2017年1月16日 投資情報室 週間市場レポート (審査確認番号H28-TB272) (2017年1月9日∼1月13日) (1)日本の株式・債券市場 株式市場の動き 先週の日本株式市場(日経平均株価)は、週 (円) 22,000 (ポイント) (2014年1月6日∼2017年1月13日 日次) 2,000 初は週央にトランプ次期大統領の当選後初の 記者会見を控え、一進一退の展開となりまし た。12日(木)は、外国為替市場において円 20,000 1,800 18,000 1,600 16,000 1,400 高が進行したことが嫌気され下落しました。 下げ幅は一時300円に迫り、昨年の大納会の 終値を下回る場面もありました。週末は円高 の一服を受けて前日比で上昇したものの、前 14,000 1,200 日経平均株価(左軸) 週末比では下落となりました。(週末引け 値:19,287.28円) 東証株価指数(右軸) 12,000 14/01 週 間 で は 、 日 経 平 均 株 価 は 0.86 % の 下 落 、 東証株価指数は0.54%の下落でした。 債券市場の動き 末比で下落となりました。週初は、超長期債の入 札への警戒感から10年債にも売りが波及しまし 16/01 17/01 (年/月) 出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ ジメントが作成 (%) 0.8 先週の日本債券市場(10年国債金利)は、前週 1,000 15/01 (2014年1月6日∼2017年1月13日 日次) 日本 10年国債金利 0.6 0.4 た(利回りは上昇)。週央はトランプ次期大統領 の会見を控え様子見となりましたが、週末は円安 や株高を支えに投資家の運用リスク回避姿勢が和 0.2 0.0 らぎ、持ち高調整の売りが優勢となりました。 (週末引け値:0.050%) -0.2 -0.4 週間では、10年国債金利は0.009%の下落となり ました。 14/01 15/01 16/01 17/01 (年/月) 出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ ジメントが作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的と するものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作 成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資 収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。 ●当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。●投 資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ごとの金額及びその合計額については、具体的な商 品を勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 関東財務局長(金商)第369号 1/2 (2)米国の株式市場 市場の動き 先週の米国株式市場(NYダウ)は、前週末の 雇用統計発表後の買い一巡感から売り優勢でス (ドル) (2014年1月6日∼2017年1月13日 日次) 20,000 ダウ工業株30種平均 19,000 タートし、その後は週央にトランプ次期大統領 の会見を控え方向感を欠く展開となりました。 18,000 11日(水)は同氏の会見を受けて、アジア・欧 州の株式市場が軟調に推移したことから下落し 17,000 たものの、週末は堅調な米大手銀行の決算発表 を受けて、金融セクター中心に上昇しました。 (週末引け値:19,885.73ドル) 16,000 15,000 14/01 15/01 16/01 週間ではNYダウは0.39%の下落となりました。 17/01 (年/月) 出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ ジメントが作成 (3)外国為替市場 市場の動き 先週の米ドル/円相場は、週初は11日(水)の トランプ次期大統領の記者会見において、米ド (円) 130 (2014年1月6日∼2017年1月13日 日次) (円) 160 ル高けん制や保護主義に関する発言が出ること への警戒感から、持ち高調整の円買い米ドル売 りが優勢となりました。12日(木)も、前日 120 150 110 140 100 130 の同氏の会見で、経済対策に関する言及がな かった失望感から米ドルの買い持ち高を解消す る動きが続きました。週末は、日経平均の上昇 に歩調を合わせ、対米ドルで円売りが進みまし 120 90 米ドル/円(左軸) た。(週末引け値:114円45銭∼55銭) ユーロ/円(右軸) 110 80 週間では米ドル/円は2.16%の円高、ユーロ/ 円は1.12%の円高となりました。 14/01 15/01 16/01 17/01 (年/月) 出所:ブルームバーグのデータをもとにニッセイアセットマネ ジメントが作成 ●当資料は、市場環境に関する情報の提供を目的として、ニッセイアセットマネジメントが作成したものであり、特定の有価証券等の勧誘を目的と するものではありません。実際の投資等に係る最終的な決定はご自身で判断してください。●当資料は、信頼できると考えられる情報に基づいて作 成しておりますが、情報の正確性、完全性を保証するものではありません。●当資料のグラフ・数値等はあくまでも過去の実績であり、将来の投資 収益を示唆あるいは保証するものではありません。また税金・手数料等を考慮しておりませんので、実質的な投資成果を示すものではありません。 ●当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に帰属します。●投 資する有価証券の価格の変動等により損失を生じるおそれがあります。●手数料や報酬等の種類ごとの金額及びその合計額については、具体的な商 品を勧誘するものではないので、表示することができません。●当資料のいかなる内容も将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。 商 号 等:ニッセイアセットマネジメント株式会社 金融商品取引業者 加入協会:一般社団法人投資信託協会 一般社団法人日本投資顧問業協会 関東財務局長(金商)第369号 2/2
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