富山県 第266号 2013 7月 協会報 タコノキ育つ峠道 大自然のシンフォニー 文化・交流のまち 黒部 黒部市長 堀内 康男 富山県北東部に位置する黒部市は、面積約 428k㎡、県全体の10%を占めます。 北アルプスを背景に、急峻な地形が魅力の“黒 部峡谷”、山麓に佇む美肌の湯“宇奈月温泉”、世 界屈指の扇形“黒部川扇状地”、神秘の生簀“富山 湾”へと続き、四季折々の表情と自然が奏でるシ ンフォニーが体感できる風光明媚な田園工業観光 都市です。 山岳地帯から海底を含む標高差4,000mの随所 には、様々な生態系が育まれ、自然の息遣いが聞 こえる都市でもあります。 その象徴として、平成21年5月に佐渡市で放鳥 された国の特別天然記念物のトキが飛来し、4年 を経過した今も市内に棲息しています。休耕田や 湿地帯で餌をついばむ姿は、私たちに癒しを与え るだけでなく、自然保護に対する意識の高揚にも つながっています。 地域を流れる小用水の木柵化、江戸時代から続 く「巻江(マキエ)」の保全、かつて自生していた ササユリの復活、温泉街でのEVバスの運行、約 30年にわたる地域花壇(カンナロード)への取り 組みなど、自然や農村環境の保全を目的とした地 域住民らの自発的な活動が展開されています。 また、市では自然エネルギーの有効活用として、 農業用水を利用した小水力発電事業(宮野用水発 電所の運営)やバイオマス事業を展開しており、 環境負荷の軽減や低炭素社会の構築を目指してい ます。 このほか、里山再生、緑化推進、野生動植物の 保護など、あらゆる角度からの取り組みを推進し ています。かけがえのない自然の恵みを活かしつ つ、しっかりと守っていくことは、私たちの使命 であり暮らしを維持していくうえで最も重要なこ とと考えています。引き続き、多様な施策を展開 してまいりますので皆様のご理解とご協力をお願 い申し上げます。 266−1 − 講演要旨 − 平成25年度、富山県自然保護協会総会で立山カルデラ砂防博物館飯田肇学芸 課長から「立山連峰の積雪と氷河」という演題で、ご講演を頂きました。 非常に好評で是非会報で紹介頂きたいとの声が高く、ペ−ジ数の関係で全てを 紹介できませんが、後半の「氷河について」の部分をまとめていただきました。 立山連峰の積雪と氷河 立山カルデラ砂防博物館 学芸課長 ③ 飯 田 肇 には、この定義を満たす「氷河」は存在しないと 言われてきました。 ② 名古屋大学等の調査により、立山の内蔵助雪渓 に厚さ30mに達する氷河流動の痕跡を残す氷体 が存在することはわかっていましたが、氷体の流 動が確認できなかったため、「氷河」と呼ぶには 至っていませんでした。 そこで、立山カルデラ砂防博物館の調査研究 チームは、これらの大規模な万年雪の中で現在で も氷河として活動しているものが存在しないかに ① ついて確認する調査を実施しました。注目したの は特に規模の大きな万年雪で、立山の雄山 (3,003m)東面の御前沢(ごぜんざわ)雪渓、剱 図1 立山・剱岳の氷河・万年雪分布図 岳(2,999m)東面の三ノ窓雪渓と小窓雪渓です。 氷河とは、「重力によって長期間にわたり連続 して流動する雪氷体(雪と氷の大きな塊)」(日本 雪氷学会編「雪と氷の辞典」、2005年)と定義 され、厚い氷体を持つこと、氷体が流動している ことがその条件となります。これまで、日本国内 図2 剱岳・小窓雪渓での氷体調査の様子 調査では、氷体の厚さ、氷体の流動量の2点を 主に調べました。氷体の厚さの観測は、アイス レーダーを用いて各雪渓で地面までの距離を測定 しました。また、氷体の流動の観測は、氷体が露 出する9月初旬に各雪渓にポールを固定し、その 位置を10月中旬まで高精度GPS(衛星利用測位 図3 三ノ窓雪渓:2011年9月17日∼10月18日(31日間)の流動量 266−2 システム)で測量して移動量を求めました。