PDFをダウンロード - 日本水工設計株式会社

アセットマネジメントの導入
~持続可能な下水道事業の実現を目指して~
あなたのまちの下水道は大丈夫ですか?
人(管理体制)
モノ(施設管理)
管路に起因する
道路陥没事故
カネ(経営管理)
老朽化により
腐食した管路
(浸入水の発生)
出典:「国土交通省資料」を参考に作成
1.資産の数や改築時期、点検・修繕時期を把握していますか?
2.今後いくらの事業費が必要か把握していますか?
3.急激な人口減少に対し、今後の収支見通しを把握していますか?
4.将来の改築や点検・修繕の対応に何人の技術者が必要か把握してますか?
5.技術継承のために必要な準備に取り組んでいますか?
これらの課題を解決し、
持続可能な下水道事業を実現するために…
将来の支出と収入の動向を把握し、
マネジメントを活用したギャップの解消が必要
国際規格であるISO55001シリーズを
活用し、マネジメント業務をシステム化
日本水工設計では、ISO55001の認証を取得しています
人・モノ・カネ・情報を一体的に管理するアセットマネジメントを活用して、
持続可能な下水道事業の実現を支援します。
あなたのまちの下水道は大丈夫ですか?
マネジメントに着手するためのハードルは高くありません
下水道事業は、アセットマネジメント
(AM)
計画を活用したアセットマネジメントにより、
更なる効率化が可能です。
10の基本プロセスからなるAM計画は、
台帳
整備をはじめとした全ての情報整理が完了し
なければ、策定出来ないわけではありません。
策定済みの長寿命化計画をはじめとして、
事業体様で保有されている既存情報を活用し
たコンサルティングにより、実情に合わせた
AM計画の策定をサポートいたします。
AM計画策定の基本プロセス
1.保有する資産の整理・把握
→・現有資産の管理単位の整理・設定及び台帳整備※
・保全方法と健全度判定、劣化予測手法の整理
・改築年数(資産の寿命)
、LCC、改築費用の設定
台帳作成※
保全区分
と診断
リスク
評価
改築計画
の策定
改築年数
の設定
2.マネジメント目標の設定
→・関連計画※の位置付け
・ビジョン※との整合性確保
・体制、ルール等の仕組み作り
改築費用
の決定
サービス
レベル設定
中長期
財政計画
事業計画
(収支計画)
(投資計画)
3.重要度設定とリスク評価手法の検討
→・資産全体の重要度を設定
・下水道事業全体を対象とした事業計
画に対するリスク評価方法の検討
(数値を利用した見える化)
AM計画
の策定
4.事業計画、財政計画の検討、AM計画の策定
→・リスク評価を踏まえた事業計画、
財政計画
の作成
・事業計画、財政計画の実現性判断(最適化)
・AM計画の策定
※既存情報及び顧客ニーズに対応した効率的なAM計画の策定手法を提案します。
1.資産情報、改築・点検・修繕時期の把握
Q
情報をデータ化して
一元管理できていますか?
AM支援ツールは
既存の台帳システム等から
独立した運用も可能
アセットマネジメント
維持管理部門
大量の資産情報データや維持管理情報
を用いて、AM計画を策定・実行していく
ためには、下水道事業に関連するすべて
の部署が参画し、職員が同じ情報を見な
がら同じテーブルで議論できる仕組みを
構築する必要があります。
AM支援ツール※導入も有効な手法の一つ
※
「AssetMan®」
■点検・調査
■改築・修繕
■新規事業
建設部門
中長期の見通しを立てて、
計画的に進めていますか?
リスク評価を含めた個々
の事業の優先順位付けと予
算制約のバランスを検討す
るとともに、全体の改築需
要が把握できる期間
(100
年間程度を推奨)
の中長期
事業計画の策定を進めてい
くことが有効です。
管きょ
DB
機電
設備
DB
安定したサービスの提供
■各種ビジョン
■事業管理計画(仮称)への活用
■経営戦略への活用
■中期経営計画等の策定
AM
システム
DB
・劣化予測や平準化を考慮した
将来改築事業費の算定
・新規事業費を合算して
資本的支出の算定
■減価償却、長期前受金戻入等の計算
■収益的収支・資本的収支の算定
事業継続に向けた取り組み
計画部門
■経費回収率、保有資金残高など各種財務指標による評価・妥当性確認
2.将来事業費の把握
Q
AM支援ツール
ストックマネジメント
◆リスク評価
イメージ図
先送りされている
資産額を表示
横軸:年度 縦軸:想定被害金額
財政部門
3.人口減少に対する将来収支見通しの把握
Q
経営状況の見える化はできていますか?
経営指標を活用した定量評価
により、事業の運営状況を
見える化!
