= 普 及 情 報 =

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普
及
情
報
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No.3
平成28年7月14日
隠岐支庁農林局農政・普及部
標題
平成28年度島の香り隠岐藻塩米の栽培研修会を開催しました
(ダイジェスト)
隠岐の島町では、消費者から信頼され、選ばれる米づくりの取り組みとして「島の香り隠岐
藻塩米」の栽培拡大を図っているところですが、作年の天候不順により収量が低下したことか
ら、28年産米の品質向上に向けた「藻塩米栽培研修会」(主催:JAしまね隠岐地区本部)
を7月12日に開催しました。研修会では幼穂などの生育状況を調査しながら、今後の管理に
ついて確認しました。
隠岐の島町の「島の香り隠岐藻塩米」の取り組みは10年を経過し、消費者から信頼され、選ば
れる米づくりとして認知され、平成28年産では約44ha にまで作付けが拡大しているところです。
しかしながら、昨年産米は8月中旬以降の低温と日照不足によって近年になく品質・収量ともに
低下したため、これに危機感を感じ水管理や施肥などの基本技術の再確認と今後の管理方法の検討
のため7月12日に栽培研修会を開催しました。
研修会の当日はあいにくの小雨のぱらつく天候でしたが、参加した生産者からは、本年度から重
点的に取り組みを進めている土壌改良資材の効果や、天候に左右されない良質米生産技術について
意見交換がされるなど関心が高まったところです。
また「葉緑素計 SPAD」と「葉色板」との関係、幼穂が確認できないときの対応等についても質
問があるなど、意欲の高さが感じられました。
今後、隠岐支庁農林局では、JAや農業技術センター等と連携を図りながら、水稲の収量及び品
質が安定するよう引き続き支援していきたいと考えています。
≪研修会の様子≫
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担当者
島後地域振興課
野津孝徳
Tel:08512-2-9683