さら これらの結果から、御前沢雪渓(図4)、三ノ に、ポールの移動やクレバス拡大の様子を連続写 窓雪渓、小窓雪渓(図5)は、現存する「氷河」 真撮影により観測しました。(図2) であるとする報告を日本雪氷学会に学術論文とし 調査の結果、御前沢雪渓、三ノ窓雪渓、小窓雪 て投稿したところ、2012年4月初旬に受理され、 渓ともに、厚さ20mの積雪の下に厚さ30mに達 立山・剱岳の3つの万年雪は現存する氷河と学術 する氷体が確認されました。特に三ノ窓雪渓の氷 的に認められました(福井・飯田,2012)。 体は、最大の厚さが60mに達し、長さも1km を これにより、これまでカムチャツカ半島といわ 超える日本最大級のものです。また、流動の観測 れていた極東地域の氷河の南限が大きく南下する では、三ノ窓雪渓、小窓雪渓で秋季の約1カ月間 ことになります。また、これらの氷河は世界的に で30cm以上の比較的大きな流動が観測されまし 見れば最も温暖な地域に存在する氷河といえ、 今 た。御前沢雪渓では、約1カ月半で10cm程度の 後の調査でその独特の形成維持機構を解明してい 流動量でしたが、2秋季連続して同様の結果が得 くことが期待されます。北アルプスに 「氷河を抱く られたことから、氷体の流動が確認できました。 山」としてのロマンと魅力が新たに加わりました。 これらの流動量はヒマラヤ等の小型氷河の流動量 に匹敵するものです。 ② 三ノ窓雪渓(氷河) ③ 小窓雪渓(氷河) 図4 御前沢雪渓(氷河) 図5 三ノ窓雪渓(氷河) 、小窓雪渓(氷河) − 平成25年度 写真展のご案内 − 第19回 環境写真展「すばらしい自然を…」巡回展(予定) 今後の巡回展示の予定は次のとおりです。 平成25年 7月 3日∼ 8月 5日 自然博物園ねいの里 8月10日∼ 9月10日 となみ散居村ミュージアム 11月 2日∼12月 1日 黒部市吉田科学館 平成26年 1月11日∼ 2月11日 立山カルデラ砂防博物館 266−3 ※ 現在 10月と12月に空き期間 があります。ご希望の施設があれば 貸出し可能ですので、事務局へお申 し出ください。 (TEL 076−441−0099) − 普及委員会報告 − ホタル観察会 夕闇に光る小さな光がやがて大きな光の渦となり、眩しいほどの別世界へと誘う。 日 時 平成25年6月14日(金) 19:30∼21:30 集合場所 高岡市おとぎの森公園駐車場 観察場所 1 祖父川周辺 2 小竹正泉寺周辺 3 千鳥丘南方面 参 加 者 28名 おとぎの森公園に集合の後、本保公民館へ移動 し、小原普及委員長からパワーポイントを使って、 ホタルの種類や生態等についての説明をして頂き ました。事前学習で予備知識を身につけて、3ヵ 所を順に観察して廻りました。 今年は、晴天続きでホタルの発生状態が少な かったが、最後の観察地「千鳥丘南方面」では、 参加者は真っ暗な中で幻想的に乱舞する姿を堪能 しました。来年も是非実施して欲しいとの意見も 事前学習の様子 聞かれました。 なお、地元の水上哲夫氏・鎌谷 朗氏には事前 相談・学習会場提供・観察地案内など全面的な協 力を戴きました。有難うございました。 文責 普及委員会 羽岡ゆみ子 事前学習 ホタルについて ≪ホタル・名の由来≫ ≪光のおしゃべりに方言はあるの?≫ 貝原益軒が『大和本草』 (1709年)で「ホは火 なりタルは垂なり」といい、 ホタルは火垂、すな 乱舞する光に酔いしれたら、その目で群飛する ホタルの発光周期を観察しょう。 わち火を垂れる虫と言う説を述べている。 飛びながら同調発光しておりその殆どは雄と考 ホタルは世界に約2000種、日本には50余種生 えられる。この発光周期を全国的に調べるとゲン 息するが、一般に親しまれているのは ジボタルの場合、同時明滅の間隔に2秒型と4秒型 ゲンジボタル(Luciola cruciata) と の2種があることが研究者の間で話題となってい ヘイケボタル(L.lateralis) の2種である。 