これからの下水道事業は、中長期事業計画と財政計
画の連動により、事業費と財政状況のバランスを考慮
した経営を図っていく必要があります。
AM計画の策定により新たな事業計画や経営戦略の対応が容易になります
国土交通省の方針
総務省の方針
・
「施設(モノ)
」の管理のみならず、下水道サービスを
持続的に提供していくための「管理体制
(人)
」
、
「経営
(カ
ネ)
」も重要な要素として一体的にとらえ最適化するア
セットマネジメントを確立すべき。
・人・モノ・カネの持続的なマネジメント計画を「新た
な事業計画」に示し、事業計画変更の機会を通じて段
階的にレベルアップする。
・将来にわたり事業を安定的に継続するため、
「経営戦略」
を企業ごとに策定し、同戦略に基づく計画的な経営が
必要〈期間:10年以上を基本〉
。
・経営戦略では、施設・設備の見通し等の支出と財源の
見通しを均衡させた「投資・財政計画」が中心。
・組織効率化・人材育成、広域化等の効率化・経営健全
化の取組方針の策定。
AM計画は策定後も最適化を目指して運用していきます
Q
作成された施設の
改築計画は、見直しを
行っていますか?
資産の状態評価における劣化予
測、サービスレベル項目、サービ
スレベル目標値、リスク評価結果
に つ い て は、運 用 に お い てAM支
援ツールのデータベースに蓄積し、
社会的背景等の要因を勘案しなが
らAM計画へのフィードバックを
行います。
財政部局
建設部局
維持管理部局
データ登録(コンバート)
サービス水準・運用手法等
の見直し(A)
下水道資産データ
劣化予測・健全度評価
サービスレベルの設定・
リスク評価
投資シミュレーション
財政シミュレーション
AM支援ツール
PDCA
サイクル
分析/評価(C)
AM計画策定(P)
事業計画・実施(D)
中長期事業計画
(投資計画)
・事業管理計画(仮称)
・工事(改築・修繕)
・維持管理(調査・点検)
財政計画
(収支計画)
・料金改定
・資金調達
①収支バランスの検討
②事業間のトレードオフの検討
③改善策の検討
AM計画の最適化を目指して運用していくための仕組みづくりも重要です
今後、下水道事業の業務内容も多様化して
いく中で、事業体は限られた人的リソースで、
下水道事業を運営していかなければなりませ
ん。このため、組織に要求される事務レベル
はこれまで以上に厳しくなると想定されるこ
とから、組織もこの変化に対応し、より一層
の業務効率化や情報共有化を推進していくこ
とが求められます。
業務内容の多様化に伴い想定される課題
▶ 新規整備中心の業務から、
改築、維持管理
を中心とした業務形態の変化への対応
▶ 業務量増大に反して、職員数の増員は困難
▶ より一層の、組織間での情報共有化の
推進が必要
4.今後の事業量の変化に対応した人的リソースの把握
5.技術継承のために必要な取組
Q
部署間の連携や
役割分担は明確に
なっていますか?
日常の実務でAMを実践し
ていくためには、多様化して
いく業務に対応した具体的な
業務工程を整理し、各種デー
タの蓄積・共有化等、運用ま
でを含めた新たなプロセスを
構築する必要があります。
建設部門
維持管理部門
計画部門
財政部門
工事管理
修理管理
点検・診断管理
改築計画
財政計画
発注準備
(設計書作成等)
発注準備
(設計書作成等)
発注準備
(設計書作成等)
計画作成
計画作成
工事台帳登録
修理台帳登録
点検・診断台帳登録
条件設定(LCC等)
条件設定(他事業)
固定資産CSV出力
修理シート出力
診断点検対象指定
改築・修繕機器確認
財政シミュレーション
固定資産提出
修理発注・施工
診断・点検実施
サイクル補正
財政計画策定
工事発注・施工
修理シート取込
診断点検情報登録
台帳登録
修理検査
診断・点検検査
・LCC、サイクル確認
・改築要否判定
・サイクル見直し 等
改築計画策定
工事検査
次のステップとして考えていくべきこと
多様化する将来
業務に対応した
人的リソースを
把握
組織的に将来業
務への対応方針
調整
お問い合わせ先
日本水工設計株式会社
http://www.n-suiko.co.jp
組織内の人員増強?
アウトソーシング?
本社/東京支社
東北支社
名古屋支社
大阪支社
広島支社
九州支社
組織内の
人員増強が
困難な場合
〒104-0054 東京都中央区勝どき3丁目12番1号
〒980-0811 仙台市青葉区一番町3丁目1番1号
〒460-0008 名古屋市中区栄1丁目2番7号
〒542-0081 大阪市中央区南船場2丁目9番8号
〒732-0824 広島市南区的場町1丁目3番6号
〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2丁目13番34号
!
PPP/PFIや
事業体執行体制
等についても
検討が必要
TEL.03-3534‐5511
(代表)
FAX.03-3534‐5534
TEL.022-263‐8941
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FAX.022-263‐0744
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TEL.06-6243‐3131
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FAX.06-6243‐3081
TEL.082-264‐1160
(代表)
FAX.082-264‐5655
TEL.092-451‐6528
(代表)
FAX.092-472‐1799