= 普 及 情 報 = No.19 平成29年2月13日 西部農林振興センター県央事務所農業普及部 標題 西洋野菜の栽培・普及に向けて ~邑南町西洋野菜研究会総会が開催~ (ダイジェスト) 1月29日、邑南町田所公民館にて邑南町西洋野菜研究会定期総会が開催。当研究会では、 共通品目の「ロマネスコ」「トレビス」など、約20品目の西洋野菜を試験栽培。初年度、 約1,900千円の売り上げを達成。 邑南町西洋野菜研究会は、矢上高校産業技術科の生徒が西洋野菜を核とした地元野菜のブランド 化を町に提案したことをきっかけに、町内の生産者や飲食店など関係者(会員20名)が集まり、 昨年1月、西洋野菜の栽培と普及を目指し設立されました。 当日の総会では、本年度の報告として、邑南町に適した栽培品目の選定のため、矢上高校と連携 し試験栽培に取り組んだ活動や販路確保に向け、新規販売先との契約交渉を重ね、広島市内の飲食 店向けへの定期販売を開始したこと等の活動報告がありました。 また、町内での西洋野菜の認知度を高め、活用を促進するため、里山レストランajikuraの元総 括料理長を講師に、家庭でできる簡単なイタリアン料理の実習・試食など地域住民を巻き込んだ活 動報告もありました。 さらに、平成29年度の事業計画では、年間販売計画の立案、新規品目・品種の検討等を進め、 販売金額4,000千円を目指していくことが承認されました。 総会に続き、トキタ種苗(株)から、「今、注目される西洋野菜と栽培のポイントについて」と題 し、講演が行われ、会員一同熱心に聴講しました。 この取り組みは始まったばかりであり、解決すべき栽培上の課題も多く、普及部として、研究会、 矢上高校との連携を図り、活動計画が円滑に進むよう支援したいと考えています。 西洋野菜研究会総会の様子 171 担当者 邑智南地域振興課 古川武志 Tel 0855-72-9589
© Copyright 2024 ExpyDoc