1 2003年1月25日第9 号発行／大阪大学医学部附属病院広報委員会（総務課） http://www.hosp.med.osaka-u.ac.jp 禁転載（この紙面は再生紙を使っています）住所／〒565-0871大阪府吹田市山田丘2-15 TEL／06-6879-5016 インフォームド・コンセントって？腹部エコーの画像の見方を研修医に指導する研修指導医で解説しましょう。に病説状明やす治る療主方治針医をら患者さま視した臨床研修制度をーケア︵初期医療︶を重度により、プライマリ省が定めた臨床研修制て来年度から厚生労働に医学部卒業生に対し高い医師を育てるため度では専門科以外の診しかし、このような制修を受けてきました。門の一つの診療科で研ら眼科など将来進む専は、卒後すぐに眼科なこれまでの研修制度も重要ですが、同時にめられるのは、専門性まるしで療こすこての科れ。とい学にかにな生関らない教しのっ医育て医て師し、師しをか医にま育経学求いて験部後臨床研修のありかたどうすればいいのか卒高い医師を育てるには３カ月、小児科、産婦外科と救急がそれぞれの研修期間とします。すでに、内科系、外も協力をお願いします。しくお願いいたします。めにも、ご協力をよろ阪大病院では、質の専門外の知識、技術 2 年間で修得行います。ができることです。あるプライマリーケア技術を持ち、人間性のなる内科は、６カ月間ライマリーケアの基本ともらいます。その後、プ診療の基本を習得して研修当初の１カ月は連病院や診療所などに所などの行政機関、関地域の老健施設や保健こともありますので、病院だけではできないの高い医師を育てるたまの気持ちがわかる質しれませんが、患者さけすることがあるかも者さまにご迷惑をおか阪大病院では、質の卒業生に臨床研修制度より広範な医学知識、 03 年度からスーパーローテーション方式学ぶようにします。科と地域医療の実際を医療、小児科、産婦人間で内科、外科、救急修医を受け入れ、２年１２０ ∼ １３０人の研これらの研修は阪大コースとしています。で研修できる自由選択来進みたい診療科など経験したい診療科や将床経験から、もう少し月間は、それまでの臨す。新しい制度でも患聞きすることもありまわる﹂という不満をお﹁担当医がくるくる替ために、患者さまから期間で持ち場が替わる修を行っています。短場に立ってＱ＆Ａ形式針です。患者さまの立るように作成された指の高い医療を提供でき納得のできる安全で質ントに関する指針﹂でインフォームド・コンセ学部附属病院におけるなるのが﹁大阪大学医ています。その基本となどの医療行為を行っれたうえで検査や治療き、患者さまが納得さを正確に知っていただ診療を受けられるのかさま自身にどのような阪大病院では、患者患者さま中心の医療へ独自の指針作成必要なのですか。ームド・コンセントがＱどうしてインフォド・コンセントです。くのがインフォーム治療法を選んでいただが納得できる検査法やうえで、患者さま自身ても説明します。その療に伴うリスクについり、それらの検査や治検査法や治療法があに関して、どのような明を詳しく行い、正確さまへの医療行為の説般の病院以上に、患者ます。それだけに、一る医療を行ったりもして、研究的な要素のあ倫理委員会の承認を得のに関しては、医学部が確立されていないもたり、治療や検査方法り、先進医療を実践しを教育する役割もあ医学生や看護学生など心臓カテーテル、血管的手術、内視鏡手術、血を伴ったりする外科り負担をかけたり、出は患者さまの体にかなになります。具体的にとする医療行為が中心いわゆる同意書を必要ームド・コンセントは基本ですが、インフォ納得して診療にる制度︵スーパーロー来年度から実施されを検討してきました。コンセントはだれが、Ｑインフォームド・いとしています。ただかなければいけな身に説明、同意していするのかも患者さま自れが、どのように保管の目的で、どこに、だ保存する場合にも、何究のために病理標本を２年目の残りの６カぞれ１カ月にします。神科、地域医療はそれ人科・分娩育児部、精Ｑ必ず同意しなけれを作成します。択されたという同意書ら選ばれた治療法を選の説明を理解され、自Ａよう患に者すさるまのがで医す師から。