る。ところで、富山県は2秒型地域圏だが、確認 他種の殆んどが一生を陸上生活するのに、幼虫 された記録は2.7秒である。 時に水中生活をするのは上記の2種とインド、イ ≪ゲンジボタルとヘイケボタルどう違うの?≫ ゲンジボタル 体長は雄 14㎜、雌 21.6㎜。前 ンドネシアに生息する数種類のみである。 胸背の黒い十字の紋が特徴。発光器は黄白色で雄 ≪ゲンジボタルの生活史≫ は腹部の5節目と6節目に、雌は5節目にある。清 ・産卵 … 6月 2∼3日間に大きさ0.5∼0.6㎜ の卵を500∼1000個産卵。 流でカワニナが生息し水草が繁茂し蛹化の場所が 水辺にあることが生息環境である。 ・孵化 … 6月 卵から30∼40日間で孵化 ヘイケボタル 体長は雄 10㎜、雌 12㎜。 ・幼虫 … 7月∼翌年4月 体長1.5㎜位から 6回脱皮し体長24.0㎜となる。 (水中生活) 前胸背は広い縦の直線が特徴。発光器は黄白色で ・終令幼虫 … 4月に上陸 にあり、一般に前種と同様に水田や川などでモノ ・蛹化 … 5月 土を掻き分け 5∼10cm位の深さで蛹。 アラガイを中心にタニシやカワニナを捕食する。 雄は腹部の5節目全部と6節目上部に、雌は5節目 ・羽化 … 6月 266−4 − 都市緑化委員会報告 − ほうじり じょうやま 「法尻の森」・「城山の森」下草刈りについて 石 谷 吉 孝 の秋とほとんど変わら 日 時 平成25年6月8日(土) 午前 場 所 富山市呉羽丘陵城山公園内 参加者 菊川理事長、山下都市緑化委員会副委員長 他 計12名 ない状態で、数本枯れ たものの全体的には順 調に生長しています。 今回、約半数は始め 快晴の日がつづき未だ梅雨入りしていない北陸地方で ての参加で、移動の途 中迷子になった方もい すが、当日も絶好の草刈日和となりました。 今年は、創立40周年の記念植樹場所である「法尻の 森」、昨年の50周年記念植樹場所である「城山の森」 ましたが、総勢12名、各自自慢の道具を使い気持ちよ い汗をかきました。 それぞれの森が立派に大きくなることを期待し、末 の2カ所で下草刈を実施いたしました。 雨が少なかったせいか、 「法尻の森」も思ったほど草丈 永く見守りたいと思います。 は伸びておらず、 「城山の森」にいたっては植樹した昨年 − 調査委員会報告 − 水無湿原観察会 栄 君 子 日 時 平成25年6月1日(日) のブナやヤナギの新緑が取り囲み、この湿原の特徴で 全日 もあるカタクリの群生が華やかに色を添えています。 場 所 水無湿原(南砺市) 中ほどを傾斜に沿って幾重かに配された堰を清流が 参加者 51名 音を立てて池に流れ込み、イモリやクロサンショウウ 主 催 利賀飛翔の会 富山森林管理署 富山県自然保護協会 オ等が腹をひるがえしながら泳ぎ、素晴らしい湿原を 堪能しました。これまでの、関係機関の努力がうかが 秘境水無湿原を一目見ようとの期待を背負った元気 な皆さんの熱気をはらんで、新緑の利賀の峡谷をひた すら進むこと約2時間、ようやく最奥の駐車場に到着し ました。 ここで、利賀飛翔の会の中西理事長から観察の見ど ころや湿原の貴重さ、保存に対しての取り組みをお聞 きし、さらに関係諸団体として、富山森林管理署・当 自然保護協会からの挨拶後、水無山登山を含め1.5km え頭の下がる思いです。 この湿原はやがてヨシやイタドリなど丈の高い植物 で覆われるといいます。今後、これらと周辺のヤナギ 等の入り込みを除去・伐採する作業が行われます。当 協会も飛翔の会等と手を携えて微力ながら協力します。 また、今年度から調査委員会は、これまでの水生生物 調査に加えこの湿原を中心にした動植物や環境の変 化・保全のあり方などを調査研究する意向です。 先の湿原まで軽やかな足取りの長い行列が続きました。 