4年生以下の部 - 千葉市サッカー協会

決勝トーナメント
※
1
A1
準決勝、決勝
9月28日(日)
10月11日(土)
11月15日(土)
水の里公園
バ デ ィ ー S C
千 葉
3
B1
J
B
4
N2
パサニオール誉田FC ブルー
5
C1
幸 町 サ ッ カ ー 少 年 団
6
M2
7
D1
8
L2
9
E1
10
K2
ア ブ レ イ ズ 千 葉 S C
11
F1
F C ラ ル ク ヴ ェ ー ル 千 葉
12
J2
13
G1
I2
H1
16
I1
17
H2
0
千 草 台 デ ィ ラ イ ト F C
O2
15
3回戦
( )内はPK
2
14
1,2回戦
S
磯
C
辺
C
F
H
C
I
レ
A
ッ
ド
千 葉 ア ミ カ ル グ リ ー ン
ポ
カ
ル
小
ス
倉
大
F
C
F
森
C
S
貝
塚
花 園 S C
0
0
3
0
3
松
C
イ エ ロ ー
エ
ル
フ
S
C
18
G2
19
J1
小 中 台 FC ア ッ ズ ー リ
20
F2
パサニオール誉田FC オレンジ
21
K1
F C リ ベ レ オ グ リ ー ン
22
E2
エ ク サ ス S C
23
L1
24
D2
25
M1
26
C2
ヴ ェ ー ル 誉 田 F C
27
N1
フ ロ イ ン ツ
28
B2
都
29
O1
W i n g s
30
A2
蘇
我
千
コ
賀
U - 1 2
C
城
ラ
F
S
ブ
台
ソ
ラ
C
ン
イ
ル
ー
F
C
千
葉
レ ッ ド
オ
ン
ズ
U - 1 2
幕
西
0
4
1 (5)
0
1 (5)
0
6
2
1
2
優勝
1
1 (6)
Wings U-12
2
3
準優勝
3
千 葉 美 浜 F C コ パ ソ ル L
若
0
0
グ リ ー ン
蘇 我 S C
3
0
C
F
3
1
1 (4)
高洲コスモスFC ストライプ
北
2
2
バディーSC 千葉
0
1
第3位
2
2 (4)
3
花園SC グリーン
0
パサニオール誉田FC
オレンジ
5
7
1
6
0
0
2
3
4
1 (3)
0
3
1
0
2 (4)
2 (5)
1
2 (2)
6
1 (5)
2
0
【準決勝第二試合】
バディーサッカークラブ千葉 3
vs 1 花園サッカークラブグリーン
準決勝第一試合の熱気が冷めやらない中、ほぼ予定通り 14:05 に準決勝第二試合がバディー
のキックオフではじまる。
キックオフ後、中盤での攻防~互いの選手の意気込みと球際の強さが見られる。ボールタッ
チが少しでも大きくなるとボールを失い、攻守が入れ替わる展開。ただ、2 分ほど経過したあ
たりから時おり縦のボールが出始める。
開始 3 分、バディーが縦の浮き球を花園ゴール前に供給すると、花園ディフェンスとゴール
キーパーが重なり、クリアしきれずオウンゴールとなる。
花園の選手は崩された形での失点ではないことを皆で確認するように試合を再スタート。
その確認が功を奏したかのように、選手の気持ちがキックオフの時の状態に戻ったかのよう
に中盤での攻防がアグレッシブとなる。
8 分、バディーが中央の攻防を避けるように右サイドから花園ゴールに迫り、ゴール前へ低
い速いパス、それをゴール前に戻った花園 DF22 番清水さんがコントロールしてセンターライ
ン近くにいた FW14 番実川君に縦の速いパス、背後にバディーDF もしっかりアプローチして
いたが、見事にファーストタッチでバディーDF の背後に抜け出してドリブル、バディーGK
との 1 対 1 も冷静にプレーしてゴールに流し込み、同点ゴール。
早い時間帯に同点とし気持ちが盛り上がる花園、それに対してバディーはどのように対応す
るか?と見ていると、10 分経過したあたりから本来のプレースタイルなのか、バディーのタ
ッチ数の少ないショートパスが小気味よくつながりはじめ、花園陣内でのプレーが増え始める。
15 分、センターラインあたりでボールを保持したバディーDF からショートパス数本で花園
ゴール前までつながったが、シュートまでには至らず。
18 分、バディーのパス交換でマークがずれた 10 番橋本君がミドルシュート、花園 GK がは
ね返す。
19 分、バディーMF からの縦パスに 13 番木村君が花園 DF の裏へ抜け出すがシュートは惜
しくも枠の外。
同じく 19 分、10 番橋本君のミドルシュート、花園 GK がはね返したボールをバディーFW
がゴールに押し込んだが、オフサイド。10 分以降はバディーペースでの状況が続く中、前半
終了。
後半スタート直後は、中盤の攻防が続くが、3 分バディーがコーナーキックを得たあたりか
ら徐々に花園陣内の攻防が多くなる。
5 分、花園の縦のボールをバディーDF がインターセプト、左サイドから花園ゴール近くに
