学校評価

平成 29 年2月吉日
緒川小学校保護者の皆様
緒川小学校長
平成 28 年度
竹内
正樹
よりよい学校づくりに向けたアンケート結果について
残寒の候、保護者の皆様方にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
さて、このたびは、「よりよい学校づくりに向けたアンケート」にご協力いただき、誠にありがとうござい
ました。今後の学校運営に役立てていきたいと考えています。なお、アンケート結果を緒川小ホームページの
リンク「H 28 学校評価」にも掲載しております。
1
集計結果に対する考察
①保護者アンケートについて
項目2「学校教育活動の周知」、3「体験活動の重視や地域との連携」、8「安全指導」、13「学校生活
の楽しさ」において、「よく当てはまる」「やや当てはまる」を合計した数値が 90 %を越えており、本校の
特色ある教育についてよく理解していただき、ご支持いただけていると捉えることができます。
項目4「学力定着への取組」においては、昨年度までと比べ、7%増加というよい結果をいただき
ました。逆に、項目7「健康保持増進のための取組」や 11「いじめ予防のための対応」においては、
3%、5%と昨年度より下回っています。運動量を確保した体育授業の充実や「なわとびのつどい」、
「マラソンのつどい」の充実、いじめを絶対許さないといった姿勢を貫いています。
②児童・保護者・職員の結果の比較について
全体を通して職員に比べ、保護者の数値が低くなっており、学校として取り組んでいても、保護者の方
に伝わっていないことが考えられます。「取り組んでいる」と慢心せず、学校での取組や教育活動の成果を
保護者の方と共有する努力をしていきます。
2 記述式アンケートのまとめ 〈 ○:よいこと
●:問題点
☆:今後の課題 〉
【全体・行事等について】
○子どもが喜ぶ工夫がたくさんされ、毎日楽しく過ごしており、すばらしい学校だと思う。
○他の小学校では、体験できないユニークな体験を数多くすることができ、子どもが楽しんでいると感じる。
○ペアでの他学年との交流は、学年を越えて友達をつくれ、よい経験になってありがたい。
○たくさんのことに子どもたちが挑戦でき、保護者にも参加する機会をつくっていただき、感謝している。
○地域との関わりを通じて、地元の行事や歴史について触れ合うことは、とてもよい体験だと感じる。
○観劇会をとても喜んでいて内容を話してくれた。
○フェスティバルで子どもたち一人一人が一生懸命自分で取り組む姿が、すばらしい。
○林間学校に行っている間、HPの更新が早くてどんなことをしているのかよく分かってよかった。
●行事が多すぎる。学力低下につながっていないか不安になる。
●運動会が競技中心で物足りなさを感じる。達成感や周りと協調し、合わせることの大切さを知ってほしい。
●ソーランがなくなって残念。みんなで協力してダンスを作りあげる経験が授業時間確保より大切な気がする。
●ソーランがなくなり、残念。伝統的なもの、楽しみにしているものが減ってしまうのはさみしい。
●おがわっ子フェスティバルでは、見て回る時間が短くなり、兄弟がいる親や子どもたちには回る時間が少な
すぎた。新しいやり方に変わったが、保護者や子どもの意見を聞いていただければと思う。説明があるとよ
かった。
●学力に力を入れようとして緒川小の特徴がなくなっているように思う。
●年に2回の体育祭を1回にまとめ、質を高くしてほしい。競技中に子どもたちが遊具で遊んでいたり、親の
テントに来ていたりというのは、子どもの意識が高くなればなくなると思う。
●勉強も大切ですが、運動能力の低下にならないようにスポーツ祭を続けてほしい。
●勉強以外のことを経験できるのが緒川小学校の良さだと思う。緒川小学校らしさを行ってほしい。
●発表で発表する子どもが一部で声も小さい。発表会では、一人一人責任ある出る場をつくってほしい。
●イベントが多く、教育がおろそかになっていないか心配です。イベントの統廃合を検討してほしい。
●区民体育祭への参加の価値が分かりません。義務として参加することはやめてほしい。
●実践力の育成が、あまり見えてきません。毎日続けることが大切だと感じています。
☆フェスティバルの片付けは、フィナーレ後に行って、親子下校でなく、学年か一斉下校にしてほしい。
☆体験活動において自然に触れる学習活動を取り入れてほしい。
☆オープン・スクールの特徴を生かした学校生活を提案していただきたい。
お褒めの言葉もあり、日々の取組に対する励みになります。学校教育の目的や目標を達成するために、子
