March. arch. 2017 2017 寒さも一段落する桃の節句の季節となりましたが、 寒さも一段落する桃の節句の季節となりましたが、乾燥や 桃の節句の季節となりましたが、乾燥や寒暖差など 乾燥や寒暖差など、まだまだ 寒暖差など、まだまだ体調を 、まだまだ体調を崩さないように気を 体調を崩さないように気を つけなければなりません。 つけなければなりません。最近 なければなりません。最近、 最近、疲れやすい。もしくは、風邪をひきやすい。なんてことはありませんか? 疲れやすい。もしくは、風邪をひきやすい。なんてことはありませんか? 実はそれ全部、あなたの「免疫力」の低下が原因かもしれません。 「免疫力」ってなに? 免疫力」ってなに? 簡単にいうと体内に入ったウイルスや細菌、異物などから自分自身の体を守る力の事です。 ※その役割を主に担ってくれているのは体の中を流れている血液中の「白血球」という成分です。 ※その役割を主に担ってくれているのは体の中を流れている血液中の「白血球」という成分です。 「白血球」はどんな事をするの? 白血球の中には、たくさんの細胞が存在しています。それらは「免疫細胞」と 白血球の中には、たくさんの細胞が存在しています。それらは「免疫細胞」 と 呼ばれ、 呼ばれ 、 外部から侵入してきたウイルスや“体の中”から生まれる異常から 外部から侵入してきたウイルスや“体の中”から生まれる異常か ら 私たちの体を守ってくれています。たとえばガン細胞! 私たちの体を守ってくれています。たとえばガン細胞!毎日 3,000~ 3,000~5,000 個 くらいの数が、私たちの体の中 くらいの数が、私たちの 体の中に自然に出現していて、 体の中 に自然に出現していて、免疫細胞は に自然に出現していて、 免疫細胞はそれら 免疫細胞は それらの それら の ガン細胞を都度攻撃し ガン細胞を都度攻撃しています。だから人はすぐにはガンにならないのです。 攻撃しています。だから人はすぐにはガンにならないのです。 ●「免疫細胞」はこんな事をしています!! ●「免疫細胞」はこんな事をしています!! いつも体の中をパトロールしてくれている免疫細胞ですが、パトロールに出るまでに自らの力を 向上させるためのトレーニングをしています。体の中をパトロールできるのは、そのトレーニン グを完了した免疫細胞だけなのです。実は、NK 細胞をはじめとした免疫細胞のトレーニング相手 をしているのは「腸内細菌」です!! ●「トレーニング」ってどんなことを ●「トレーニング」ってどんなことをするの? 体の中にいる悪い菌と闘うための模擬戦のようなことです。小腸付近にリンパ球の訓練場があり 訓練中のリンパ球に、腸内細菌が刺激を与え、ニセの攻撃をしかけます。実害のない細菌を攻撃 訓練して強くなったら全身のパトロールに出かけます。 ※同じトレーニングを毎日していても、イレギュラーな敵が現れた時に対応できません。 色々な攻撃に対応できるように免疫細胞を強くするには、トレーニングの対戦相手である 腸内細菌の数を増やすことが重要となります。 ※NK 細胞をはじめとした免疫細胞が頑張れるように、体の中の免疫力を高めておく必要があります。 ※NK 細胞( 細胞(ナチュラルキラー細胞) ナチュラルキラー細胞) 免疫細胞は 免疫細胞は、70%は「腸」でつくられ、 70%は「腸」でつくられ、30 %は「腸」でつくられ、30%は「心」でつくられるといわれています。 30%は「心」でつくられるといわれています。 ※「心」というのは自律神経のこと。 自律神経が弱まると免疫細胞も弱まります。心が乱れると、免疫細胞の量が減少し、風邪をひいたり 体調を崩しやすくなったりします。 自律神経に大きな関係があり、私たちを幸せな気持ちにしてくれ、人間の精神面に大きな影響与える 神経伝達物質の「セロトニン」は、脳ではなく、腸の中でその大部分が合成されています。 幸せを感じるセロトニンなどの物質は、たくさんつくられても貯めておくことができません。 脳に不足しないようにするには、絶えずつくり続けることが必要です。それには腸内環境を 整えることが重要となってきます。 「免疫力」を高めるには「腸内細菌を増やす」ことが欠かせません 「免疫力」を高めるには「腸内細菌を増やす」ことが欠かせません。 ません。 腸内環境を整えて免疫力を高めましょう !! ~ 腸内細菌を増やすための 7 つの方法 ~ 1. アイフローラを食べる! 「乳酸菌」や「ビフィズス菌」を含む食品を直接摂取することにより腸内細菌の増加につながります。 2. 発酵食品を食べる! 漬物、ヨーグルト、チーズなどには「乳酸菌」、味噌には「麹菌」がいます。発酵食品を食べると 腸内細菌の増加につながります。 特に 3. 「オリゴ糖」「食物繊維」を含む野菜を多くとる! 胃で消化・吸収されることなく大腸まで達し、腸内細菌の栄養源となります。 ゴボウ、大根、レンコンは オススメです 4. 食品添加物の多い食品は出来るだけ避ける! “保存料などの食品添加物入りの食べ物を食べると、腸内細菌が減るかもしれない”といわれます。 加工食品のハムやソーセージに使われる「ソルビン酸」という成分は、腐敗の進行を止める作用が ありますが、腸内細菌は増えにくくなるのではないかといわれています。 ※腸内細菌を減らさないように食事を工夫しましょう。 5. 潔癖になりすぎない! きれいにすればするほど腸内細菌は弱まります。腸内細菌の低下を防ぎ、免疫力を落とさないために 潔癖になりすぎない生活が大切です。 ※清潔、きれいは気持ちがいいですが、やり過ぎには注意です。 6. たくさん笑ってストレスをためない! 「笑う」は最高のリラックス。 笑うことで、ストレスが減り NK 細胞などの免疫細胞がどんどんつくられます。 また、セロトニンなどの神経伝達物質も増え、うつ病の予防にもつながるのです。 7. 体温を上げる生活習慣を取り入れる! 体温が下がると、免疫力は低下します。血行を良くして、免疫力をアップしましょう。 ★腸内細菌によって鍛えられた免疫細胞は、血液に乗って全身をパトロールしてくれますが、体温が低くなって 血流が悪くなると、免疫細胞が本来の力を発揮できなくなります。免疫細胞が本来の力を発揮するためには 体温を高く保って血流がいい状態にしておくことが大切です。 体温低下の主な原因は「 「筋力の低下」 「身体の冷え」 筋力の低下」と「 身体の冷え」。筋力低下と冷えに気をつけて 体温を上げる生活習慣を身につけるようにしましょう。 ① 日常的に 1 日 30 分以上歩く習慣がないと、筋肉量は少しずつ減っていきます。 ・筋肉量の低下を防ぐには、1 日で合計 30 分以上歩きましょう。 ② 湯船につかって入浴する。湯船に 10 分ほど浸かると、体温が上がります。 ③ 温かい飲み物を飲む温かい飲み物を飲むことも、体温アップに効果的です。 ☀体温が低い朝のオススメな生活習慣 ・温かい飲み物で身体を内側から温める。 ・朝はウォーキングが一番効果的な時間なので、朝の散歩もいいでしょう。 ◎体温が上がる効果は、免疫力アップだけではありません。 基礎代謝があがって太りにくい身体になったり、腸の運動が活発になって便秘が解消できたり いいことがいっぱいあるのです。 腸内環境を整え、免疫細胞に大活躍して 腸内環境を整え、免疫細胞に大活躍してもらいましょう! 大活躍してもらいましょう!
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