アジアの投資環境 - アセットマネジメントOne

情報提供資料
アジアの投資環境
2017年2月3日
トランプ大統領の動向に一喜一憂
2017年1月の就任式を経て、米国のトランプ大統領政権がスタートしました。同政権の動向は今年
の新興国の金融市場に大きな影響を与えると見込まれ、日々その状況を市場関係者が見守る日々が続
いています。
同氏が大統領に就任して以来、環太平洋経済連携協定(TPP)から離脱するための大統領令に署名
するなど、選挙公約の実現に向けて躍動しています。
予想以上に積極的な大統領の行動や大胆な発言を受けて、市場では「トランプ期待」から「トラン
プ懸念」に投資家心理がやや変化しつつあります。国境障壁に関するメキシコ政府との交渉や、シリ
ア難民や一部地域からの米国への入国制限などによって社会的混乱も生じており、米国内でも批判的
な意見が出ています。また、同大統領の言動は、各企業の投資計画などにも影響を与え始めています。
今後もしばらくはトランプ政権の方針・言動により期待と不安を短期的に繰り返し、新興国市場も
少なからずこの影響を受けることで、値動きの荒い相場展開が続くと想定されます。そのような中に
おいては、トランプ政権の動向を意識しつつも、新興国の各国や各企業のファンダメンタルズ(経済
の基礎的条件)に変化が起きているか、ファンダメンタルズが相場に反映されているかなどを落ち着
いて判断し、中長期的な視点で投資する姿勢が求められています。
沈静化しつつある過度な「トランプ期待」
主な新興国通貨(対米ドル)の推移
(2012年1月31日~2017年1月31日、日次)
上記のような状況を受けて、昨年12月まで続
いていた米ドル高や米金利高は、足元では歯止め
がかかっています。「トランプ期待」による米ド
ル高や米金利高、インフラ投資拡大への注目は、
投資の観点でも米国を優先させやすくなるため、
短期的には新興国から米国への資金流出につなが
り逆風と言えますが、1月以降、米ドルがやや弱
含んでいることは、過度な「トランプ期待」が沈
静化しつつあるためであり、新興国市場から見れ
ばやや安心感が浮上しているとも考えられます。
ただし、「トランプ懸念」から「トランプ不
安」へと投資家心理が悪化した場合には、米国か
ら新興国に投資資金が還流することなく、リスク
回避を目的とした新興国市場からの資金流出が生
じると想定されます。
80
100
120
人民元
140
フィリピンペソ
マレーシアリンギット
160
180
メキシコペソ
※2012年1月末を100として指数化、逆目盛。
12年1月
13年7月
15年1月
16年7月
出所:ブルームバーグが提供するデータを基に
アセットマネジメントOneが作成。
※上記は、将来における主な新興国通貨(対米ドル)の推移を示
唆、保証するものではありません。
※巻末の投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項を必ずお読みください。
商 号 等 / アセットマネジメントOne株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号
加入協会/ 一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
1
注目の米中外交交渉
現在の米国とメキシコ間の外交交渉について
は、メキシコ経済や関連企業への影響が懸念さ
れていますが、トランプ政権の交渉手法をうか
がえる点でも注目されます。同政権は、通商面
では2国間交渉を重視する立場をとっています。
貿易の不均衡の観点では、米国にとって最大の
貿易赤字国である中国です。トランプ政権は各
国首脳との面談や電話会談を実施しており、旧
正月明け以降、中国政府とも面談・交渉が本格
化すると見込まれます。メキシコ政府に対しト
ランプ大統領が見せているような大胆な言動が
あった場合には、中国側からの大きな反発も予
想され、両国の関係悪化が市場の不安要因にな
ると考えられます。
今後、中国では、3月の全国人民代表大会や秋
の中国共産党全国代表大会が予定されていま
す。構造改革も進行中であることから、中国側
は米国との過度な摩擦は避ける方針であると予
想され、トランプ政権による両国関係に配慮し
た穏健なアプローチが望まれる状況です。
現在のところ、同政権の動向には好悪材料が
入り交じっており、トランプ大統領の極端な言
動への市場の慣れも必要だと思われます。
ドル・インデックス※の推移
(2014年1月31日~2017年1月31日、日次)
110
105
100
