ひめぎん情報 ■ 2017.新春 愛媛銀行女子陸上部 ２年目に向けて 愛媛銀行 ふるさと振興部 女子陸上部監督 小林 史和 平素は、当行女子陸上部の活動にご理解を いただき、心より感謝申し上げます。 当部は、今年度４月より活動をスタートし ました。チームの目標は、全日本実業団女子 駅伝（クイーンズ駅伝）への出場です。今は まだ、駅伝に参戦できる部員数はいませんが、 個人のトラックレースやロードレースで活躍 できるよう、日々の積み重ねを大切に取り組 んでいます。今回は、そんな陸上部を紹介さ せていただきます。 部員の１日は、まだ薄暗い時間の朝練習か ら始まります。毎日、 走るコースや内容を決め、 約12km～15kmの距離を走ります。昼間はしっ かりと銀行業務をこなし、午後は15時頃から また練習です。練習内容は多種多様で、選手 がそれぞれの目標・目的を見据え、高い意識 とメリハリを持って取り組みます。そのほか 練習以外では、体調管理を徹底し、ランナー の天敵でもある貧血などにならないような栄 養管理や、ケガや故障防止のために、心と身 体のケアに気を遣っています。翌日にまた元 気に走れるように遅くとも10時には就寝です。 また、定期的に実施している合宿では、普 段よりも長く厳しい練習に集中して取り組み ます。春は高地トレーニングとして標高1,200 ｍ～1,500ｍの岐阜御嶽高原、夏場は涼しい 北海道に行きました。そこでじっくりと長い 距離を踏み、走るための身体作りと心肺機能 の向上を図りました。もちろん、スピード練 習も欠かしません。他の実業団チームや日本 代表選手と共に合宿をしながら、自分たちの 意識向上にも努めます。365日24時間、ラン ナーであるという自覚を持ち、日々を過ごし ています。 〈北海道での合宿練習風景〉 とはいえ、毎日毎日、走ってばかりの部員 たちですが、休日には軽めの練習をしてから、 買い物や遊びに出かけたり、道後温泉で身体 を癒したりとリフレッシュも忘れません。休 むときは休む！こうしたメリハリが、走るこ とを「楽しい」と思える競技生活に結びつい ていきます。 まだスタートしたばかりの女子陸上部で す。「勝負は今、やるのは自分！」という方 針のもと、今後、皆様に良い報告をしていけ るように努力精進していきたいと思います。 これからも愛媛銀行女子陸上部を、応援よろ しくお願いいたします。 〈久万高原町での合宿練習風景〉 27
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