下 関 か る た 会

る音を聞いて反応することもある
(山口県かるた協会下関支部)
ので、力まず正確な発音をするこ
が札を取ったか、競技をしている
競技かるたには、相手を敬う気
持ちも重要です。試合ではどちら
されたりします。
人の会員がいます。五色百人一首
3年生から 代の大人まで、約
会長。下関かるた会には 、 小 学 校
開で一気に6人増えました」
と久保
「平成 年の発足当時、会員は
人程度でしたが、毎年少しずつ増
優勝するまでに6回程度 試 合 を 行
かります。大きな大会に な る と 、
競技ですが、1試合1時 間 以 上 か
競技かるたは、小倉百 人 一 首 を
覚えれば誰でもすぐに始 め ら れ る
に読むこと、寒い時期は風邪を引
ず、通る声ではっきり伝わるよう
るよう、読み方に変なくせを付け
る選手が札を取ることに集中でき
間や間を一定に保つこと、競技す
ることを尋ねました。
「句を読む時
生会長に読手として気を付けてい
資格を持つ下関かるた会の久保理
つの資格があります。A級読手の
札の読み手を「読手」といい、読
手には専任、A級、B級という3
ようになりました。
館で毎週1回の練習会が開かれる
いろな人の協力を得て、勝山公民
いう熱い思いをきっかけに、いろ
かるたを下関でも普及させたい」
と
機会がありました。その方の
「競技
に、競技かるたの講師として来る
方が、久保先生が勤めていた学校
以前、
「かるたクイーン」
として
活躍していた山口県かるた協会の
勝山公民館で練習に励む会員の皆さん
下 関 か る た 会
に送られます。そのときに相手が
下関でも競技かるたの普及を
とにも心掛けているそうです。
正しい札を取っていたら、さらに
もう1枚送られてくるので、3枚
の差がついてしまいます。これが
競技かるたは今からお よ そ 1 2
00年前(鎌倉時代)、当時の朝廷
人自身で決めるため、お互いを尊
うことになるため、勝ち 進 む に は
他の都道府県に比べて山口県は
小・中学生の競技人口が少なく、
練習で読手を務める久保会長
皆さんも一緒に競技かるたを楽しみませんか?
問 山口県かるた協会ホームページ
■
http://shimonoseki.main.jp/yamaguchi_karuta/index.html
終盤の場面で起きると焦りが生じ、
に仕えていた藤原定家に よ っ て 編
重しあう精神がないと競技自体が
一気にその差が縮まったり、逆転
さんされた「小倉百人一首」のかる
(※)
などに取り組んでいる一の宮
小学校と勝山小学校の児童が多い
記憶力だけでなく、集中 力 ・ 精 神
かないよう体調管理に気を付ける
指導者の育成もなかなか難しいた
のが特徴です。
力も重要となります。例 え ば 、 自
ことが大切」とのことでした。
記憶力・集中力・精神力と
お互いを敬う気持ち
陣の札が読まれたのに相 手 陣 の 札
め、下関かるた会の発展がますま
に触ってお手付きをして し ま う と 、
どくしゅ
え、昨年、映画
『ちはやふる』
の公
たを使用して2人1組で 行 う 競 技
成り立たちません。
並べた合計 枚の札を取 り 合 い 、
先に自陣の札が無くなっ た 方 が 勝
読手にも資格があります
です。それぞれの陣地に 枚 ず つ
10
30
す期待されています。
ちとなります。
50
レベルが高い選手になると、読
手が言葉を発する瞬間の息が漏れ
相手の陣にある札が1枚 自 分 の 陣
平成29年2月号
29
21
枚ずつ5色に色分けした教育用のかるたで、1試合約3分間で決着がつきます。
下関かるた会の会員が全国から集まった
選手の点呼などを行いました
25
※百人一首を
20
練習でも本番さながらの迫力!
読手の声に瞬間的に反応します
久保会長による参加者への説明
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昨年12月 下関での全国大会