【フェイスブック】 買収事業の業績寄与が本格化へ フェイスブック広告が好調を維持する中、買収事業の業績寄与が本格化 ◆2015年度通期業績(括弧内は前年比) 売上高 179億㌦ (+43.8%) 営業利益 営業利益率 62億㌦ (+24.6%) 34.7% - (出所)会社資料より大和証券作成 ◆パソコン、モバイル広告収入の推移 (億㌦) 70 モバイル広告(左軸) パソコン広告(左軸) 60 広告収入伸び率(右軸) モバイル広告 70%増収 売上の95%はインターネット広告事業 主力のモバイル広告が急拡大。業績を牽引 今後、買収事業を中心に、業績寄与の本格化が 期待される ◆収益貢献が期待される事業 100% 90% 80% 50 事業名 インスタグラム 画像共有アプリ。若者を中心に、月次会 員5億人超。 ワッツアップ 世界最大のスマホ向けインスタントメッセン ジャーアプリ。月次会員10億人超。 メッセンジャー メッセンジャーアプリ。月次会員10億人。 今年から広告配信の可能性。 オキュラスリフト 仮想現実(VR:バーチャルリアリティ) ヘッドセット。VRは同社の長期成長テーマ。 70% 40 60% 30 50% 広告収入全体でも 約6割の成長持続 20 40% 10 30% 0 20% ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ 2013 2014 2015 (出所)会社資料より大和証券作成 (注)ⅰは1-3月期。伸びは為替調整後の前年同期比 2016 概要 (出所)各種資料より大和証券作成 本資料は、投資の参考となる情報提供のみを目的としたものです。投資に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願い申し上げます。本資料は、当社が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作 成されていますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。また、本資料に記載された意見や予測等は、資料作成時点の当社の判断であり、今後、予告なしに変更されることがあります。 【フェイスブック】 成長市場でトップシェアを確保 ◆媒体別の米国広告市場推移 50% 38.4% 40.8% 43.1% ※ (10億㌦) 44.9% 120 インターネット広告収入 テレビ広告のシェア 105.2 100 インターネット広告のシェア 35.8% 25% 32.6% 96.1 80 86.6 68.8 77.4 60 59.6 0% 40 2015年 2016年 2017年 2018年 (出所)米市場調査会社 eMarketer 2019年 紙媒体(新聞、雑誌 等)広告のシェア ラジオ広告のシェア 屋外広告のシェア その他 2020年 ※2015年は実績、2016年以降は予測 ◆企業別ネットディスプレイ広告世界シェア(2016年予測) フェイスブック グーグル 26.9% アリババ 20 18 ※Monthly Active Userの略 (億人) 16 12 10 8 6 4 2 0 ヤフー その他 (出所)米市場調査会社 eMarketer メ ッ セ ン ジ ャ ー ウ ィ チ ャ ッ ト ゾ ー ン タ ン ブ ラ ー イ ン ス タ グ ラ ム ツ イ ッ タ ー (出所)9月の各社データより大和証券作成 バ イ ド ゥ テ ィ エ バ ス カ イ プ インターネット広告は2017年にはテレビ広告を追い抜く見込み インターネット広告はその後も順調に伸び続け、2020年にはメディア広告全体の44.9%を占めると予測 同市場でトップシェアを確保するフェイスブックは高成長が続く見通し ウ ェ イ ボ ー バ イ バ ー LINE 10.6% ツイッター ワ ッ ツ ア ッ プ Q フ ェ イ ス ブ ッ ク バイドゥ 12.3% フェイスブックグループが上位を占める 14 QQ 41.9% ◆ソーシャルメディアの月次稼働会員(MAU)比較 本資料は、投資の参考となる情報提供のみを目的としたものです。投資に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願い申し上げます。本資料は、当社が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作 成されていますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。また、本資料に記載された意見や予測等は、資料作成時点の当社の判断であり、今後、予告なしに変更されることがあります。 ス ナ ッ プ チ ャ ッ ト 【フェイスブック】 主力事業の拡大と長期成長市場への投資 モバイル広告にさらなる拡大期待 (億人) ◆フェイスブック稼働会員数の推移 20 フェイスブックの月次会員17.9億人に加え、 18 ワッツアップ10億人超、メッセンジャー10億人、 16 インスタグラム5億人超を有する ポイント① 動画広告の高成長を背景にフェイスブック広告が好調 14 ポイント② 2015年9月から本格稼働したインスタグラム広告の 業績寄与が拡大し、成長を押し上げ 12 ポイント③ 広告主は、フェイスブックから一部予算をインスタグラム に振り分けるにとどまらず、追加の予算を投入。16年 からはインスタグラムへの出稿が加速する見通し 4 10 8 6 2 0 月次稼働会員 日次稼働会員 ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ ⅰ ⅱ ⅲ ⅳ 2012 2013 2014 2015 2016 (出所)会社資料より大和証券作成(注)ⅰは1-3月期。 長期成長テーマは仮想現実(バーチャルリアリティ:VR) 2014年、VRの会社・オキュラスVR社を20億ドルで買収 同社はVRを「未来のソーシャルプラットフォーム」と呼び、2016年3月にはハイエンドVRヘッド セット・オキュラスリフトを発売 同社にとって、VRは長期での成長テーマと位置付けている。他社も積極的に取り組むことで、 一気に商業化が加速する可能性 本資料は、投資の参考となる情報提供のみを目的としたものです。投資に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願い申し上げます。本資料は、当社が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作 成されていますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。また、本資料に記載された意見や予測等は、資料作成時点の当社の判断であり、今後、予告なしに変更されることがあります。 本資料は、投資の参考となる情報提供のみを目的としたものです。投資に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願い申し上げます。本資料は、当社が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作 成されていますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。また、本資料に記載された意見や予測等は、資料作成時点の当社の判断であり、今後、予告なしに変更されることがあります。
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