学 校 だ よ り 筒井 平成28年度 No.9 (H28.11.30) 名古屋市立筒井小学校 本年度、学校教育目標を「知・徳・体の調和のとれた人間性豊かな子どもを育てる」に掲げ、魅力ある学校 づくり、安心・安全な学校づくりを目指し、教育活動を進めています。 魅力ある学校づくり、安心・安全な学校づくりの主な取り組みは次の通りです。 ◆ 魅力ある学校づくり(知・徳・体の3つの柱) 知育<確かな学力を身に付ける子どもの育成> ・言語活動の充実 ・基礎学力の定着 ・学習指導の工夫・改善 ・学校努力点の取り組み 徳育<心豊かな子どもの育成> ・道徳教育の充実 ・おあさご運動の推進 ・異学年交流活動 ・ふれあい会食会の実施 体育<心身共に健康な子どもの育成> ・児童集会や運動タイムの充実 ・読書活動の充実 ・教育相談活動 ・休み時間の指導 ◆ 安心・安全な学校づくり ・防犯対策の充実 ・安全点検の徹底 ・朝のあいさつ活動 ・月1回の一斉下校 ※ 今月号より、それぞれの取り組みの進捗状況をお伝えしていきます。 確かな学力を身に付ける子どもの育成のために 本校では、確かな学力を身に付けさせるために、様々な取り組みを行っています。今月は、「言語活動の充 実」「学習指導の工夫・改善」を取り上げ、紹介します。 <言語活動の充実を図るために> 自分の考えをもち、その考えを伝えることは、友達とのコミュニ ケーションを図ることにつながります。そのためには、児童同士が お互いの考えを理解し合いながら学習を進めることが大切です。そ こで、ペアやグループでの意見交換やボードを使った話し合い活動 などの工夫をして学習を行っています。また、自分の意見を発表す るだけでなく、友達の意見をしっかりと聞くことで、お互いの考え <グループで話し合いをしている様子> を理解できるように指導しています。 <学習指導の工夫・改善> 学習指導では、授業を通して一人一人の児童の理解を確かなものに することが大切です。その指導の1つとして、授業の始めに本時のめ あてを示し、授業の最後に学習を振り返る場を設けています。今日は 何を学習するのかというめあてを示したり、授業で分かったことやで きるようになったことを確認しながら振り返りをしたりしています。 このような指導を繰り返し行うことで学習内容の定着を図りたいと考 えています。ご家庭でも、授業の様子を話題していただけたらと思い ます。 <学習内容の振り返りをしている様子> 展覧会「伝えよう!それぞれの思い」 <伝 え よ う ! そ れ ぞ れ の 思 い よ う こ そ 筒 井 ミ ュ ー ジ ア ム へ > 体育館の中央に子どもたちの手形をつけたテーマを掲げました。これは、たてわり班ごとに作成したもので す。たてわり班の児童が協力して手形を押すことで、異学年の絆を深めるとともに、展覧会を成功させようと いう願いを高めました。 <平面・立体作品> 一人一人の児童が自分の思いを込めて製作しました。作品紹介カードには、「感謝の気持ちを込めてつくり ました。」「友達が楽しんでくれるように工夫しました。」など、自分の思いを文章で表現しました。これら の活動を通して、自分の気持ちを相手に伝える力が育ちました。 <ワークショップ> 紙コップを使ったおもちゃをつくったり、毛糸を編んでタワシをつくったりするなどの工作に一緒に取り組 みました。「家では、なかなか経験できない時間を過ごしました。」「一緒に工作をして楽しかったです。」 などの意見を多くいただき、児童も「一緒につくることができてよかった。」と喜びを表していました。 <体育館の様子> <ワークショップの様子> <思いを伝え、思いを受けとることのできた展覧会でした> 会場となった体育館には、保護者をはじめ、地域の方々に足を運 んでいただき、大変盛況な展覧会となりました。保護者の手を引っ 張り、自分の作品の前で「こんな工夫をしたよ。」とうれしそうに 話す児童。その思いを受け止め、「とても思いが伝わるよ。頑張っ たね。」と児童に笑顔で返す保護者の方々。また、祖父母に自分の 作品を紹介し、これまでの頑張りを得意げに話す児童など、作品を つくった達成感や満足感を伝え合う姿が多く見られました。 会場の出入口に掲示していた2本のメッセージツリーには、児童 に対する温かい言葉をたくさんいただきました。メッセージツリー を土間に掲示しました。子どもたちは足を止め、皆様からいただい たメッセージを読む姿が見られます。ツリーは2学期中掲示します <メッセージツリーの様子> ので、ご来校の際にご覧ください。 アンケートにもご協力いただき、ありがとうございました。多くの方々から「子どもの思いがとても伝わっ てきました。」「子どもが自分の力を発揮したことがよく分かる展覧会でした。」などの感想やご意見をいた だきました。これを励みとし、今後も児童が生き生きと教育活動に取り組めるよう、励ましていきたいと思い ます。
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