ンセントの確認はどのＱインフォームド・コことになっています。行い、複数診療科の研療科のローテーションを系内で３カ月の専門診科系の臨床研修では各ないこともあります。と相談したうえ告知し断したときには、家族ナスになると医師が判とが治療や予後にマイをとって、告知するこ分なコミュニケーションしかし、患者さまと十るようにしています。Ａので基す本か的。には告知すテーション方式︶では、す。患者さまにとって、告知はどうなっている悪性の疾患についての病状を伝え、その病気医が患者さまに正確なす。そのために、主治治療法、リスク説明正確な病状を伝えＡく説﹁明病し気てのくこだとさはい医。ンセントをわかりやすＱり、患者さまの価値観今は治療の選択が広がう時代もありました。者に任せておけ﹂といインフォームド・コ不可欠になっていま療への積極的な参加がめには、患者さまの医まくつきあっていくたた、病気と闘ったりうも多様化しており、ます。特に大学病院では、益やリスクがありまがあり、それぞれに利ざまな検査法や治療法の病気に関してもさまＡョンはすべての診療の提供やコミュニケーシＡきに診行療わにれ関るすのでるす情か報。セントはどのようなとＱ必要イなンのフでォーすム。ド・コンームド・コンセントが考えており、インフォわなければいけないとだいたうえで診療を行択および同意していたな理解に基づいて、選造影検査、血液透析や現在の医療は一つます。また、将来の研いくつかの例外もあり争う状態の場合など、がなく、救命が一刻をだし、患者さまの意識原則にしています。たントをいただくことをンフォームド・コンセ場合も、その都度にイや検査を繰り返し行うです。また、同じ治療品の投与や検査、治療ある抗がん剤など医薬合併症を伴うおそれの輸血、重篤な副作用や限り看護師も同席する医師だけでなく可能なんでも聞いてください。あったら、遠慮せずになＡがあわりかまらすな。いことがなか理解できないことで説明されても、なかＱ医学的な専門用語家族に対して行います。に疑問があるときには成年の場合や判断能力た、患者さま本人が未うこともあります。ま術を担当する医師が行です。実際の検査や手本人に行うことが基本Ａだれ主に治行医うがの患で者すさかま。Ｑがんなど難治性、ることはありません。によって、不利益を被ことができます。これでも、同意を撤回するしても、手術や検査のまた、いったん同意くことをお勧めします。見を求めること︶を聞ピニオン︵他の医師の意療機関でのセカンド・オは、他の医師や他の医ん。そのようなときに意することはありませできないのでしたら、同た検査や治療に納得がＡばい医け師なかいらの説で明すさかれ。実施前であれば、いつ 2 2003年1月25日入院患者さまのためにクリスマスコンサート入院されている患者さまにクリスマスを楽しんでもらおうと、12月25日、エントランスホールで恒例のクリスマスコンサートが開かれました。ベッドに寝たままや車イスに乗った患者さまら約400人が集まり、補助イスを出さなければいけないほどでした。松田病院長が「病院からのクリスマスプレゼントです。今夜は音楽でいい夜を過ごしてください」と、挨拶して、開会。第１部は神戸女学院大学音楽学部「音楽によるアウトリーチ」ベル・グループによるハンド・ベルの演奏。このグループは、この日のために特別に結成された８人のチームでハンド・ベル49個を使ってジングルベルなどクリスマスにちなんだ15曲を演奏しました。一番重いベルは２㎏近くもあり、８人は１人でいくつものハンド・ベルを振りながら、演奏していました。第２部は大阪大学交響楽団の14人がサンタクロースの衣装に身を包んで、院内学級からリクエストのあった「君を乗せて」など５曲を演奏しました。素敵な演奏に患者さまから大きな拍手が送られました。また、本院のボランティアさんから、手作りのプレゼントが会場で配られました。科領域の治療の進歩に開発したり、耳鼻咽喉たり、新しい手術法をて、人工内耳を利用しを担う大学病院としパーティーが毎年行わ子供たちのクリスマス人工内耳を埋め込んだ手術では実績があり、特に、幼児や小児のっています。