素早く運び、ゴール前にパス、花園 GK・DF がクリア出来なかったボールをバディー10 番橋
本君がペナルティーエリア内でシュート、ゴールネットをゆらしバディーが勝ち越す。
7 分、バディー20 番高橋君が左サイドをドリブルして花園ゴールへ、ゴール前に走り込んだ
10 番橋本君に合わせて 3 点目。
その後もバディーは、プレッシャーをかわすようにタッチ数の少ないパスをつなぐ、あるい
はサイドのスペースを有効に使ったプレーにより花園ゴールにせまり、シュートを重ねている
中で試合終了のホイッスルが鳴った。
以上、準決勝の二試合が終了し、Wings とバディーの二チームが優勝の栄冠をかけて決勝戦
を行うことが決定した。
若葉区サッカー協会第四種委員会 技術部 上福元 清隆
【準決勝第一試合】
WingsU-12 2 vs 2 パサニオール誉田 FC オレンジ
5 PK 4
千葉市サッカー協会第 4 種委員会のご尽力により本年 9 月にオープンした都川水の里公園・
少年少女サッカー場を舞台に千葉市少年サッカー大会 4 年生の部の準決勝・決勝が開催された。
天候は快晴、風もほとんど無く感動を与えるプレーを目の当たりに出来る期待がこみ上げる
中、13:00 に準決勝第一試合がパサニオールのキックオフではじまる。
序盤、パサニオールはリスクを避けるゲームプランなのか長めの縦のボールを多用し、前線
の選手へ、Wings ディフェンスラインの背後のスペースを突く。
それに対して Wings ディフェンスラインは 12 番鈴木君を中心にリスクマネジメントしたポ
ジショニングで対応、時にはアグレッシブにインターセプトして攻撃に転じる。しかし、パサ
ニオールも中盤選手の素早い寄せでボールを奪取するなど、攻守が激しく入れ替わる展開。
そんな中、激しい中盤の攻防において Wings 3 番下山君がボールを奪取、パサニオールの
選手のプレッシャーをかいくぐりながらボールをキープし右サイドに展開、再度ゴール前でボ
ールを受けて右足一閃、Wings のファーストシュートがゴールに繋がる。
その後も双方のチームともにプレースタイルを変えず選手のストロングポイントを活かし
た形でゲームは進むが、一本のコーナーキックからパサニオールの流れになる。
キッカーは 7 番内村君、キックはコース・軌道・スピード共にベスト~10 番相内君にピン
ポイントでボールが入るが、Wings ディフェンスも何とか身体を寄せて対応、その分ゴールに
繋がらなかった。その勢いから立て続けに 3 本のコーナーを得たパサニオール、キッカーは 7
番内村君、全てのキックがゴール!と思わせたが、Wings もゴール前にブロックを作って必死
にクリア。
その後も中盤の攻防が続くが、終盤に Wings のタッチ数の少ないパスが繋がり始める。縦、
横、縦・・・ゴールに向かう入口を探し、そして作りながらボールを運びゴール前にスルーパ
ス~Wings FW とパサニオール DF・GK の三人が交錯してボールがゴールに吸い込まれ
Wings の二点目が生まれ前半終了。はっきりしたシュートでは無かったが Wings の意図して
いるプレーから生まれたゴールのような気がした。
後半スタート、前半と同様なプランだなと思う中、パサニオールが中盤で奪ったボールを早
い展開でゴールに向かってキック、浮き球となったボールを Wings ディフェンスがヘディン
グでクリアしようとしたが、パサニオールの勢いがボールに乗ったかのようにヘディングした
ボールは GK の頭上を越えてゴールに吸い込まれた。後半キックオフ間もない 2 分のゴールに
パサニオール選手のモチベーションが上がったように思えた。
現実、その勢いは、Wings ゴールに向かう推進力となり、5 分コーナーキックを得てゴール
をおびやかす。7 分左サイドを縦にドリブルするパサニオールの選手を Wings 選手がたまらず
ファールしてしまう、左 45 度・距離は約 25m、キッカーは 7 番内村君、選択肢は幾つかある
が迷わず右足を一閃、低い弾道でゴール右のネットを揺らす同点ゴール!会場はどよめきと歓
喜の渦が巻いた。
その状況に Wings 選手は意気消沈するかと思ったが、その状況を跳ね返すようなアグレッ
シブさが出て、それまで以上に激しい攻防が見られた。ただ、Wings も縦を急ぐ展開となり少
し打ち合いの様相とも思われた。終盤、双方のチームにビッグチャンス到来、19 分 Wings が
パサニオールゴールにせまりシュートがポストをたたく。アディショナルタイムにパサニオー
ルのコーナーキック、キッカー7 番 内村君、キックしたボールはゴール前へ、そのボールを
Wings12 番鈴木君がヘディングで跳ね返して、前後半が終了した。
その後の PK 戦は 5-4 で Wings に軍配は上がったが、双方チーム共に持ち味を発揮した感動
