ＪＲ笠置駅複合施設指定管理者募集仕様書美しい自然と史跡に恵まれた笠置町において、住民交流と観光交流の拠点として地域の活性化と振興を図ることを目的に設置した JR 笠置駅複合施設（以下「施設」という。）の管理に関する業務を効果的に行うため、指定管理者が行う業務の内容及びその範囲等を、次のとおり定める。１．施設の管理運営に関する基本的な考え方（1）施設の設置目的に基づき、住民交流と観光交流の拠点として地域の活性化と振興を図ること（2）施設を常に適切に管理し、施設の利活用の向上を図り、業務の遂行にあたること（3）利用者の安全を十分に図ること（4）個人情報の保護を徹底すること（5）効率的かつ効果的な管理運営に努めること（6）管理運営費の節減に努めること２．施設の内容（1）名称 JR 笠置駅複合施設（駅舎）（2）所在地笠置町大字笠置小字佃 44 番地（3）建物の構造木造平屋建て瓦葺（4）延床面積 156.51 ㎡（付属施設除く）（5）主な施設の内容・商業施設部分・共有部分（待合部分含む）・鉄道施設部分・付属施設（トイレ 33.80 ㎡）３．開館時間及び休館日施設の性質上、鉄道施設部分と共有部分、付属施設については終日開館する施設となるが、利用時間及び商業施設部分の開館時間は、午前 9 時から午後 5 時までの間で、あらかじめ町長の承認を受けて指定管理者が定めるものとする。また商業施設部分の休館日についても同様とする。４．指定期間平成 29 年 4 月 1 日～平成 34 年 3 月 31 日まで（5 年間）ただし、管理を継続することが適当でないと認めるときは、期間途中においても指定を取り消すことがある。５．関係法令等の遵守施設の管理運営にあたっては、本仕様書のほか、次に掲げるもの及び施設の管理運営上必要な法令等に基づくこと。（1）地方自治法及び地方自治法施行令（2）JR 笠置駅複合施設の設置及び管理に関する条例（3）笠置町公の施設に係る指定管理者の手続等に関する条例（4）その他施設の管理運営上遵守すべき法令等６．業務内容指定管理者が行う業務の内容は次のとおりとする。ただし、鉄道業務に係る部分は除く。また、指定管理者は、本業務を一括して第三者に再委託することはできないが、清掃等部分的な業務委託は町と協議の上、可能とする。（1）施設及び付属施設、駅舎周辺の管理運営に関する業務施設の適正な運営のため、清掃、施設・設備点検等の保守管理及び修繕、樹木保全等敷地内環境美化を行うこと。 ① 清掃業務・良好な環境衛生、美観の維持、施設の健全な保全に勤めること。・適切な方法により、埃、ゴミ、汚れ、シミ等を落とし清潔な状態に保つこと。ア日常清掃（床、衛生設備等）イ定期清掃ウ外灯清掃エガラス清掃 ② 電気、空調、給排水等設備管理・施設の電気設備、空調設備、給排水衛生設備等の各設備の日常巡視点検を行うこと。 ③ 施設・設備保守点検及び定期検査・ JR笠置駅複合施設の機能を維持するとともに、利用者が快適に利用できる良質な施設、設備を提供するため、設備・器具等の状態について巡視点検を行い、関係法令に基づく法定検査等を行うこと。（2）施設での自主事業の実施施設の設置目的に合致した自主事業の実施を積極的に推進すること。ただし、事業の実施にあたっては事前に町と協議し、他の利用者の利用が困難にならない事業とする。 ①町の活性化につながる事業 ②町内外の住民に対する交流促進に関する事業 ③町内外に向けた情報発信に関する事業 ④商業施設部分における通年の事業 ⑤その他利用者の利便に供するために町長が必要と認めた事業７．経費等 (1)指定管理料の上限額指定管理者が管理運営を行うために要する経費には、本町からの指定管理料と商業施設部分の収入を充てる。指定管理料の上限額は次のとおりであり、申請者はこの範囲内で提案すること。（上限額は予算の議決により変更となる可能性がある。） 480,000 円（消費税及び地方消費税を含む。）（2）施設等に係る修繕料施設等（設備、備品を含む）が毀損した場合は、町との協議により費用負担を定める。ただし指定管理者の故意または過失により施設等が毀損した場合は、町との協議により必要に応じてこれを弁償または指定管理者の負担により修繕すること。８．備品等の取扱い（1）町が設置した備品等は、無償で指定管理者に貸与する。指定管理者は管理期間中、備品等を良好な状態に保つこと。（2）指定管理者の故意または過失により備品等が毀損した場合は、町との協議により必要に応じてこれを弁償または指定管理者の負担により同等以上の備品等を購入または調達すること。（3）指定管理者は、施設の利用目的達成のために備品等を購入または調達できるものとする。ただし、購入または調達にあたっては事前に町と協議すること。９．実績報告等の提出（1）毎月終了後、15 日以内に、利用者数、その他必要な事項に係る事業報告書を提出すること。（2）毎年度終了後、1 ヶ月以内に管理業務の実施状況や利用状況、管理経費の収支状況、事業の実施状況等実績報告を町長に提出すること。１０．その他業務を実施するにあたっては、次の項目に留意して、業務を円滑に実施すること。（1）指定管理者が施設の管理運営にあたり要綱等を作成する場合は、事前に町と協議すること。（2）指定管理者は、この仕様書に規定するもののほか、指定管理者の業務の内容及び処理について疑義が生じた場合は、町と協議し、決定すること。（3）町は、必要に応じて立ち入り検査を行うこととする。