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科目番号
授業科目名
看護理工学ハンズオンセミナー質的スケッチ技法コース
学期
集中講義
曜日
担当教員
真田弘美、玉井奈緒、大江真琴
講義室
医学部 5 館 201
授業開始日
平成 29 年 2 月
授業の目的
質的スケッチ技法は、臨床で生じている現象を全人的に理解し、患者のニーズを抽出するた
日(
時限
)
めに用いることができる方法の 1 つである。本講義と演習では、質的スケッチ技法の手法を
理解し、実際の事例を用いてスケッチによる言語化と要約の作成、および質的分析を実践す
る。それにより、対象の特徴を見出し、本質を解釈することができるようになることを目指
す。
授業の方法
講義および演習
2 月下旬の連続した 2 日間を予定
1 日目 9:00-18:15 (昼 1 時間、午後 15 分の休憩含む)
オリエンテーション
講義
・質的スケッチ技法の定義と意義、研究の実際
・スケッチ技法の書き方・進め方
・スケッチと所見の言語化―事例
演習
・スケッチをすることの意味の理解
・実際の事例を用いたスケッチと言語化
・スケッチによる言語化から要約を作成
2 日目 9:00-18:15 (昼 1 時間、午後 15 分の休憩含む)
講義
・質的データの分析方法、真実性の確保
・要約の分析の実際
演習
・自分で作成した要約の分析、結果の解釈
・発表とまとめ
・研究相談
教科書および
Sanada H, Mori T. Bioengineering Nursing: New Horizons of Nursing Research. Nova
参考書
Science Pub Inc, 2014.
真田弘美, 森武俊編集. 看護理工学. 東京大学出版会.2015
成績評価
出席とレポート
その他
連絡教員:高橋真実(医学部 5 号館 304、内線 23451、[email protected]