ブナの新緑や雪解け直後のフキノトウやスミレ、タ ムシバの花々に感嘆し、あちこちで「ニオイタチツボ スミレはいい香りが・・・。」 「エンレイソウは・・・。」 当日の調査 湿原の動植物と水無川での藻類調査 カワモズク様 のもの確認 等と専門家の解説が賑やかに展開されて、疲れ知らず のうちに到着です。 「うわあっつ。」という歓声が上がり目の前には、今 しがた顔を出したばかりのミズバショウがいっぱいの 湿原が広がっています。リュウキンカ、オトメエンゴ サク、バイケイソウやマルバダケブキの力強い芽出し 等の間に木道の起伏が延々とのび、周りをゆるい傾斜 266−5 観察会 カワモズク様のものがついた石 リレーエッセイ 140 「森林セラピー」に魅かれて 志村 幸光 私の住んでいる上市町は、平成25年3月に森林 セラピー基地として認定されました。今後活動す る人材を育成するためのガイド養成講座が開講さ れ、受講しました。 森林セラピーソサエティが発行しているテキス トには、野外で活動するものとして必要不可欠な 新しい情報が沢山記載され、魅力たっぷりの内容 でした。森林散策で得られる「ストレスの予防効 果」は計り知れないもののようです。 近年、森林浴の医学的な効能のエビデンス(証 拠)が明らかになり、人の生理的反応を医学的に 計測し、評価する技法が進んでいるようです。森 林浴効果がもたらす生体反応を「唾液中のストレ スホルモンや心拍変動」、「血中の抗ガンタンパク 質の変化」などから読み取り、森林浴の効果が解 明されてきました。ストレス社会の中にあって、 ゆとりを求めて森を訪れる人が多くなっていま す。森の中を歩くだけで心が癒されますが、人間 に備わっている五つの感覚(視覚・聴覚・触覚・ 嗅覚・味覚)を意識して個人の価値観に応じて楽 しむと、より明確に森の力を実感できるわけです。 「信頼されるガイドとは」、「ガイディングの心 構えとは」など、ガイドの役割も細かく明記され ています。歩く・止まる・座る・寝ころぶなど、 五感と興味に沿って自由にコーディネートし、み んながリラックスできる目配りや気配りをするこ とを求めています。 ガイド養成講座受講の成果を今後の活動にどの ように活かしていくか、私自身の課題であり、 もっともっとスキルを上げていかなければならな いことを痛感しました。 【次回は松林康代さんです。 】 は じ め ま し て 佐野 吉宏 この度入会させて頂きました佐野です。 去年雲南へ行かれると聞き入会したのですが、 延期となり残念に思っています。中国には何度か 行ったことがありますが、中国人と比べれば自然 保護意識は日本人の方が格段に高いと思います。 ただ中国は広大なため、まだまだ豊かな自然が 残っているということでしょうか。 狭い日本で自然を有効に利用しながら子孫に伝 えていくためには、やはり自然保護意識を深める しかないと思います。これからもよろしくお願い します。 行事案内 立山黒部アルペンルート沿線 外来植物除去活動について 1 日 時 平成25年7月6日(土) 2 集 合 立山駅 8:30集合 3 持ち物 昼食、雨具、飲物、軍手など 4 参加費 なし(交通費は主催者が負担) 5 申込み 7月3日までに事務局へ。 FAX・メール・葉書で。 (氏名、住所、TEL記載) 高山植物の花園 伊吹山 (滋賀県) 観察会について 1 日 時 平成25年8月10日(土) 富山駅北口6:50集合 2 日 程 富山駅北口(7:00) →富山西IC(7:25) → 高岡駅南口(8:00)→伊吹山駐車場(11: 30∼14:30)→高岡駅南口→富山西IC→富 山駅北口(19:00) 3 持ち物 昼食、雨具、飲物、タオル、カメラなど 4 服 装 トレッキングシューズ、長そで、長ズボン、帽子 5 参加費 4,000円(保険代含む) 6 申込み 7月31日までに事務局へ。 FAX・メール・葉書で。 (定員先着20名・氏名、住所、TEL記載) 266−6 標記コンクールの審査に4月23日(火)栄 理事が出席し、次の方々の作品を協会理事長賞に 選定いたしました。 小 学 校 NPO法人 富山県自然保護協会 理事長賞 小学生 5点 中学生 2点 高校生 3点 中 学 校 高等学校 立山町立釜ヶ渕小学校 樋口 蒼羽 氷見市立十二町小学校 片田 成哉 氷見市立宮田小学校 長井 雪羽 氷見市窪小学校 西川兼太郎 氷見市立宮田小学校 橋本ヒカル 砺波市立庄川中学校 高橋 舞 南砺市立井波中学校 山田和佳奈 富山第一高等学校 坪川 華乃 富山第一高等学校 岡 真之 富山第一高等学校 渡辺 千晴 NPO法人富山県自然保護協会理事長賞 釜ヶ渕小学校 庄川中学校 樋口 蒼羽 高橋 舞 十二町小学校 井波中学校 片田 成哉 山田和佳奈 宮田小学校 長井 雪羽 富山第一高等学校 坪川 華乃 266−7 窪小学校 西川兼太郎 富山第一高等学校 岡 真之 宮田小学校 橋本ヒカル 富山第一高等学校 渡辺 千晴 事務局だより 5.7 会報265号編集委員会 於:協会事務室 6.7 会報266号編集委員会 5.8 会報265号編集委員会 於:協会事務室 6.8 法尻の森・城山の森 下草刈り 5.10 写真展委員会 6.14 ホタル観察会 6.17 会報266号編集委員会 6.20 会報266号編集委員会 於:協会事務室 6.27 会報266号編集委員会 於:協会事務室 6.6 ボランティア活動推進富山県民会議並びに 富山県民ボランティア総合支援センター総会 菊川理事長出席 於:県民会館 6.8 立山黒部自然環境保全・国際観光促進協議会 本多専務理事出席 於:パレス扇寿 於:KNB入船別館 5.29∼6.9 第19回環境写真展 於:滑川市立博物館 6.1 水無湿原調査観察会 於:南砺市利賀村 6.6 普及委員会 於:KNB入船別館 於:協会事務室 於:高岡市本保地区 於:富山市科学博物館 協会ニュース 4.16 立山黒部アルペンルート全線開通安全祈願祭 菊川理事長出席 於:ホテル立山 5.14 富山県民ボランティア総合支援センター 会計監査 菊川理事長出席 於:総合支援センター事務局 5.24 とやま森の祭典 川田副理事長出席 於:滑川市スポーツ・健康の森公園 6.13 5.29 とやま環境財団理事会 菊川理事長出席 於:県民会館 6.1 剱岳山開き 於:馬場島 武田理事出席 観光連盟総会 於:富山県民会館 本多専務理事出席 新入会員紹介 正会員(個人) 高山 史生 〒938-0059 黒部市石田 高山 玲子 〒938-0059 黒部市石田 今回、立山の氷河をめぐる貴重な講演要旨を頂きました。 2012年1月発行の協会報第260号に、カルデラ砂防博物館の福 井幸太郎さんから氷河が学術的に認められる直前の概報を頂いて います。また、1963年の協会報第3号に小さな記事ですが、「剣 岳に氷河を発見」と報じられています。関心のある方はこれらも 併せてご覧下さい。 表紙写真に寄せて タコノキ育つ峠道 当協会創立50周年記念自然観察会(小笠原諸島)に参加し た際に、タコノキ等固有種の自生と紺碧の空が強く印象に残 り、撮影しました。 写真を小笠原村が募集する「世界遺産小笠原フォトコンテ スト」に応募した結果、小笠原の特徴をよく表しているとの 評価で特別賞を受賞しました。 編集委員会 H.T NPO法人 富山県自然保護協会報 第266号 平成25年7月発行 発行/NPO法人 富山県自然保護協会 理事長/菊川 茂 住所/〒930-0805 富山市湊入船町3番30号(KNB入船別館) TEL・FAX/076-441-0099 URL/http://www.geocities.jp/tkshizen/ E-mail/[email protected] 266−8 撮影:丸山 功
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