米ドル
高
95
90
85
米ドル
安
80
75
14年1月
15年7月
17年1月
※インターコンチネンタル取引所(ICE)が算出する指数(6通貨で
構成される)を使用。主要国通貨(ユーロ、円、英ポンドな
ど)に対する米ドルの総合的な価値(貿易規模などを加味して
計算して算出)を指数化したもの。
出所:ブルームバーグが提供するデータを基に
アセットマネジメントOneが作成。
※上記は、将来におけるドル・インデックスの推移を示唆、保証する
ものではありません。
※巻末の投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項を必ずお読みください。
2
アジア株式市場
◆2017年1月のアジア株式市場動向
中国
香港市場(中国株)は上昇しました。米ドル高
が一服して人民元安への警戒がやや薄れたこと
や、米長期金利上昇に歯止めがかかり新興国市
場からの資金流出も落ち着きを見せたこと、中
国のマクロ経済指標が比較的安定していること
などを背景に、市場は上昇しました。鉄鋼産業
での過剰生産設備の削減見通しを受けて、関連
銘柄が値を上げました。12月まで冴えない動き
が続いたインターネット関連なども値を戻しま
した。
各国・地域の株価指数の推移
(2014年1月末~2017年1月末、月次)
160
130
120
110
100
80
※2014年1月末を100として指数化。
14年1月
15年1月
17年1月
(ご参考)
各国・地域の株価指数の
期間別騰落率
2017年1月末
ASEAN市場は上昇しました。シンガポールで
は、大手銀行などを中心に主要銘柄が上昇しま
した。マレーシアでは、大手銀行などが物色さ
れたことに加え、事業再編を発表した複合企業
などが値を上げました。タイでは、良好な事業
環境が続くエネルギーや素材関連が上昇しまし
た。フィリピンは、ここ数ヵ月下落基調が続い
たことによる割高感の修正もあり、上昇しまし
た。複合企業や不動産など主要銘柄が物色され
ました。12月に上昇したインドネシアは、短期
的な相場変動要因に欠けるとの見方もあり、1月
は限定的な値動きとなりました。
16年1月
※中国:MSCI China Index、インド:MSCI India Index、
ASEAN:MSCI AC South East Asia Indexを使用。
インド市場は上昇しました。今年度の税収が
当初見積もりよりも増額となるとの見通しや、
次年度の予算案が景気に配慮した内容になると
の期待感が好材料視されました。好調な四半期
業績を発表した自動車メーカーの株価が上昇し
た一方、米国での就労ビザの発券基準厳格化が
懸念された情報技術サービスが値を下げました。
ASEAN
ASEAN
インド
140
90
インド
中国
150
上海総合
騰落率
1ヵ月
1年
3年
3,159.17
1.8%
15.4%
55.4%
ハンセン指数
23,360.78
6.2%
18.7%
6.0%
ムンバイSENSEX30種
27,655.96
3.9%
11.2%
34.8%
シンガポールST
3,046.80
5.8%
15.9%
0.6%
ジャカルタ総合
5,294.10
▲ 0.0%
14.7%
19.8%
マレーシアKLCI
1,671.54
1.8%
0.2%
▲ 7.3%
タイSET
1,577.31
2.2%
21.2%
23.8%
フィリピン総合
7,229.66
5.7%
8.1%
19.7%
19,864.09
0.5%
20.6%
26.5%
1,521.67
0.2%
6.3%
24.7%
NYダウ平均
TOPIX
出所:ブルームバーグが提供するデータを基に
アセットマネジメントOneが作成。
※上記は、将来における各国・地域の株価指数の推移および騰落率
を示唆、保証するものではありません。
※上記コメントは、MSCI指数を参考にして執筆したものです。
※巻末の投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項を必ずお読みください。
3
◆アジア株式市場の見通し (2017年1月末現在)
中国
中国の金融市場や米国新政権の動向の影響を受
けやすい相場展開となっています。マクロ経済面
では、金融政策がやや引き締め気味となったもの
の、おおむね景気は安定的に推移しています。貿
易関係などにおいて中国と米国新政権との摩擦が
一部では懸念されますが、米中関係の著しい悪化
にはならないと見込まれます。今後も、債務の株
式化、国有企業再編、供給サイド改革※、高齢化対
