Yuichi Mori 森 有一 メビオール株式会社 代表取締役社長 【会社所在地】〒254-0075 神奈川県平塚市中原1-25-8 【事業紹介】土と水の代わりにフィルム状のハイドロゲルを用い、安全・高栄養価の農産 物を生産する持続的農業システム(アイメックR)の開発・製造・販売。 現在はマジョリティーが、 【PROFILE】 1942年生まれ。 早稲田大学理工学部応用物理学科卒業。 東レ (株) テルモ(株) 米 W. R. Grace メビオール(株) 未来はマイノリティーが創る 日米の企業で、20 世紀後半に長足な進歩を遂げた高分子科学 が天然素材をプラスチックに変えることにより人 類に大きな利 便性を提 供した事、更に、この行き過ぎた利便性が地球規模の 環境破壊を引き起こしている事を目の当たりに見てきました。環 上市製品:抗血栓性カテーテル・チューブ(アンスロンカテーテル・チューブ )、 人工血管(トレグラフト )、細胞・組織再生用基剤(メビオールジェル )、化粧 品基材(メビジェル)、植物用保水剤(スカイジェル )、次世代農業技術(フィ ルム農法) 【座右の銘】 境破壊による食料危機などの解決には植物の力を借りる以外に ないと考えました。土と水の代わりをするプラスチック(膜とハイ ドロゲル)により植物は新たな機能を獲得しました。 森羅万象には必ず訳があり、 それは“何か”をとことん追求せよ! 会社の特徴 医療分野で開発した 最先端の高分子技術の農業への応用 設立から10 年程は、主として再生医療用事業(メビオールジェルなど)を行ってきましたが、高額な 開発費用、製造承認問題などで植物栽培事業の開発に切替えました。弊社の人体細胞機能を制御 する高度な技術は、植物体の細胞機能も有効に制御することがわかり、世界に類のない事業に成 長しました。弊社は人間味のある人材獲得と世界に通用する知財獲得を目指すファブレス企業で あり、製造・販売は他社と協業します。 ▲フィルムに生えたレタス 事業・サービスの強み フロンティア技術とクロスボーダー市場 フィルム農法事業の強みは、全くの素人でも高品質(安全、美味、GABA・リコピンなど機能性成分 が 桁違いに高いなど)で競争力の強いトマトなどの果 菜 類を生産できることで、すでに国内では 150ヶ所の農場(総面積:10 万坪、フルーツトマト生産量:3,000トン/年)に普及しています。更に フィルム農法技術に関しては世界120ヶ国で特許が成立しており、中国、中東の砂漠、東南アジア などに急拡大しています。 ▲ドバイ砂漠でフルーツトマトを生産するフィルム農場
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