医療用医薬品 処方せんが必要なくすりです。 新薬 (先発医薬品) ■ 治療満足度と薬剤の貢献度の相関図(2010年、対象:医師) 一般用医薬品 病気にはとても多くの種類がありますが、そのうち治療手段が (OTC 医薬品) あるのはその一部にすぎません。アンメット・メディカル・ニーズ (満たされていない医療ニーズ)と呼ばれる、いまだ有効な治療 方法や薬剤がない医療へのニーズに応え、病気の治療の可能 100% ジェネリック (後発医薬品) 新薬の特許期間が切 れると他の製薬企業 が同じ成分のくすりを 製造・販売できます。 治療に対する薬剤の貢献度 製薬協は、患者さんと家族に 医薬品 希望を届ける新薬の開発に 取り組んでいます 性を広げるために、製薬協の加盟各社は積極的に革新的新薬の 80% HIV・エイズ 70% アトピー性皮膚炎 * QOL:Quality of Life ■ 新薬の登場と医療への貢献(例) 胃潰瘍の手術や入院の負担を解消 大腸癌 糖尿病性腎症 30% 糖尿病性神経障害 腹圧性尿失禁 糖尿病性網膜症 アルツハイマー病 10% 20% 革新的な新薬の創出が 期待される領域 30% 40% 50% 60% 70% 80% 臓器移植の成功率を高め、 入院期間を短縮化 免疫 抑制薬 介護に費やされる 労力や費用を軽減 90% 100% 治療の満足度 アルツハイマー病や糖尿病の 3 大合併症 (腎症、網膜症、神経障害)などを はじめとして、決定的な治療薬がなく、治療の満足度が低い病気も少なく ■ 製薬企業の研究開発費 (各年の売上高上位10社の平均研究開発費) ありません。このように、まだ医療ニーズが満たされていない領域では、革 新的な新薬の創出が待望されています。 億円 出典: (財)ヒューマンサイエンス振興財団「平成 22 年度国内基盤技術調査報告書」 より一部改変 1,333 1,274 1,262 1200 H2受容体 拮抗薬 医薬品の貢献度が高く 治療満足度も高い領域 CKD/慢性腎臓病 の短縮が図れるなど、生活の質 (QOL *)の向上や医療費の抑制 などにも、大きな効果が期待できます。 脳梗塞 前立腺癌 緑内障 胃癌 40% 0% を せずに治療することが可能となったり、入院日数・治療日数 骨粗鬆症 肺癌 50% 10% 研究開発を進めています。優れた医 薬品の登場により、手 術 糖尿病 慢性B 型肝炎 乳癌 60% 20% 脂質異常症 白血病 関節リウマチ 90% 1,125 900 600 612 621 2002 2003 2004 747 858 588 300 0 2005 2006 2007 2008 2009 2010年 認知症 進行抑制薬 46 75
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