業務仕様書(PDF:8KB) - 富士の国やまなし観光ネット

富士の国やまなし館管理運営業務仕様書
富士の国やまなし館(以下「やまなし館」という。)の運営事業者が行う業務の内容等は、
この仕様書による。
1 委託業務の内容
(1)やまなし館における物産販売
① 取扱商品は農畜産品を含む県産品とすること。なお、品目については、契約後、
(公
社)やまなし観光推進機構(以下「機構」という。
)と協議するものとする。
② 宝飾品、伝統工芸品の展示・販売を行うこと。
③ 販売促進、集客促進のための取り組みを行うこと。
(2)生産者等による直接販売(以下「特別企画展」という。)の企画・実施
① 県産品の直接販売や新製品のPR、観光宣伝等のため、生産者等自らが出展・販売
できる特別企画展を、機構と協議して企画・実施すること。
※ 特別企画展の実施場所として、館内等に催事スペースを確保すること。なお、催事
スペースは、特別企画展実施時以外は販売スペースとして使用して差し支えない。
※ 特別企画展実施に伴う手数料は、現行の手数料(10%)を上限とし、契約後、機構
と協議するものとする。
(3)県産品に対するニーズ把握及び販売情報のフィードバック
① 新たな県産品等に対する消費者のニーズ把握のための取り組みを実施し、販売状況
や商品改善のためのアドバイス等の情報を生産者に提供すること。
② 常設販売品目の販売状況等の情報を分析し、生産者にフィードバックすること。
(4)県産品の通信販売
① インターネットやカタログ等を活用して、県産品の通信販売を行うこと。なお、販
売品目は、契約後、機構と協議するものとする。
※ ワイン等酒類の販売を行う場合は、通信販売酒類小売業免許を取得すること。
(5)やまなし館以外での県産品の販路拡大のための取り組み
① 飲食店、百貨店等のバイヤーに対し、県産品に関する情報提供を行うこと。
(6)県の観光・物産等の情報提供
① パンフレット展示のためのスペースを確保すること。
② 消費者に対し、積極的に県産品の情報を提供すること。
③ やまなし館に駐在する機構職員(以下、
「機構駐在職員」という。)が行う観光案内
等の業務に協力すること。
(7)県及び機構が行う活動等に対する協力
① 機構駐在職員の執務スペースを確保すること。
② 県、機構等がやまなし館においてイベントを実施する際は、場所の確保等の協力を
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行うこと。
(8)やまなし館及び付帯物品の維持管理
① 山梨県のイメージアップにつながるような魅力的な空間づくりをすること。
② 来館者が安全かつ快適に利用できるよう、施設、設備等の保守点検、日常点検、清
掃を実施すること。
③ 施設及び備品の適切な管理を行い、破損した場合は速やかに修繕を行うこと。
④ 消防法、食品衛生法等関係法令を遵守すること。
2 管理体制及び報告
(1)組織及び人員配置等
① 管理運営業務を実施するために必要な業務執行体制を確保するとともに、労働基準
法を遵守し、管理運営を効率的に行うための適正な人数の職員を配置すること。
② 運営事業者は、業務の全体を総合的に把握し、調整を行う総括責任者として社員を
常勤配置し、機構との連絡調整に当たること。運営事業者は、委託期間開始前に総
括責任者について機構に届け出ること。総括責任者を変更する場合も同様とする。
③ 職員の勤務体制は、管理運営業務に支障がないよう配慮すること。
④ 勤務時間、賃金等に関する労働関係法令を遵守すること。
⑤ 酒類販売管理者及び防火管理者の資格を有する者を配置すること。
(2)職員の研修等の実施
① サービスの向上を図るため、配置する職員全員が業務全般を理解し、適切に処理で
きるよう、職員の研修を随時行うこと。
② 山梨県の県産品及び観光情報の知識習得に努めること。
(3)報告書の提出
① 定期報告書
運営事業者は、毎月の管理運営状況を定期報告書により機構に報告すること。
② 事業報告書
運営事業者は、各年度の管理運営状況を、当該年度終了後2か月以内に事業報告書
により機構に報告すること。
③ その他随時報告等
随時、機構から管理運営業務及び経理の状況等について提出を求められた場合は、
報告書を作成し提出すること。
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