平成28年度学校経営方針

平成28年度学校経営方針
柏市立柏第四中学校
公立学校として、教育関連法規や国・県・市の教育方針を踏まえ、義務教育
の役割を認識しながら、一人一人の子どもの全人的な発達に向け、知性と徳性
を備えた健康な生徒を育成します。
また、様々な教育条件の整備を図るとともに、校内外の実態やニーズの把握
に努め、それに基づいた計画を立て、本校の特色ある教育活動を推進します。
さらに、積極的に情報提供を行いながら、全職員が一丸となって信頼される学
校づくりを行います。
1
学校教育目標
(1)【 自 学 】自ら学び,自らを高めようと進んで学習する生徒
(2)【 礼 節 】礼儀正しく,自他共に大切にする思いやりのある生徒
(3)【 鍛 錬 】自らを律し,自らを鍛えるたくましい生徒
2
生徒・教職員共通行動目標
(1)時を守り(時間厳守・5分前行動)
(2)場を清め(清掃・整理整頓)
(3)礼を正す(挨拶,言葉遣い)
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目指す学校の姿
学ぶ楽しみや喜びがあり,一人一人が主体的に取り組む学校
~おはよう!こんにちは!
4
あったか
あいさつ
明るい
四中~
経営の方針・重点
(1)安心・安全プラン
【安心して学習,生活するための環境をつくります】
①生徒指導の体制を整え,生徒一人一人が力を発揮できる環境にする。
②生徒理解と個に応じた指導・支援の充実を図る。
③施設管理や保健・安全指導を適切に行い,事故の未然防止を図る。
④学校生活にふさわしいきれいな環境にする。
(2)挑戦・発見・感動プラン
【目標に向かって地道に取り組めるよう一人一人の力を伸ばすための効果的
な指導を行います】
①基本的学習習慣を身に付けさせ,わかる授業を実践する。
②学習環境を整え,活用する。
③組織的な活動を展開し,主体的に取り組む力を養う。
④目標に向けて意欲的に取り組む力をつける。
(3)連携・協力プラン
【学校,保護者,地域がそれぞれの教育的機能を発揮しながらバランスのと
れた教育活動を展開します】
①保護者・地域との連携により,交流を通した生徒の健全育成を図る。
②小中学校との連携により,指導・支援の工夫・改善を図る。
③情報発信・収集を積極的に行い,教育活動の周知及び成果・課題の把握
に努めながら取り組みを改善していく。
④外部人材の活用や交流により,生徒の学びを支援する。
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具体策
別紙「柏市立柏第四中学校を創造する」(3ヵ年計画)参照
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その他
(1)教職員が心身ともに健康で安心して働くことができるよう,職場環境
の改善,向上に努める。
(2)教職員が教育公務員としての職責を適切に遂行しながら,信頼される学
校づくりを行う。
(1)学習環境を整え,基礎・基本を確実に習得できるわかりやすい授業を
実践する。
(2)生徒・教職員にとって,所属感と誇りにあふれ,愛着のある母校を創
造する。
(3)学校と家庭の連携・共通理解の下,規律ある行動がとれ,思いやりの
ある心豊かな生徒を育てる。
(4)授業・学校行事等の公開の推進及び情報発信に努め,開かれた学校づ
くりを実現する。
(5)職員が,心身ともに健康で安心して働くことができるよう,職場環境
の改善,向上を図る。
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経営の努力点
(1)学校経営の充実
①柏第八小学校,名戸ヶ谷小学校との小中学校連携教育を推進する。
(夏季合同研修会,情報交換会の実施。生徒指導方針の共有。部
活動の交流・合同練習の実施
等。)
②全生徒が行動目標(時を守り,場を清め,礼を正す)を身につけられ
