放射線測定器の校正作業(原子力災害対策用)

仕様書
1.件名:
放射線測定器の校正作業(原子力災害対策用)
2.数量:
1 式
3.目的:
本測定器は、原子力災害対応時に放射線量の測定に使用する。測定に使用する放射線測
定器には放射線量に対する一定の精度と信頼性が求められるため、国家標準にトレーサ
ブルな標準器による校正作業を目的とする。
4.履行期限:
平成 29 年 3 月 24 日
5.納品場所:
千葉市稲毛区穴川 4-9-1 国立研究開発法人 量子科学技術研究開発機構
放射線医学総合研究所 技術安全部 放射線安全課
6.業務内容:
以下の放射線測定器について、トレーサビリティを有する標準校正場にて校正を行う
こと。
なお、JISZ4511:2005 またはそれに準じて校正を行うこと。
①ポケット線量計(PDM-112):12 台
②ポケット線量計(PDM-192):53 台
③ポケット線量計(PDM-313):5 台
④ポケットシンチレーションサーベイメータ(PDR-201):6 台
⑤Zns(Ag)シンチサーベイメータ(TCS-222):6 台
⑥NaI シンチレーションサーベイメータ(TCS-161):5 台
⑦NaI シンチレーションサーベイメータ(TCS-171):2 台
⑧NaI シンチレーションサーベイメータ(TCS-172B):3 台
⑨GM サーベイメータ(TGS-133):2 台
⑩中性子レムカウンタ(TPS-451BS):2 台
7.資格要件:
計量法に基づき指定された認定事業者であること。
8.提出図書:
校正証明書(トレーサビリティ証明書を含む)各 2 部
なお、6.⑤~⑩の校正定数については、レンジ毎に求めたものも合わせて提出する
こと。
契約締結後、7.資格要件に記載する認定事業者であることを証明する書類を提出す
ること。
9.検査:
作業完了後、当機構職員が、所定の要件を満たしていることを確認したことをもって検
査合格とする。
11.その他:
(1)本仕様書の中で、疑義が生じた場合は、当機構担当者と協議の上、決定すること。
(2)本作業を実施するために、上記の放射線測定器を当機構の構外へ持ち出す際は、当
機構担当者と事前に日時等の調整を行うこと。
(3)持ち出した放射線測定器を請負者の過失により破損した場合は、請負者の負担で修
理または交換を行うこと。
(要求者)
安全管理部
内海
安全・環境課
和起