1 2010年度第2四半期 決算説明会 積水樹脂株式会社 ~Hybrid Value Companyを目指して~ 証券コード : 4212 2010.11.30 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 2 2010年度上期 背景 景気牽引要因 景気押下要因 企業業績は 一部持ち直すものの・・・ 住宅版 エコポイント制度 家電 エコポイント制度 懸念因子 収益の低迷 原材料高騰 円高 デフレ 価格競争の激化で デフレ加速も 優良住宅取得支援 制度(フラット35S) エコカー補助金 エコカー減税 政府の経済対策 雇用・所得の減少 消費低迷 雇用環境の悪化・賃金の抑制 依然として厳しい経済環境のまま推移 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 3 2010年度上期 施策 ◆組織体制 海外戦略室の新設 連結業績拡大に向けた新たな海外事業戦略をスピーディに 立案・推進する。 ◆販売・開発戦略 新規事業領域・用途開拓 原材料高騰への対応 新製品上市への注力 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 4 2010年度上期 連結決算概要 (注)金額は単位未満切捨 (百万円,%) 2009年度 上期実績 率 2010年度 上期計画 ※ 2010年度 上期実績 率 前年対比 計画対比 (伸長率) 連 売 上 高 24,343 100.0% 25,000 25,298 100.0% 結 営 業 利 益 2,738 11.3% 2,750 2,972 11.8% 経 常 利 益 2,679 11.0% 2,700 3,031 12.0% 当 期 純 利 益 1,211 5.0% 1,350 1,718 6.8% (達成率) +954 +3.9% +298 101.2% +233 +8.5% +222 108.1% +351 +13.1% +331 112.3% +506 +41.8% +368 127.3% ※2010/4発表 売上高、利益ともに前年を上回り 増収・増益となる成績を収めることができました。 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 5 2010年度上期 報告セグメント別 売上高 【前年上期】 【当年上期】 12,000 △272 10,000 産業・生活 7,988百万円 (32.8%) 都市環境 6,573百万円 (27.0%) 都市環境 7,175百万円 (28.4%) 産業・生活 8,612百万円 (34.0%) 0 9 年上期 +624 +602 8,000 6,000 1 0 年上期 9 ,7 7 0 4,000 6 ,5 7 3 街路・住建 9,770百万円 (40.2%) 街路・住建 9,497百万円 (37.6%) 9 ,4 9 7 7 ,9 8 8 7 ,1 7 5 8 ,6 1 2 2,000 0 09年上期 10年上期 (百万円) 都市環境 09年上期 10年上期 09年上期 10年上期 街路・住建 産業・生活 営業利益 【前年上期】 【当年上期】 1,400 +3 1,200 +122 +87 1,000 産業・生活 967百万円 (30.7%) 都市環境 987百万円 (31.3%) 09年上期 街路・住建 1,196百万 円 (38.0%) 産業・生活 1,054百万 円 (31.3%) 都市環境 1,110百万 円 (33.0%) 10年上期 街路・住建 1,199百万 円 (35.7%) 800 600 987 1,110 1,196 1,199 400 967 1,054 200 0 09年上期 10年上期 (百万円) 都市環境 09年上期 10年上期 09年上期10年上期 街路・住建 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 産業・生活 6 都市環境関連事業 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 7 都市環境関連事業 概要 (注)金額は単位未満切捨 都 市 環 境 2009年度 (百万円,%) 上期実績 売 上 高 営 業 利 益 6,573 987 率 100.0% 15.0% 2010年度 上期実績 率 7,175 100.0% 1,110 15.5% 前年対比 +602 +9.2% +122 +12.4% 防音壁関連製品が東名阪自動車道等に採用され、順調に売上が 伸長しました。また、人工芝関連は工事物件の受注が堅調に推移し、 人工木材も「スーパーオレンジウッド」が建材メーカー向けに好調に 推移しました結果、増収・増益となりました。 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 8 道路関連製品 防音壁は、裏面吸音板が東名阪自動車道に採用されましたほか、 トンネル吸音内装板の大口物件の受注などにより大幅な売上増 となりました。 裏面吸音板 東名阪自動車道 有松高架橋 トンネル吸音内装板 千葉市新港横戸町線 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 9 交通安全製品 交通安全製品は、ゲリラ豪雨による道路冠水対策として視認性 に優れた電子製品が順調に推移しましたが、路面標示材や標識 板は、道路予算縮減の影響により、前年同期を下回る成績と なりました。 福井県福井市 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 10 人工芝製品 人工芝は、耐久性・安全性に優れた「ドリームターフ」が、 学校グラウンドをはじめ野球場・サッカー場等にも幅広く 採用され大きく売上を伸ばしました。 愛知県瀬戸市名古屋学院大サッカー場 東京都渋谷区上原小 千葉県成田市野球場 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 11 人工木材製品 人工木材は、リサイクル原料を使用した環境配慮製品「スー パーオレンジウッド」が建材メーカー向けに好調に推移しまし た。 