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科目番号
授業科目名
看護理工学ハンズオンセミナー
バイオロジカルナーシングコース
学期
集中講義
担当教員
真田弘美、峰松健夫、仲上豪二朗
講義室
医学部3館別館 W103
授業開始日
平成 29 年●月●日(●)
授業の目的
曜日
時限
ケアイノベーションを創生するためには、対象とする疾患や症状、状態において、生体内
で起きている反応やメカニズムである病態を理解することが欠かせない。医学領域では疾患
メカニズムの解明が飛躍的に医療を進化させている一方、看護学領域ではこの試みは緒に就
いたばかりである。また、これら病態の理解に基づいた新たなアセスメント技術は、本質的
なケアの提供に有効である。本科目では、こうしたバイオロジカルナーシングの実施に不可
欠な 3 つの技術(RT-PCR、免疫組織化学、ブロッティング)の習得と、これらを用いた看
護学研究の計画策定を目的とする。
授業の方法
講義および演習
●月●日(●)~●月●日(●)の二日間
1. mRNA 発現解析(エンドポイント/リアルタイム RT-PCR)
2. タンパク質発現の局在解析(免疫組織化学)
3. タンパク質発現/分泌の定量的解析(ウェスタンブロッティング/スキンブロッティング)
各技術の原理や応用に関する講義内容を理解したうえで、実際のサンプル(こちらで準備
する)を用いて各自で解析を試みる。
実習に当たっては、マイクロピペットや遠心分離機、オートクレーブなどの実験機器の基
礎的技術や、遺伝子、タンパク質の取り扱いなどの分子生物学の基礎的事項についても教示
する。
教科書および
Sanada H, Mori T. Bioengineering Nursing: New Horizons of Nursing Research. Nova
参考書
Science Pub Inc, 2014.
真田弘美, 森武俊編集. 看護理工学. 東京大学出版会.2015
成績評価
各自の解析結果に関する考察、ならびにこれらの技術を用いた看護学研究計画をレポートと
して提出する。
その他
連絡教員:高橋真実(医学部 5 号館 304、内線 23451、[email protected]