コンピュータ演習3 関数定義 関数定義 Mathematicaには多くの関数が用意されてい るが、その他にユーザが自身で関数を定義す ることもできる。 例 f[x_]:=x^2+1 引数には_を付けます。 引数が2個以上の場合はカンマで 区切ります。 ※自分で定義した関数を消去したい場合、Clear[関数名]で消去されます。 即時評価 展開された式がf(x)と定義される 遅延評価 関数が呼び出された際にExpandが実行 される ※自分で関数を定義する場合、遅延評価である場合が多いので 通常は“:=”を用いる方がよい。 条件分岐を用いて関数定義 変数の種類を指定することが できます。 x_Integer:整数 x_Rational:有理数 x_Real:実数 x_Complex:複素数 完全数を求める 完全数とは、その数自身以外の約数の和が、その数に等しい数。 具体的には 6の約数は1,2,3,6であり、1+2+3=6であるので6は完全数。 nの約数の和を求める関数 演 習 1.次式で定義される関数 euler[n] を定義し、この関数がオイラー定数 (EulerGamma=0.577216)に収束する様子をグラフに表せ。 2.2^n-1(n≧1)で表される整数をメルセンヌ数という。メルセンヌ数の中でも素数 であるメルセンヌ数はメルセンヌ素数と呼ばれる。1からnまでのメルセンヌ素 数を出力する関数を定義し、その関数で1から100までのメルセンヌ素数を出力 しなさい。 3, 7, 31, 127, ・・・・
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