どもたちの心身の発達に応じ、授業時数との関連において総合的に教育活動を計画しています。新学習指導
要領に基づき、よりよい学校づくりに向けて検討を重ねてまいります。
-1-
【学習面について】
○子どもが喜んで問題に取り組める工夫がたくさんされていると思う。
○上の子のときと比べて計算カードを取り入れて勉強に力を入れてよい。
○サポートクラスは授業で分からなかったことを解決し、喜んでいるので大変よい。
○オープン・タイムは、親と子どもが勉強できてよい活動だと思っている。
●学習面で学力向上を目指す取組をしてもらいたい。塾がなければ中学校生活がままならないと有名です。
●できない子へのサポート強化をお願いします。できない子を放たらかしな雰囲気があるので心配です。
●フェステイバルの準備期間が長すぎて授業がつぶれ、学力低下につながる可能性がある。
●フェスティバルや体験学習ではなく、基礎学力向上に向けた積極的な取組をしてほしい。
●他校との学力差を埋めるために体験学習やフェスティバルではなく、学習に力を入れてほしい。
●宿題プリントの説明がほしい。提出がいつか、○つけも連絡帳に記入してほしい。楽しい宿題がよい。
●長期休業中の宿題を子どもの力だけでやりきれる宿題にしてほしい。
●他クラスより宿題が多く、友達と遊んだ日は、夜に泣きながら宿題に追われる。勉強が嫌いになりつつある。
●宿題の量が、とても少ないと思う。増やしてほしい。先生が厳しくチェックして習慣化させてほしい。
●クラスによって宿題の多い少ないのばらつきが気になる。学年で話し合って同じ内容にできないか。
●サポートクラスは、苦手な部分の解決に至っていないように思う。直しに力を入れてほしい。
●オープン・タイムでデザインや作業工程は、自主性にゆだねるべきだが、工具の管理、使用法については指
導していただくと、けがの予防につながると思う。
基礎・基本の定着には、学校と家庭との連携が不可決です。今後、更に学校と家庭との連携を深め、学力
向上に努めてまいります。
【生徒指導・下校・安全面について】
○子どものことをよく見てくれ、細かいことまで指導し、連絡をくれていると思う。親目線で気付かないこと
にも指導し関わってくれている。親身になって相談にものってもらえ、本当にありがたい。
○よく見てくれて何かあれば連絡をくださり、熱心で温かい指導に安心しています。
○自宅以外に下校させる度に先生が毎回必ず声を子どもにかけてくださり、本当にありがたく感じています。
●子どもたちからのあいさつが少ない。学校でも登下校でもすれ違う人全てにあいさつすべきだと思う。
●子どもたちの言葉遣いが気になる。学年が上がるにつれて子ども同士の思いやりが欠けていると思う。
●高学年児童が3~5人横並びになって道路の真ん中まで広がって下校しており、とても危険である。
●バス通学で歩道がなく、大変危険。中学校への自転車通学が危険です。
●4年生になって自由に並ばずに帰ってくる。1~3年生のように集団で下校がよいと感じる。
●イオンモールなどショッピングセンターに子どもだけで行くことに指導が必要だと思う。
●いじめがあってもいじめている子の保護者は知らないことが多い。学校側の対応が見えてこない。
●問題があっても本人は言いたがらないので知らないまま終わってしまう出来事があると思う。家庭への連絡
をきちんとしてほしい。一人一人の子どもの心に寄り添っていただきたい。
●教師の言葉、振る舞いについて、子どもが前向きになれるような言葉がけをしていただきたい。
●やりたいと思っている子はたくさんいると思う。やっていない子をリーダーに優先してほしい。
行き届かない点があり、ご心配をおかけしております。いじめ問題については、関係機関と連携し、校内
においては、管理職や生徒指導を交えて組織として動いていますが、公表できない内容であることをご理解
お願いいたします。HPの「いじめ防止基本方針」をご覧いただければと思います。子どもたちの本音を聞
き出せる雰囲気づくりに心がけていきます。今後も、お気付きの点についてお知らせいただけると幸いです。
【その他】
●学年、学校便りなど書類が多すぎてどれが大切か分からない。
●放課の時間が他の活動に変更になったり、短くなったりすることが多いようで納得がいかないようです。
●クラブ活動(運動系)が、10月から全くない。町内の小学校で様子が違う。
●行事が多すぎて仕事に差し支えることが多い。正社員として働いている人も多い。行事の日程、PTA役員
の運営方法等に工夫してほしい。PTAが母親のみなのか疑問です。
