サービス分野の育成も行う

【アップル】 商品開発力とブランド力
革新的な商品を次々に生み出し、強固なブランド力を誇る
◆2016年度通期業績(括弧内は前年比)
売上高
(億台)
2.5
2,156億㌦ (▲7.7%)
営業利益
600億㌦ (▲15.7%)
営業利益率
27.8%
2.0
1.5
-
(出所)会社資料より大和証券作成
◆2010年度と2016年度の売上構成の比較
2016年度売上構成
2010年度売上構成
サービス
その他
19.4%
iPad
7.6%
iPad 9.6%
38.6%
7.6%
その他
5.2%
iPhone
63.4%
Mac
10.6%
Mac
26.8%
(出所)会社資料より大和証券作成
◆現金保有額の推移
1.0
0.5
0.0
08
09
10
11
(出所) 会社資料より大和証券作成
11.3%
iPhone
サービス
◆iPhone出荷台数推移
12
13
14
15
16
(年度)
 2016年はiPhone出荷台数が初めて減少
 2017年はiPhone10周年を記念し、大幅刷新
モデルの販売に期待
 ワイヤレス給電や有機ELが搭載される可能性
3,000
(億㌦)
 スマートフォン市場の更なる拡大と同時に
サービス分野の育成も行う
2,000
1,000
 現金保有額が2,000億㌦(約22兆円)を突破
0
08
09
10
11
12
13
(出所)会社決算資料より大和証券作成
(注)現金保有額は現金、短期投資および長期投資を含む
14
15
16
(年度)
 潤沢なキャッシュを活用した株主還元策(増配、自
社株買い)が期待される
本資料は、投資の参考となる情報提供のみを目的としたものです。投資に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願い申し上げます。本資料は、当社が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作
成されていますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。また、本資料に記載された意見や予測等は、資料作成時点の当社の判断であり、今後、予告なしに変更されることがあります。
【アップル】 サービス分野の育成で持続的成長へ
サービス分野の育成
 クックCEOは2016年1月、電話会見でスマートフォンなど「モノ」だけではなく、音楽配信や電子
決済などの「サービス」分野を育成する方針を表明
 今後は、収益性が高く予測しやすいサービス事業に集中する姿勢
◆サービス事業から得られる売上総利益の推移
400
(億㌦)
2020年には2015年比
で2倍超に成長する見通し
300
200
100
337
現在、全体の売上総利益に
占めるサービス事業の割合は
15%
145
32
0
2010年度
(出所)各種資料より大和証券作成
2015年度
2020年度(予測)
2020年には全体の29%を占
めるだろうと予測
 全世界で約10億台に上るアップル製端末を通じてサービスの売り上げを増やす考え
 今後は、「アップルミュージック」 、「アップルペイ」、「iCloud」、「アップストア」が成長を牽引
 「アップルミュージック」 ・・・定額で聴き放題の音楽配信。昨年6月にサービスを開始して以
来、約半年で1,000万人契約突破。16年12月には2000万人を突破
 「アップルペイ」・・・スマートフォンで決済を行う。2016年10月、日本でサービス開始
本資料は、投資の参考となる情報提供のみを目的としたものです。投資に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願い申し上げます。本資料は、当社が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作
成されていますが、その情報の正確性、完全性を保証するものではありません。また、本資料に記載された意見や予測等は、資料作成時点の当社の判断であり、今後、予告なしに変更されることがあります。
【アップル】 優良バフェット銘柄
グロースからバリューへ
 2016年に入り、ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイがアップル株への投資を
開始。2016年9月末時点で1,520万株(約17億ドル)保有
 バフェット氏は割安な株を見つけて長期保有というスタイルでリターンを出し続けている米国の
著名な投資家
長期バリュー株投資を説くバフェット氏が、アップル株を購入した背景
 低バリュエーション
同社予想PER:12.85倍 / S&P500予想PER:17.23倍(1月13日時点、12カ月先予想)
 高ROE(株主資本利益率)
高収益体質を維持している。同社のROEは約40%
 豊富なキャッシュと株主還元
トヨタを買うことが出来る程の潤沢なキャッシュを有す(現金保有額:約22兆円)
過去1年間の株主還元額は5.2兆円であり、拡大余地は大きい
低バリュエーション、高ROEでバフェット銘柄としての安心感
本資料は、投資の参考となる情報提供のみを目的としたものです。投資に関する最終決定はご自身の判断でなさいますようお願い申し上げます。本資料は、当社が信頼できると判断した情報源からの情報に基づいて作
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