘭 窓 云 。 如 画 。 5 1 継 秋 響 晩 偶 成 蘆! 花! 吹!5 0 雪! 秋 洒! 江 孤! 晩 篷! 釣 。 残! 倉 日! 鋪 光! 春 寒! 山 野! 岸! 風! 。 移! 艇! 鴎! 辺! 閑! 下! 釣! 。 一! 江! 烟! 水! 晩! 濛! 々! 。 : 9 補 の 注 作 者 松 田 淞 雨 の 淞 は 本 湘 に 作 る 。 今 改 む 。 園 景 荒 蕪 秋 欲 過 。 垂 楊 ! 処 夕 陽 多 。 小 池 清 徹 明 如 鏡 。 翡 翠 窺 魚 立 敗 荷 。 :2 0 1 3−2 0 1 5 1 1 の 瀟 は 本 ! に 作 る 。 今 改 む 。 林 静 時 伝 折 竹 声 。 満 庭 積 雪 昼 三 更 。 読 書 易 辨 蠅 頭 字 。 間 却 窓 燈 一 夜 明 。 四 六 Reprint of “Isaka shinshu” 翻 刻 ﹃ 伊 坂 新 輯 ︵ ﹄ 要 木 純 一 ︶ YOGI Junichi (Faculty of Law and Literature, Shimane University) 〔A b s t r a c t〕 “Isaka shinshu” in Iritani Colection owned by Shimane Prefecture Library was published in about 1 8 8 3 in Matsue city. On this book we can see many Kanshi poems, most of which were made by famous poets who lived in Izumo district in early Meiji era. This is reprinting the book. Keywords:Isaka shinshu, Hiraga Seien, Watanabe Chikuen, Kanshi poem, early Meiji Era 四 七 −1 7 8−
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