食事 運動 睡眠

平 成
29 年
1 月
世田谷区子ども・若者部保育課
1 月号
編集:看護師業務連絡会
骨はからだを形成する以外にも、内臓の保護、カルシウムの貯蔵、骨髄で血液を作る働きを
しています。骨は毎日新陳代謝を繰り返し、全身の骨は約 3 年間でまったく新しい骨に生まれ
変わります。強くて丈夫な骨をつくることは子どもの成長にとても大切です。
食事
〈仲良し!カルシウムとビタミンD〉
骨をつくる成分で特に大切なのはカルシウムです。カルシウムには骨を硬く
する働きがあり小魚、海草類、乳製品、牛乳に多く入っています。
その他カルシウムの吸収を助ける大切な成分としてビタミン D があり、
きのこ、
魚、卵に多く入っています。しかしビタミン D は食事だけでは維持できず、外遊
びで日光を浴びて皮膚で生成することが必要です。
リン酸の摂り過ぎはカルシウムの吸収を妨げます。リン酸が多く含まれる
スナック菓子、インスタント食品、甘い飲み物などの摂り過ぎに注意しましょう。
運動
睡眠
〈夜10時~深夜 2 時は
成長ホルモンのゴールデンタイム〉
成長ホルモンは成長期に最も多く分泌され、
骨の成長に欠かせないものです。成長ホルモン
〈強い骨の条件は骨密度〉
運動をすることで骨に力が加わり、それが刺激と
なり骨密度を高めます。
・ジャンプをする運動(なわとびなど)、すばやい
は、深い眠りの時にたくさん分泌されます。
動きの多い運動(鬼ごっこ・ボール遊びなど)の
「子どもを寝かせるのは夜9時までに」
全身運動がおすすめです
これが 1 つの目安です。
・身長の伸びている時期は骨折の多い時期でもあり
★良質な睡眠のために
ます。骨折を予防するためには運動を続けること
・夕食は早めに済ませましょう
・テレビやゲームは控えめにしましょう
・夜の室内照明は暗めにしましょう
が大切です
・休日も家の近くを散歩するなどして、からだを動
かし骨を丈夫にしましょう
★子どもが早く寝るためには親の生活
パターンを見直すことも必要です
世田谷区ホームページアドレス http://www.city.setagaya.lg.jp/index.htm
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じょうぶなほねにしよう
すいみん
うんどう
そとであそぼう
からだをよくうごかすと
ほねがつよくなるよ
たくさんねるとほねが
のびて、おおきくなるよ
しょくじ
カルシウム・ビタミン D をたくさんたべよう
・カルシウムのおおいたべもの
・ビタミンDのおおいたべもの
おかし・あまいものはたべすぎないようにしよう
この紙面は、お子様向けに作ってあります。ぜひ、お子様と一緒に読んでご家庭でも話し合ってください。