策、インターネット事業などの関連銘柄が注目さ
れると思われます。また、中国本土からの資金流
出も市場の変動要因になりつつあります。米国新
政権への期待感や思惑を受けて、新興国市場では
相場変動の幅が総じて大きくなっています。同政
権の政策の方向性を見極めるには数ヵ月の期間が
必要とされることから、やや神経質な相場展開が
続くと想定します。
中国株価指数と
製造業購買担当者指数(PMI)の推移
(2014年1月末~2017年1月末、月次)
150
140
130
軸)
製造業購買担当
120
者指数 (右軸)
米国の金利上昇は総じて新興国市場からの資金
流出を招きやすいことに加え、米ドル高インドル
ピー安の環境は輸入インフレをもたらすことから、
インド経済への影響も懸念されます。インド国内
では、長年の課題であったGST(物品・サービス
税)導入による税制改革の進展が注目される一方、
高額紙幣廃止が個人消費や企業活動に与える影響
には警戒感が残ります。インド準備銀行総裁が交
代したものの金融政策は従来路線が踏襲されてお
り、市場の安心感につながっています。今後も、
グローバルな投資資金の流れから、インドの株式
市場も影響を受けやすい環境が続くと予想します。
しばらくは、変動の大きな相場環境が継続するこ
とが想定されますが、中期的には相場は緩やかな
上昇基調となることが期待されます。
ASEAN市場も他の新興国と同様に、海外市場の
影響を受けやすい変動の大きな状況が続くと見込
まれます。米国を中心に世界的な保護貿易主義が
拡大した場合、ASEAN域内経済への悪影響を不安
視する見方も一部にありますが、現在のところ、
そのような兆候はみられず大きな懸念にはならな
いと見込んでいます。インドネシアでは、政治的
な緊張も落ち着きを見せ、インフラ投資の増加な
どが期待されます。マレーシアでは、不正資金疑
惑を含め、政治的不透明感を払拭できるか否かが
焦点です。タイでは、新国王が即位し、今後の国
内消費や企業活動の回復が期待されます。シンガ
ポールは、金融などへの投資妙味が強まっていま
す。フィリピンでは、現政権による政治・経済面
での運営力の信頼回復が期待されます。
53
52
51
100
50
90
49
※株価指数:MSCI China Indexを使用。
80
14年1月
15年1月
16年1月
48
17年1月
インド卸売物価指数(前年同月比)
と政策金利の推移
(%)
10
(2014年1月末~2017年1月末、月次)
8
6
4
2
0
▲2
▲4
政策金利
▲6
卸売物価指数
▲8
※卸売物価指数は2016年12月まで。
▲ 10
14年1月
15年1月
16年1月
17年1月
ASEAN株価指数の推移
2,400
ASEAN
54
110
※中国の全国人民代表大会(全人代)で決定された重点政策の一
つで、鉄鋼や石炭、非鉄など過剰生産能力を淘汰する施策のこ
と。
インド
55
株価指数(左
(2014年1月末~2017年1月末、日次)
2,300
2,200
2,100
2,000
1,900
1,800
1,700
14年1月
15年1月
16年1月
17年1月
※ASEAN: MSCI AC South East Asia Indexを使用。
出所:ブルームバーグが提供するデータを基に
アセットマネジメントOneが作成。
※上記は、将来における中国株価指数と中国製造業PMIの推移、イン
ド卸売物価指数(前年同月比)と政策金利の推移およびASEAN株
価指数の推移を示唆、保証するものではありません。
※巻末の投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項を必ずお読みください。
4
アジア債券
アジア現地通貨建て債券(除く日本)の
パフォーマンス推移
◆ 2017年1月のアジア債券市場動向
(2014年1月末~2017年1月末、月次)
1月のアジア諸国の10年国債利回りは、中国
などを除きおおむね低下(価格は上昇)しまし
た。特にインドネシアやフィリピンの利回り低
下が目立ちました。
インドネシアの10年国債利回りは、インフレ
率の鈍化や、中央銀行副総裁が金融政策緩和の
余地があると言及したことなどが低下要因とな
りました。
フィリピンの10年国債利回りは、中央銀行総
裁が今年のインフレ率について目標範囲(2~
4%)内に収まる見込みであり、当面は政策金利
を据え置く旨を示唆したことなどを背景に低下
しました。
一方、中国の10年国債利回りは上昇しました。
月半ばに発表された輸出統計が市場予想を大幅
に下回ったことなどが嫌気されました。
