製薬企業は新しい技術と革新性 を求めて毎年、 多額の研究開発費 を投じています 100% 市場は北米市場に次ぎ第 2 位ですが、シェアはこの 10 年で約 3 分 の 2 になっています。一方で、研究開発費は年々増加し、2010 年に は売上高の 12.02%にも達しています。医薬品製造業の研究開発 費比率は、他産業と比較して、際だって高い比率になっています。 治療に対する薬剤の貢献度 産額は低調な伸びに留まっています。世界の医薬品市場の中で日本 ドイツ4.8% 肺癌 情報通信機械器具 50% 糖尿病性腎症 糖尿病性神経障害 輸送用機械器具 20% 生産用機械器具 アルツハイマー病 10% 8,612億ドル(2010年) ゴム製品 製造業平均 0% 全産業平均 10% 20% (特殊法人・独立法人、 金融・保険業を除く) その他 35.6% 日本 15.9% 4.49 糖尿病性網膜症 8.42 12.02 胃癌 医薬品の貢献度が高く 治療満足度も高い領域 CKD/慢性腎臓病 4.54 3.88 革新的な新薬の創出が 3.84 期待される領域 3.93 30% 40% 50% 60% 70% 80% 3.22 9 90% 100% 12 出典:製薬協 DATA BOOK 2012 製薬協調べ 北米 38.6% 5.81 3 治療の満足度 6 (%)0 北米 大腸癌 腹圧性尿失禁 5.48 電気機械器具 30% 脳梗塞 前立腺癌 緑内障 乳癌 60% 業務用機械器具 40% 糖尿病 慢性B 型肝炎 骨粗鬆症 アトピー性皮膚炎 医薬品 電子部品・デバイス・電子回路 その他 イギリス3.1% イタリア3.0% フランス4.6% 70% 脂質異常症 白血病 関節リウマチ 90% HIV・エイズ ■ 研究開発費の対売上高比率 (2010年) 80% ■ 世界の医薬品市場 43.0% 約4年 ■ 治療満足度と薬剤の貢献度の相関図 (2010年、対象:医師) 薬価切り下げなどで成長が抑制されているため、近年の医薬品の生 25.6% 承認 アメリカ13.5カ月 欧州 13.0カ月 アメリカ 54.4カ月 欧州 63.5カ月 上市時期の差 (ドラッグラグ) 2010 年の日本の医療用医薬品生産額は約 6 兆 1,489 億円です。 3,628億ドル(2000年) 審査 臨床開発(治験)期間 欧米 ■ 製薬企業の研究開発費 (各年の売上高上位10社の平均研究開発費) 億円 1,333 1,274 イギリス2.4% イタリア3.1% フランス4.5% 日本生まれの新薬は世界の医療に 大きく貢献しています 日本で開発された新薬は、欧米をはじめとし た諸外国へも数多く進出して高い評価を受け ています。世界の売上高上位 100 品目のうち 日本で生まれた医薬品は 1 割以上を占め、こ れはアメリカ、イギリスに続いて 3 位です。 1200 ドイツ 4.7% 1,125 日本 11.2% 出典:©2012 IMS Health. IMS World Review をもとに医薬産業政策研究所にて作成 (2011年11月)転写・複製禁止 900 600 1,262 612 621 2002 2003 2004 747 858 588 300 0 2005 2006 2007 2008 2009 2010年 出典:製薬協 DATA BOOK 2012 12 10 13 11
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