改修前 改修後 オレンジウッド 三重県 組立歩道+オレンジウッド 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 12 街路・住建関連事業 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 13 街路・住建関連事業 概要 (注)金額は単位未満切捨 街 路 ・ 住 建 2009年度 (百万円,%) 上期実績 売 上 高 営 業 利 益 9,770 1,196 率 100.0% 12.2% 2010年度 上期実績 率 9,497 100.0% 1,199 12.6% 前年対比 △272 △2.8% +3 +0.3% 高欄補修物件の増加に伴い、橋梁関連製品が大幅に伸長し、 アルミ樹脂複合板も鉄道車両の内装材に採用されるなど新規ルートの 開拓を推し進めましたが、公共事業や民間建築市場においては依然 厳しい市場環境が続いたため売上減を余儀なくされました。 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 14 橋梁関連製品 高欄は、橋梁の長寿命化による補修工事の増加に伴い、施工性 に優れた「ビューレイル」が大幅な伸長を示しました。 組立歩道は、地方自治体の歩道拡幅工事に採用されるなど売上 を伸ばしました。 ■ビューレイルの特徴 □支柱構造 負荷 ビューレイル 熊本県芦北町 ・地覆に負荷のかかりにくい構造のため 浅いアンカ-埋め込み深さでも強度を確保 ・狭小地覆への対応力アップ 設置条件が非常に有利 組立歩道 大分県佐伯市 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 15 柵・車止め関連製品 歩行者用防護柵は、公共事業の縮減に伴う発注減少により 売上減を余儀なくされました。 歩行者用柵フレックスロープ テンダーウッド柵 滋賀県草津市 茨城県つくば市 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 16 住建関連製品 メッシュフェンス、目隠し塀は、官需分野並びに戸建住宅向けに 販売を強化しましたものの、マンションや商業施設の外構工事 減少の影響を受けて、売上は前年同期を大幅に下回りました。 メッシュフェンス 防音目隠し塀 大阪府堺市 大阪府堺市 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 17 建材関連製品 メタカラー建材は、耐久性を高めた製品の開発などにより堅調に 推移しました。 ■メタカラーフラットバーシリーズの特徴 ■美しい輝きを多用途に 保護カバー ステンレス箔 ABS樹脂 着色グレー ■施工性・安全性・耐食性に優れる ステンレス素材の成分を改良し、強度を維持しつつ薄膜化! 薄い・軽い・強いを実現し、より多彩なシーンへ活用可能! ■優れた加工性 出隅 メタカラー フラットバーシリーズ 入隅 保護カバーを剥がすことなく「切断」「曲げ」などの加工が可能。 加工の手間と時間を節約し、作業効率がアップ! 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 18 アルミ樹脂複合板 アルミ樹脂複合板は、不燃性が評価され鉄道車両の内装材として 採用されましたほか、防音パネル「ビルガード」が軽量性・耐久 性を評価され大きく売上を伸ばしました。 側天井パネル 戸袋パネル ビルガード 防音パネル ■アルミ樹脂複合板 の断面 採光防音パネル イメージ図 鉄道車両用材料燃焼試験:合格 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 19 産業・生活関連事業 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 20 産業・生活関連事業 概要 (注)金額は単位未満切捨 産 業 ・ 生 活 2009年度 (百万円,%) 上期実績 売 上 高 営 業 利 益 7,988 967 率 100.0% 12.1% 2010年度 上期実績 率 8,612 100.0% 1,054 12.2% 前年対比 +624 +7.8% +87 +9.0% 包材関連製品では、緩やかな需要の回復とあわせ、積極的な提案営業 活動により販売数量を拡大させました。また、組立パイプ関連製品につ いては、新規ルートの開拓による新規ユーザーの獲得などが業績向上に 貢献しました結果、増収・増益を収めることができました。 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 21 包材関連製品 包材関連製品は、梱包用バンドが、緩やかな需要の回復に伴う 販売数量増加にあわせ、重梱包用バンドが鉄鋼・非鉄金属業界 への積極的な提案営業活動により好調に推移しました。 また、ストレッチフィルムも順調な伸びを示しました。 ストレッチフィルム 重梱包用バンド 鉄パイプの梱包 インゴットの梱包 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 22 生活・緑関連製品 生活関連製品は、消費の低迷などにより売上は減少しましたが、 緑関連製品は、農園芸用の曲げ支柱や高い防錆効果をもつ農業 ハウス用「パイライン」が好調に推移しました。 ものほし パイライン パイプデザイン Color マイルドグリーン Color キュートピンク 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 23 デジタルピッキング製品 デジタルピッキングシステム製品は、大手物流会社や病院向け に売上を伸ばしました。 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 24 組立システムパイプ製品 組立システムパイプ製品も電子部品や食品メーカーなどの新規 分野への積極的な販路拡大等により大幅な売上増となりました。 