氷川町学校図書館業務委託仕様書

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氷川町学校図書業務委託仕様書
1.業務委託名称
氷川町学校図書業務委託
2.委託期間
平成 29 年 4 月 1 日から平成 32 年 3 月 31 日まで
3.業務の概要
学校図書について高度な知識や思考を習得させ町内の小・中学校に配置することに
より学校図書の運営業務、図書室の整備、児童生徒への働きかけ等の活動を強化する
ことにより学校図書運営の最適化、効率化を図る。
4.委託業務内容
(1)
開閉館業務
①図書室の施錠、開錠等の管理をおこない図書室の安全を確保する。
②窓口業務
図書に関する利用、読書案内、貸出、返却、予約、リクエスト受付、督促、図
書の紹介等の児童生徒の利用への対応及びこれらの電子データ管理等の業務
③資料整備業務
図書資料整備のため、選書、発注、受入、装備、破損図書補修、除籍等の業務、
及びこれらの電子データ管理等の業務
④相互貸与
他の学校、図書機関が所有する図書の貸借に関する事務手続きと利用者への連
絡、貸出
⑤整備業務
・児童生徒への図書に関する興味を向上させるため学校内の図書に関する書架や
掲示物、案内ポスター、ディスプレイの設置等の整備を行う。
・図書室の整理整頓、清掃等を行い、常に清潔で、図書に関する興味や意欲を起
こさせるようにする。
⑥読書利用推進業務
児童生徒の図書の利用、読書意識向上を推進するためのオリエンテーション、
広報活動、読み聞かせや読書週間、文学散歩等の野外活動、読書感想文、読書感
想画等行事、啓発活動の計画、実施、参加を行う。
⑦授業、学習支援業務
授業資料の貸出、返却、レファレンス、資料収集補助といった図書館を利用し
た授業資料としての利用時の支援や授業に必要な資料の収集提供等を行う。
⑧統計等資料作成
年間及び月間の貸出利用統計、及び関係資料等の作成提出を行う。
なお、教育委員会、学校長が、必要とする書類を申し出た時は、受託者と協議
の上、適時対応する。
⑨調査
全国公共図書館調査、熊本県市町村実態調査等の調査、集計、報告を行う。
⑩研修講座等への参加
各図書館業務担当者研修会等での先進事例等の収集をおこない児童生徒の意
識向上を図る。
⑪各種計画書、報告書の作成
年間計画書、月間計画書、及び日報等の作成等の報告書の提出を行う。
⑫その他
・各種学校行事等への参加をおこない児童生徒との交流活動を行う。
・学校整備での草取り、清掃活動への協力を行う。
・図書、事務に関する学校業務向上のため関係会議(職員会議、校内研修)へ
出席する。
なお、出席する会議については、受託者と教育委員会、学校長、従事者で協
議をおこない指示を行う。
・火災、風雨、震災時等の緊急時の対応については、学校及び町の安全対策マ
ニュアルに従うこと。
・その他、軽微な学校内作業について必要な時は、受託者と教育委員会、学
校長、従事者で協議をおこない指示を行う。
5.勤務
勤務日、勤務時間については、次のとおりとする。なお、受託者は、教育委員会、
及び各小・中学校の学校長との協議により詳細を決定し年次計画書を提出する。
(1) 勤務日
勤務の日は、年度内 240 日程度とし、有給休暇、及び慶弔、夏季休暇などの特別
休暇については、会社規程による。
(2) 勤務時間
午前 8 時 00 分から午後 5 時 00 分の間で休息時間を除く勤務時間 7 時間 45 分の
勤務とする。ただし、休憩時間については、学校職員に準じること。
なお、特別な行事及び工事等による変更が生じた場合には、勤務時間を超えない
範囲で学校長が、受託者に適時指示する。
(3) 委託業務の場所
業務の場所は、次の 4 か所とする。
①竜北西部小学校
②竜北東小学校
③宮原小学校
④竜北中学校
(4) 従事者の配置
従事者は、上記(3)に示す各業務場所に、上記(2)に示す勤務時間において常
勤職員1名を配置すること。
※常勤職員とは1日7時間45分、週5日勤務するものとする。
(5)
従事者指導
受託者は、従事者の業務を確認、援助するため巡回指導員等の業務支援を月 1
回以上おこない定期的に巡回させ業務の滞りが無いように指導にあたること。
(6)
従事者研修
業務にあたっては、図書業務、及び学校業務に支障が出ない様に従事者に定期
的な研修をおこない技能及び資質の向上に努めること。なお、研修の実施内容につ
いては、適時、教育委員会に報告書を提出すること。研修は、九州各県で 1 泊 2 日
の宿泊を伴うものが平成 29 年度及び平成 31 年度に各 1 回、また熊本県内で宿泊を
伴わない研修が年 4 回程度の実施がある。その費用については、受託者にて負担す
ること。
6.経費の負担
業務遂行にあたって氷川町が、受託者に提供する施設、及び機器、物品、及び経費
は、次のとおりとする。
使用にあたっては、効率的に使用し整理整頓、清掃を適確に行い、施設や物品の
棄損、不用意な破棄等がないようにする。
(1) 施設
・図書室
(2) 機器、物品
・図書室内に保管する蔵書
・事務に必要な机、椅子等の物品
・エアコン等の空調設備
・室内灯
・電話
・図書管理用電算機器(使用する機械は、学校長が指示する。)
・コピー、プリンター、輪転機等の印刷機
・印刷用紙
・事務用品等
・その他必要な物品については、学校長に申出て使用許可を受ける事
(3) 光熱費、消耗品費、委託料等
業務に必要な電気、ガス、水道等の光熱費等及び事務用品、修繕に伴う消耗品費、
電算機器、コピー機器等の保守委託料等の費用
7.報告書等の提出
受託者は、業務の提出書類を提出しなければならない
(1) 現場従事者の学校別の名簿
(2) 月例業務報告書
・業務記録内容の概要等
・図書に関する報告書
8.その他
本仕様書の定めのない事項で業務遂行に伴い必要となる事項については、受託者
と教育委員会、学校等の相互の協議により解決を図る。