106
104
102
100
98
96
94
92
90
14年1月
15年1月
16年1月
17年1月
※アジア現地通貨建て債券(除く日本):Markit iBoxx Asia Local
Bond Index(トータルリターン、ヘッジなし・米ドルベース)を
使用。
米国
(%)
2.8
10年国債利回りの推移
(2016年7月末~2017年1月末、日次)
2.6
2.4
2.2
2.0
1.8
1.6
1.4
1.2
16年7月
16年11月
17年1月
各国・地域の10年国債利回り
(%)
10
8
16年9月
(2017年1月末現在)
7.7
6.4
6
4.3
4
4.1
3.4
2.7
2
2.2
2.0
1.1
0
インドネシア
インド
フィリピン
マレーシア
中国
タイ
韓国
香港
台湾
(BB+)
(BBB-)
(BBB)
(A)
(AA-)
(A-)
(AA)
(AAA)
(AA-)
※S&P社の現地通貨建て長期債務格付けを使用。
出所:ブルームバーグが提供するデータを基にアセットマネジメントOneが作成。
※上記は、将来におけるアジア現地通貨建て債券(除く日本)のパフォーマンス推移、10年国債利回りの推移、各国・地域の10年国債利回り
および格付けを示唆、保証するものではありません。
※巻末の投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項を必ずお読みください。
5
アジア通貨
アジア通貨の騰落率(対米ドル)
◆ 2017年1月のアジア通貨動向
1月のアジア諸国の通貨市場は、おおむね上昇
しました。
トランプ大統領の就任前会見で政策に関する
言及がほとんどなかったことや、その後の米ド
ルは既に高すぎるとの発言などを背景として、
米ドル安が進みました。
人民元は上昇しました。月初、中国当局が、
人民元の対米ドル基準値を大幅な元高方向に設
定したことや資本流出や元安阻止に向けた対策
を採ったことなどが、上昇要因となりました。
また、人民元高につられて他のアジア通貨も上
昇しました。
韓国ウォンは、株式市場の上昇などを受けて、
前月の大幅な米ドル高・韓国ウォン安から反発
しました。シンガポールドルは上記の要因に加
え、月半ばに発表された輸出統計が市場予想を
大幅に上回ったことなども好材料となりました。
対米ドル
騰落率
2017年1月末
1ヵ月
1年
3年
人民元
6.87
1.2%
香港ドル
7.76
▲ 0.0%
0.3%
0.1%
1,151.68
4.8%
4.9%
▲ 6.1%
67.63
0.5%
0.4%
▲ 7.5%
1.41
2.6%
1.0%
▲ 9.4%
インドネシアルピア
13,340.00
1.1%
2.5%
▲ 8.4%
マレーシアリンギット
4.43
1.3%
タイバーツ
35.10
2.1%
1.7%
▲ 5.9%
フィリピンペソ
49.67
▲ 0.1%
▲ 3.9%
▲ 8.6%
米ドル(対円)
112.80
▲ 3.6%
▲ 6.9%
10.5%
韓国ウォン
インドルピー
シンガポールドル
▲ 4.2% ▲ 11.7%
▲ 6.4% ▲ 24.5%
出所:ブルームバーグが提供するデータを基に
アセットマネジメントOneが作成。
※上記は、将来におけるアジア通貨の騰落率(対米ドル)を示唆、
保証するものではありません。
※為替の見通し(人民元およびインドネシア
ルピア)については「マーケットマンス
リー(為替編)」をご参照ください。
注目のイベント等
トランプ新大統領が議会に対し予算要望を行い、これを受けて、議会にて
2018年度予算が審議・可決されます。就任後、矢継ぎ早に大統領令を発し、
大胆な言動や保護主義が目立っている同大統領ですが、今後は議会との意見
調整が必要とされます。政権と議会の関係が円滑に形成されれば、新興国を
含めた金融市場の安定にもつながることから、引き続き米国の政治情勢が注
目されます。
【予算教書演説】
(米国)
2月下旬予定
日付
国
2/7
フィリピン
消費者物価指数(前年比)
イベント
2/10
マレーシア
2/10
期間
前回
1月
2.6%
鉱工業生産(前年比)
12月
6.2%
インド
鉱工業生産(前年比)
12月
5.7%
2/13
インド
消費者物価指数(前年比)
1月
3.4%
2/14
中国
消費者物価指数(前年比)
1月
2.1%
2/15
フィリピン
海外在留労働者からの送金
12月
22億1千7百万米ドル
2/15
インドネシア
貿易収支
1月
9億9千2百万米ドル
2/22
マレーシア
消費者物価指数(前年比)
1月
1.8%
