平成29年度「戦略的芸術文化創造推進事業」運営業務 仕 様 書 1.業務内容 平成29年度「戦略的芸術文化創造推進事業」運営等に係る業務とする。なお、主な公募範囲、作 業内容等は以下のとおり。 2.公募範囲 (1)文化芸術団体等からの企画提案受付に関する業務(次年度事業分) (2)団体等を選定するための委員会に関する業務(次年度事業分) (3)(1)(2)を経て採択された一部の団体等との契約手続に関する業務(次年度事業分) (4)団体等の質問対応、契約手続き、概算払手続、精算手続き関係書類等に関する業務 (5)事業終了後の事業実施報告書の取りまとめ及び提出に関する業務 (6)その他上記業務の執行に必要な事務 3.主な作業内容 本項目は、事業実施に必要な主な作業内容を示すものであり、これらを効果的かつ効率的に実施す るための、作業の提案・実施を拒むものではない。 (1)文化芸術団 本事業は、戦略的芸術文化推進事業について、内容や条件等を示した文化庁が 体等からの企画提 作成する企画提案要領(以下、要領と言う。)をもとに、文化芸術団体等(以下、 案受付に関する業 団体等と言う。)を対象として公募を行い、提出のあった企画提案書及び付属書 務(次年度事業分) 類(以下、企画提案書と言う。)を有識者により構成される委員会に諮り優れた 企画提案を選定し、事業の実施を委託するものである。ついては、その企画提案 の受付に関する下記の業務を行うこと。 ① 企画提案受付事務局の設置等 企画提案書を受け付ける事務局を設置し、企画提案書に関する質問や下記② の業務を行うことが可能な人員体制を整えること。受け付けに当たっては、団 体等から様々な質問が寄せられることが想定されるため、事務局員は、その質 問に対応できるよう、文化庁が作成した要領を熟読し、理解すること。また、 質問の回答に疑義がある場合は、文化庁の担当者と協議すること。 ② 団体等の提出する企画提案書の受付及びその内容の確認 団体等が提出する企画提案書を受け付け、その内容を要領と照合して確認 し、記載漏れや積算間違い、書類の不備等があった場合には、提出者に連絡を 取り、訂正・追加提出を求めるなど、要領に示した条件を満たした提案書を整 えること。 なお、上記作業は、企画提案書の締切りから約1週間で終えること。 【参考】平成29年度分募集ホームページ http://www.bunka.go.jp/shinsei_boshu/kobo/h28_senryakuteki_suishin.html 【参考】平成28年度受付件数 48件(ただし件数については、年によって増 減有り。) (2)団体等を選 ① 定するための委員 事前審査(在宅)書類の作成・送付 上記、(1)②において、提出のあった企画提案書について、音楽、舞踊、演 会 に 関 す る 業 務 劇、大衆芸能・伝統芸能、美術の部門ごとにとりまとめ、事前審査資料20部(1 (次年度事業分) 件 20ページ程度。件数は(1)【参考】平成28年度受付件数のとおり。) 及び事前審査に係る審査表(20部)を作成すること。なお、以上の書類につい ては、委員に送付・返送してもらうこと。 ② 会議審査資料の作成 ①で委員に送付した事前審査表を回収し、その集計・とりまとめを行い、会議 審査当日の資料を作成すること。 ③ 会議審査(委員会)の運営(1回 5時間程度) 委員会の会議運営を行うこと。(会場確保、当日セッティング、委員の応対等) ④ 各企画提案者に対する採択・不採択に関する通知の作成・発出 ⑤ 旅費、事前書類審査謝金(1件 400 円程度)、会議出席謝金(1日 14,000 円程度)の支給 (3)(1)(2) ① を経て採択された 契約関係書類の作成 平成30年度の戦略的芸術文化創造推進事業に採択された実施団体のうち、業 一部の団体等との 務の開始を平成30年4月中に予定している団体について、文化庁と団体等との 契約手続に関する 契約に必要な書類を団体に提出させ、書類の間違いや不備がある場合には、団体 業務(次年度事業 等に訂正・提出を求めるなど、文化庁との契約手続に問題のない書類を整えるこ 分) と。 なお、契約関係書類については、本事業の採択事業の選定の際に提出のあった 事業計画書や本事業の積算基準との整合性に配慮すること。 (4)団体等の質 ① 問対応、契約手続 団体等との質問対応 本事業に係る団体等からの質問等に適時対応できるよう、電話・メール等で対 き、概算払手続き、 応可能な窓口を設けること。 精算手続き関係書 類等に関する業務 ② 契約に係る手続マニュアルの作成 文化庁と団体等との契約に係るスケジュール、必要な書類、その作成方法・留 意事項等について解説したマニュアルを作成し、団体等に配布すること。 ③ 契約関係書類の作成 文化庁と団体等との契約に必要な書類を団体に提出させ、書類の間違いや不備 等がある場合には団体に訂正・提出を求めるなど、文化庁との契約手続きに問題 のない書類を整えること。 なお、契約関係書類については、本事業の採択事業の選定の際に提出にあった 事業計画書や本事業の積算基準との整合性に配慮すること。 ④ 概算払業務関係書類の作成 団体等に対する事業委託経費の概算払の協議に必要な書類を団体等に提出さ せ、書類の間違いや不備等がある場合には訂正・提出を求めるなど、協議に問題 のない書類を整えること。また、概算払協議が終了し、概算払が可能となった場 合であって、団体等が概算払を希望する場合には、団体等に必要な書類を提出さ せ、書類の間違いや不備等がある場合には訂正・提出を求めるなど、概算払の手 続きに問題のない書類を整えること。 ⑤ 精算・支払関係書類の作成、証憑関係書類との照合 実施事業の精算・委託費の支払いに必要な書類を団体に提出させ、書類の間違 いや不備等がある場合には団体に訂正・提出を求めるなど、文化庁との手続きに 問題のない書類を整えること。 なお、精算・支払関係書類の作成に当たっては、団体等に事業のチラシやパン フレットの提出を求め、事業実施を確認するとともに、収支決算書については、 その根拠となる証憑関係書類(領収書等)を取り寄せ、照合すること。 【参考】平成28年度採択件数 24件 (5)事業終了後 ① の事業実施報告書 過去の採択事業の実地検査の補助 年間5件程度(事業の報告書・決算書と 帳簿、証憑との突合など。) の取りまとめ及び ② 事業実施報告書の回収・とりまとめ 提出に関する業務 ③ 取りまとめた事業実施報告書の文化庁への提出 (6)その他 上記業務の執行に必要な事務上記業務の執行に必要な事務 ※ 上記(1)~(4)に係る過去の資料等については、参考として文化庁で閲覧することが可能。企 画提案に際し、閲覧が必要な場合は問い合わせ先へ問い合わせること。
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