STOP!高齢者の「ころぶ」事故 - 東京消防庁

高齢者の「ころぶ」事故を防ぐために
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段差をなくしましょう。
時間に余裕をもって行動しましょう。
足元を明るくしましょう(足元灯・照明器具の設置など)。
滑り止めをしましょう(階段・廊下・玄関先など)。
歩行を補助するものを活用しましょう(手すりなど)。
継続できる、適度な運動をしましょう。
ころぶ原因となるものは取り除きましょう(整理・整頓)。
「ころぶ」事故を防ぐ対策として
段差解消用のスロー
プを設置するのも1
つの方法じゃよ。
STOP!高齢者の事故シリーズ ②
高齢者の事故を減らそう
STOP!高齢者の「ころぶ」事故
東京消防庁
平成27年中は、約4万8千人の高齢者がころんだ
ことによりケガをして救急搬送されています。
60,000
n=221,355
50,000
救
急 40,000
搬
送
人 30,000
員
(
人 20,000
)
42,625
44,252
46,758
48,205
39,515
10,000
0
平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 平成27年
高齢者(65歳以上)の「ころぶ」事故による年別救急搬送人員
日常生活の中の事故※1で救急搬送されている高齢者の
※2
約8割
【お問合せ先】
東京消防庁防災部防災安全課
電話 03-3212-2111(代表)
FAX 03-3213-1478
ホームページ http://www.tfd.metro.tokyo.jp
ころばない対策を
しないとねえ・・・。
※1 交通事故や火災によるケガ人
は含まれていません。
※2 その他・不明を除く。
Twitter や Facebook でイベント情報や日常生活に関する事故情報などを発信
しています。
が「ころぶ」事故です。
こんな事故が起きています。
初診時程度別割合
重症
242人
0.5%
中等症
18,959人
39.3%
重篤
34人
0.1%
約4割が入院の必
要があるとされる
中等症以上
軽症
28,970人
60.1%
n=48,205
初診時程度別割合(65歳以上)
(平成27年中)
軽 症:入院を要しないもの
中等症:生命の危険はないが入院を要するもの
重 症:生命の危険が強いと認められたもの
重 篤:生命の危険が切迫しているもの
死 亡:初診時死亡が確認されたもの
【事例】
自宅1階脱衣所付近で段差につまずいて転倒し、太ももを骨折したため救
急要請した。
(平成27年6月 85歳 女性 重症)
【事例】
自宅の畳上で足を滑らせ転倒し、腰部を骨折したため家族が救急要請し
た。
(平成27年9月 87歳 女性 中等症)
【事例】
自宅の台所に置いてある床のマットで足を滑らせ転倒、顔面を打撲し、そ
の後全身に力が入らず動けなくなったため、家族が救急要請した。
(平成27年9月 73歳 男性 重症)
事故の発生場所
【事例】
スリッパを履いて移動中に段差につまずいて転倒、左肩と太ももを骨折し
歩行困難のため、家族が救急要請した。
(平成27年11月 76歳 女性 中等症)
住宅等居住場所で5割以上発生しています!
学校・児童施設等
公園・遊園地・運動場等
83人
医療施設
616人
0.2%
138人
1.3%
その他(不明含む)
0.3%
会社・公共施設等
493人
618人
1.0%
1.3%
店舗・遊技施設等
2,615人
5.4%
家の中でころぶ事故
が多く発生している
んだね!
【事例】
自宅にて浴室内を掃除中に転倒し、太ももを骨折したため救急要請した。
(平成27年12月 73歳 女性 重篤)
※
道路・交通施設
16,389人
34.0%
住宅等居住場所
27,253人
56.5%
n=48,205
発生場所別(65歳以上)
(平成27年中)
図のデータは、東京消防庁管内で救急搬送されたもの。
東京消防庁管内:東京都のうち、稲城市、島しょ地区を除く地域
東京消防庁救急相談センター(24時間・年中無休)
受付電話番号♯7119(携帯電話・PHS・プッシュ回線)
その他の電話、または、つながらない場合は
【2 3 区 】03-3212-2323
【多摩地区】042-521-2323