3/1
中国
製造業購買担当者指数(PMI)
2月
51.3
3/1
タイ
消費者物価指数(前年比)
2月
1.6%
3/1
インドネシア
消費者物価指数(前年比)
2月
3.5%
出所:各種資料を基にアセットマネジメントOneが作成。
※上記は、作成日時点のものであり、予告なく変更されることがあります。
※巻末の投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項を必ずお読みください。
6
投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項
【投資信託に係るリスクと費用】
 投資信託に係るリスクについて
投資信託は、株式、債券および不動産投資信託証券(REIT)などの値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替リス
クもあります。)に投資をしますので、市場環境、組入有価証券の発行者に係る信用状況等の変化により基準価額は変
動します。このため、投資者の皆さまの投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、
投資元本を割り込むことがあります。ファンドの運用による損益はすべて投資者の皆さまに帰属します。また、投資信
託は預貯金とは異なります。
 投資信託に係る費用について
[ご投資いただくお客さまには以下の費用をご負担いただきます。]
 お客さまが直接的に負担する費用
購入時手数料:上限4.104% (税込)
換金時手数料:換金の価額の水準等により変動する場合があるため、あらかじめ上限の料率等を示すことができませ
ん。
信託財産留保額:上限0.5%
 お客さまが信託財産で間接的に負担する費用
運用管理費用(信託報酬):上限
年率2.6824% (税込)
※上記は基本的な料率の状況を示したものであり、成功報酬制を採用するファンドについては、成功報酬額の加算に
よってご負担いただく費用が上記の上限を超過する場合があります。成功報酬額は基準価額の水準等により変動す
るため、あらかじめ上限の額等を示すことができません。
 その他費用・手数料
上記以外に保有期間等に応じてご負担いただく費用があります。投資信託説明書(交付目論見書)等でご確認くださ
い。その他費用・手数料については定期的に見直されるものや売買条件等により異なるため、あらかじめ当該費用
(上限額等を含む)を表示することはできません。
※ 手数料等の合計額については、購入金額や保有期間等に応じて異なりますので、あらかじめ表示することはできません。
※ 上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。
費用の料率につきましては、アセットマネジメントOne株式会社が運用するすべての投資信託のうち、徴収するそれぞ
れの費用における最高の料率を記載しております。
※ 投資信託は、個別の投資信託ごとに投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国が異なることから、リスク
【ご注意事項】
の内容や性質、費用が異なります。投資信託をお申し込みの際は、販売会社から投資信託説明書(交付目論見書)をあ
らかじめ、または同時にお渡ししますので、必ずお受け取りになり、内容をよくお読みいただきご確認のうえ、お客さ
まご自身が投資に関してご判断ください。
※ 税法が改正された場合等には、税込手数料等が変更となることがあります。
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●当資料は、情報提供を目的とするものであり、投資家に対する投資勧誘を目的とするものではありません。
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●投資信託は、
1.預金等や保険契約ではありません。また、預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。加
えて、証券会社を通して購入していない場合には投資者保護基金の対象ではありません。
2.購入金額について元本保証および利回り保証のいずれもありません。
3.投資した資産の価値が減少して購入金額を下回る場合がありますが、これによる損失は購入者が負担することとなり
ます。
当資料で使用している指数について
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