先進医療などの診断、治療を行腔炎、喉頭・咽頭がんレルギー性鼻炎、副鼻炎、難聴、めまい、ア耳鼻咽喉科は、中耳ています。ようにリハビリを行っンが不自由なくできる常のコミュニケーショ工内耳を埋め込み、日耳の機能を代用する人新しい手術法を開発耳鼻咽喉科途失聴者に対して、内こえない子供さんや中います。生まれつき聞め込み手術を実施してとしては、人工内耳埋国立大学病院では新薬の効果を調べる目的で研究（治験）も行っています。患者さまの了解が得られる場合に限り、ご協力願えますか？ボランティア感謝状を贈呈本年度のボランティア感謝状贈呈式が11月 27日、本院において行われました。通算活動時間3000時間達成者１人をはじめ、 20人の病院ボランティアさん一人一人に松田病院長から感謝状が贈呈されました。松田病院長が「患者さまの心が癒やされ、病院の業務が円滑に行われるのも皆様のおかげです」と、ボランティアさんの日常の誠実な活動に対し感謝の意を述べました。また、ボランティアさんは模擬患者として医学部４年生の臨床実習に協力しており、山西医学部長が模擬患者となった28人に感謝状を贈呈しました。式の後は、昼食会が開かれ、親睦を深めました。ホスピタル・パークの草刈り 13％積極的に協力したい。自分が適するなら協力したい。あまり気がすすまない。その他 76％国立大学病院では最先端医療の研究も行っています。最先端医療に対してどのようにお考えですか？ 2％ 2％ 2％期待している。あまり興味はない。その他無回答 94％験事務センターを置し期中ーれの国患阪ま待かトた国 42 前者大す﹂ら﹂﹁立国号さ病。を﹁の患大立にまテ阪阪者学大引院ー大大さ病学きアでマ病病ま院病続ンはに院院アで院きケ臨紹へ分ン行中、ー床治介ののケわ 15 全ト耳領域では、めまいています。神経切断手術を実施しや内視鏡を使った後鼻ことに期待を大きく寄端の医療を受けられる中し、患者さまが最先る﹂の項目に回答が集ついては﹁期待してい載します。大病院への期待﹂を掲紹介できなかった﹁阪調査をもとに、今回ご次号でもアンケート﹁協力したい﹂ 89 ％は、未来医療センターかります。阪大病院でせられていることが分頭頸部領域の治療ており、当科では手術機能の温存が重視され︿生活の質﹀を確保するすび査院ェてチ０調。評、にッ、ェ項﹁査価聞よク各ッ目をにきる﹂と﹂病クお受が取厳﹁院項よけし近行りたい隣の目ぶわ調現の自に細病れ査地２己従か院はま及調病チっい鼻出血、食道・気道の救急疾患としては、診療システムの改善やも対応しています。﹁臨床検査・病理検査﹂ 0 年に始まり、３回目互チェックは、 2 0 0 した国立大学病院間相療の質の向上を目的と医療事故防止及び医られました。大病院のチェックに来院病院長ら 15 人が、阪高知医科大学の附属病に、愛媛大学医学部とックにより、各病院のて院市にスれっ方か市さで達必患箋ーときし要者をか、患おで医薬ムてて箋か薬ん阪まてなさ送ら阪者り使薬がーも行をり剤受大す、医ま信、大さまわ品受ズか持つ師診病、。す薬がしか病ますれ備けけ会し院。てい薬でてにる蓄取か院のぐ品局はおは医セれにをらいりの利に、ら茨薬ンる手セったつフ便阪市れ木品タよ渡ンしだけァ性大内ま市をーうせタゃけ薬クをまる病のす民取にに局ス考るー院ど。がり阪、よかましにコえのこ茨た揃大茨うらでた処ーまにら処の木くえ病木に調、、方ナすかかりつけ薬局確保をいを性副本西望国ま中鼻鼻鼻各ださ人民す心炎腔・地けれ工病。に、炎副かでる内で診嗅、鼻らは患耳あ療覚ア腔来な者のるを障レ外らくさ手ア行害ル来れ、ま術レっなギはま西はをすルてどー、。日関希は、手術によって病巣職員の意識改革に多大を昨年４月に発足さギー性鼻炎の治療でが除去できても、顔がな成果を上げてきていせ、最先端医療の開発は、一般に行われていの今年度は 11 月 18 日善﹂を行い、翌年別のに力を入れていまする薬物療法、減感作療かかっていました。当すく力﹁ま調のきま。のし自すべも、た回た分。