H.28 「学ぶ力」育成プログラム

学校番号:27001
学校名:琴似小学校
H.28 「学ぶ力」育成プログラム
プログラム項目名
項目内容
学ぶ意欲
①「学ぶ力」に
関する成果や
課題
思考力・判断力・表現力 等
項 目 内 容 の 具 体
◇アンケート結果から見ると、「学校で好きな授業がある」子どもの肯定的な割合は96%である。また、「授業中、友達や
先生の説明、意見を終わりまで聞いている」という肯定的な割合は81%だった。
⇒学習に向かう姿勢や学習のルールが定着してきているが、今後より徹底していくことが必要。
◇「勉強していて、おもしろい、楽しいと思うことがよくある」という肯定的な割合は84%だった。
⇒子どもが自分で疑問や課題をもち、それを解決するために人と関わりながら解決していこうとする指導が徐々に実を結
びつつある。
◇「習ったことや知っていることを使って、自分で考えることが大事だと思う。」という今回のアンケートの肯定的な割合は
81%だった。
⇒既習を生かした授業の実践が実を結びつつある。
◆学校独自の学校評価児童アンケートの中の「授業中、自分の意見を進んで発言している。」子どもの肯定的な割合は
59%である。
⇒自分の考えを表現する学習活動に課題。
基礎的・基本的な
知識及び技能
◇「勉強で同じ間違いをくり返さないように気を付けている。」子どもの肯定的な割合は82%だった。
⇒学習内容の定着に向けて、意識して取り組みつつある。
◆「新しく習ったことは、くり返し練習をしている。」という肯定的な割合は、56%だった。
⇒定着を図る指導内容の継続や、家庭での学習習慣の定着を図る取組と協力体制に課題。
②改善の重点
課題改善に向けて
重点的に取り組むこと
★どの単元で、どんな力を付けていくのかを明確にし、年間を通して言語活動の充実した学習に取り組む。
★子どもの実態把握を大切にしていく。その上で、子どもに付けさせたい力を明確にしていく。
★子ども自らが、自分の考えを分かりやすく表現するようになるために、小集団等で発表する場を多く設定する。
★「学びのスキル・4つの重点(体を向けて聞く、反応する・うなづく、発表する場の設定、前の発表へのつなぎ言葉)」をブ
ロックごとに設定し、発達段階に応じて日常的に取り組み、低学年から積み上げていく。
③改善策
改善策を具体化
□「子どもが自ら考え、判断し、
表現する学習活動」の充実
■「自分への自信をもたせる
きめ細かい指導」の充実
□振り返りを生かし、既習を活用したくなるような単元構成を考え、実践していく。
□小集団交流を取り入れ、子どもたちが互いに関わり合いながら一人一人の考えを吟味していくような交流場面を工夫し
ていく。
□専科学習を取り入れ、子どもがより深く追求したくなるような学習活動を増やしていく。
■TTや少人数学習の有効活用を図る。
■モーニングタイム(朝の時間)の内容をより充実させ、1年を見通した計画を立て、基礎基本の定着をはかる。
■学習内容の定着を図るために、家庭と連携しながら家庭学習を勧める。
各種調査や
子どもの自己評価指標の活用
○学校独自の学校評価児童アンケートを活用
○各教科等の評価規準に基づく学習状況評価の活用(日常のテストやノート、観察等)
○全国学力・学習状況調査や本校独自で行っている学力検査の結果等を活用
○札幌市全体の共通指標(子どもの自己評価)の活用
○学期ごとのチャレンジテスト実施とその結果の活用
④検証