るよう,日々の指導を徹底するとともに,教職員が生徒の手本となる
行動を心がける。
③行事や会議の精選,事務の効率化,ノー残業デーの実効化,年休取得
促進等により,勤務時間の縮減を図る。
(2)学びの充実
①学習に適した環境を整備し,わかりやすい授業のための手だてを明確
にし,実践する。
②わかる喜び,学習する楽しさが感じとれるよう,授業を工夫する。
③朝読書の時間の充実を図り,読み取る力,聞き取る力(読み聞かせ),
考える力を向上させる。
④授業,行事,学級活動等,さまざまな場面において,言語活動の充実
を図る。
(3)心の充実
①道徳の授業を充実させ,生徒の内面に根ざした道徳性,人権意識の向
上を図る。
②ピアサポート学習を完全実施する。
③教育相談体制の充実を図り,いじめや不登校等の早期発見,未然防止
に努める。
④スクールカウンセラーとの計画面談を実施する。(1年生対象)
⑤通常学級での特別支援教育体制を構築するとともに,特別支援学級で
の学習支援の充実を図る。
⑥不適応,不登校生徒及びその保護者へのきめ細かな対応を心がけると
ともに,スクールカウンセラー,増尾台学習相談室等との連携により,
長欠生徒の解消に努める。(長欠率3%以下を目指す。)
(4)生活指導の充実
①問題行動へは,迅速な対応を心がける。(早期発見,即時対応。)
②生徒,保護者の話を親身になって聞き,解決のために誠実に対応する。
③言葉のやりとり,声かけを大切にし,信頼できる人間関係を築きなが
ら,規範意識,校内規律の遵守等について指導を徹底していく。
④教職員間で生徒の情報(問題行動,良い面,課題等)を共有するとと
もに,指導事項,指導方法については,十分に共通理解を図った上で
指導を徹底する。
⑤関係諸機関との連携を図り,多面的な指導を心がける。
⑥授業,学級活動,行事,部活動等,生徒一人一人が活躍できる場を設
定する。
(5)研修の充実
①研究主題
自ら考え,意欲的に学習に取り組む生徒の育成
~基礎基本の定着とわかりやすい授業を目指して~
②研究の具体的方針
・教科内で常に基 礎学力の向上を目指したわかりやすい指導法や学習
方法の工夫を話し合う。
・各教科の努力目標に沿った授業や研究授業を行う。
・生徒の生活及び学習の環境を整えると共に、基本的学習習慣の定着
を図る。
・反省と課題をまとめる。
○生徒が基礎基本を身につけ,わかりやすい授業を推進するため,
積極的に研修会に参加するとともに,研究授業を一人1回は実施
する。
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危機管理
(1)危機管理体制の確立
①最悪の事態を想定し,組織としての体制を整えるとともに,日常的に
報告・連絡・相談を心がける。
(2)教育活動および指導内容の記録
①指導内容,指導の過程等に関する説明責任を果たす準備をしておく。
(指導計画簿を活用する)
(3)予見される問題への対応
①問題を知り得た時点ですぐに対応する。日をあけない,放置しない。
(未然防止に主眼を置く。問題行動,施設設備の危険箇所等)
(4)事故発生時の迅速な対応
①生徒の保護,当事者保護者への丁寧な説明と記録を心がける。
②加害・被害があるものは,事実及び本人・保護者の言い分等を十分に
確認し記録する。
③情報の共有化を図り,全校体制で対応する。
(5)不祥事防止
①飲酒運転の禁止(飲酒時の声かけ,確認)
②金銭の適正管理(複数での管理,定期的な監査)
③情報の適正管理(記憶媒体の持ち出しに関する手続きの確認,徹底)
④体罰の禁止(冷静な指導)
⑤わいせつ,セクハラの禁止(自己の言動の振り返り,意識の向上)
(6)自然災害への対応
①非常食,防災備品等の備え及び体制を万全にするとともに,教職員の
危機管理意識及び生徒・保護者の防災・安全意識の維持・向上を図る。
②町会と連携・協力をし,避難所開設時の運営体制を確立する。