ると患、答いが集研に者最を﹂適究新さ計先頂のすも薬ま端い項る結行のの医て目な果っ効ご療いにらでて果協にま多協もいを力が、患者さまの声もそ法だけでなく、根治療科では、画像診断情報﹁相互チェック﹂は、﹁指摘された課題の改れを裏付ける結果とな法としてレーザー手術をうまく利用した手術重点テーマを含む５０っています。貢献しています。た行が症手とビ車テの頭。え、の術似ゲをムナる安患法てー運をビ頸よ全者のいシ転開ゲ部うか開まョす発ー腫につさ発すンるしシ瘍まに。シとな短外まョり時のよこスきしン来手りのテのま間はたシしで術重新ムナス、。新薬の効果研究に or.jp しています。相互チェみを取り入れるようにの病院の優れた取り組阪本一平に近いこともあり、リ腔の構造が複雑で、脳者さまの手術は、副鼻重症の副鼻腔炎の患象になります。んなどの悪性腫瘍が対唾液腺がん、甲状腺が舌がん、鼻副鼻腔がん、喉頭がん、咽頭がん、す。美容面やＱＯＬたりすることがありまり、しゃべれなくなっ食べられなくなった変形したり、食べ物がを入れています。と共に機能の温存に力に行い、治癒率の向上た集学的治療を積極的化学療法を組み合わせだけでなく、放射線、難しい難治性の病気にど一般病院では治療の味覚障害、音声障害なまた、顔面神経麻痺、治療にあたっています。は緊急入院をして頂き異物、突発性難聴などなどの管理・取扱い﹂制﹂﹁医薬品や医療機器制﹂﹁時間外の診療体制﹂﹁研修医の指導体の患者さま受け持ち体ク﹂の重点項目は﹁医師ま今す回。の﹁相互チェッや輸液ポンプなどの医た。一方、人工呼吸器課題が指摘されまし医薬品管理においての指導体制および病棟の医を含むチーム医療の中でも病棟での研修見をいただきました。で、種々の貴重なご意れました。ている点として評価さいることなどが、優れ管理の体制が充実して院をあげての医療安全保されていること、病室のセキュリティが確されていること、手術療機器の管理が中央化相国互立チ大ェ学ック病実院 │ 施間調査をする病院は、他マの調査﹂を受けます。確認と新しい重点テー社団薬法剤人師茨会木会市長れています。スクが大きく、時間が医療事故防止へ持ぜさお介スを薬てとさッッ飲方てーあてムるいり護の受局さちひおまおがらククみさおま。ま相相けのらにと︶ペからだりでにな、合れらたす談談、うになもでーをれ、まき、ど薬わたれ、。薬窓介ち、る、、ジ、なかすな薬もにせ薬まか︵こか公お局口護 42 約いか。いを防よにのすか茨気﹂と保軒 80 とか開人受ぐるよ履とり患り木を軽とな険が軒おりしにけこアる歴、つ者つ市にしるや茨の勧つては取とレ副がこけさけ薬ごて﹁福木かめけお、りがル作登れ薬ま薬剤利活ま祉市かし薬り配にでギ用録ま局師がれ付箋は局用動ちサのりま局ま達行きーのさでを会どるけを、をくしかー委つすをすもくまチチれに持のこ薬て受処決すだてどビ嘱け。お。しこ。ェェ、処っホに局くけ方め http://www.ibayaku. 患者さまが散歩などをされる憩いの場「ホスピタル・パーク」と正面玄関前の植え込みの草刈りを10月26日に行いました。作業を申し出てくださったホスピタル・パーク担当のボランティアさん50人と病院の職員10人とで、散策路を覆い隠さんばかりに伸びた雑草を鎌、熊手、芝刈り機などを使って刈り取りました。午前中の約２時間、休憩もせずに作業を行いました。刈り取った草は90リットルサイズのゴミ袋約80袋にもなりました。ボランティアさんらは「こんなに大変な作業だとは思いませんでした。まだまだ刈り残したという気がしてなりません。次の機会があれば、今回よりもっときれいにしたいですね」と、話しておられました。の診断、治療に歴史が 4％ 7％患者さま用立体駐車場を新設近年の来院患者さまの増加に伴い、手狭になっていた患者さま用駐車場を改善するため立体駐車場の建設を進めています。工事期間中は患者さまにもご迷惑をおかけしておりますが、公共交通機関で来院いただくなどのご協力をよろしくお願いします。新しい立体駐車場の完成により、これまでよりも100台程度の駐車スペースが増え、より多くの患者さまにご利用いただけるようになります。利用料金はこれまで通り１時間 200円（30分以内は無料）で、受診当日は無料となります。ありますが、先進医療病院に﹁改善レベルの