☆通学の帽子やかばん、ランドセル、体操服、上靴にお金の負担がかかる。上靴に外靴を履くのが当たり前の
ようになっている。体育で必要なら体育館シューズをそろえ、体操服も統一してほしい。
☆上靴を白無地に統一してほしい。カラフルな外靴を履かせる必要性はない。授業で必要とされるべき点を重
視して変わってほしいと思う。自由を勘違いしている。意識改革を促してほしい。
高学年になると自治活動を放課の時間に行うことが出てきます。この活動は、自主性を育むことをねらい
としています。自ら考え、行動するおがわっ子の育成に努めてまいります。
たくさんのご意見をいただきました。紙面の都合上、全てをお知らせすることができませんでした。今後の
本校教育活動の参考にさせていただきます。ありがとうございました。
-2-
平成28年度 よりよい学校づくりに向けたアンケート結果(保護者)
よく当てはまる
あまり当てはまらない
やや当てはまる
当てはまらない
1 学校は,目指す子ども像「はつらつ」「じっくり」「やったあ」の姿を大切にし,進んで行動できる子の育成
に取り組んでいる
H28
25
H27
64
29
11
0
9
0
61
H26
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
2 学校は,教育活動の内容を通信等(学年・学校だよりなど)やホームページ等で分かりやすく保護者に
伝えている。
H28
54
H27
42
52
H26
42
40
0%
10%
20%
4
5
52
30%
40%
50%
60%
0
1
7
70%
80%
1
90%
100%
3 学校は,体験を重視したり地域の人たちの協力を得たりして学習を工夫している。
H28
59
38
3 0
H27
59
38
3
H26
56
0%
10%
20%
30%
38
40%
50%
60%
70%
0
4
80%
2
90%
100%
4 学校は,学力(基礎・基本,自己学習力)をつけることに積極的に取り組んでいる。
H28
19
H27
17
H26
16
0%
56
22
51
26
50
10%
20%
30%
3
6
28
40%
50%
60%
70%
6
80%
90%
100%
5 学校は,あいさつ・時間を守る・言葉づかいなどの基本的な生活習慣の指導に取り組んでいる。
H28
19
H27
17
H26
17
0%
58
21
60
20
50
10%
20%
30%
2
3
29
40%
50%
60%
70%
4
80%
90%
100%
18
2
6 学校は,人の立場を考え相手を思いやる心を育てている。
H28
18
H27
62
20
H26
59
18
0%
17
56
10%
20%
30%
40%
4
22
50%
60%
70%
80%
4
90%
100%
7 学校は,児童の健康の保持増進のための実践力の育成に取り組んでいる。
H28
21
H27
21
H26
60
63
34
0%
10%
18
52
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
1
16
0
13
1
90%
100%
8 学校は,児童の安全(災害・事故・不審者)の指導に取り組んでいる。
H28
41
H27
52
30
H26
63
32
0%
10%
54
20%
30%
40%
50%
60%
6
1
6
1
13
70%
80%
1
90%
100%
9 学校は,子どもの個性を重視し,能力や努力を認め,伸ばしている。
H28
21
57
20
H27
25
52
H26
26
51
0%
10%
20%
30%
40%
2
18
5
20
50%
60%
70%
80%
3
90%
100%
10 学校は,子どもたちによく声をかけ,話を聞いている。
H28
24
H27
23
H26
23
0%
55
18
55
17
57
10%
20%
30%
40%
3
5
17
50%
60%
70%
80%
3
90%
100%
11 学校は,いじめの予防や早期解決のための対応を行っている。
H28
14
H27
59
17
H26
61
20
0%
23
18
45
10%
20%
30%
40%
4
4
31
50%
60%
70%
4
80%
90%
100%
12 学校は,家庭との連絡をきめ細かに行ったり,保護者の相談に親身になって対応したりしている。
H28
30
H27
50
26
H26
10%
3
17
3
17
3
90%
100%
54
33
0%
17
47
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