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 25 当期の株主様への利益還元 当期の中間配当金は一株あたり8円と決定しました。 期末配当金につきましては現在10円を予定しており、 中間配当金とあわせて年間18円とさせて頂く予定です。 一株あたり配当金推移 2009年:普通配当16円に創立55周年記念 を含む特別配当4円を加え計20円 一株あたり当期純利益推移 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 26 2010年度連結年間業績予想 2009年度 (百万円,%) 実績 率 2010年度 予想 連 売 上 高 58,204 100.0% 59,000 結 営 業 利 益 8,479 14.6% 8,600 経 常 利 益 8,496 14.6% 8,600 当 期 純 利 益 4,434 7.6% 4,600 率 前年対比 100.0% +795 +1.4% 14.6% +120 +1.4% 14.6% +104 +1.2% 7.8% +166 +3.7% 第3四半期以降も厳しい状況が続くものと予想して おりますものの、第2四半期累計期間での業績を踏 まえ、通期での増収・増益を見通しております。 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 27 中期経営計画 『JEX-2013』 (Jushi-Expansion 2013) ~Hybrid Value Companyを目指して~ 時代・経営環境が変化する中で、グループの目指すべき姿を明確化し 『基盤事業の強化』『新規事業の創出』と『グローバル展開の拡大』 などによる拡大戦略を基調とした展開により メーカーとしての原点に立ち返り“技術” に立脚した Hybrid Value Company を目指します。 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 28 Ⅰ .期間 2011年3月期~2013年3月期 Ⅱ .連結業績目標 『経営ビジョン2020』業績目標 連結売上高:700億円 連結営業利益:100億円 (億円) 1000 1000 600 619 582 連結営業利益 連結経常利益 1,000億円 120億円 120億円 ■ 連結営業利益 ■ 連結売上高 800 連結売上高 590 650 700 120 90 60 120 (億円) 84 86 90 2010.3 2011.3 2012.3 100 56 400 30 200 0 0 2009.3 2010.3 2011.3 2012.3 2013.3 2020.3 2009.3 2013.3 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 2020.3 29 Ⅲ.3つの戦略 中期経営計画『JEX-2013』では、『チェンジ(変革)なくして拡大なし』を キーワードとして、次の経営戦略により、事業・収益の拡大に努めてまいります 1 シェアNo.1戦略 日本市場における既存事業の各製品(コア製品)における圧倒的シェアをターゲッ トとした基盤事業の強化をはかり、事業拡大を実現する 2 グローバル戦略 人口減少・少子高齢化・公共事業予算縮減など国内市場が縮小するなか、欧米 とともに経済成長著しいアジア・新興国などの海外市場をターゲットとし、地域・国 ごとのニーズに即した戦略を展開し、事業拡大を実現する 3 M&A・アライアンス戦略 激変する事業環境・市場ニーズの中でM&A・アライアンスを積極的に推進し、 既存事業の拡充並びに新事業の創出などスピードを持って事業拡大を実現する 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 30 Ⅳ .設備投資および体制など 1 連結設備投資額・・60億円[3ヵ年合計] 2 M&A・アライアンス投資額・・50億円[3ヵ年合計] 3 目標とする連結経営指標 ROA(総資産経常利益率) 11.0%[2013.3目標]<10.8%[2010.3]> ROE(自己資本利益率) 9.5%[2013.3目標]< 8.7%[2010.3]> 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 31 Ⅴ .企業の社会的責任 1) CSR(Corporate Social Responsibility) 積水樹脂グループは CS(顧客満足)、SS(株主満足)、ES(従業員満足)を重視し、CSRを経営の 要として、全てのステークホルダーに対し誠実に責任を果たします 2) 社会貢献(Social Contribution) 2010年度を“社会貢献元年”と位置付け 各分野に対する社会貢献活動を推進する 今年度実施済事項については以下のとおりです ・国際生物多様性年国内委員会の活動に対し、第1号となる寄付を行な うなど“地球生きものサポーター”としての貢献 ・琵琶湖周辺の森林づくりに協賛するなど、「琵琶湖森林づくりパート ナー」への参画をベースにして、今後、当社グループの拠点において 水平展開をはかる ・宮崎県 口蹄疫被害に対する義援金の贈呈 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。 32 ■内容に関するお問い合わせは 総務・CSR室 06-6365-3204 東京総務部 03-5400-1801 までお願いします。 ■当社のホームページもあわせてご覧ください アドレスは http://www.sekisuijushi.co.jp/ 本資料における予想,見通し等は、現時点における事業環境に基づく ものであり、今後の事業環境の変化により、実際の業績が異なる可能 性があります。 当社は、“地球生きものサポーター” として国際生物多様性年 国内委員会 の 活 動 に 協 賛 し て い ま す 。
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