週間市場レポート - ニッセイ アセットマネジメント

2017年1月23日
投資情報室
週間市場レポート
(審査確認番号H28-TB279)
(2017年1月16日∼1月20日)
(1)日本の株式・債券市場
株式市場の動き
 先週の日本株式市場(日経平均株価)は、前週末
(円)
22,000
(ポイント)
(2014年1月6日∼2017年1月20日 日次)
2,000
比で下落となりました。円高の進行と英米の政治
20,000
1,800
18,000
1,600
16,000
1,400
イベントを控え、週初は軟調な展開となりました。
17(火)の下げ幅は、昨年11月の米大統領選後の
「トランプ相場」が始まって以来最も大きくなり
ました。週央以降は上昇し、19日(木)には3日
ぶりに19,000円台を回復し、週末も米次期財務長
官の「強いドル」容認発言を受け、海外勢を中心
14,000
1,200
日経平均株価(左軸)
に買い安心感が広がり上昇しました。(週末引け
値:19,137.91円)
東証株価指数(右軸)
12,000
14/01
 週間では、日経平均株価は0.77%の下落、東証株価
指数は0.74%の下落でした。
債券市場の動き
16/01
17/01
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
(%)
0.8
 先週の日本債券市場(10年国債金利)は、週初は、
1,000
15/01
(2014年1月6日∼2017年1月20日 日次)
日本 10年国債金利
0.6
日経平均株価の下落が投資家のリスク回避姿勢を強め、
買われました(利回りは低下)。19日(木)に米長
期金利上昇や財務省が実施した5年債入札の軟調な結
0.4
0.2
果を受けて、金利は一時約1か月ぶりの高水準をつけ
たものの、週末は日銀が実施した買い入れオペが受給
0.0
の強さを示す結果となり、債券相場は前日比で上昇し
ました。(週末引け値:0.066%)
-0.2
-0.4
 週間では、10年国債金利は0.016%の上昇となりまし
た。
14/01
15/01
16/01
17/01
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的と
するものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作
成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資
収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。
●当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。●投
資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ごとの金額及びその合計額については、具体的な商
品を勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者
加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
関東財務局長(金商)第369号
1/2
(2)米国の株式市場
市場の動き
 先週の米国株式市場(NYダウ)は、メイ英首
相の欧州連合(EU)単一市場からの脱退表明
(ドル)
(2014年1月6日∼2017年1月20日 日次)
20,000
ダウ工業株30種平均
19,000
が嫌気されて、週初は前週末から引き続き下落
しました。その後は、20日(金)にトランプ次
18,000
期大統領の就任演説を控えて方向感を欠く展開
にとなり、19日(木)までに5営業連続で下落
17,000
となりました。20日(金)の同氏の就任演説内
容に目新しさはなかったものの、週末は大手企
業の良好な決算が好感され前日比で上昇しまし
16,000
15,000
た。(週末引け値:19,827.25ドル)
14/01
15/01
16/01
17/01
(年/月)
 週間ではNYダウは0.29%の下落となりました。
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
(3)外国為替市場
市場の動き
 先週の米ドル/円相場は、日経平均株価の下落
とメイ英首相の欧州連合(EU)単一市場から
(円)
130
(2014年1月6日∼2017年1月13日 日次) (円)
160
の脱退表明等を受け、16日(月)に円は一時
約1ヵ月ぶりの高値を付けました。20日(金)
にトランプ次期大統領の就任演説を控え、週央
120
150
110
140
100
130
は様子見姿勢から軟調な展開となったものの、
週末は堅調な米経済指標を手掛かりに円売り・
米ドル買いが進行しました。(週末引け値:
114円60銭∼70銭)
120
90
米ドル/円(左軸)
 週間では米ドル/円は0.11%の円安、ユーロ/
円は0.67%の円安となりました。
ユーロ/円(右軸)
110
80
14/01
15/01
16/01
17/01
(年/月)
出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ
ジメントが作成
●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的と
するものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作
成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資
収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。
●当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。●投
資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ごとの金額及びその合計額については、具体的な商
品を勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者
加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会
関東財務局長(金商)第369号
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