13 子どもは,学校生活を楽しんでいる。
H28
57
H27
37
55
H26
38
54
0%
10%
20%
39
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
6
0
6
1
6
1
100%
14 子どもは,授業が分かりやすいと感じている。
H28
25
H27
55
23
H26
57
19
0%
10%
17
15
58
20%
30%
40%
50%
5
19
60%
70%
80%
3
4
90%
100%
平成28年度 よりよい学校づくりに向けたアンケート結果(3者比較)
よく当てはまる
あまり当てはまらない
やや当てはまる
当てはまらない
1 学校は,目指す子ども像「はつらつ」「じっくり」「やったあ」の姿を大切にし,進んで行動できる子
の育成に取り組んでいる
保護者
25
64
職員
11
48
0%
10%
45
20%
30%
40%
50%
60%
0
7
70%
80%
90%
0
100%
2 学校は,教育活動の内容を通信等(学年・学校だよりなど)やホームページ等で分かりやすく保
護者に伝えている。
保護者
54
42
職員
4
84
0%
10%
20%
30%
40%
13
50%
60%
70%
80%
3
90%
100%
3 学校は,体験を重視したり地域の人たちの協力を得たりして学習を工夫している。
保護者
59
職員
38
3
84
0%
10%
20%
30%
40%
16
50%
60%
70%
80%
90%
100%
4 学校は,学力(基礎・基本,自己学習力)をつけることに積極的に取り組んでいる。
保護者
19
56
職員
22
39
0%
10%
3
48
20%
30%
40%
50%
60%
13
70%
80%
90%
100%
5 学校は,あいさつ・時間を守る・言葉づかいなどの基本的な生活習慣の指導に取り組んでいる。
保護者
20
58
職員
21
39
児童
42
34
0%
10%
19
49
20%
30%
40%
50%
2
60%
70%
80%
15
3
90%
100%
19
2
6 学校は,人の立場を考え相手を思いやる心を育てている。
保護者
18
62
職員
48
児童
45
36
0%
10%
20%
6
50
30%
40%
50%
60%
11
70%
80%
2
90%
100%
7 学校は,児童の健康の保持増進のための実践力の育成に取り組んでいる。
保護者
21
職員
60
19
30
児童
63
39
0%
10%
20%
7
37
30%
40%
50%
18
60%
1
70%
80%
6
90%
100%
8 学校は,児童の安全(災害・事故・不審者)の指導に取り組んでいる。
保護者
41
52
職員
6
74
児童
26
64
0%
10%
20%
0
29
30%
2
40%
50%
60%
70%
5
80%
2
90%
100%
9 学校は,子どもの個性を重視し,能力や努力を認め,伸ばしている。
保護者
21
57
職員
20
57
児童
43
69
0%
10%
20%
2
30%
0
22
40%
50%
60%
70%
7
80%
2
90%
100%
10 学校は,子どもたちによく声をかけ,話を聞いている。
保護者
24
55
職員
18
68
児童
26
43
0%
10%
6
40
20%
30%
3
40%
50%
60%
13
70%
80%
4
90%
100%
11 学校は,いじめの予防や早期解決のための対応を行っている。
保護者
14
59
職員
23
67
児童
33
56
0%
10%
20%
4
0
33
30%
40%
50%
60%
7
70%
80%
4
90%
100%
12 学校は,家庭との連絡をきめ細かに行ったり,保護者の相談に親身になって対応したりしている。
保護者
30
50
職員
17
52
3
48
0
児童
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
13 子どもは,学校生活を楽しんでいる。
保護者
57
職員
37
68
児童
10%
20%
30%
0
29
56
0%
6
30
40%
50%
60%
10
70%
80%
4
90%
100%
14 子どもは,授業が分かりやすいと感じている。
保護者
25
職員
55
22
17
63
児童
11
59
0%
10%
20%
30%
3
32
40%
50%
60%
70%
6
80%
90%
3
100%