を呼ぶ戦いであった。
若葉区サッカー協会第四種委員会 技術部 上福元 清隆
第27回 千葉市少年サッカー大会(4年生以下の部 11人制)
【決勝戦】
15時30分 キックオフ
Wings U-12
会場 都川水の里公園少年・少女サッカー場 主審 土井氏
3
vs 0
バディーサッカークラブ千葉
決勝戦は準決勝パサニオール誉田オレンジ戦でPK戦まで縺れた接戦に勝利したWing
sU-12(以下Wings)と花園SCグリーンを持ち前のパスワークで押し切って勝
ったバディーサッカークラブ千葉(以下バディー)の顔合わせになりました。
バディーのキックオフで試合が始まりました。
立ち上がりからWingsが勢い良く飛び出し早いプレスからペースを掴み前半2分Wi
ngs②番新澤大知君がインターセプトから一瞬抜け出して右サイドからループシュート
惜しくも外れましたが、このシュートが呼び水となってWingsの②番新澤君⑦番田村
大樹君⑫番鈴木浩海君④番井端一翔を中心に早いプレスからインターセプトそして押し上
げてと言う形で何度もバディーゴールに迫る展開が10分程続きました。対するバディー
は早いプレスに中々対応出来ませんでしたが11分にハーフェーライン付近からのFK獲
得したがチャンスメークまでには至りませんでした。そして13分Wingsに待望の先
制点が生まれます、味方FKを④番井端一翔君が受けて⑫番鈴木浩海君にループパス受け
た鈴木君が相手DFをスクリーンしながらループシュートを放ち相手GKの頭上を越えて
ゴールイン見事な先制点でした。その後もWingsが攻めてバディーが耐える展開が続
きました。バディーは15分に10番橋本大和君のドリブル突破からシュートはあったも
のの相手ゴールを脅かすまでには至りませんでした。その後もWingsペースで試合が
進み前半が終了しました、前半はWingsの早いプレスからの猛攻にバディーが耐える
展開でした、猛攻を受けたバディーですが粘り強い守りで最少失点にとどめ後半に望みを
繋ぐ事が出来ました。
後半が始まり前半同様Wingsペースで試合が進みました、0分④番井端一翔君がイン
ターセプトから⑦番田村大樹君にパスそしてループシュート3分4分7分とシュート場面
があり、対するバディーは1分FKからゴール前で混戦になり⑩番橋本大和君がシュート
惜しくもクロスバーの上に外れる6分⑭番小宮孝介君が右サイドをドリブルで駆け上がり
シュート相手GKがキャッチ、反撃を試みるバディーですが押し込まれて蹴りだしてから
の反撃ですので2本シュートを放ったものの単発でした、しかし後半7分を過ぎたあたり
からWingsのプレスが甘くなりはじめ、バディー本来のパスサッカーが顔を出して来
ました、11分良いリズムでパスを繋ぎ⑬木村颯真君のミドルシュート、12分⑩番橋本
大和君のドリブル突破から⑦番斉郷基貴君にパスそしてシュート左に外れるも良い形が出
来てバディーに行きかけた流れでしたが、これを引き戻すビックプレーが生まれました、
同12分Wings⑫番鈴木浩海君が味方のクリアボールをキープして思い切りの良いミ
ドルシュートを放ちました、このボールが相手DFに当たりトップスピンが掛かったボー
ルは相手GKの前でバウンドして頭上を越えてゴールイン鈴木君の思い切りの良さが生ん
だ追加点でした、この得点が再び早いプレスからの攻撃を生き返らせました、17分Wi
ngs③番下山祐樹君のインターセプトからドリブル突破中央にセンターリング⑩大堀歩
夢君が受けて②番新澤大知君に落としミドルシュート決定的な3点目が入りました。その
後バディーも反撃をしますが16分CK19分FK何れも得点には至りませんでした。W
ingsが押し切り勝利しました。
まとめ
Wingsの早いプレスと攻守の切り替えの速さがバディーを上回っており、終始Win
gsのペースで試合が進みました、前半はほとんどバディー陣内でゲームが行われました。
しかしバディーの粘り強い守備がゲームを壊さず最少失点にとどめた。
Wingsは前半一方的に攻めながら1点しか取れなかったわけですがシュート数から考
えるともっと取れても不思議ではなかった、この辺がサッカーの難しさなのかも知れませ
ん。Wings⑫鈴木浩海君は準決勝のパサニオール誉田戦ではDFでしたが決勝戦はF
W出場、結果として2得点に絡む活躍を見せました、ベンチの采配としても上手くいった
例だと思います。
今大会はWingsの優勝で終わりましたが決勝で戦った両チーム共にサッカーの質は違
いますがチームとして目指す所が出来ていますし、個のレベルも高かったです。
この2チームが引っ張る形で千葉市のレベルを上げてほしい、そして戦評に名前が挙がっ
た何名かは間違いなく、これからの千葉市のサッカーを支えてくれる逸材です。
今後の努力に期待したい。
若葉区サッカー協会第四種委員会 技術部 梶内道則